令和2年12月7日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・冬の寒さに当たったカブについて
今回の内容です。
ジャガイモ、玉ねぎ、人参、大根、カブ、鶴首カボチャ、長ネギ、白菜、キャベツ、サンチュ、ほうれん草、小松菜
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、
野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。
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季節はすっかり冬に入り、毎朝、畑は霜で白く染まって凍りつきます。
寒くなって霜に当たると、露地の野菜の中の糖分の濃度が濃くなって、甘味も増します。
特に味の変化してゆく様子が分かりやすい作物が、カブです。寒さに当たった現在のカブは、甘味が乗っています。私は畑仕事中にお腹がすくと、おやつの代わりにカブ畑からカブを抜き取って、生のままでカブをガブリと食べたりしています。
カブを火に通して料理してもおいしく食べられますが、今は火に通さずに食べたほうが冬のカブの甘味を堪能できるような気がします。塩漬けにしたりぬか漬けにたり甘酢漬けにしたりして食べることを皆さんにお薦めしたいです。
カブにもいろいろな品種があります。
私は「サラダなどにして生で食べてもおいしいカブ」と宣伝されている品種を選んで栽培することが多いです。
また、「大きく生育してもおいしく食べられるカブ」と宣伝されている品種を選ぶことも多いです。カブは毎日、少しづつ大きくなっていますが、時間が経って大きく生育しすぎると味質が落ちてしまう品種もあります。小林農場は長い冬の間ずっと、カブを出荷し続けてゆきたいと思っていますので、時間が経って大きく生育しても味質が落ちてしまわないことが重要です。