カテゴリー「サツマイモ」の記事

2023年6月 9日 (金)

サツマイモの苗の植え付け

Img_20230601_152225-2

小林農場の温床で育てたサツマイモの苗(ツル)。品種はベニハルカ。ツルの長さはだいたい30cmくらいで切り取って畑に植える。

Img_20230601_152243-2温床から切り取ったツルを2日間ほど水に浸けてから畑に植える。節から白い根が発根していた。

Img_20230606_075158畑に植えられてから数日後のツルの様子。畑に植えられた直後に雨がたくさん降ったので、枯れずに根が張ったよう。芯の部分から芽吹いている新芽が立ち上がっている。

今回、自分でサツマイモの種芋から苗(ツル)を育ててみたが、発芽しなかった種芋も多く、十分な数のツルを確保できなかった。不足した分はホームセンターからツルを購入した。来年は十分な数のツルを確保できるように改善したい。

2023年5月 1日 (月)

サツマイモの苗の様子

P1100590温床内のサツマイモの苗の様子。

4月下旬頃にはすでに畑へ植え付けてもよさそうなくらいに大きく育っていた。

ただ、全ての種芋から無事に苗が育ったわけではなく、発芽しないまま傷んでしまった種芋も多かった。温床の外側に伏せこんだ種芋からは発芽したけれども、温床の中央に伏せこんだ種芋は傷んでしまった。温床の中央は高温になりすぎたのだろうか。

2023年3月28日 (火)

令和5年3月27日の野菜セット・サツマイモについて

3月27日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、紅大根、里芋、サツマイモ、ネギ、ホウレンソウ、しろ菜、菜の花、切り干し人参

今後の野菜セットの内容・・・人参、カブ、里芋の出荷は休止へ。ネギや「菜の花」やホウレンソウなどの葉物野菜の出荷を継続。サツマイモやヤマイモの出荷を開始へ。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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野菜セットにサツマイモを入れてみました。

サツマイモは前年の11月上旬に畑から収穫して、冬の間は貯蔵穴の中に入れて防寒しながら保管していました。3月と4月は野菜の端境期(はざかいき)で、畑から収穫できる野菜がとても少ない時期なので、収穫されてから5か月間、出荷を控えて温存してきたサツマイモを貯蔵穴から取り出して野菜セットに入れてまいりたいと思います。サツマイモがお好きな皆さん、ずいぶんとお待たせいたしました。

例年だと冬の頃にもサツマイモを出荷していますが、昨年はサツマイモ畑が雑草に覆われてしまってサツマイモの生育を悪くしてしまい収量が少なく、3月下旬までサツマイモの出荷を控えることになりました。ちゃんと雑草を抑えることができれば、今後は冬にもサツマイモを出荷できるでしょう。

サツマイモは寒さに弱い作物なので、冬の間はしっかりと防寒しないといけません。以下は貯蔵穴にサツマイモを入れてゆく作業の様子です。

Img_0474ビニールハウスの中に貯蔵穴を掘ります。

Img_0479貯蔵穴にサツマイモを入れます。

Dsc05458新聞紙をかぶせます(新聞紙の保温効果は抜群)。

Img_0480モミガラをかぶせます(モミガラの保温効果は抜群)。

Dsc05460最後に稲わらをたっぷりとかぶせます。

 

2022年6月 8日 (水)

作物生育追跡撮影・サツマイモの苗の状態

Dscf5282 温床の中で育てたサツマイモの苗の様子。

Dscf5291 温床より切り取った苗。

畑に植えてゆくには、上の写真の苗のように、株元から生長点(新芽が出てくる所)の長さが20cm以上はほしい。

今回は130本ほどの苗を温床から切り取って畑に植えてみた。温床の中にはまだまだ短い苗が残されている。

2021年5月10日 (月)

令和3年5月7日の野菜セット・端境期に出荷できる芋について

P1040092

今回の内容です。

サツマイモ、ヤマイモ、大根、カブ、ネギ、サヤエンドウ、キャベツ、サニーレタス、ホウレン草、みず菜、エシャロット

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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今回でサツマイモの在庫が切れましたので、サツマイモの出荷を終了いたします。

サツマイモは秋に収穫されますが、今回は冬はしっかりと防寒して貯蔵して、5月に入っても出荷することができました。

同じように冬を越しながら貯蔵しているジャガイモやサトイモは、春になると芽が出てきて出荷できなくなります。いっぽうサツマイモは春になっても状態はほとんど変わらずにおいしく食べることができました。在庫が切れなければ6月に入ってもサツマイモを出荷し続けることができたかもしれません。

4月の端境期(はざかいき)は出荷できる根菜類が少なくなるので、4月になっても出荷できるサツマイモの存在は貴重でした。これからサツマイモの苗を畑に植えて新たにサツマイモの栽培が始まりますが、もっと作付けを増やしても良いでしょう。

P1040085 現在、出荷しているヤマイモ。

今まで一部のご家庭のみにお届けしてきましたが、そろそろヤマイモも芽を伸ばし始めて食べ頃が過ぎようとしているので、今は全てのご家庭にお届けして、早く全てのヤマイモを出荷し尽くそうと思います。

ヤマイモも端境期にも出荷できる貴重な根菜類なので、今年はもっと作付けを増やしてもよいでしょう。できるだけたくさんのご家庭にお届けできるようにしてゆきたいと思います。

ヤマイモはすりおろして「とろろ」にして、ご飯にかけて食べられたりします。生食してもおいしい芋で、シャキシャキとした食感を利用してサラダで食べたり、酢の物、漬物にしたりします。ジャガイモと同じように煮たり炒めたりしてもホクホクとしておいしい。

「ヤマイモ」といってもいろいろと種類があります。一般的にスーパーなどで販売されているヤマイモは「ナガイモ」が多いようですが、小林農場が栽培しているヤマイモはの品種は「姫神イモ」「とっくりイモ」「ねばりイモ」などで、とろろにするとナガイモよりも粘りが強い種類のようです。

2021年4月 1日 (木)

令和3年3月29日の野菜セット・サツマイモの貯蔵状態について

Dscn4089 我が家の庭に積んでいるほだ木から、シイタケが顔を出し始めてきました。

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今回の内容です。

人参、赤大根、サツマイモ、キクイモ、ネギ、サニーレタス、ほうれん草(2袋)、しろ菜、菜の花、小さなキャベツ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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冬の頃から貯蔵してきた人参、大根、キクイモなどの根菜類が、暖かくなるにつれて貯蔵が効かなくなって、出荷が終了します。

いっぽうで根菜類の中ではサツマイモが今でも良い状態で貯蔵できています。

4月は出荷できる根菜類の種類が減る季節で、今までは前年の夏に収穫したジャガイモをこの季節まで貯蔵して出荷していました。4月になるとジャガイモは寿命を迎えて表面がシワシワにしぼんでゆき、商品として出荷するには見た目が悪すぎて無理がありましたが、この時期には他に出荷できる根菜類がないので、野菜セットに入れてきました。

サツマイモが3月になっても4月になっても良い状態で貯蔵できることが分かったので、今後は4月にはジャガイモではなくサツマイモを出荷するようにしたいと思います。

もうサツマイモの在庫も残り少なくなってきているので、4月の途中で出荷が終了すると思います。今年はもっとたくさんサツマイモを栽培してもよいと思います。

Dsc05452

ジャガイモの場合、通常は3月に種イモを植えて夏に収穫されます。そして次の年の3月までは良い状態で貯蔵できて、4月以降にシワシワにしぼみます。

ジャガイモも、夏に種イモを植え付けて初冬に収穫すれば、おそらく4月になってもシワシワにならずに良い状態で貯蔵できるのではないかと思います。今年は夏にも種イモを植えてみたいと思います。

2021年1月31日 (日)

令和3年1月29日の野菜セット・芋類について

今回の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、里芋、サツマイモ、ゴボウ、カボチャ、白菜、ほうれん草、小松菜、

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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冬には、長期間保存ができるジャガイモ、里芋、サツマイモなど、複数の芋類を野菜セットに入れる場合が多いです。

貯蔵穴に埋めて保存していた里芋ですが、先週の日曜日までは無事に貯蔵されていた芋も、木曜日になったら急激に状態が悪化して、多くの芋が傷んでしまいました。

今回は出荷する里芋の量を減らして、一つ一つの芋を手に持って傷みがないか確認して、無事に保存されている芋のみを厳選して出荷するように心掛けました。

この数日間でなぜ芋の状態が急激に悪化したのか?今回は里芋を畑から収穫して貯蔵穴に移して防寒するのが遅れたため、収穫された時にはすでに芋は寒さで傷み始めていた可能性があります。収穫時期が遅れていなければ、芋を傷めてしまうことを防げたと思います。

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サツマイモは良い状態で保存されているようです。

サツマイモは寒さに弱く、冬に貯蔵するのが難しかったのですが、昨年は初めてサツマイモの冬季保存に成功して、今年もうまく保存できていて、サツマイモの貯蔵方法を確立できた手応えがあります。

冬の間をうまく防寒できれば、サツマイモは5月くらいまで貯蔵して出荷できます。毎年、4月から5月上旬に出荷できる野菜の種類が減る「端境期(はざかいき)」を迎えますが、端境期までサツマイモの在庫をきらさないようにすれば、端境期の野菜不足を少しでも補えます。

2019年11月15日 (金)

11月中旬撮影  ナス、ピーマン、オクラ、キュウリ、サツマイモ

(写真をクリックすると、写真が拡大されてもっと見やすくなります)

収穫が終わった夏野菜を片づける。

そのついでにそれぞれの作物を根っこごと抜き取って、普段は見ることのできない根の様子を観察してみた。

Dsc05552ナスの樹の根。

ナスの根は主根が発達してその周りに側根が何本も伸びながら深く張る「主根深根型」。

Dsc05550オクラの樹の根。

オクラの樹の根もナスと同様に「主根深根型」。

ナスやオクラなどの「主根深根型」は、根が地中深くに張って水分や養分を吸収しながらしっかりと茎葉を支えてくれるので、天気や環境に影響を受けにくくたくましく生育しやすいと言われている。

Dsc05548キュウリの樹の根。

垂直に深く伸びずに、ほぼ水平に地表近くを伸びていた。キュウリの樹の主根は浅い場所を伸びてゆく「主根浅根型」。

Dsc05555_20191114050201 ピーマンの樹の根。

ピーマンの樹の根もキュウリと同じ「主根浅根型」。

「主根浅根型」は、「主根深根型」と比べて天気や環境の変化の影響を受けやすく、株元にマルチを敷いたりして根を保護してあげたりしたほうがよい。

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イモを収穫した後のサツマイモのツルの様子。

ツルのあちらこちらから根が発根しているので、イモを収穫された後も葉が枯れずに青々としていた。

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サツマイモの根は主根が発達せず、地表近くの茎のあちらこちらからひげ根が発根する「ひげ根浅根型」。

イモ類、ネギ類の多くが「ひげ根浅型」。根が浅い場所に伸びるので、株元に土を寄せて根を保護してあげるとよい。雑草に負けやすいので、土を寄せるついでに、雑草も土で覆う。

このページを作成するのに参考にした本 ・「これならできる!自然菜園 耕さず草を生やして共育ち」(竹内孝功著、農文協)

 

 

 

2019年11月 5日 (火)

令和1年11月4日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・サツマイモの冬越し長期貯蔵

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、カブ、サツマイモ、下仁田ネギ、キャベツ、ブロッコリーまたはカリフラワー、サンチュ、チンゲンサイ、ショウガ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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サツマイモの出荷を始めてみました。

サツマイモは収穫されてから時間が経つにつれて、貯蔵中に糖分が増して味が濃くなってゆきます。今、お届けしているサツマイモよりも、これからお届けしてゆくサツマイモのほうが甘味が増してゆきます。

寒くなるにつれて味が変わってゆくサツマイモの様子を、どうぞお楽しみください。

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サツマイモは寒さに弱い作物で、冬に防寒しながら貯蔵するのが難しいです。小林農場でも、サツマイモを冬に貯蔵することに成功したことが今までありませんでした。

今年は新たな工夫を加えながら、サツマイモの冬越し貯蔵に挑戦してみたいと思います。

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ビニールハウスの中に貯蔵穴を掘りました。地下は気温が下がりにくく、収穫したサツマイモを貯蔵穴に埋めて、長期保存します。

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まず最初に、収穫されたサツマイモを新聞紙で包んでみました。

小林農場では冬になると白菜やジャガイモなどにも新聞紙で包んで長期保存してきました。すると、とても良い状態でこれらの野菜を保存できて、冬の間ずっと、これらを良い状態で出荷し続けることができました。

小林農場の中では、「新聞紙は野菜を良い状態で保存してくれる魔法の紙」という神話が生まれつつあります。

今回はサツマイモも新聞紙で包んでみることにしました。

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新聞紙で包んだサツマイモを貯蔵穴に入れて積み重ねてゆきます。

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その上には分厚く稲わらを乗せてフタをして防寒。

最近、早朝になると冷え込んで10℃を下回るようになってきましたが、貯蔵穴の中の温度を計ってみると、14℃くらいでした。サツマイモを貯蔵してゆくには、悪くない温度だと思います。

さらに寒くなって貯蔵穴の温度が下がるようでしたら、貯蔵穴の中に保温性の高いモミガラを入れてみたり、稲わらの上に布団をかぶせてみたりして、防寒を強化してゆきたいと思います。

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収穫されたサツマイモの中から姿の良いイモを選抜して、来年の種イモとして貯蔵します。

来年の3月に種イモを植えて苗を育てるので、それまでしっかりと防寒しながら貯蔵しないといけません。

イモを一つ一つバラバラにしないで、ツルにくっついたままの状態で株ごと貯蔵します。そうしたほうが貯蔵性が高まるらしいです。

種イモを選抜する時も、イモを見て選抜するというよりも、株を見て選抜してみました。

2019年10月27日 (日)

10月下旬撮影 サツマイモ、ほうれん草  

(写真をクリックすると、写真が拡大されて見やすくなります)

Dsc05374 サツマイモを収穫。

一つの株から3~7個くらいのイモが肥大していた。

イモの大きさはさまざまだけれども、出荷しにくい程大きすぎるもの、小さすぎるものは少なかった。

イモの表面に立枯病の症状やコガネムシの食害もあまり見当たらず、きれいな状態だった。

Imgp0877 収穫直前のサツマイモの葉の様子。

葉は大きくて色は爽やか、ツルはのびのびと伸びて畑を覆い、この地上部の様子から地下のイモが順調に肥大していることがすでに予想できた。

日当たりが良い場所だけではなく日当たりが悪い場所でも順調に葉が育った。水はけの良否で成績が分かれ、水はけの悪い場所で葉が順調に生育しなかった。

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Imgp0879 台風19号の大雨が降る直前に種まきされたほうれん草が発芽。

土の表面が大雨に叩かれたために発芽が揃うまで10日間ほどかかり、発芽率も少し疎らではあるが、とりあえず発芽は揃った。

畑が違うと、種が発芽にかかる日にちも違ってくる。同じ日に種播きしても、違う畑に分けて種を播くと発芽する日がずれて、収穫時期もずれると思う。

 

 

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