カテゴリー「サツマイモ」の記事

2019年11月15日 (金)

11月中旬撮影  ナス、ピーマン、オクラ、キュウリ、サツマイモ

(写真をクリックすると、写真が拡大されてもっと見やすくなります)

収穫が終わった夏野菜を片づける。

そのついでにそれぞれの作物を根っこごと抜き取って、普段は見ることのできない根の様子を観察してみた。

Dsc05552ナスの樹の根。

ナスの根は主根が発達してその周りに側根が何本も伸びながら深く張る「主根深根型」。

Dsc05550オクラの樹の根。

オクラの樹の根もナスと同様に「主根深根型」。

ナスやオクラなどの「主根深根型」は、根が地中深くに張って水分や養分を吸収しながらしっかりと茎葉を支えてくれるので、天気や環境に影響を受けにくくたくましく生育しやすいと言われている。

Dsc05548キュウリの樹の根。

垂直に深く伸びずに、ほぼ水平に地表近くを伸びていた。キュウリの樹の主根は浅い場所を伸びてゆく「主根浅根型」。

Dsc05555_20191114050201 ピーマンの樹の根。

ピーマンの樹の根もキュウリと同じ「主根浅根型」。

「主根浅根型」は、「主根深根型」と比べて天気や環境の変化の影響を受けやすく、株元にマルチを敷いたりして根を保護してあげたりしたほうがよい。

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イモを収穫した後のサツマイモのツルの様子。

ツルのあちらこちらから根が発根しているので、イモを収穫された後も葉が枯れずに青々としていた。

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サツマイモの根は主根が発達せず、地表近くの茎のあちらこちらからひげ根が発根する「ひげ根浅根型」。

イモ類、ネギ類の多くが「ひげ根浅型」。根が浅い場所に伸びるので、株元に土を寄せて根を保護してあげるとよい。雑草に負けやすいので、土を寄せるついでに、雑草も土で覆う。

このページを作成するのに参考にした本 ・「これならできる!自然菜園 耕さず草を生やして共育ち」(竹内孝功著、農文協)

 

 

 

2019年11月 5日 (火)

令和1年11月4日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・サツマイモの冬越し長期貯蔵

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、カブ、サツマイモ、下仁田ネギ、キャベツ、ブロッコリーまたはカリフラワー、サンチュ、チンゲンサイ、ショウガ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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サツマイモの出荷を始めてみました。

サツマイモは収穫されてから時間が経つにつれて、貯蔵中に糖分が増して味が濃くなってゆきます。今、お届けしているサツマイモよりも、これからお届けしてゆくサツマイモのほうが甘味が増してゆきます。

寒くなるにつれて味が変わってゆくサツマイモの様子を、どうぞお楽しみください。

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サツマイモは寒さに弱い作物で、冬に防寒しながら貯蔵するのが難しいです。小林農場でも、サツマイモを冬に貯蔵することに成功したことが今までありませんでした。

今年は新たな工夫を加えながら、サツマイモの冬越し貯蔵に挑戦してみたいと思います。

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ビニールハウスの中に貯蔵穴を掘りました。地下は気温が下がりにくく、収穫したサツマイモを貯蔵穴に埋めて、長期保存します。

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まず最初に、収穫されたサツマイモを新聞紙で包んでみました。

小林農場では冬になると白菜やジャガイモなどにも新聞紙で包んで長期保存してきました。すると、とても良い状態でこれらの野菜を保存できて、冬の間ずっと、これらを良い状態で出荷し続けることができました。

小林農場の中では、「新聞紙は野菜を良い状態で保存してくれる魔法の紙」という神話が生まれつつあります。

今回はサツマイモも新聞紙で包んでみることにしました。

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新聞紙で包んだサツマイモを貯蔵穴に入れて積み重ねてゆきます。

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その上には分厚く稲わらを乗せてフタをして防寒。

最近、早朝になると冷え込んで10℃を下回るようになってきましたが、貯蔵穴の中の温度を計ってみると、14℃くらいでした。サツマイモを貯蔵してゆくには、悪くない温度だと思います。

さらに寒くなって貯蔵穴の温度が下がるようでしたら、貯蔵穴の中に保温性の高いモミガラを入れてみたり、稲わらの上に布団をかぶせてみたりして、防寒を強化してゆきたいと思います。

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収穫されたサツマイモの中から姿の良いイモを選抜して、来年の種イモとして貯蔵します。

来年の3月に種イモを植えて苗を育てるので、それまでしっかりと防寒しながら貯蔵しないといけません。

イモを一つ一つバラバラにしないで、ツルにくっついたままの状態で株ごと貯蔵します。そうしたほうが貯蔵性が高まるらしいです。

種イモを選抜する時も、イモを見て選抜するというよりも、株を見て選抜してみました。

2019年10月27日 (日)

10月下旬撮影 サツマイモ、ほうれん草  

(写真をクリックすると、写真が拡大されて見やすくなります)

Dsc05374 サツマイモを収穫。

一つの株から3~7個くらいのイモが肥大していた。

イモの大きさはさまざまだけれども、出荷しにくい程大きすぎるもの、小さすぎるものは少なかった。

イモの表面に立枯病の症状やコガネムシの食害もあまり見当たらず、きれいな状態だった。

Imgp0877 収穫直前のサツマイモの葉の様子。

葉は大きくて色は爽やか、ツルはのびのびと伸びて畑を覆い、この地上部の様子から地下のイモが順調に肥大していることがすでに予想できた。

日当たりが良い場所だけではなく日当たりが悪い場所でも順調に葉が育った。水はけの良否で成績が分かれ、水はけの悪い場所で葉が順調に生育しなかった。

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Imgp0879 台風19号の大雨が降る直前に種まきされたほうれん草が発芽。

土の表面が大雨に叩かれたために発芽が揃うまで10日間ほどかかり、発芽率も少し疎らではあるが、とりあえず発芽は揃った。

畑が違うと、種が発芽にかかる日にちも違ってくる。同じ日に種播きしても、違う畑に分けて種を播くと発芽する日がずれて、収穫時期もずれると思う。

 

 

2019年10月26日 (土)

令和1年10月25日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・暖かだった10月の出荷状況

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、長ネギ、大根または葉大根、カブ、キャベツ、サンチュ、キュウリ、ミニトマト、クウシンサイ、ニラ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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Imgp0890 写真の右側はミニトマトの樹(左側は収穫が終わったオクラの樹)。

何度も台風の強風を受けながらも、倒れることなく立ち続けてくれました。

今年の10月は暖かかったです。夏野菜のミニトマトがまだ枯れずに、今回も収穫して出荷できました。

でも、トマトの旬はやはり夏だと思います。現在収穫されているミニトマトは、夏の頃に比べると味が薄いです。ミニトマトを一つ一つ半分に切って、ドレッシングなどをかけて味を少しつけてから食べるとよいと思います。

トマトの鮮やかな赤色は、夏でも秋でも料理に彩りを与えてくれて嬉しいものです。

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キュウリはいよいよ収穫ができなくなってきましたが、10月の終わりまでがんばってたくさんの実を実らせてくれました。

夏が旬という印象の強いキュウリですが、小林農場では10月まではキュウリの旬です。他の農家はあまり秋にキュウリを作らないので、小林農場のキュウリは皆さんに喜ばれて、直売所に持って行ってもよく売れます。

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サツマイモを収穫しています。まあまあ豊作のようです。

栃木県では早くて10月下旬には早朝に霜が降りて冷え込みます。サツマイモは寒さに弱いので、10月上旬には全部、収穫したほうがよいです。

小林農場ではサツマイモの収穫が遅れていますが、今年の10月は暖かくて助かりました。

サツマイモは収穫した直後はあまり味がのっていなくて、たいしておいしくありません。収穫後、しばらく時間が経つと甘味が増しておいしくなります。

小林農場では、サツマイモの味がおいしくなってから皆さんに出荷したいと思います。早ければ2週間後、遅くても1か月後にはサツマイモがおいしくなっていると思います。

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7月にカボチャの種を播いて育てています。

通常はカボチャの種は4月に播き、9月には収穫されます。7月の種まきでは遅すぎると思い、「駄目でもともと」と思いながら育ててみましたが、意外にも実を実らせてくれて、収穫まであともう1歩というところまで来ました。

11月には霜が降りるでしょう。無事にカボチャが収穫時期を迎えてくれるのが先か?それとも霜が降りてカボチャが凍死するのが先か?見守っております。

 

2017年12月16日 (土)

貯蔵の失敗について

平成29年12月16日記入

今年は試しに、寒さに弱くて冬に貯蔵するのが難しいサツマイモを、ビニールハウスの中で地面に深い穴を掘って埋めて防寒してみました。

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今回、そのサツマイモを野菜セットに入れようと掘り出してみたら、サツマイモのほとんどが傷んでしまっていました。どうやら貯蔵に失敗したようです。

早朝の寒い時間帯に穴の中に手を入れると、ぬくぬくと暖かくて、取りだされたサツマイモも触ってみると暖かかったです。穴の中の温度は暖かく保たれ、防寒には成功したようです。

なのになぜ、イモが傷んでしまったのか?温度が高すぎた?

貯蔵穴にサツマイモをしまったのは12月に入る直前の頃でした。その頃はすでに寒く、イモは傷み始めていたのかもしれません。もっと早く貯蔵穴にいれておけばよかったのかもしれません。

「失敗は成功の母」です。勉強したいと思います。

2017年12月 6日 (水)

冬季の長期保存について

平成29年12月6日記入

サツマイモは寒さに弱くて13度以下の低温になると傷んでしまうので、小林農場では12月に入る前にサツマイモの出荷を終えるようにしています。

ただ、冬季でも上手に防寒してサツマイモを出荷している農家もいます。今年は12月に入っても少しだけサツマイモが残っているので、私も冬季保存に挑戦してみることにしました。

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ビニールハウス内の一角に、深さ60cmくらい、貯蔵穴を掘りました。

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貯蔵穴にイモを入れます。サツマイモの他に、ヤーコンという冬季に食べられるイモもいっしょに入れてみました。

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その上からモミガラや草や毛布や布団など、かぶせられるものをかき集めてきて、できるだけたくさんかぶせて防寒。

ハウスも閉め切って、できるだけ中を暖かく保つようにしてみました。

以上は私の独自の貯蔵方法ですが、地下は温度があまり冷えないため深く穴を掘ってイモを入れて上に何かをかぶせるのは、多くの農家が採用している共通の貯蔵方法です。

今回はサツマイモとヤーコンの「種イモ」も貯蔵穴に入れて防寒しています。来年の3月まで上手に保存できれば、来年は種イモを店から購入する必要はなく、自前の種イモで栽培できます。

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サツマイモは収穫してから時間が経って十分に熟成しないと味がのってきません。

今年は10月下旬に収穫しましたが、ようやく12月に入る頃から味がのって甘くなってきました。味がのるまで、私が予測していたよりもずいぶん時間がかかりました。

寒くなることによって、さらにイモの甘味の増加が加速してゆきます。「12月までに出荷を終える」のではなく、「12月まで十分に熟成させて、12月から出荷する」としたほうが、皆さんにおいしいサツマイモを届けられるような気がします。

そんなにサツマイモの在庫があるわけではありませんが、とりあえず今回の貯蔵方法で無事にイモを保存できるのか確認して、今後、イモの味がどう変わってゆくのか確かめたいと思います。

2017年11月25日 (土)

平成29年11月25日 ほしいもについて

今回は2000円セットに「干しイモ」を加えてみました。

小林農場のサツマイモ(べにあずま)を蒸して、1週間ほど日に干して作ってみました。

干しイモの作り方を調べる時、以下のページを参考にしました。

ほしいも百科事典

Img_0451Img_0455


イモを蒸してから干している最中、1日経つごとにイモの形は乾いて縮み、その固さも色も目に見えて変わってゆきました。

乾かして5日目ぐらい、固さも味もとても良い感じになっていましたが、もう1日乾かしていたら少し固い感じになってきましたので、これ以上乾かしていると固くなりすぎてしまうと思い、袋に詰めて冷蔵庫にしまいました。

グミのような少し噛み応えのあるほしいもに仕上がりました。炒め物や煮物に加えて食べてみてもおいしかったです。通常のサツマイモとは違う趣の食材としても利用できるかと思います。

ほしいもは仕上がった後も、日が経つごとに固さや色が変化してゆくようです。永久に保存できるわけではないので、冷蔵庫で冷蔵保存して2週間以内に食べきるとよいと思います。

イモを蒸すとき、今回は家庭用のガスコンロと蒸し器を利用しました。ちゃんと薪や釜を使えば、時間をかけてじっくりと蒸すことができるようになり、より甘いほしイモを作れるようです。

また、寒くなるとイモの中の糖分が増すので、もっと寒い時期に干しイモを作るともっと甘くなるようです。そのためには、イモが寒さで傷まずに保管できるよう、防寒対策が必要になってきます。

2017年11月 1日 (水)

平成29年11月1日 甘味について

サツマイモは体内にたくさんデンプンを蓄えていて、イモが熟すとデンプンは甘い糖分に変わります。

だからサツマイモは甘いのです。

イモは収穫された後に熟してゆきます(追熟)。

よって、収穫してからすぐに食べるよりも、1か月ほど保存してから食べたほうがイモは甘味を増して濃厚になります。

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小林農場では10月下旬に入ってからようやくサツマイモの収穫を開始しました。

現在、野菜セットに入れているサツマイモは、先週、収穫されたものです。

今でもおいしく食べられますが、まだ出荷されていないサツマイモがさらに時間が経って熟してゆき、イモの甘味がもっと本領発揮されるのはこれからです。

農場の倉庫に移されたサツマイモが今後、甘味を増してゆくことを期待しています。

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サツマイモは低温の中では傷みやすく、冬に保存しようとすると大変な手間をかけなくてはいけません。

小林農場では、12月に入ったらサツマイモの出荷を打ち切っています。

せめて11月に入る頃には、すでに熟したイモをお届けできるようにしたいです。

サツマイモは5月下旬に苗を畑に植えれば9月に収穫できて、今ごろは十分に熟したイモをお届けできるでしょう。

小林農場では6月に入ってから苗を植えることが多いですが、これからはもっと早い時期に植えて、収穫時期をできるだけ早めるようにしてもよいでしょう。

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料理方法によっても、サツマイモの甘味を強くすることができるようです。

じっくりと時間をかけてイモを加熱したほうが、体内のデンプンが糖分に変わりやすくなるようです。

イモを煮るよりも蒸した方が、火が通るまで時間がかかりますが、より甘くなりやすいようです。

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小林農場が栽培しているサツマイモの品種は、ホクホクとした食感が楽しめる「紅あずま」です。

最近はしっとりとして甘味が濃密な「紅はるか」が人気のようです。来年は試しに栽培してみようかと思います。

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11月に入る直前に、栃木県では霜が降りました。

もう寒い時期ですので、やはり寒さに弱いサツマイモはもっと早く収穫しておきたいもの。

雨が多くて畑が湿っている中、サツマイモを収穫してゆきましたが、

私の勘では、土が乾いた状態で収穫したほうが、イモを乾かせやすくて、その味も濃厚になるのではないかと思います。

Img_0413_2

2017年10月22日 (日)

平成29年10月22日

とっくの前に収穫時期を迎えていたサツマイモでしたが、

今週になってようやく、本格的に収穫し始めました。

Img_0413_2一株から採れたサツマイモ。

長雨が続いて畑は湿り、「泥んこイモ掘り祭」です。

今回の野菜セットにお届けしたサツマイモは

掘り出したばかりで乾かしきれず、湿ったままの出荷となりましたが

今後は掘り出されたイモは

簡単に水洗いして野外でよく乾かしてから出荷することになります。

台風が過ぎ去って晴れ間が戻るであろう来週に

一気に掘り出そうと思います。

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今年はスギナが年中生えてきて他の作物がまともに育たないようなやせた畑で

サツマイモを栽培してみましたが、よくイモが太りました。

サツマイモは「救荒作物」とも呼ばれ

どんなやせ地でも育つ作物として知られています。

でもここ数年、小林農場ではサツマイモ畑を草だらけにしてしまい

いつもサツマイモがうまく育たず失敗していました。

今年は初期の除草作業をきちんと行ったら、あっさりと成功しました。

今年は大きく太りすぎたイモが多いです。

あまり太りすぎると料理はしにくいし貯蔵性も落ちるので

本当はこんなに太るもっと前に収穫しておくべきでした。

でも、久しぶりに元気いっぱいのサツマイモに出会えたような気がいたします。

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