カテゴリー「ピーマン」の記事

2023年6月14日 (水)

令和5年6月12日の野菜セット・ピーマンについて

6月12日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ネギ、ジャガイモ、大根、カブ、ちっちゃな人参、ピーマン、ズッキーニ、サヤエンドウ、キャベツ、ブロッコリー、シュンギク

今後の野菜セットの内容・・・レタス類、ソラマメの出荷は休止。玉ねぎ、カブ、大根、キャベツなどを継続して出荷。ジャガイモ、ニンニク、ズッキーニなどが出荷開始へ。

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今回の野菜セットを振り返って・・・

・ジャガイモの「男爵」は早生の品種であり、他の品種よりも早く収穫時期を迎える。今回、男爵を掘り出して、出荷。今年は5月上旬頃にジャガイモ畑に疫病のような病気が発生して、特に男爵は最も被害を受けて、葉が焼えるように枯れた。その後は回復してまた青々とした葉を茂らせていったが、生育は遅れた。男爵を収穫してみるとみんな小さくて、不作だった。他の品種はまだ葉が青々としていて生育しているので、他の品種からはもう少し大きな芋が収穫できるのではないかと期待したい。

・人参畑から人参を間引いたが、間引かれた人参の中にはすでに人の指ほど太くなっているものもあり、「ちっちゃな人参」として野菜セットに入れてみた。味は普通の大きさの人参と変わらず、外皮もおいしく食べられる。普通の大きさの人参は6月末頃から出荷できると思う。

 

・ズッキーニが収穫時期を迎えて、毎日少しずつ収穫できるようになってきた。夏野菜の出荷を開始。

 

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ピーマン栽培では、1番最初に実る「1番果」は小さいうちにできるだけ早く摘み取っておくとその後の生育が良くなるといわれています。最初の頃は実を実らせることに養分を使わせるよりも樹を大きく伸ばすことに養分を使わせたほうがピーマンの生育には良いといわれています。

それで私もピーマン畑に足を運んで1番果を摘んでみました。しかし、私が気付かぬうちに大きくなっていた1番果もたくさんあり、この大きさならば出荷できると思い、2000円セットに出荷してみました。

ピーマンの実がたくさん収穫できるようになって安定して出荷できるようになるのは7月に入ってからだと思います。

2023年4月10日 (月)

ナスやピーマンの発芽

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温床で発芽し始めたナスやピーマンの様子。

この春に購入した種を播いたら、ほとんどはちゃんと発芽した。

昨年に購入した少し古い種も播いてみたけれども、発芽率が悪くて、発芽しても発芽するまでに時間がかかり、その後の生育も勢いがないように感じる。同じ品種の種でも、今年に購入した種で育てた苗と昨年に購入した種で育てた苗と、ずいぶんと発芽率や生育の具合に差が生じた。

小林農場が自分で採種したピーマンの種も播いたけれども、ちゃんと発芽して順調に育っている。

2022年8月 9日 (火)

令和4年8月5日の野菜セット・ピーマンの苦味を消して食べやすくする方法

8月5日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、サヤインゲン、ズッキーニ、ミニトマト、モロヘイヤ、ニラ、青じそ、ニンニク、みょうが

今後の野菜セットの内容・・・ズッキーニの出荷が終了。ナス、キュウリ、ピーマンは秋まで出荷。モロヘイヤもたくさん出荷。オクラも少しずつ出荷。トマトは不作で出荷困難。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ピーマン畑の様子。

その苦味ゆえに子ども達に嫌われやすい野菜、ピーマン。

ピーマンには栄養がたくさん含まれているからといっても、ピーマンを食べられない子供達に無理に食べてもらう必要はないと思います。子ども達が食べられないのに大人たちに無理矢理食べさせられて食べ物に対してトラウマを抱えてしまうのが最も良くないと思います。

ただ、ピーマンの苦味をできるだけ消す方法もあります。ピーマンの苦味を消せれば、子ども達もピーマンを食べられるかもしれません。

・ピーマンの繊維を切ることによって苦味物質が強くなる(よって、苦味の好きな人は、ピーマンをみじん切りにして料理をするとよい)。

・ピーマンの苦味物質は熱で分解されて消えてゆくので、茹でたりして火に通すと苦味が消える。

・最初にピーマンを丸ごと下茹でしておくと、その後に切って料理すれば苦くないピーマン料理を作れる。

実際にピーマンを下茹でしてみましたが、苦味はずいぶん柔らかくなりますが、香りはけっこう残っていて、思っていたよりも味のあるピーマンを料理に利用することができました。

下茹でするとピーマンの栄養もお湯に流出してしまうので、茹でた後の栄養豊富なお湯も、スープなどにして利用しました。

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下茹でしないで、できるだけピーマンを苦くしない料理方法

ピーマンは横に切ると繊維が断ち切られて苦味が強くなります。繊維に沿って縦に切ったほうが、苦味は強くなりません。

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ピーマンを縦方向に半分に切って炒めて作ったピーマン料理。切れば切るほど苦くなるので、半分に切るのみで、それ以上は切らない。

 

2022年8月 1日 (月)

令和4年7月29日の野菜セット・ピーマンの品種について

7月29日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、ズッキーニ、オクラ、サヤインゲン、モロヘイヤ、ニラ、青しそ、ミニトマト

今後の野菜セットの内容・・・ニラ、ズッキーニの出荷が終了へ。ナス、キュウリ、ピーマンは秋になるまで出荷する予定。モロヘイヤもたくさん出荷。オクラも少しずつ出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ピーマン畑の様子。

Dscf5503 今回、収穫されたピーマン。

ピーマンが最盛期を迎えていて、大きな実がたくさん収穫されています。

今年の小林農場で栽培しているピーマンの品種は2種類。一つは「ニューエース(タキイ交配)」。もう一つは「カリフォルニアワンダー(野口種苗研究所育成)」。

どちらも実が大きくなり、皮が肉厚になるのが特徴です。小林農場の畑ではこれらの品種は7月上旬まではなかなか実が大きくならず皮も薄かったのですが、7月下旬頃より本来の特徴を発揮し始めてきました。

皮が肉厚になると、ピーマンの苦味が和らいでゆくような感じがします。肉厚となってきた現在の小林農場のピーマンの味は、苦味が好きな大人達には物足りなく感じるかもしれませんが、普段は苦いピーマンを嫌う子供達はこのピーマンならばおいしく食べてくれるかもしれません。

「ピーマンは栄養があるから」と言って、ピーマンを食べることを嫌がる子供達に無理してピーマンを食べさせる必要はないと思います。今はピーマンが食べられない子供達も、大人になれば自然に食べられるようになるのではないでしょうか。

2022年6月12日 (日)

令和4年6月10日の野菜セット・夏野菜の生育状況

6月10日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ねぎ、カブ、大根、サヤエンドウ、ソラマメ、キャベツ、サンチュ、ブロッコリー、シュンギク、ミニ・チンゲンサイ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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5月下旬より、サヤエンドウやレタスや葉物野菜などのたくさんの春野菜がとても良く収穫できました。

6月6日に関東地方に梅雨入り宣言が発令されて曇天が続くようになり、畑の様子が変わってきました。多湿に弱い春野菜は傷みやすくなり、続々と出荷が終わります。

この時期から多湿に強い夏野菜が収穫時期を迎えてくれないと、出荷できる野菜の種類が減ることになります。

Dscf5301 梅雨入り直後のナスの様子。

すでに紫色の花が1~2枚ほど咲いています。間もなく実も少しずつ収穫できると思います。

Dscf5304 梅雨入り直後のピーマンの様子。

すでに小さな実ができています。白い花もたくさん咲いています。

ズッキーニの実が大きくなり始め、夏野菜の先頭をきって間もなく収穫できそうです。

6月下旬より収穫予定のサヤインゲンとキュウリは、今のところ生育状況は良くなく、予定よりも遅れて収穫されることになるかもしれません。

2022年5月12日 (木)

作物生育追跡撮影・ナス、ピーマンの苗の植え付け

5月10日撮影。

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畑に植え付ける直前のナスの苗の地上部と、地下部の根の様子。

苗の双葉すでに枯れていて、根はポットの外に飛び出すほど伸びていた。

苗が少し老化していた。あと5日ほど早く、畑に植え付けたかった。

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ピーマンの苗の地上部の様子と、地下部の根の様子。

やはり苗は少し老化気味で、根はポットの外に飛び出していた。頂上にはつぼみも咲き始めている。

あと5日ほど早く、畑に植え付けられればよかった。

2021年6月27日 (日)

令和3年6月25日の野菜セット・

P1040222 今までにあまり見たことのない野鳥。なんて名前でしょう。

6月25日の野菜セットの内容です。

玉ねぎ、大根、カブ、キュウリ、ズッキーニ、ナス、ピーマン、サヤインゲン、キャベツ、白菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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今回はほんの少しだけナスとピーマンが収穫されましたので、2000円セットに入れてみました。これらの作物の樹はまだ小さく、これらの実がたくさん採れるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。

P1040234 まだ小さなピーマンの樹ですが、一つ目のピーマンの実がなりました。

樹は果実を作るために力を注ぎますが、そのために樹が大きく生育するのが遅れる傾向があります。よって、まだ樹が幼いうちは果実が大きくなる前に摘み取ってしまい、樹を大きくさせることに専念させるとよいらしいです。

よってピーマン栽培の場合は、一番最初にできる果実は小さいうちに摘み取ったほうがよいと言われています。私は、せっかく果実ができているのに小さいうちに摘み取るなんてもったいないと思って、一番果が大きくなってから摘んで、それを今回の2000円セットに入れました。

こんな私のケチな性格が、ピーマンの樹の生育を遅らせているのかもしれません。

ピーマンは次々に新たな枝を生やして樹が繁茂しやすいので、数本の枝は切り落として風通しを良くする必要があります。私はせっかく生えてきた枝を切り落としてしまうなんてもったいないと思って、あまり枝を切り落としません。

こんなケチな性格のおかげで、夏野菜の樹の管理でいろいろと損をしてきたような気がします。今年の夏はこの性格を改めてゆければよいと思います。

 

 

2019年12月20日 (金)

12月中旬に撮影  麦、ソラマメの様子

(画面をクリックすると、画面が拡大されてもっと見やすくなります)

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(上)大麦。種まきしてから約1か月が経過。よく発芽している。小麦と比べると、葉が幅広い。

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(上)小麦。種まきしてから約1か月経過。発芽がまばら。いまいちな発芽率。

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(上)ソラマメ。種まきしてから40日くらい経過。よく発芽して、欠株がほとんど見当たらない。

2019年11月15日 (金)

11月中旬撮影  ナス、ピーマン、オクラ、キュウリ、サツマイモ

(写真をクリックすると、写真が拡大されてもっと見やすくなります)

収穫が終わった夏野菜を片づける。

そのついでにそれぞれの作物を根っこごと抜き取って、普段は見ることのできない根の様子を観察してみた。

Dsc05552ナスの樹の根。

ナスの根は主根が発達してその周りに側根が何本も伸びながら深く張る「主根深根型」。

Dsc05550オクラの樹の根。

オクラの樹の根もナスと同様に「主根深根型」。

ナスやオクラなどの「主根深根型」は、根が地中深くに張って水分や養分を吸収しながらしっかりと茎葉を支えてくれるので、天気や環境に影響を受けにくくたくましく生育しやすいと言われている。

Dsc05548キュウリの樹の根。

垂直に深く伸びずに、ほぼ水平に地表近くを伸びていた。キュウリの樹の主根は浅い場所を伸びてゆく「主根浅根型」。

Dsc05555_20191114050201 ピーマンの樹の根。

ピーマンの樹の根もキュウリと同じ「主根浅根型」。

「主根浅根型」は、「主根深根型」と比べて天気や環境の変化の影響を受けやすく、株元にマルチを敷いたりして根を保護してあげたりしたほうがよい。

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イモを収穫した後のサツマイモのツルの様子。

ツルのあちらこちらから根が発根しているので、イモを収穫された後も葉が枯れずに青々としていた。

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サツマイモの根は主根が発達せず、地表近くの茎のあちらこちらからひげ根が発根する「ひげ根浅根型」。

イモ類、ネギ類の多くが「ひげ根浅型」。根が浅い場所に伸びるので、株元に土を寄せて根を保護してあげるとよい。雑草に負けやすいので、土を寄せるついでに、雑草も土で覆う。

このページを作成するのに参考にした本 ・「これならできる!自然菜園 耕さず草を生やして共育ち」(竹内孝功著、農文協)

 

 

 

2019年9月26日 (木)

令和1年9月23日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・夏野菜の出荷は終了へ

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、長ネギ、ピーマン、赤ピーマン、キュウリ、ミニトマト、オクラ、サンチュ、フダンソウ、モロヘイヤ、クウシンサイ、ニラ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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ナス、ピーマン、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、青シソなど、夏の間は野菜セットの主力だった夏野菜が、秋を感じて寿命を迎えようとしています。

ナス、ピーマン、ミニトマトは10月も少しずつ収穫できたりすのですが、今年の場合は収穫終了が早くなりそうな感じです。ナスは9月中旬頃からすっかり収穫ができなくなり、9月は順調だったピーマンの樹も葉が縮んできて実をつけなくなり、急速に衰えてきているように見えます。

ニラ、サンチュ、小松菜などの葉物野菜、そして間もなくカブなどが代わって収穫できそうです。今は夏から秋へと移り変わるちょうど変わり目です。

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Imgp0595 ピーマンより種を採ってみました。来年、この種からピーマンを育てたいと思います。

緑色のピーマンは未熟な実です。熟すと実が赤くなります。赤くなった実から種を採ります。

皆さんもピーマンを料理する前に種を取り除いていると思いますので、皆さんもピーマンの種を見慣れているかと思います。

Imgp0586 青ナスの完熟した実です。

まだ未熟で青色あおした実を収穫して出荷しています。収穫せずに実を完熟させると、黄色に変わります。

去年、私が採った種から育てた青ナスを今年に出荷してきました。また完熟した実から種を採って、来年も種を播いて育てたいと思います。

Imgp0622 オクラの完熟した実。

まだ未熟で青々とした実を収穫して出荷しています。収穫せずに実を完熟させると、実は茶色くなってカサカサに乾いて、中から種をこぼします。

去年、私が採った種から育てたオクラを、今年に出荷してきました。また種を採って、来年も種を播いて育てたいと思います。

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