カテゴリー「命名写真辞典」の記事

2020年5月 9日 (土)

七十二候を追う・「牡丹華さく(ぼたんはなさく)」~ナキイナゴについても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

4月30日から5月4日頃までの従来の七十二候は  「牡丹華さく(ぼたんはなさく)」。ボタンの花が咲く頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

小林農場独自の4月30日から5月4日頃までの七十二候は 「日が暮れて 生き物たちの 合唱会」。付近の田んぼには水が入れられて、稲作の季節へ。日が暮れると、水を得た無数のカエルが絶え間なく鳴き続け、うるさいくらいに賑やかになります。

Dscn2980

そして、このバッタが、夜道でずーっと「ジジジー」と鳴き続けています。

名前を調べてみると、おそらく「ナキイナゴ」ではないかと思います。

「イナゴ」と名前がついていますが、バッタの仲間です。

バッタは口から声を出して鳴くのではなく、前翅と後脚をこすりつけて、バイオリンを弾くようにして音を出して鳴きます。

 

小林が選曲した「この季節の歌」

  「茶摘み」  右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。 新茶摘み.wav 

2020年5月 5日 (火)

七十二候を追う・「霜止んで苗出ずる(しもやんでなえいづる)」 ~カキドオシについても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

4月25日から4月29日頃までの従来の七十二候は  「霜止んで苗出ずる(しもやんでなえいづる)」。霜が降りにくくなり、健全に苗(稲の苗か?)が育つ頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

小林農場独自の4月25日から4月29日までの七十二候は 「草刈り機 手に取り振るう 藪の中」。いよいよ畑の中にも畑の外にも雑草が旺盛に背丈を伸ばし始めて、しばらくは草刈り機を手放せなくなります。

イネ科の雑草が特に背丈を伸ばしてうるさいです。

でもきれいでかわいらしい花を咲かせる雑草もたくさんあり、畑を美しい色に染めてくれたりもします。P3202029

P3202031ホトケノザの群生。

 

 

 

 

 

 

 

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Dscn2896 最近、よく道端で目にする、唇形をしたきれいな花の雑草。

名前を調べてみると、「カキドオシ」でした。花が散った後、茎は地に伏してつる状になり、垣根を通り越してぐんぐん伸びるらしいです。

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この時期に生えてくるといえば、タケノコ。

まさに旬の味覚です。小林農場の野菜セットは「旬」を大切にしていますが、タケノコを地元の山林から掘り出して、野菜セットに入れてみたいと思いました。

しかし、生のタケノコは料理するまでの下ごしらえに手間がかり、下ごしらえには灰汁を抜くための米ぬかや重曹も必要になります。

あまり保存が効かないですし、扱うのに少し注意の必要な食材です。野菜セットに入れても皆さんに喜んでもらえるかどうか、検討が必要です。

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小林が選曲した「この季節の歌」

  「お弁当箱の歌」 右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。 お弁当箱の歌.wav 

2020年5月 3日 (日)

七十二候を追う・「 葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)」 ~山桜についても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

4月20日から4月24日までの従来の七十二候は  「葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)」。水辺の葦が芽を吹き始める頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

小林農場独自の4月20日から4月24日までの七十二候は 「新緑に 桜が混じり 山、笑う」

Dscn2948 雑木林が新緑を迎え始めている頃の様子。

上の写真の右側に、山桜の姿も見られます。

Dscn2951

山桜は、雑木林などで自生している桜です。

ソメイヨシノよりも遅い時期に花をさか咲かせます。雑木林でコナラなどが新緑を迎える頃と同じ時期に開花します。

山桜の花は、葉とほぼ同時に姿を現すようです。ソメイヨシノと比べて花の色は地味で、よく見ないとどこに花があるのか分からない場合もあります。

新緑の雑木林を歩いていると、桜の花びらがひらひらと舞い落ちてきて、その時にはっと、雑木林の中に山桜が混じっていたことに気付かされます。新緑の中で桜の花が舞い落ちる様子に、風情があります。

小林が選曲した「この季節の歌」

  「シャボン玉」  右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。 しゃぼんだま.wav 



2020年4月22日 (水)

七十二候を追う・「 鴻雁北へかえる(がんきたへかえる)」

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

4月9日から4月13日までの従来の七十二候は  「鴻雁北へかえる(がんきたへかえる)」。日が暖かくなり、雁が北へ帰ってゆく頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

小林農場独自の4月9日から4月13日までの七十二候は 「田には水 蛙の声が ゲコゲコと」。周辺の田んぼには水が入れられて、田植えの準備が始まっています。同時に、水を求めて蛙も活動し始めたようです。蛙の鳴き声が聞こえるようになってきました。

Dscn2913 アマガエル。体長3~4cm。雨が降る前に鳴く習性があるようです。

水のない畑でも、たくさんのカエルが暮らしています。先日は今年初めて、蛇を見ました。カエルを食べる蛇も活動を始めたのかもしれません。

小林が選曲した「この季節の歌」

  「おたまじゃくしは蛙の子」  右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。 おたまじゃくしはかえるのこ2.wav 


2020年4月 2日 (木)

七十二候を追う・「桜始めて開く(さくらはじめてひらく)」~桜についても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

3月25日から3月29日までの従来の七十二候は 「桜始めて開く(さくらはじめてひらく)」   初めて桜の花が咲く頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

小林農場独自の3月25日から3月29日までの七十二候は 「満開の 桜に積もる なごり雪」

Dscn2843 3月25日に撮影。

我が家の庭に3年ほど前にソメイヨシノの苗木の植えました。今年、きれいな花を咲かせ始めました。

3月25日に花が5輪、咲きましたので、この日が我が家の桜の開花宣言となりました。

Dscn2867

3月29日に「名残りの雪」が降り、小林農場の畑にも桜にも、雪が積もりました。

Dscn2860 Dscn2858

今年ほどではないですが、去年も桜が満開を迎える頃に雪が少し降って、桜の花に雪が積もりました。この数年間、3月末に名残の雪が降っています。

「桜と名残の雪」の組み合わせが、今後、日本の春の新たな風物詩となるのでしょうか。

自動車のタイヤを冬用タイヤから普通タイヤに交換するのは、桜の花が散った後にやったほうがよいかもしれません。

 

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次の七十二候は 「雷乃声を発す(かみなりこえをはっす)」
  雷が鳴り始める頃とされています。

期間: 3月30日(火)~4月3日(金) 

月齢: 3月30日は6、4月3日は10  

小林が選曲した「この季節の歌」

  「なごり雪」 右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。なごり雪2.wav

2020年3月22日 (日)

七十二候を追う・「菜虫蝶と化す(なむしちょうとかす)」~コブシについても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

3月15日から3月19日までの従来の七十二候は「菜虫蝶と化す(なむしちょうとかす)」 冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶になる頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

小林農場独自の3月15日から3月19日までの七十二候は 「てのひらを 開いたように 咲くコブシ」。小林農場のご神木のコブシが、花を咲かせ始めました。いろんな樹が花を咲かせる時期ですが、まずコブシが先陣を切って花を咲かせます。

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Dscn2773 冬の頃は冬芽の状態ですごします。

Dscn2801 この時期、冬芽がパカリと割れて・・・

Dscn2822 掌を開いたような花を咲かせます。

コブシは昔から農家に馴染みの深い樹で、各地で「田打ち桜」「種まき桜」「芋植え花」などと呼ばれて、畑に種を播き始めたり、種イモを植え始めたり、コブシの花が咲くのを目安にして農作業を始める地域もあるようです。

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次の七十二候は 「雀始めて巣くう(すずめはじめてすくう)」

  スズメが巣を作り始める頃とされています。

期間: 3月20日(日)~3月24日(木) 3月20日に春分、3月23日に彼岸明け

月齢: 3月20日は26、3月24日は30  3月24日に新月  

小林が選曲した「この季節の歌」

  「花」 右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。花.wav 


2020年2月15日 (土)

七十二候を追う・「黄鶯睍睆く・うぐいすなく」 ~ホオジロについても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

以下は七十二候の 「黄鶯睍睆く・うぐいすなく」(2月9日~2月13日)の小林農場周辺の風景です。

(画面をクリックすると、画面が拡大されて、もっと見やすくなります)

Dscn2629

上の写真は、ちょっと見にくいですけれども、体が赤褐色で、顔は黒と白の模様の、スズメくらいの大きさの野鳥を写しています。

調べてみると、おそらく、ホオジロではないかと思います。

Dsc05671 P20118731

小林農場にはいろいろな野鳥がやって来ますが、鳴き声が聞こえてくるだけではなく、その姿もよく目にするようになってきました。

鳥の鳴き声を少しでも聞き分けられるようになれたらよいと思います。私が鳥の名前やその鳴き声について調べるのに利用しているページはこちらのページです。「日本の鳥百科」(日本鳥類保護連盟)

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独自の七十二候の作成(自分の地域に合った現代版の七十二候を作ろう)

  従来の2月9日~2月13日頃の七十二候は「黄鶯睍睆く・うぐいすなく」(ウグイスが美しい鳴き声を響かせる頃とされている。)    

  小林農場独自の2月9日~2月13日の七十二候は 「鳴き声の 主が姿を 見せに来る」(以前よりも鳥の姿をよく見かけるようになってきたような気がする。ウグイスの鳴き声はまだ聞いていない。)

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次の七十二候は 「魚氷に上がる・うおこおりにあがる」
  湖の氷が割れて、魚が跳びはねる頃とされている。
 

期間:2月14日(金)~2月18日(火)

月齢:2月14日は20、2月8日は24  

天気予報(気象庁):日曜日まで曇りの日が多い。雨も降りやすくなる。春のように暖か。杉の花粉がたくさん飛ぶ。

この時期にやっておきたい仕事:

  種まき(苗作り) 種まき(露地に。トンネルビニール建てる) 堆肥の散布 除草(ニンニク、ほうれん草、サヤエンドウなど) 倉庫の片づけ  

小林が選曲した「この季節の歌」

  「どこかで春が」   右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。 どこかで春が.wav 



2020年1月30日 (木)

七十二候を追う・「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」 ~クスサンについても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

以下は七十二候の「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」 (1月25日~1月29日)の頃の小林農場周辺の風景です。

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クスサン に対する画像結果

クスサンの繭。インターネット上の他のページに掲載されていた写真をコピー、ペーストさせていただきました。

このような繭を、小林農場の敷地内のところどころで目にします。その中身をのぞいてみても、生きている蛹の姿はもうありません。

繭はけっこう固い素材で作られていて、切って繭の中身を確認するためには、ハサミが必要です。

その粗い網目状の姿から、「透かし俵(すかしだわら)」という異名もあります。

Caligula japonica1.jpg
クスサンは蛾の一種です。上はクスサンの成虫と幼虫。(ウィキメディアのクスサンのページに掲載されていた写真をコピー、ペーストさせていただきました。)

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独自の七十二候の作成(自分の地域に合った現代版の七十二候を作ろう)

  従来の1月24日~1月29日頃の七十二候は 「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」 (沢の水が厚く張りつめる)
      小林農場独自の1月24日~1月29日の七十二候は 「暖冬の 雪はすぐ消え 雨、日差し」(この冬、初めて雪が降る。薄っすらと雪が積もったが、その後は雨に変わってすぐに溶け、春のような暖かな日差しが戻ってきた)

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次の七十二候は「鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)」

  鶏が卵を産み始める頃とされている。

期間:1月30日(木)~2月3日(月)

月齢:1月30日は5、2月3日は9  

天気予報(気象庁):晴れの日が多い。最低気温がマイナス5℃くらいになる。

この時期にやっておきたい仕事:

  温床作り、大豆の脱穀、クンタン作り、種の購入・整理、除草(ニンニク、ホウレンソウなど)

小林が選曲した「この季節の歌」

  豆まき 作詞・作曲/えほん唱歌  右をクリックするとこの歌をお聴きできます。 豆まき 



 

2020年1月22日 (水)

七十二候を追う・「雉始めて雊く」(1月15日~1月19日頃) ~ケヤキについても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

以下は七十二候の「雉始めて雊く」(1月15日~1月19日頃)の小林農場周辺の風景です。

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ケヤキ。

Dsc05854 葉が全部落ちた冬には、ケヤキの端正な樹形をじっくりと見られます。

Dsc05855 鱗模様の木肌も、とても美しいです。

 

 

P3010145Dsc05851

左上は7年前に撮ったケヤキの写真。右上は昨日撮ったケヤキの写真。見比べてみるとあまり変わっていないように見えるけれども、樹が大きすぎてよくわかりません。

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独自の七十二候の作成(自分の地域に合った現代版の七十二候を作ろう)

  従来の1月15日~1月19日頃の七十二候は 「雉始めて雊く・きじはじめてなく」(キジが鳴き始める)

  小林農場独自の1月15日~1月19日頃の七十二候は 「霧、たちのぼる」(雨が降った後、霧が発生する。いつもならこの時期は晴れが続いて雨は少ないが、この冬は雨と霧が多いのが特徴。)

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次の七十二候は 「款冬華さく(ふきのはなさく)」

期間:1月20日(月)~1月24日(金)

月齢:1月20日は25、1月24日は29

注目:フキの花が咲き始める頃とされている。フキの栽培方法を勉強しておきたい。

2019年12月17日 (火)

コブシ(辛夷)の冬芽 ~小林農場で出会える生き物~

コブシの樹の冬芽。我が家の目の前に大きなコブシの樹が鎮座しています。

Dscf2089 Photo_20191217152901

(画面をクリックすると、画面が拡大されてもっと見やすくなります。)
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