カテゴリー「ニンジン」の記事

2023年10月 8日 (日)

令和5年10月6日の野菜セット・人参の葉について

10月6日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

ジャガイモ、玉ネギ、キュウリ、オクラ、甘長とうがらし、ゴーヤ、カボチャ、サヤインゲン、クウシンサイ、ニラ、ミツバ、ニンニク、人参の葉

今後の野菜セットの内容・・・キュウリ、サヤインゲン、ゴーヤなどの出荷は間もなく休止へ。ニラなどの出荷をもう少し継続。カボチャ、ジャガイモ、ニンニクなどを少しずつ出荷。

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Img_20231008_170114 冬より収穫する予定の人参の畑では、人参の葉が込み合ってきています。食用部の地下の根を肥大させるために、込み合っている葉を間引きます。

人参の葉もおいしく食べられます。今回の2000円セットには、畑から間引かれた葉を入れてみました。

Img_20231006_140604 根元のほうの茎葉の部分は固くて食べにくいので、できるだけ柔らかな葉先のほうを取り出して出荷いたしました。

香りのある葉で、スープなどに入れると香りを加えることができます。

揚げてかき揚げにするのが人気のある食べ方です。

炒め物や卵とじにも。

2023年9月17日 (日)

8月・真夏の頃の人参畑(太陽熱処理についても)

Img_20230830_154027 除草後のニンジン畑。

Img_20230830_154007 除草する前のニンジンの畑。いったいどこにニンジンの芽が生えているのかよく分かりませんが、雑草を取り除いてやればちゃんとニンジンが顔を出してくれます。

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「除草剤・農薬を使わなくても病虫害や雑草を除去できる技術」として「太陽熱処理」が無農薬栽培を行う農家達の間で広まっています。

「太陽熱処理」とは、作物を栽培する前に畑全体をビニール資材で覆うという処理で、夏の強烈な日光を浴びて地表は高温となって病原菌、害虫、雑草の種などを殺すことができます。その後にビニール資材をどかして作物を育てますが、病虫害が発生しにくくなり、雑草も全く生えてきません。

  私は太陽熱処理によって土中のあらゆる生き物を殺してしまって生態系が壊れて作物が健全に育たなくなるかもしれないと思って、小林農場の畑で太陽熱処理を行うことを控えてきました。この夏も小林農場の人参畑で丸4日間ほどかけて地べたに這いつくばりながら自分の手で人参の周りに生えてきている雑草を取り除いていました。手間と時間がかかって、除草作業が間に合わずに人参が雑草に負けてしまう場合もありました。太陽熱処理への疑問を解消してこの処理を取り入れれば、このような手間を全て省略できます。

  この秋、実際に太陽熱処理を行っている農家の皆さんの畑を見学させていただきながら、小林農場でも積極的に太陽熱処理を取り入れてゆくのかどうか、検討してみたいと思っています。

2023年9月 4日 (月)

人参畑で雑草が生えている様子 8月下旬撮影

Img_20230830_154027 除草後のニンジン畑。

Img_20230830_154007 除草する前のニンジンの畑。いったいどこにニンジンの芽が生えているのかよく分かりませんが、雑草を取り除いてやればちゃんとニンジンが顔を出してくれます。

上の写真で人参畑に群生している雑草は、おそらくホソアオゲイトウ。

2023年4月26日 (水)

人参の発芽

P1100527夏に出荷する予定の人参が発芽。

3月上旬に種を播いて、4月中旬頃にようやく発芽がそろった。発芽がそろうまでずいぶんと時間がかかったような気はするが、とりあえず無事に発芽してくれたよう。

2023年4月 1日 (土)

令和5年3月31日の野菜セット・切り干し人参について

3月31日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、サツマイモ、ヤマイモ、紅大根、ネギ、ホウレンソウ、しろ菜、菜の花、切り干し人参

今後の野菜セットの内容・・・人参、カブ、里芋の出荷は休止へ。ネギや「菜の花」やホウレンソウなどの葉物野菜の出荷を継続。サツマイモやヤマイモの出荷を開始。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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人参の出荷はしばらくお休みします。7月頃より夏人参が出荷できる予定です。

冬から3月までに収穫されてきた人参の中には、形が変形していたり、肌が割れていたり、商品としては出荷しにくい規格外の人参もあります。これらの規格外の人参をコツコツと千切りして日に干して乾燥させて「千切り人参」を作ってみました。人参の出荷がお休みになった以後、2000円セットには代わりに切り干し人参を入れています。

Cimg2807Cimg2809人参を千切りして日に干している様子。

・切り干し人参の食べ方

 ・まず、さっと水洗いします。

 ・1時間ほど水に浸けて戻しておくと柔らかくなって料理しやすくなります。お湯につけておくともっと短時間に柔らかくなります。

 ・水に戻した切り干し人参は、炒めたり煮たり、色んな料理にご利用できます。

 ・私は切り干し人参を水に戻す手間を省いて、乾燥したままの状態でスープや味噌汁などに入れて料理しています。少しだけ食感が固くなるかもしれませんが、水に戻す手間を省いても十分においしく食べられます。よって、そんなに手間をかけずに手軽に利用できる食材だと思います。

現在、気温がどんどん上がって、冬を越してきた人参もカブも大根も花茎を伸ばして花を咲かせてしまうので出荷が終了となります。今の時期は1年で最も収穫できる野菜が少なくなる「端境期(はざかいき)」で、野菜セットに入れる野菜の種類数を確保するのに苦労する時期です。

乾燥させた切り干し人参はこの時期にも保管して出荷してゆくことができます。冬のうちに切り干し人参や切り干し大根を作って確保して、畑から収穫できる野菜の種類の少なくなる端境期に、代わりにこれらの乾物を野菜セットに加えてみたいと思います。

 

2023年1月16日 (月)

令和5年1月13日の野菜セット・今後の出荷される人参について

1月13日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、人参、大根、かぶ、ゴボウ、鶴首カボチャ、白菜、ホウレンソウ、小松菜、ターサイ

今後の野菜セットの内容・・・じゃがいも、人参、大根、カブ、カボチャ、白菜、ホウレンソウなどを継続的に出荷。ゴボウ、ネギ、里芋、小松菜、サツマイモなども断続的に出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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人参は冬から3月末までずっと、野菜セットに入れて皆さんにお届けする予定で栽培しています。

人参はあまり肥えていない畑でも生育できる作物です。この1月上旬まで皆さんにお届けしてきた人参も、しばらく肥料を与えたことのない畑で良く育っていました。

1月下旬より、肥えた畑で育てた人参を収穫してゆきます。昨年の8月の遅い時期に種を播いて育てたのですが、昨年の秋は天候に恵まれて、肥えた畑でどんどん人参は大きく生育しました。そして、昨年の12月に入る頃には、すでにずいぶんと大きくなっていました。

この大きくなりすぎた人参を先日、収穫してみると、割れてしまっている人参や、「二股」や「タコ足」になってしまって変な形になっている人参が多かったです。収穫するのを遅らせてそのまま放置していると、このように人参は割れてしまったり、変形してしまったりしやすくなります。これらは商品として出荷しにくいです。

Cimg2598 「タコ足」の、面白い形の人参。

上の写真のようなヘンテコな形の人参が採れたりすると思わず笑ってしまいますが、このような出荷できそうもない変な人参ばかりがたくさん採れて、出荷できそうなまともな形の人参が少なかったりすると、もはや笑っている場合ではなくなります。

今後、野菜セットに入れる人参は、少し大きかったり、少し変形したりしているかもししれません。見た目には違和感があるかもしれませんが、中身の味はとてもおいしい人参です。皆さんにご容赦していただけるように、丁寧に説明してまいりたいと思います。

人参はあまり肥えている畑で栽培すると、速く大きくなりすぎてしまってうまく出荷するのが難しくなるのかもしれません。

 

 

2023年1月 3日 (火)

令和5年1月3日の野菜セット・この冬は暖冬なのかも

1月3日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、鶴首カボチャ、長ネギ、白菜、ホウレンソウ、ターサイ

今後の野菜セットの内容・・・玉ねぎの出荷は終了へ。じゃがいも、人参、大根、カブ、カボチャを継続して出荷。ホウレンソウなどの葉物野菜も出荷。白菜、ネギ、里芋なども登場。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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令和5年、今年も野菜セットの出荷が始まりました。

寒くなったとはいえ、いつもの冬と比べるとこの冬は暖かいのかもしれません。

今回も野菜セットに入れている大根と白菜は、露地から収穫しました。防寒作業をしていなくてもほとんど寒さで傷むことなく、出荷ができています。

年末に寒さが厳しくなる頃には傷み始める鶴首カボチャですが、この冬はどういうわけか良い状態で保存されていて、今でも出荷できる状態です。

Cimg2459 人参畑の様子(早朝に撮影)。

人参には上からたっぷりと土をかぶせて防寒しています。

地上にはまだ、ふさふさと葉が茂っています。寒さで枯れている葉もありますが、生き生きとした緑色の葉も多いです。葉が枯れていない限り、おそらく地下の人参も少しづつ肥大しているかもしれません。

人参の生育が良かった畑から人参を掘り出してみると、みんな大きくなりすぎてしまって、規格外の大きさで出荷しにくかったです。また、大きくなりすぎたたためなのか、形が荒れてしまって二股やタコ足などの変な形になってしまった人参も多かったです。

人参は、大きく育てすぎても良くないようです。気温が温かくてどんどん生育が進んでしまう場合もありますが、大きくなりすぎる前に葉を切り落としてしまったほうがよいかもしれません。

現在の人参畑の人参は大きくなりすぎていると思うので、人参の生育を止めてこの冬に継続的に人参を出荷してゆくためには、今のうちに葉を切り落としたほうがよいかもしれません。

人参の葉、大根、白菜などの様子を見ていると、やはりこの冬は今のところ、少し暖かいのではないかという感じがします。

Cimg2385 ちなみに、左の写真は12月中旬頃に撮影した人参畑の様子。

2022年10月15日 (土)

令和4年10月14日の野菜セット・人参の種採り

10月14日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、ミニ人参、キュウリ、ピーマン、ミニトマト、鶴首カボチャ、サヤインゲン、大根の葉、ニラ、ニンニクまたは細ネギ

今後の野菜セットの内容・・・ピーマン、キュウリ、サヤインゲンなどの出荷は終了へ。鶴首カボチャの出荷を開始。玉ねぎやニラなどは今後も出荷。長ネギや人参なども出荷開始へ。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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今回の野菜セットには「ミニ人参」を入れてみました。人参畑より間引かれた小さな人参をかき集めて、出荷してみました。

間もなく大きく太った人参も収穫されてゆくでしょう。

人参の種は種屋から購入していますが、今年は自分の畑から自分で人参の種を採ることにも挑戦してみました。

Dsc05747

前年に、収穫された人参の中から形が良くておいしそうな人参を母体として選抜。母体を土に埋め戻します。

Photo_20221015053101 人参の花。

埋め戻された母体から地上に芽が伸びて茎葉を茂らせて、花が咲きます。

Cimg1696 花が枯れて実が熟した後、実を収穫。

Cimg1816 実から熟した種を採り出しました。

自分で採った種を夏に畑へ播いたら、発芽してくれました。冬には収穫時期を迎えて、小林農場が育成した人参を野菜セットに入れたいと思います。

2021年9月29日 (水)

令和3年9月27日の野菜セット・人参の間引き菜について

9月27日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃが芋、キュウリ、ナス、オクラ、ミニトマト、カボチャ、莢インゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、ニラ、人参の葉、ニンニク、ピーマンまたはゴーヤ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P1040687 人参の畑の様子。

地下の人参の根を一本一本大きく生育させるために、これより人参の葉が込み合っている箇所を間引いてゆきます。

今回、人参畑で間引かれた葉を捨てずに、野菜セットに入れてみました。

人参の葉には独特の人参の香りがあり、炒め物にも汁物にも加えると料理に香りを加えられます。

揚げてかきあげにして食べるのが、一番おいしい食べ方かもしれません。

茎の部分が少し筋っぽくて固いと感じる場合は、細かくみじん切りするとよいです。

おそらく10月下旬頃から人参の根が肥大して収穫できると思います。

P1040703 出荷している人参の葉。

 

2021年7月 5日 (月)

令和3年7月2日の野菜セット・人参の栽培方法

7月2日の野菜セットの内容です。

玉ねぎ、人参、大根、カブ、キュウリ、ズッキーニ、サヤインゲン、キャベツ、白菜、シュンギク、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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夏の人参を出荷し始めています。

人参の本当の旬は、秋から冬にかけてです。蒸し暑い今の時期は人参は傷んでしまう場合もあり、収穫できる時期は短いです。おそらくこの夏は、来週か再来週くらいには人参の出荷が終了するかと思います。

夏の人参は、秋冬の頃の人参と比べてあまり大きく育ちません。今は少し小さな人参を出荷しています。小林農場の人参は皮まで柔らかくておいしいので、どうぞ皮を切り除かずに丸ごと食べていただきたいと思います。

人参の出荷の本番は秋冬ですが、秋冬に出荷される人参の種が間もなく畑に播かれます。

「家庭菜園で人参を自分で栽培してみたいので、栽培方法を教えてほしい」というご質問をいただきましたので、小林農場の人参栽培を簡単に公開させていただきたいと思います。

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 種を播く準備

 ・土を細かく砕きながら耕す(ゴロゴロとした塊の多い土だと、種は発芽しにくい)

種播き

 人参は種を発芽させるのが難しい。種を発芽させることができれば、人参栽培はほぼ成功。

 1、種を播くための溝を作る(鍬などを使って、すじ状に溝を作る)

 2、種を適量、溝に播く(経験を積みながら自分なりの「適量」を掴む)

 3、土を種の上に覆土してゆく(鍬などを使って、溝の中に土を落としてゆくような感じ)。

   土を厚くかけすぎると発芽しにくくなるので、薄っすらと種が土で隠れる程度に。

 4、覆土した土の上から鎮圧する(私は一輪車のタイヤを覆土の上に走らせて鎮圧)。

   鎮圧しておくことにより土の中の水分が保たれやすくなり、種が発芽しやすくなる。

 5、モミガラがあれば、モミガラを覆土の上に散布する。そうすると、土が乾きにくい。

 6、順調に種が発芽すれば、種播きから2週間後くらいには人参の葉が地表を覆う。

種播きの時期

  ・人参の種は土が乾いていると発芽しにくい。発芽するのに土が湿っていることが大事。

  ・7月下旬頃に梅雨が明けると雨が降りにくくなり、土が乾きやすくなる。よって、7月上旬の梅雨が明ける前に、土が湿っているうちに種を播くと発芽しやすい。

  ・人参の種播きは、遅くとも8月下旬頃までに終わらせる。

除草

 人参の葉の周りに生えてきた雑草が、人参の葉と背丈が同じくらいになる前に、手で雑草を取り除いてゆく(雑草の生育は早いので、早めに除草するように心掛ける)

間引き

 人参の葉が大きくなって地表に茂ってきたら、人参と人参の間を拳1つ分くらいの間隔に空けながら、その間の人参の葉は間引く(間引いた葉は天ぷらにして食べてもおいしい)

肥料

 人参はそれほど肥料を必要としないので、私は特に肥料を与えない。

病害虫対策

 人参は病気になりにくく、害虫にも食べられることが少ないので、私は対策をしない。

収穫 

 7月上旬に種を播けば、10月下旬頃に収穫開始。

貯蔵

 冬の低温では、収穫時期を迎えた人参にたっぷりと土をかぶせて防寒すれば、冬の間、畑で貯蔵しておける。

Img_0025_2

人参の種が発芽した直後の様子(画面をクリックすると、画面が拡大されて見やすくなります)。

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