カテゴリー「ダイコン」の記事

2023年6月 8日 (木)

令和5年6月5日の野菜セット・大根について

6月5日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ネギ、大根、カブ、サヤエンドウ、ソラマメ、キャベツ、白菜、サニーレタス、ブロッコリー、シュンギク

今後の野菜セットの内容・・・レタス類の出荷は休止へ。玉ねぎ、カブ、大根、サヤエンドウ、ソラマメなどを出荷。ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、白菜なども出荷開始。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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今回の野菜セットを振り返ってみると

・大根が収穫時期を迎えてから2週間以上、経過している。中身が筋っぽくなってきている(特に外皮の部分が)。今までは2月に種を播いて育てた大根を出荷してきたが、4月に種を播いて育てた大根も収穫時期を迎えたので、次回から新たに収穫時期を迎えた大根を出荷してゆきたい。

・今年はサヤエンドウが好調で、今までたくさん収穫できた。梅雨の時期が近づき、サヤエンドウの実も病斑が目立ち始めてきた。サヤエンドウの収穫時期は終了へ向かっている。今後は病斑が見られれるサヤエンドウを出荷しないように注意すること。

・ソラマメも好調で、出荷しきれないほどたくさん収穫時期を迎えている。収穫が遅れるとサヤに茶色のシミが現れて見た目が悪くなるし、収穫後に傷みやすくもなる。もっとたくさん収穫していろんな売り場に早く出荷してもよかったと思う。

・サニーレタスやサンチュなども出荷しきれず、大きくなりすぎている。早く収穫して出荷してゆきたい。雨が多くなって湿度が高くなって傷みやすくなっているので、早くレタス類の出荷を休止したほうがよい。

・キャベツと白菜がたくさん収穫時期を迎え始めているので、たくさん出荷していって良いと思う。レタス類と比べてこれらは多湿に強く、梅雨の時期も比較的に出荷しやすい。

・ブロッコリーやカリフラワーは不作。次回、これらは新たな品種を導入して試してみてもよいと思う。

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Img_20230608_055852 収穫時期を迎えてから1か月ほど経った大根を畑より引き抜いてみました。こんなに大きくなっていました。

食べてみると、少し筋っぽくなっていますが、味はけっこうおいしいです。でも、こんなに大きなものは野菜セットの中に入れられません。切り干し大根の材料として利用するのならばちょうど良いかも。

野菜セットには収穫時期を迎えてからあまり時間の経っていないちょうど良い大きさの大根を出荷するように心掛けます。そのため、時期をずらしながら少しずつ種を播いて、収穫時期を迎える時期もずらしながらできるだけ長く適期の大根を出荷できるように心掛けています。

2022年12月24日 (土)

令和4年12月24日の野菜セット・野菜の耐寒性、どこまで寒さに耐えられる?

12月23日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、かぶ、里芋、カボチャ、白菜、ホウレンソウ、ターサイ

今後の野菜セットの内容・・・玉ねぎの出荷は終了へ。じゃがいも、人参、大根、カブ、カボチャを継続して出荷。ホウレンソウなどの葉物野菜も出荷。白菜、ネギ、里芋なども登場。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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Cimg2382 霜で凍る大根の葉。

早朝になると霜が降りて畑全体が凍ります。よって、12月上旬には収穫時期を迎えた大根を畑より収穫して、貯蔵穴に埋めて土をかぶせて防寒しました。今後、冬の間は、少しずつ貯蔵穴から大根を取り出しながら出荷してゆくことになります。

しかし、今年は大根が豊作で、貯蔵穴にいれきれなかった大根がまだ畑に残されています。畑に残されたままの大根がまだ寒さによって傷んでしまうことなく、商品として出荷できる状態を保っています。今までの野菜セットには、貯蔵穴からではなく、畑から収穫した大根を入れています。

白菜も全部、畑から収穫して室内に移して防寒しました。収穫しきれなかった白菜がまだ畑に残されていますが、寒さに傷むことなく良い状態を保っているので、今までの野菜セットには室内で防寒している白菜ではなく、畑から収穫した白菜を出荷しています。

霜で凍ってもなかなか傷まない、頼もしい冬野菜。どれだけ長く傷まずに出荷できるのか、試しています。さすがに年を越す頃になれば防寒しないで畑に放置されている大根は寒さで傷むと思うけれども(大根の葉の部分は霜で凍ってっすでに傷み始めてきたので、出荷する時は葉を切り落としたほうがいい)。

Cimg2366 Cimg2368 今年、収穫された大根。

以下の写真は早朝の畑の様子。「凍てつく霜の世界」。

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2022年12月13日 (火)

令和4年12月12日の野菜セット・大根の伏せこみ

12月12日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、かぶ、鶴首カボチャ、白菜、キャベツ、シュンギク、水菜、ターサイ

今後の野菜セットの内容・・・じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、カブ、カボチャを継続して出荷。色々な葉物野菜も登場。この冬には白菜、ホウレンソウ、ネギ、里芋なども登場。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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今週、強い寒気が日本列島を覆い、いよいよ冬将軍がやって来るような気配です。

冬に出荷する野菜の防寒作業を急いで終わらせてゆかないといけません。

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大根畑から全ての大根を引き抜いて、貯蔵穴に並べて、土をかぶせて防寒しています。

小林農場が育てている大根の品種は「味がしみやすくて、おでんなどの煮物に最適です」と宣伝されています。食べてみると確かにそのとおりで、私もとても気に入っています。

また、あまり長く伸びない短い大根の品種で、食べきりやすくて冷蔵庫にもしまいやすいところも私は気に入っています。

来年の3月まで、大根を出荷し続ける予定です。

小林農場が育てている大根の品種

  元祖おでん大根・味福(トーホク交配)

  うまい煮大根(トーホク交配)

2022年11月21日 (月)

令和4年11月18日の野菜セット・大根の密植栽培

11月18日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、かぶ、鶴首カボチャ、ピーマン、リーフレタス、小松菜、シュンギク、柿

今後の野菜セットの内容・・・ピーマン、ニラの出荷は終了。カボチャ、じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、カブを継続して出荷。色々な葉物野菜も登場。ネギは断続的に出荷。

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秋から冬にかけて、大根を出荷してゆきたいと思います。

多くの農場の大根畑では、だいたい25~30cmくらいの間隔を空けながら1本ずつ育てているようです。

大根はどんどん大きく育ちやすい作物で、大きくなりすぎると食べきるのに大変ですし、冷蔵庫にしまうのも大変です。そこで小林農場では、25cm間隔に大根を1本ずつではなくて2本ずつ育てています。密に育てることにより大きくなりすぎることを防いでいます。もちろん1本ずつで育てるよりも2本ずつで育てたほうが、同じ栽培面積で2倍の本数を収穫できます。

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ただ、今年の場合、少し大根の生育がのんびりとしているような感じで、間もなく冬の寒さが厳しくなるのに、どの大根もちょっと小さすぎる感じがします。この場合は積極的に間引いていって2本ずつを1本ずつにして早く大きくさせたほうがよいかもしれません。大根の生育状況をじっくり見ながら、駆け引きしてゆきたいと思います。

ちなみに間引いた大根の葉はそのまま畑に捨ててしまわずに、直売所に出荷しています。大根の葉は直売所ではなかなか人気があります。

2022年9月25日 (日)

令和4年9月23日の野菜セット・大根の葉について

9月23日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、サヤインゲン、ニラ、大根の葉、三つ葉、サンチュ、青じそ、ニンニク

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤの出荷は終了。ナス、キュウリ、ピーマン、オクラなどの夏野菜の出荷量は減少へ。じゃがいも、玉ねぎ、ニンニク、ニラなどを出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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9月は害虫による作物への被害が目立つ時期です。小松菜などの葉物野菜を栽培すると害虫に食べられて葉が穴だらけにされて商品として出荷できなくなる場合が多いです。

9月頃からまともに出荷できる葉物野菜はないのか、探しています。

Cimg2053 今回、出荷してみた大根の葉。

大根は根だけではなく葉もおいしく食べられます。今の時期はまだ地下の根は肥大していませんが、地上部の葉は大きく伸びています。

そして大根の葉は小松菜などの他の葉物野菜と比べて虫害にあいにくく、9月にもちゃんと商品として出荷できそうです。

ただし、9月はまだ気温が高いのか、収穫後、けっこう早く傷みやすいようです。皆さんにはできるだけ早く料理していただくようにお伝えしています。遠方にお住いの皆さんには宅急便で野菜セットをお届けしていますが、収穫してから皆さんのご自宅に届くまで1日かかりますので、晴れて気温が高くなるような日には皆さんのご自宅に届く前に大根の葉は傷んでしまうかもしれません。宅急便でお届けするときは慎重に出荷したいと思います。

 

2021年10月20日 (水)

令和3年10月18日の野菜セット・大根の葉について

10月18日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃが芋、鶴首カボチャ、ミニトマト、サヤインゲン、キャベツ、サンチュ、大根の葉、ニラ、ミツバ、キュウリまたはピーマン、ブロッコリーまたはクウシンサイ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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畑では大根が生育中で、地上の葉が大きく伸びてきました。地下の根が広い空間でのびのびと肥大してゆくために、葉が込み合ってきたら間引いて、一つ一つの葉の間隔を十分に空けてゆきます。

間引かれた葉をそのまま捨てずに、大事に出荷いています。大根は根の部分だけでなく、葉の部分もおいしく食べられます。

大根の葉は比較的に害虫の被害に遭いにくく、虫に食われた痕の少ない、きれいな状態で出荷できます。

P1040784 虫喰われ穴がほとんど見られないまま生育している大根の葉の様子。

この秋に出荷してきた大根の葉について、「届けられてすぐに傷んでしまう葉も混ざっていた」というご指摘をいただいております。確かに今秋の大根の葉は収穫後のもちがあまり良くないように感じますので、できるだけ早く食べていただくように皆さんにお願いしたいと思います。

今回は、前回とは違う種類の大根の葉を野菜セットに入れてみました。収穫後の大根の葉の状態をしっかりと確認して、今後も大根の葉を出荷するのかどうか、判断したと思います。

カブの葉もおいしく食べられますが、大根の葉とは違って害虫に穴だらけにされやすくて、商品として出荷するのは難しいです(それでも根は肥大していて、まもなく根を出荷できると思います)。小松菜も害虫の被害を受けやすくて、早い時期に種を播かずに10月以降に種を播いて、寒くなって害虫の姿が消える冬に小松菜を収穫すればよいと思いました。

 

2021年3月 8日 (月)

令和3年3月5日の野菜セット・赤大根について

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3月3日の桃の節句に、近所の梅の花が見頃を迎えていました。新暦では3月3日に桃の花は咲いていませんので、「梅の節句」と呼び名を改めてもよいかもしれません。

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今回の内容です。

ジャガイモ、人参、赤大根、サツマイモ、ネギ、キクイモ、ほうれん草(2袋)、小松菜、切り干し大根

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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冬の間、土をかぶせて防寒しながら貯蔵してきたカブが傷み始めてきたので、出荷を終了いたしました。

人参も頭の先が傷み始めてきて、傷んでいる部分だけ切り落としながら出荷させていただいております。人参も間もなく出荷できなくなると思います。

長く貯蔵してきたジャガイモも、表面が縮んでシワが目立ち始めてきました。3月中に在庫を全て、出荷したいと思います。

春になって気温が上がり、気温の低かった冬に貯蔵してきた根菜類も貯蔵が効かなくなり、3月中に次々と出荷が終了する見通しです。

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土をかぶせて防寒しながら貯蔵していた白い大根も、3月に入る頃には傷んでしまい出荷ができなくなりました。

そんな中、外皮が薄っすらと赤色に染まる赤大根だけは傷まずに、今でも無事に貯蔵されています。

今年は3月中に赤大根の在庫が全て出荷される見通しですが、今までは4月になっても赤大根を無事に貯蔵して出荷できていました。根菜類が次々と出荷が終了してゆくこの時期でも出荷できる、希少な品種です。

Dscn3994 赤大根。品種名は「もみじ」(トーホク交配)。

Dscn3996 中身も薄っすらと赤色に染まっています。

Dscn3998 辛味が穏やかで、サラダや漬け物などの生食で食べるとおいしいです。

私は繊切りした赤大根に塩と酢を加えてそのまま食べるのが好きです。酢にしばらく漬けておくと赤色がさらに濃く発色してきれいですので、甘酢漬けにしてもよいです。

 

2020年11月10日 (火)

令和2年11月9日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・大根の大きさについて

今回の内容です。

玉ねぎ、人参、大根、カブ、鶴首カボチャ、キャベツ、ブロッコリー、サンチュ、ほうれん草、フダンソウ、ニラ、ショウガ、甘柿

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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大根がたくさん収穫時期を迎えています。

野菜セットの中には大根の他にもたくさんの野菜が入っています。あまりに大きい大根を野菜セットに入れても、「食べきれない」とか、「冷蔵庫に入りきらない」などの理由で皆さんに喜ばれない場合もあります。野菜セットに入れる大根は大きすぎないほうがよいと考えています。

大根は放っておけばどんどん大きくなってゆきます。小林農場では「いかに大根を大きく育てるか」よりも、「いかにして大根を大きくさせすぎないように育てるか」を重視した栽培方法となります。

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上の写真は畑で育つ大根の様子。通常はこのように、1本ずつ、だいたい25cmくらいの間隔を空けながら育てます。

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最近の小林農場では、上の写真のように、2本ずつ、25cmくらいの間隔を空けながら育てています。

「1本ずつ」と比べると「2本ずつ」のほうが大根が大きくなる速度が抑えられて、大根が大きくなりすぎることがなくなります。また、同じ栽培面積でも、「1本ずつ」よりも「2本ずつ」のほうが2倍の本数を収穫できるという利点もあります。

Dscn3710 今回の野菜セットに入れた大根の大きさ。

2020年5月17日 (日)

令和2年5月15日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・大根の葉について

今回の内容です。

新玉ねぎ、大根、カブ、キャベツ、レタス、サニーレタス、ブロッコリー、サヤエンドウ、ソラマメ、ほうれん草、水菜、ニラ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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今の時期に収穫できる野菜の多くが、葉物野菜です。

もともとあまり持ちの良くない葉物野菜ですが、4月からは気温も上がってゆき、さらに葉物野菜の持ちが低下してゆきます。

今の時期は葉物野菜の収穫・出荷に十分に注意を支払わなくてはいけません。皆さんにも、お届けした葉物野菜はすぐに冷蔵庫にしまって、できるだけ早くたべていただくように、お願いしたいと思います。(葉物野菜を簡単に下茹でして冷凍庫に冷凍保存して長期保存できるようにする貯蔵方法もお知らせしてまいりたいと思います)。

葉物野菜を収穫した後、自分が食べる葉物野菜をすぐに食べず、数日間ほど自分の冷蔵庫に入れておいて、出荷している葉物野菜の保存状態を確認するようにしています。

先日出荷したホウレン草も試しに自分の冷蔵庫に入れて様子をみていますが、5日間ほど保存していても葉が青々とした状態を保っていて、持ちは悪くないようでした。

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「一物全体」という言葉があります。大根は根だけでなく、葉もいっしょに食べるのが良く、大根の全部の部分を食べることによってバランス良く栄養を補給できるようです。小林農場も大根を出荷するときは、根だけではなく、葉もいっしょにお届けするようにしています。

大根を収穫してみたら、けっこう早く葉がしおれてしまいました。出荷する時はあらかじめ根と葉を切り分けて、葉は新聞紙にくるみ、袋に密閉して、できるだけすぐにしおれないように気を遣って出荷してみました。葉物野菜の中でも特に大根の葉を先に食べていただくように、皆さんにお願いしたいと思います。

おすすめ料理「大根の葉のふりかけ」(大根の葉はご飯のお供の「ふりかけ」の材料に良い)

➀細かく刻んだ大根の葉を、ゴマ油で炒めます。

②塩、醤油、酒などを加えて味をととのえ、水気がなくなるまで炒めます。

③ゴマ、ちりめんじゃこ、かつお節など、お好みの材料を合わせます。

④出来上がりをご飯の上にふりかけていただきます。

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2020年1月19日 (日)

令和2年1月17日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・暖かな冬の中の野菜の様子

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、カブ、サツマイモ、長ネギ、白菜、キャベツ、ほうれん草、ターサイ、水菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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今年の冬は暖かいです。

全国のスキー場でも雪がなかなか降り積もらず、「札幌・雪まつり」に必要な雪も確保できるかどうか、ニュースで話題になっています。

野菜は寒さに当たると味が濃くなります。だから冬が暖かいと、野菜の味も濃くなりにくくなるかもしれません。

でも、寒さが苦手な私の体にはありがたいので、私にとっては、暖冬は素直に嬉しいです。

この時期になると長ネギは寒さに当たって葉が枯れやすく、あまり見栄えが良くなくない状態で出荷するのですが、この冬は長ネギの葉の多くは青々としたままで、そんなに見栄えが悪くなっていなくて、出荷するのが楽です。

Img_0011 秋のうちにいっせいに収穫した大根を土の中に埋めている様子。

土の中は凍らないので、冬の間、大根を防寒しながら長期間、保存して出荷することができます。

Dsc05846 出荷するために土の中から取り出された大根。

土の中で、大根の頭から新芽が伸び始めていました。新芽を切り除いてから出荷。

寒さが厳しければ新芽は出てこないのですが、やはり今年の冬はそんなに寒くないのでしょう。

新芽がもっと伸びると新芽に栄養が吸収されて、食用部の根の品質が落ちてしまいます。大根を土の中に埋める時には上下をひっくり返しながら埋めると、新芽が地上に伸びにくくなると思います。里芋などもひっくり返して土に埋めています。

 

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