カテゴリー「ジャガイモ」の記事

2023年4月23日 (日)

ジャガイモの種芋の芽

P1100436購入したジャガイモの種芋。そのてっぺんにはすでに芽が発芽している。

太くて強そうな芽で、おそらく販売される前に数日間ほど種芋を日光に当てて管理されていたのだと思う。

小林農場が自分で管理している種芋にはわざわざ日光を当てずにそのまま畑に植えている。やはりすでに種芋から芽が出ているのだが、日光に当てていないので、もやしのようにヒョロヒョロとした姿になっている。

2023年4月 8日 (土)

令和5年4月7日の野菜セット・秋作のジャガイモについて

4月7日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、サツマイモ、ヤマイモ、紅大根、ネギ、ホウレンソウ、小松菜、カブの葉、菜の花

今後の野菜セットの内容・・・大根の出荷は休止へ。ホウレンソウなどの葉物野菜やネギ、サツマイモ、ヤマイモなどの出荷を継続。間もなくカブやレタスの出荷を開始予定。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

ーーーーーーーーーーー

野菜セットをお届けしているご家庭より、「野菜セットに入っていたホウレンソウが、届けられてからわずか2日間ほどで傷んでしまって食べられなかった」というご指摘をいただきました。わずか2日間くらいで傷んでしまうようなホウレンソウでは、商品として失格です。

前回までの野菜セットに入れていたホウレンソウは昨年の秋に種を播いて育てていたもので、収穫時期を迎えてからすでに時間が経過していて、寿命を迎えようとしていたホウレンソウでした。寿命を迎えそうなホウレンソウは収穫後に早く傷みやすいので、今後は収穫時期を迎えてから時間が経っていない若いホウレンソウを収穫して出荷してゆけるように心掛けてまいりたいと思います。

今週より今年の早春に種を播いて育てたホウレンソウが収穫時期を迎えていて、今回の野菜セットには収穫時期を迎えたばかりの若々しいホウレンソウを入れてみました。

除草や間引きを省略して畑をうっそうと茂らせてしまうと、ホウレンソウなどの葉物野菜はヒョロヒョロと弱々しく伸びてしまって寿命が短くなりやすくなるので、除草や間引きなどの作業も省略しないほうがよさそうです。今後は気温が高くなってゆき、葉物野菜の生育は早まり、同時に寿命を迎えるのも早くなりますので、気をつけてまいりたいと思います。

ーーーーーーーーーーー

P1100406 昨年の8月頃に収穫して倉庫に貯蔵しながら出荷してきたジャガイモの「メークイン」。4月になると芋の表面にシワが目立つようになって、皺くちゃになってしぼんでゆきます。収穫されてから7か月ほどが経ち、芋も年をとって食用としての役目を終えようとしています。

P1100408 左の写真は昨年の11月頃に収穫して貯蔵してきたジャガイモの「デジマ」。昨年の8月に収穫されたメークインよりも若くて、4月に入っても芋の表面にシワは見られず、肌にハリがあります。

デジマの他にも「アンデス赤」という品種のジャガイモも11月に収穫していますが、デジマと同じように4月に入っても良い状態を保っています。4月以降はデジマやアンデス赤を野菜セットに加えてゆきたいと思います。

ジャガイモ栽培では、男爵やメークインのように3月頃に種芋を畑に植えて7月、8月頃に収穫する「春作」と、デジマやアンデス赤のように8月頃に種芋を植えて11月頃に収穫する「秋作」と、1年に2回、栽培できます。春作と比べて秋作は収量が少なくなる傾向はあるようですが、秋作のジャガイモは3月、4月にも良い状態で貯蔵できて出荷できます。

3月、4月は出荷できる野菜の種類が少なくなる端境期(はざかいき)となりますが、秋作のジャガイモを確保しておけば、端境期にもジャガイモを野菜セットに加えてゆけます。

昨年は少ししか秋作のジャガイモを栽培していませんでしたので収量は少なく、この4月にはすぐに在庫がきれるでしょう。今年は春作のジャガイモ栽培を縮小して、代わりに秋作のジャガイモ栽培をもっと増やしてみようと考えています。

2023年4月 1日 (土)

ジャガイモの種芋の植え付け

P1100176P11001773月に撮影。ジャガイモの種芋を畑に植え付けている様子。

だいたい50g前後の小さな芋を種芋として、そのまま畑に植える。

100g以上の大きな種芋は包丁で切って分割すれば、種芋の数を増やすことができる。しかし最近は、種芋を包丁で切ると切り口から傷んでしまって、畑に植え付けた後はすぐに種芋が死んでしまう。小林農場では種芋を切らずに、50g前後の小芋を見つけてきてそのまま畑に植えるようにしている。

 

2022年12月 7日 (水)

令和4年12月5日の野菜セット・ジャガイモの芽かき

12月5日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、かぶ、鶴首カボチャ、キャベツ、サンチュ(赤)、シュンギク、水菜、ターサイ

今後の野菜セットの内容・・・カボチャ、じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、カブをしばらく継続して出荷。色々な葉物野菜も登場。キャベツの出荷開始。間もなく白菜を出荷予定。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

ーーーーーーーーーー

Cimg2313 Cimg2310

夏に畑から収穫したジャガイモを倉庫に保管しながら出荷しています。

この時期になると、保管しているジャガイモから盛んに新芽が伸びてきます。そのまま放置していると芽に養分を奪われて芋がシワシワに縮んでしまうので、かき取る必要があります。

雨が降って畑で仕事ができない日に、保管しているジャガイモの芽をさっと手でかき取ってゆきました。今年はたくさんジャガイモを収穫できたので、全てのジャガイモの芽かきをすませるのに丸1日以上、費やしました。

Cimg2314 かき取られた大量の芽。もやしみたい。

冬になって寒くなってゆくと、保管されているジャガイモの味が濃くなって甘くなってゆきます。年末になる頃には一味違うジャガイモをお届けできるのではないかと思います。お楽しみに。

2022年8月21日 (日)

令和4年8月19日の野菜セット・「アンデス赤」について

8月19日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、細ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ミニトマト、モロヘイヤ、青じそ、ニンニク

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤをたくさん出荷中。ナス、キュウリ、ピーマン、オクラは秋まで出荷。ジャガイモ、玉ねぎはさらに長く出荷。トマトは不作で出荷が困難。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

ーーーーーーーーーー

Cimg1853

今回の2000円セットに、表皮がサツマイモのように赤い「赤じゃがいも」を入れてみました。品種名は「アンデス赤」

中身もサツマイモに似て黄色っぽく、火に通すとホクホクとした食感になり、うっすらと甘味も感じられます。ポテトサラダなどの料理に向いていると思います。

アンデス赤は8月になると芽が出始めるようです。今の時期は料理する時は外皮を切り除くことによっていっしょに芽を取り除いたほうよさそうです。温度が低ければ芽が伸びないと思いますので、今の時期は冷蔵庫に入れて冷蔵保存をすることをお薦めします。本当は、まだ芽が出てこない7月中に出荷すればよかったです。

今回、アンデス赤を栽培してみた理由は

1.まず、味が良い。

2.収量も良い。

3.収穫された芋は種芋としても利用しやすく、自分の畑で種芋を生産しやすい。よって、ジャガイモ栽培を始める時に、種屋さんから種芋を購入しなくてもよい。

収穫された芋を種芋にして再び畑に植えれば芽が出てきて新たにジャガイモを増殖できます。しかし、どんな品種のジャガイモも種芋として利用しやすいわけではなく、「ダンシャク」や「メークイン」などは種芋としては利用しづらいと言われています(ダンシャクやメークインから採った種芋で新たにジャガイモを育てると、次の代には病気が発生したりしやすくなると言われています)。

アンデス赤は種芋としても利用しやすい品種だと聞いていますので、収穫したアンデス赤を再び畑に植えて、自分の畑でこの品種の種芋を生産してみたいと思います。

アンデス赤の他にも「デジマ」などが種芋としても利用されやすいみたいです。

2022年5月20日 (金)

作物生育追跡撮影・ジャガイモの芽の数

5月19日撮影。

Dscf5170 ジャガイモ畑の様子。品種はダンシャク。

Dscf5171 ジャガイモの株元の様子。

1つの種イモから5つほど、多ければ7つ以上、芽が出てきていた。

芽の数が多すぎると地下の芋が太りにくくなる。時間が作れれば芽かきをして、もっと芽の数を減らしておいたほうがよい。

Dscf5168 芽かきして取り除かれた芽。品種はアンデスより。

アンデスは特にたくさんの芽が出てきていて、一つの種イモから10本以上の芽が出てきている。

今回は種イモを植え付ける時に、種イモを切って分割しないで、丸ごと植え付けた。丸ごと植えると、地上に出てくる芽の数が多くなる傾向がある。

2022年3月30日 (水)

作物生育追跡撮影・ジャガイモ(メークイン)の種イモの様子 3月下旬撮影

3月下旬に撮影。畑に植える直前のジャガイモ(メークイン)の種イモの様子。

P1050647 芽がはっきりと伸びているのが確認できた。

P1050671 種イモを包丁で切って分割して、2日間ほど乾かした後の様子。

2022年3月12日 (土)

作物生育追跡撮影・ジャガイモの種イモ 3月9日に撮影

P1050490 P1050493

ジャガイモの種イモ。畑に植えられる直前の様子。

左上の写真の種イモの品種は「アンデス赤」。右上の写真の種イモの品種は「ダンシャク」。

すでに芽が出始めている。一つの種イモの重さは、50g前後。

2021年8月 2日 (月)

令和3年7月30日の野菜セット・ジャガイモについて

P1040442 P1040444 ヤマユリ

7月30日の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ミニトマト、サヤインゲン、トウモロコシ、モロヘイヤ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

ーーーーーーーーーー

「野菜セットに入っているジャガイモを切ってみると、中身に空洞があった」というご指摘をいただきました。

ジャガイモの生育の途中で急に芋が肥大する時があると、中身がその急な肥大に追いつかずに空洞ができる場合があるようです。傷んでいるわけではないので、空洞のある芋もおいしく食べられます。

現在、お届けしているジャガイモの品種はダンシャクです。小林農場ではずいぶん久しぶりにダンシャクを栽培してみました。

ダンシャクは中身に空洞ができやすい傾向があるように感じます。小林農場の畑にはあまり向かない品種のようで、収穫された芋はみんな小さくて、収量が少なかったです。来年はダンシャクを栽培しないと思います。

小林農場が得意としている品種・メークインは、9月以降に出荷されてゆく予定です。品種ごとに食感が違いますので、その違いを楽しんでいただきたいと思います(一般的にはダンシャクはホクホクとした食感になり、メークインはしっとりとした食感になると言われています)。

また、8月にも秋ジャガイモの種イモを植えて、秋に新たにジャガイモを収穫する予定です。メークインは来年の3月まで良い状態で貯蔵されながら出荷できると思いますが、秋ジャガイモはさらに4月以降も良い状態で貯蔵されて出荷できて、ジャガイモを出荷できる期間を長くできるのではないかと考えています。

P1040456 左の写真はダンシャク。

品種によって芋の形が少し違います。

ダンシャクは少し形がゴツゴツとしていて、芽が少し深いです。

メークインは形がゴツゴツとしていなくて、芽は浅くて、料理する時に皮をむきやすいです。

2020年7月28日 (火)

7月27日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・梅雨の中のジャガイモ収穫

今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、青ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、サヤインゲン、モロヘイヤ、青シソ、ニンニク、ミョウガ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

すでにジャガイモが土中で肥大して収穫時期を迎えていますが、小林農場では梅雨が明けて晴れる日が続いて畑が乾きやすくなってから、本格的にジャガイモを収穫します。

収穫したジャガイモを2,3日間、日に当ててよく乾かしてから、長期間、暗室に入れて貯蔵しています。そうすると、貯蔵中に傷んでしまうようなイモはほとんどありません。

今年は学校給食用のジャガイモとして7月中に地元の学校にたくさん出荷させていただくことになり、まだ梅雨が明けていなくて畑がビシャビシャに濡れたままの状態で、イモを収穫してゆくことになりました。

Dscn3263 収穫直後のジャガイモ。まるで、泥団子。

Dscn3266 学校給食に出荷されるジャガイモ。

学校給食では、限られた時間内にたくさんの子供達が食べる分を料理しなくてはいけないので、大きくて料理しやすいジャガイモが求められます。「出荷されるイモの大きさは130g以上」という要望を学校側からいただきながらジャガイモを出荷しています。だいたいソフトボールよりも大きいくらいのイモを選別して出荷しています。

一般家庭では一度に大量のジャガイモを使う機会はあまりないので、ソフトボールくらいの大きさだと大きすぎて扱いにくいかもしれません。野菜セットには、野球ボールよりも小さいくらいのジャガイモが皆さんに扱いやすいのではないかと思いながら、ジャガイモを詰めています。

小さすぎるジャガイモは直売所に出荷しています。小さくても使いみちはありますので、小さいジャガイモをお求めのお客さんに買っていただいております。

今回は梅雨の時期の収穫となり、お日様が全く顔を見せず、収穫されたジャガイモをしっかりと乾かすことができませんでした。貯蔵中に傷んでしまっているイモはないか、定期的に確認してゆきたいと思います。

 

2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フォト
無料ブログはココログ