カテゴリー「タマネギ」の記事

2023年6月20日 (火)

「正月植え」の玉ネギ

先週末の梅雨の晴れ間に、まだ収穫していなかった玉ネギを全部、収穫しました。

Img_20230617_124230 「正月植え」の玉ネギ。品種は「ネオ・アース」。

通常は玉ネギの苗を11月中に苗床から畑に植えて、今の時期に収穫を迎えます。

しかし、今回はすっかり苗を畑に植える時期が遅れて、今年の1月1日の元日まで苗の植え付け作業が行われることになりました。

「こんなに寒くなってから苗を植えたら苗は根付かず、全く育たずに全く収穫できないかもしれない」と思いながらも正月休みを返上して苗を植えてみました。

この「正月植え」の玉ネギがけっこう良く育って、それなりに玉が太り、収量はそんなに悪くはありませんでした。

本格的に寒くなる正月の頃に畑に玉ネギの苗を植えても育ってくれるというのは、新たな発見でした。玉ネギの苗は寒さに負けないたくましい作物だとあらためて思いました。

でも今年は通常通りに11月に玉ネギの苗の植え付けを終えて、来年の正月はゆっくりと休みたいと思います。

 

2023年6月15日 (木)

玉ネギの花が開花

Img_20230612_075924-2玉ネギの花。

玉ネギの種を自分で採種したいと思い、昨年に収穫した玉ネギを20個ほど、土に埋め戻してみた。

やがて埋め戻した玉ネギから地上に茎が伸びて、5月頃より花を咲かせ始めた。花が散った後にそのまま種ができるだろうと期待していた。

しかし、その後、花も種も丸ごと、どこかに消えてしまった。種を採ることに失敗した。

今でもまだ、遅れて花を咲かせている玉ネギが少しだけ残っているので、できるだけ毎日観察して、少しでも種が姿を現したらすぐに種を収穫しようと思う。

2023年4月29日 (土)

令和5年4月28日の野菜セット・玉ねぎについて

4月28日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、ヤマイモ、小カブ、サヤエンドウ、玉ねぎの葉、サニーレタス、ホウレンソウ、小松菜、ミツバ、切り干し人参

今後の野菜セットの内容・・・ネギ、ヤマイモ、ジャガイモの出荷は休止へ。ホウレンソウなどの葉物野菜やレタス類やカブなどを出荷。サヤエンドウの出荷を開始。大根も出荷へ。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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・複数のご家庭より、先週の4月21日(金)の野菜セットに欠品があったり、野菜の内容が間違っていたりしていたことが報告されました。先週は野菜セットの内容が色々と混乱してしまい、複数のご家庭にご迷惑をおかけしたことをお詫びもうしあげます。今後は欠品などの間違いがないように、気をひきしめなおして野菜セットをお届けしてまいりたいと思います。万が一、今後も欠品などの間違いが生じることがありましたら、皆様よりご報告していただけるとありがたいです。今後の野菜セットの配送方法の改善に生かしてまいりたいと思います。

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P1100594 今回の野菜セットには「玉ネギの葉」を入れてみました。長ネギと同じように、薬味や炒め物や汁の実などにご利用できます。

昨年の秋、苗床で育てていた玉ネギの苗を畑に植え付けてゆきましたが、植えきれずに余った苗をそのまま苗床に残していたので、今回はそれらの余った苗を食用として収穫して出荷してみました。根元が膨らんでいますが、それは玉ネギの赤ちゃんです。

今の時季は長ネギは花を咲かせ始めていて、少し固くなって食べにくくなっています。玉ネギはまだ花を咲かせ始めていないので、その葉は柔らかいままでおいしく食べられます。

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いっぽう、畑に植え付けられた玉ネギは、5月より玉の部分が肥大して収穫される予定ですが、この春は玉ネギ畑の除草作業が遅れたために玉ネギの生育は良くありません。

雑草が盛んに生えてきて、除草作業に専念しなくてはいけない時期が始まっています。もう農繁期が始まっています。

いつの間にか正月を迎えてからもう4か月が経っていました。つい最近まで「寒くて寒くてしかたがない。早く春になって暖かくならないかな」と思っていたら、いつの間にか桜の花が散っていました。季節がすぎてゆくのは早いものです。

これから雑草が繁殖しますが、冬になれば枯れてなくなります。あっという間に次の冬がやって来て、お正月を迎えているでしょう。除草で苦労する時期が永遠に続くわけではありません。限られた雑草繁殖期だけは臨戦態勢を整えて、作物が雑草に飲み込まれてしまわないように馬力をかけます。

2023年1月 8日 (日)

玉ねぎの苗の植え付け

Cimg2445 畑に移されずに、苗床に残さている苗の様子(1月1日頃に撮影)。

Cimg2450 畑に移されてから1か月ほどが経った苗の様子(1月1日頃に撮影)。

苗にとって苗床から畑へと移されるのは大手術であり、苗床では青々としていた苗の葉も、畑に移された後には一部、黄色く変色して少し枯れます。新しい畑にしっかりと根付くまで少し時間がかかります。

春になって暖かくなってくると、また苗の葉は生き生きとして伸びてゆくと思います。

 

2022年12月28日 (水)

玉ねぎの種を採る

玉ねぎの種を自分の畑から採れるように挑戦してみました。

Cimg2159

この秋、溝を掘って、その中に母体の玉ねぎを置いてみました。

Cimg2328

1か月ほど経過すると、母体の玉ねぎの頭より新芽が出てきました。

玉ねぎの底からも根が伸びていて、土の中にしっかりと根が張っていました。

この状態で土を玉ねぎの母体にかぶせて埋めました。現在は新芽が地上に伸びています。

(母体の玉ねぎを溝に置いた後にすぐに土をかぶせてしまうと、新芽も根も伸びなくなってしまう性質があるようです。母体の玉ねぎから新芽や根が伸びたことを確認してから、母体に土をかぶせます)

次の6月頃に実が結実して種を採種できる予定です。

玉ねぎの種採りは、小林農場ではまだ成功したことがありません。うまく種が採れるかどうか、楽しみです

2022年6月23日 (木)

令和4年6月20日の野菜セット・収穫後の玉ねぎの状況について

6月20日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ねぎ、人参、カブ、大根、ズッキーニ、サヤエンドウ、キャベツ、ブロッコリー、シュンギク、ニラ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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玉ねぎを全部、畑より収穫し終えました。

収穫後、数週間ほど日干しして(左上の写真)、その後は日陰に吊るして長期間、貯蔵しながら出荷します(右上の写真)。

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上の写真の左は晩生品種の玉ねぎ、右は早生品種の玉ねぎ。

早生品種の多くは首(玉ねぎのてっぺん)がキュッとしまっているのですが、晩生品種の多くは首がしまっていません。

首がしまっている玉ねぎは貯蔵性が良く、首がしまっていない玉ねぎは貯蔵性が悪いと言われています。以前は小林農場の畑で採れた玉ねぎは首がしまっていない場合もあり、貯蔵中に傷んでしまって廃棄しなくてはいけない玉ねぎも多かったです。

玉ねぎに肥料をたくさん与えすぎると大きく育って収量が増える傾向があるいっぽうで、貯蔵性が悪くなる傾向もあります。最近の小林農場では玉ねぎに肥料を与えるのをやめて無肥料で育てるようにしてみましたが、狙い通りに貯蔵性が改善されて廃棄しなくてはいけない玉ねぎが激減しました。

今回も無肥料で育てましたが、それにしても首がしまっていない晩生品種の形は気になります。もしかしたら今年の晩生品種は貯蔵性が良くないかもしれません。とりあえず今は手元にたくさん玉ねぎを確保できているので、状態が良いうちにどんどん出荷してゆきたいと思います。

2022年5月16日 (月)

令和4年5月13日の野菜セット・早生の玉ねぎの出荷

5月13日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

新玉ねぎ、カブ、大根、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ、キャベツ、茎ブロッコリー、玉レタス、赤サンチュ、ホウレン草、エシャレット

今後の野菜セットの内容の見通し・・・大根の出荷を開始。サヤエンドウの出荷は5月末まで、レタス類やカブの出荷は6月上旬まで。ホウレンソウを含む葉物野菜の出荷は終盤へ。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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今年は5月に入ってからすぐに、玉ねぎを収穫できました。

通常の玉ねぎは6月から収穫されます。小林農場が5月にもたくさんの玉ねぎを出荷できたのは、今年が初めてだと思います。

Dscf5164 現在、収穫されている玉ねぎ。品種は早生系の「スパート(タキイ交配)」。

5月に収穫される早生系の品種の玉ねぎはあまり大きくならない傾向があるようですが、今年のスパートがよく太って収量は良いです。現在、大活躍中。

複数のご家庭より、「最近はスーパーで売っている玉ねぎの値段が高くなって、買うのが大変」というお話しをおききしております。一般流通では玉ねぎの値段が高くなって購入しにくくなっている今は、野菜セットに玉ねぎを入れれば喜んでくださるご家庭もあるかと思います。なおさら今年は小林農場で5月から玉ねぎをたくさん収穫できてよかったと思います。

一般流通では市場の状況によって野菜の価格が高くなったり安くなったりします。一般流通から外れて個人で野菜を販売している小林農場の野菜セットの価格は、一年を通してほぼ一定です。

2022年5月 4日 (水)

令和4年5月2日の野菜セット・新玉ねぎについて

5月2日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

カブ、ネギ、新玉ねぎ、サヤエンドウ、キャベツ、サンチュ、ホウレン草、大根の葉、シュンギク、ニラ、ミツバ

今後の野菜セットの内容の見通し・・・「菜の花」の出荷が終了。葉物野菜やレタス類の出荷が増加。サヤエンドウの出荷が開始。長ネギは間もなく出荷終了。新玉ネギの出荷を検討。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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Dscf5085 現在のタマネギ畑の様子。

Dscf5090

地上部の葉が倒れているタマネギもあります。極早生品種の「ジェットボール(ナント育成)」。

立っていた葉が倒れた時が、タマネギの収穫適期です。ジェットボールは収穫適期を迎えたので、畑から抜き取って、すぐに今回の野菜セットに入れて出荷しました。

通常のタマネギは、畑から収穫された後、数週間ほどしっかりと乾燥させてから貯蔵されます。今回のように収穫されてからすぐに出荷されるタマネギのことを「新タマネギ」と呼び、通常のタマネギとは区別します。

通常のタマネギと比べて新タマネギは柔らかくて、辛味がまだ強くなくてその味は和かで、サラダなどの生食にしてもおいしく食べられます。通常のタマネギと比べて色白で小ぶりなのも特徴的です。

通常のタマネギとは違う特徴があり、早い時期に食べられる新タマネギは、多くの消費者に人気の高い野菜の一つだと言えると思います。ただ、しっかり乾燥している通常のタマネギと比べると新タマネギは日持ちはしませんので、冷蔵庫に入れて冷蔵保存しておくほうがよいと思います。

Dscf5087 早生品種の「スパート(タキイ交配)」。

こちらはまだ葉が倒れていませんが、収穫してもよい大きさにまで生育しています。

葉が倒れていないので、これからもっと可食部の玉の部分は大きくなると思いますが、今の時期はまだ、他に収穫できる野菜の種類が少ないので、タマネギの葉が倒れるのを待たずに収穫して「新タマネギ」として出荷してもよいかもしれません。

タマネギは人気の高い野菜なので、今の時期にタマネギを野菜セットに入れれば、喜んでくださるご家庭もいらっしゃるでしょう。

2022年2月18日 (金)

令和4年2月14日の野菜セット・端境期(はざかいき)に突入

2月14日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、ジャガイモ、サツマイモ、キクイモ、白カボチャ、白菜、ホウレン草

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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今の時期は出荷できる野菜の種類数が少ないです。

さらに3月以降は出荷できる野菜の種類数が少なくなると見込まれます。毎年恒例ではありますが、3月、4月頃には1年で最も出荷できる野菜の種類が少なくなる「端境期(はざかいき)」を迎えます。

この端境期にどのようにして野菜セットに入れられる品目を確保してゆくのか。専業農家としての腕のみせどころです。

P1050337 現在のネギ畑の様子。

例年だと今の時期にも出荷しているネギですが、今年度は生育が遅れてほとんど出荷できていません。3月に入って暖かくなればネギは立派に大きく生育して、4月にはたくさん出荷できるのではないかと予測しています。

P1050340 現在のタマネギ畑の様子。

まだ小さなタマネギの苗。これが3月に入って暖かくなれば生育を加速させてグングン大きくなります。

タマネギは5月下旬より少しずつ出荷してゆけると思います。5月下旬ごろより、他の色々な野菜も出荷できるようになる予定です。

2022年1月25日 (火)

作物生育を観察・玉ねぎの様子(1月24日撮影)

(令和4年1月11日に記入・メールに関する重要なお知らせ)

小林農場のメールのアドレスが変更します。詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。

現在の小林農場の新たなメールのアドレスは、 kobayashikazaie@gmail.com です。

旧アドレス(kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp)のメールは、現在は使用できません。

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P1050238 1月24日に撮影。玉ねぎの苗の様子。

根が霜で浮かされている苗も見られ、埋め戻す。

P1050098左の写真は、1月3日頃に撮影した玉ねぎ苗の様子。

 

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