カテゴリー「キャベツ」の記事

2023年6月11日 (日)

令和5年6月9日の野菜セット・ヤケヤスデについて

6月9日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ネギ、大根、カブ、サヤエンドウ、ソラマメ、キャベツ、白菜、サニーレタス(サンチュ)、ブロッコリー、シュンギク

今後の野菜セットの内容・・・レタス類、ソラマメの出荷は休止へ。玉ねぎ、カブ、大根、キャベツなどを継続して出荷。まもなくジャガイモ、ニンニク、ズッキーニなど出荷開始。

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今回の野菜セットを振り返って・・・

・大根は4月に種を播いて最近に収穫時期を迎えたものを出荷。しかし生育は遅く、多くの大根はまだ小さく、収量はまだ少ない。

・ソラマメは寿命を迎えたようで、中身の豆が固くなったり薄黄色に変色しているものが増えてきた。今回はできるだけ青々としているサヤを選んで出荷した。今回でソラマメの出荷は休止になると思う。中身の豆がみんな大きくて、良いソラマメだったと思う。収穫時期を迎えたらすぐに収穫していればもっとたくさん出荷できたが、今回は収穫を遅らせてしまって出荷できる量を減らしてしまい、もったいなかった。

・3月25日に種まきして育てたサンチュを収穫して出荷。少し大きくなりすぎていたが、葉は柔らかそうで、収穫適期だったと思う。3月11日に種を播いて育てたサニーレタスは大きくなりすぎて花茎も伸び始めていたが、まだなんとかおししく食べられそうだったので、出荷してみた。

・ブロッコリーは収穫時期を迎えた後、けっこう早くつぼみが黄色に変色し始めて花を咲かせてしまう。花を咲かせる前に収穫しないと、商品として出荷できない。収穫時期を迎えたらすぐに収穫・出荷するように心掛けること。

・シュンギクも今の時季は花を咲かせようとしている。花を咲かせる前にどんどん出荷すること。

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キャベツやサンチュやサニーレタスなどの葉と葉の間に「ヤケヤスデ」という虫が潜んでいる様子をよく見ます。

ヤケヤスデは畑の有機物を細かく分解して土に還してくれる有益な虫のようですが、「見た目が気持ち悪くて、人に不快感を与える」という理由で「不快害虫」とも呼ばれています。私もキャベツやサンチュやサニーレタスを出荷する前はそれらの葉と葉の間を確認して、できるだけヤケヤスデを取り除くようにしています。

ただ、この虫は見た目が気持ち悪いですが、キャベツなどの葉を食べてしまうような悪者ではありません。

Img_20220610032837-2 ヤケヤスデの挿絵。

 

2023年5月28日 (日)

令和5年5月26日の野菜セット・キャベツについて

5月26日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ネギ、大根、カブ、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ、ソラマメ、キャベツ、玉レタス、シュンギク、水菜

今後の野菜セットの内容・・・玉ねぎ、レタス類、カブ、大根、サヤエンドウ、ソラマメなどを出荷。ブロッコリーやカリフラワーなどの出荷を開始。キャベツも出荷へ。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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キャベツの収穫が少しずつ始まっています。

P1100883 畑で育っているキャベツの様子。葉のあちらこちらがアオムシにかじられて、虫食い穴が目立ちます。この姿だけを見ると、「やっぱりキャベツを無農薬栽培で育てるのは難しい」と思う人もいるかもしれません。

P1100831 アオムシがかじるのは外側の葉だけです。内部で結球している葉はほとんど虫にかじられません。小林農場はキャベツを出荷する前に虫にかじられた外側の葉を取り除いて、虫にかじられていないきれいな結球部分をお届けしております。

アオムシは全ての葉を食べ尽くすわけではないので、そんなに怖い害虫ではありません。農薬を散布して殺虫する必要性は感じませんし、小林農場はほとんど害虫対策を何もしないでキャベツなどを育てています。

P1100826 まもなく収穫を迎えようとしている白菜の様子。白菜は外側の葉もほとんど虫にかじられていなくて、とてもきれいです。これだけきれいだと「本当は農薬を散布して殺虫をしているんでしょ?」と疑われてしまってもしかたがありません。

「アオムシは元気のない作物を好んでかじる。元気な作物はアオムシにあまりかじられない」といわれています。元気な作物は害虫を寄せ付けない生命力があります。害虫対策で最も大事なのは作物を元気に育てることであり、作物の生命力を弱らせてしまうような副作用がある農薬を散布しないことが重要だと私は思っています。

2023年4月14日 (金)

春キャベツの苗 植え付けしてから約1か月後の様子

P1100388キャベツ。畑に苗を植え付けてから約1か月が経った後の様子。

今のところ、アオムシなどの害虫による虫食われ穴はほとんど確認されず、葉はとてもきれいな状態を保っている。小林農場では、農薬を散布したり、防虫ネットをかぶせたりしないでキャベツを育てている。

2023年2月27日 (月)

キャベツ・種まきした直後の様子

Cimg2831発芽したばかりのキャベツの種。種を播いてから3日後くらいに発芽します。

Cimg2912種を播いてから1週間ほど経つと、青々とした双葉がしっかりと展開します。

2022年5月25日 (水)

令和5年5月23日の野菜セット・白菜やキャベツの出荷を開始

5月23日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

新玉ねぎ、カブ、大根、サヤエンドウ、ソラマメ、白菜、玉レタス、ブロッコリー、カリフラワー、ホウレンソウ

今後の野菜セットの内容の見通し・・・ホウレンソウの出荷は終了して、代わりに他の葉物野菜を出荷する予定。白菜、キャベツ、ブロッコリー、カブなどをしばらく多く出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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Dscf5191春の白菜が収穫時期を迎えましたので、2000円セットに入れてみました。

「こんなに大きな白菜を野菜セットに入れてお届けして、皆さん、食べきれるだろうか」と心配したくなるくらい、立派な大きさの白菜が収穫できました。2000円セットにはさらにキャベツを入れようと思いましたが、白菜とキャベツを入れるとかなりセットがかさばるので、今回はキャベツを除きました。

Dscf5193 収穫時期を迎えようとしているキャベツ。

白菜やブロッコリーと比べて収穫時期を迎えるのが遅れているキャベツですが、来週からおそらくたくさん収穫できるようになって、全てのご家庭にお届けできるのではないかと思います。

白菜やキャベツは土が肥えていないと育たず、肥料を与える必要があります。しかし肥料を与えすぎると肥満体になって病虫害にあいやすくなります。栽培の難しい作物です。

小林農場では地元の堆肥センター「ドンカメ」で生産されている堆肥を与えながらキャベツや白菜を育てています。この堆肥は地域で回収された生ゴミ、家畜フン、もみ殻、草などを発酵させて生産されていて、「地域から排出されたゴミを堆肥の原料にして循環させてゆく」という持続可能な生活様式の構築を目指しながら生産されています。

小林農場の畑はドンカメ堆肥と相性が良いようで、栽培の難しいキャベツや白菜も順調に結球して収穫できています。

害虫の被害もそれほど目立たないので、小林農場ではほとんど害虫対策を何もしないで収穫しています。上のキャベツの写真のように外葉は虫に食われて穴が開きますが、外葉を取り除けば虫食われ穴のないきれいな結球部分を出荷できます。

2022年5月 6日 (金)

作物生育追跡撮影・キャベツの様子~5月上旬に撮影~

Dscf50665月上旬に撮影。

2月に種を播いて育てて、5月末に収穫する予定のキャベツの様子。

キャベツやブロッコリーなどはアオムシなどに葉を食べられることが多いが、この春はほとんど、葉に虫食われ穴は見られず、きれいな状態を保っている。

数年前と比べて今は虫害が減ったように感じる。小林農場では、害虫対策をほとんど何もしていない。

2022年4月21日 (木)

令和4年4月18日の野菜セット・春になって花を咲かせる野菜

4月18日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

ヤマイモ、二十日大根、ネギ、キャベツ、ホウレン草、菜の花、三つ葉、ニラ、小松菜または大根の葉、乾麺(うどん)または人参ジャム

今後の野菜セットの内容の見通し・・・「菜の花」の出荷が終了へ。しばらく根菜類の野菜の出荷は少なく、葉物野菜(レタスも含む)が多くなる予定。ネギは4月末まで出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P1050811

昨年の秋に種を播いて生育させて、冬を越してきた「秋まき冬越しキャベツ」が、現在、ポツリポツリと少しづつ収穫時期を迎えていますので、それらを拾って2000円セットに入れてみました。

P1050815

いっぽうで、上の写真のキャベツは結球せずに、さっさと黄色の菜の花を咲かせてしまいました。キャベツのようなアブラナ科の作物は、真冬の寒さに当たった後、春になったらすぐに花を咲かせてしまう性質もあります。花が咲いてしまうとおいしく食べられなくなります。

「秋まき冬越しキャベツ」は、上手に育てると今の時期から収穫できるのですが、あまり上手に育てられないとさっさと花を咲かせてしまって食べられなくなります。

真冬が過ぎた後の2月以降にもキャベツの種を播いて育てて、それらは5月末に収穫されます。春に育ったこれらのキャベツはさっさと花を咲かせてしまうことがなく、安定して収穫できます。キャベツの出荷の本番は5月末からです。

ネギもこの時期に花を咲かせておいしく食べられなくなるのですが、この春はどういうわけだか、4月下旬になってもネギが花を咲かせる気配は全くなく、もうしばらくネギの収穫を楽しめそうです。

P1050761_20220421054601 黄色の花を咲かせている小松菜や油菜。

花を咲かせる前のつぼみの頃に摘むと「菜の花」としておいしく食べられますが、今は暖かくなってつぼみがどんどん花を咲かせていて、「菜の花」の出荷は終了します。

2022年3月24日 (木)

作物生育追跡撮影・春野菜の苗が畑に植え付けれた後の様子(3月17日に撮影)

3月13日に畑に植えられた春野菜の苗のその後の様子を、3月17日に撮影。

畑に植えられてからほとんど雨が降らず、畑は乾いている状態。

P1050545 キャベツの苗。枯れることなく生育している。

P1050546 ブロッコリーの苗。

葉が白く変色している部分があるのは気になるが、枯れてしまわずに生育している。

P1050548 レタスの苗。枯れずに生育している。

P1050550 サンチュの苗。

サンチュだけは葉がずいぶんしおれてしまっていて、危険な状態だった。その後、雨が降って、ほとんどのサンチュの苗は回復したが、枯れてしまったサンチュの苗もあった。

2022年3月 3日 (木)

作物生育追跡撮影・冬越しキャベツの様子 3月1日撮影

P1050434 3月1日に撮影。冬越しキャベツの畑の様子。

昨年の秋に苗を畑に植えて、防寒対策を施しながら栽培。今のところ、多くの苗が寒さで枯れてしまうことなく、冬を越せている。

P1050429 苗の様子。周りには雑草(ホトケノザ)も青々と勢いよく生えている。

P1050431 除草後の様子。

2022年2月23日 (水)

作物生育追跡撮影・キャベツ、レタスの様子 2月22日撮影

P1050375 2月10日に種まきしたキャベツの苗。

P1050372 2月10日に種まきしたレタスの苗。

いずれも2月22日に撮影。

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