カテゴリー「一人勉強会」の記事

2015年12月 2日 (水)

一人勉強会・切り干し大根について

収穫された大根の中には、肌にヒビが入っているものや、形の悪い物などもたくさんある。それらもおいしく食べられるものの、あまりに見栄えが悪いので、商品としては販売しにくい。

これらの大根を有効利用して、切り干し大根を作ってみようと思う。今までちゃんと切り干し大根を出荷したことはなかったけれど、切り干し大根は長期保存ができる保存食で、出荷できる作物が乏しくなってゆく冬場や春先にも、切り干し大根なら出荷できて助かる。

私が参考にしたサイトをリンク。

切り干し大根の作り方・保存の仕方

切り干し大根のもどし方、料理方法

必要なもの

  大根、千切り用スライサー、干しかご(または干しザル)、切り干し大根を保管できる冷暗場所と密封容器

・晴れが続いて乾燥して気温が低い冬が切り干し大根を作るのにもっともよい時期。

・天日干しをするときに、「万能干しかご」という便利な道具があるよう。また、大根を千切りするとき、包丁ではなく、簡単に千切りできる特製のスライサーを使うと良い。

・保存は低温で、空気に触れないように密封。

今後収穫される大根で商品になりそうもないものは、捨てずに貯蔵穴に埋めて大事に貯蔵。それがたまってきたら、すかさず切り干し大根を作る。何kgの大根で何gの切り干し大根が作れるのか、確認してみよう。

*去年、商品にならないような小さなサツマイモもたくさんあったので、丸干しの干しイモを作ってみたけれど、春先まで冷蔵保存していたら、カビてしまった。丸干しでは長期保存が難しいらしい。干しイモを無事に長期保存するには、平干しでカチカチに固くなるまで乾燥しないといけないようだ(食べる前に火を通して柔らかくする)。

私が参考にした干しイモについてのサイト

2015年1月 3日 (土)

一人勉強会 農事歴・月の満ち欠け

新月の頃・・・月の引力に引っ張られて、作物の種をまくと発芽率が良くなる。

満月の頃…虫が産卵して大量に発生するので、この頃に防虫をすると効率的。

海には満潮と干潮があるように、昔から月の満ち欠けが作物栽培に影響を及ぼすと言われています。どこまでホントの話なのか分かりませんが、おもしろい話なので、小林農場でも月の満ち欠けを確認していこうと思っています。ちなみに、あと2日たつと、満月を迎えます。

2015年1月 1日 (木)

一人勉強会 農事暦・花の開花と作物の播種時期

昔の農家は花の開花を合図にして、作物の種まきの適期を決めていました・。その智恵、小林農場もお借りいたします。

以下は「有機農業AtoZ 農事暦を作る」より

時期
◆咲いている花
・タネまき・植えつけ適期の野菜

2月中旬~
◆ウメ,ヤブツバキ
・ジャガイモ
3月上旬~
◆レンギョウ,ジンチョウゲ
・ニンジン,ダイコン,コマツナ
3月中旬~
◆コブシ,ボケ
・ネギ,ゴボウ,ミツバ,小カブ,ラディッシュ,ホウレンソウ
4月上旬~
◆ソメイヨシノ,ボケ,モモ
・スイカ,キュウリ,カボチャ,シソ,サトイモ,ネギ(定植)
4月中旬~
◆チューリップ,ヤマブキ
・トウモロコシ,エダマメ,インゲンマメ
5月上旬~
◆フジ,シャクヤク,ボタン
・ニガウリ,ラッカセィ,オクラ,モロヘイヤ,ナス(以下,定植),トマト,スイカ,キュウリ,
カボチャ
5月中旬~
◆ツツジ,アヤメ
・サツマイモ,ゴマ
6月上旬~
◆ショウブ
・ダイズ,ニンジン,アズキ
7月上旬~
◆アサガオ
・ニンジン,キャベツ,ブロッコリー,カリフラワー,ネギ,秋まきの豆類
8月中旬~
◆オシロイバナ,ケイトウ
・ニンジン,ハクサイ,ワケギ,ソバ,レタス
9月上旬~
◆ハギ,コスモス
・ダイコン,ホウレンソウ,タマネギ,秋まきの葉菜類
9月中旬~
◆キク,ダリア
・コマツナ,ホウレンソウ,イチゴ(定植)
9月下旬~
◆ヒガンバナ,キンモクセイ
5
・ネギ(定植)ゴボウ,ミツバ
11月上旬~
◆カエデの紅葉,サザンカ
・エンドウマメ,ソラマメ,麦,タマネギ(定植),アスパラガス(株分け)

2014年7月18日 (金)

一人勉強会/野菜の最適貯蔵条件一覧表

野菜をより良く貯蔵するために確認しておきたいことは

1、貯蔵最適温度
2、貯蔵最適湿度
ついでに 3、エチレンの影響
以下はネットに公開されていた野菜の最適貯蔵条件一覧表。貯蔵方法を考慮するための参考に。

2013年12月 4日 (水)

一人勉強会  くん炭の作り方

くん炭の使い方、その効用

  ・アルカリ性なので酸性の畑に播けば酸性が矯正される。

  ・カリが多く育苗土に混ぜると苗の根張りが良くなる。イモ類の生育にも良い。

  ・他にもカルシウムとケイ酸が多い。

  ・播けば有用微生物が繁殖する。

  ・マルチに使えば地温を上げる。

必要なもの(もみ殻をくん炭にする場合)(現代農業2009年11月号p82)

  落ち葉や木くずなど、燃えるもの

  煙突がついたくん炭器 2000円くらいで買える

  もみ殻

  熱いもみ殻をかき混ぜられるスコップ

  ドラム缶とそのフタ(資料袋など)

  くん炭を保存する袋

作り方(現代農業2009年11月号p82)

  1.点火してくん炭器を設置

  2.周りにもみ殻を置く

  3.こまめにもみ殻をまんべんなくかき混ぜる

  4.ドラム缶に移し密封、消火

  5.袋につめる

注意 火事に注意。火の始末を誤って火事を起こした農家の例は多い。

せん定した枝など、堆肥の材料にしにくいものは炭にすれば肥料として使える。「60歳からの小力野菜作り」p42参照。

2013年8月28日 (水)

一人勉強会 雑草による土壌診断

畑に生えている雑草の種類を確認して、土の状態を推測する。

参考にさせていただいたサイト 「ゼロからの60坪自然菜園」--->作付けの目安となる草について

「現代農業 2010年8月号」も参考

小林農場に生えている草

  オオブタクサ---新畑で繁茂。通常は河原や荒れ地に生育。それなりに作物が育っている。

  オナモミ---新畑で繁茂。通常は河原や空き地に生育。それなりに作物が育っている。

  ひえーーー外畑で繁茂。肥沃地とやせ地の中間くらいの状態で、多くの野菜を育てやすいらしい。

  スギナーーー新畑の奥に繁茂。やせ地で、ここで育てた作物は明らかに生育が悪い。

  ハコベーーー春にどの畑にも見られる。肥沃地に生える雑草で、どの作物もこの土で元気に生育する。

  他にも、イヌタデ、メヒシバ、エノコログサ、アメリカンセンダングサ。春はヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリなど。

作物栽培の適地

  やせ地でも育つーーー大豆、小豆

  そんなに肥えていなくても育つーーー根菜類、豆類、葉菜類、カボチャ、キュウリなど

  肥えている場所で育つーーー果菜類など

  肥えていないと育たないーーーキャベツ、白菜など

今後、畑に生える草の種類を確認しておくこと。土の診断に利用しておくため。 

2013年8月21日 (水)

一人勉強会 自家採種方法

霜月青長(キュウリ)  果皮が黄色くなってから収穫。

真黒早生(ナス)  果皮が黄色くなってから収穫。

ポンテローザ(露地トマト)  食べ頃の完熟した果実を収穫。

東京五角(オクラ)  さやの色が茶色になって全体がカラカラに乾いて裂け始めたら収穫。

収穫後 

  1.1週間ほどおいて追熟。

  2.種を大雑把に取り出す。

  3.ポリ袋に入れて軽く発酵(1~2日間)。

  4.種子を洗う。

  5.乾燥させる(数日間)。

  6.貯蔵する。

  (オクラは1、3,4を省略)

必要なもの  種を陰干しできる空間、ポリ袋、ボール、細かい目のザル、貯蔵用容器、乾燥剤

以上がだいたいの流れ。詳細は「にっぽんたねとりハンドブック」「岩崎さんちの種子採り家庭菜園」を参照。  

2013年8月14日 (水)

一人勉強会 キュウリの病気

7月下旬に定植したキュウリの苗のほとんどが定植してから1週間のうちにしおれて消えてしまった。

症状:定植後、地際部の茎が細くくびれて、その後苗全体がしおれた。苗立枯病の症状に似ている。

発生原因:土壌に水分が多すぎる場所に苗立枯病の病原菌が繁殖する。今回のキュウリの苗を定植する時期には雨がよく降り、畑は乾かず、定植する前にトラクターで耕す時に湿った土を練ったため、さらに土壌は水分が抜けにくくなり、通気性も悪くなり、粘土のような状態で苗が定植された。

対策:キュウリの苗は土壌を選んで植えたほうが良いかも。もっと排水性が良くて土が練らない場所を選ぶこと。

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