カテゴリー「作物紹介」の記事

2016年2月24日 (水)

撮影生育記録・キャベツやレタスなどの葉物野菜

Dscf0349_2今年の冬に新設した育苗ハウス。

Dscf0352_22月23日、そのハウスの中で、キャベツやレタスなどの春野菜の種をポットに播いて、苗作りを開始。例年では2月の上旬からこれらの春野菜の種まきが行われるが、今年は種まきの時期を遅らせてみた。

収穫時期を迎えるのも例年と比べて少し遅れると思うが、これからどんどん気温が高くなってきて作物の生育もぐんぐん早まって遅れを取り戻してゆくから、そんなに大きく収穫時期が遅れることはないと思う。例年だとまだ外が寒い時期に苗を畑に植えてゆくことになるが、今回はだいぶ暖かくなって冷害の心配をあまりしなくてもよい時期に、苗を畑に送り出してあげられると思う。

Dscf0350まだまだ寒い時期なので、種まきした後はビニールトンネルをかけて保温して、種を発芽させる。例年だと温床を作って春野菜の苗を育てるのだけれども、今年は試しに冷床(温床を使わない苗作り)で春野菜を育ててみることにした。温床で育てるように苗に高い気温は与えることができないが、少し温度が低いくらいのほうが苗は丈夫に育つと言われている。

2016年2月 1日 (月)

撮影生育記録・聖護院大根

大カブのような形をした丸い大根、聖護院大根。煮込むととてもおいしい大根で、今まで野菜セットに入れる大根は聖護院大根を選んでいた。去年の秋に畑からいっせいに収穫して、土の中に埋めて防寒し、長期貯蔵してきた。

Dscf0319_2左の写真は、ある聖護院大根を切った断面。中身がスカスカとしたスポンジ状の空洞が見られ、スが入ってしまっている。

貯蔵している多くの聖護院大根は正常でこのようにスが入っていないのだが、スが入ってしまったものも少なくない。大根の外から見ただけでは中身にスが入っているかどうか見分けることが難しい。スが入っている大根は商品になりにくいので、今後、聖護院大根を出荷してゆくことが難しくなってきた。

大根の生育が進みすぎて老化してゆくと、スが入りやすくなってくる。大根が収穫時期を迎えたら、すぐに収穫したほうがよい。

収穫した後に土に埋めて長期貯蔵している間にも、大根の生育は少しずつ進んで老化してゆく。今まで小林農場では大根の葉をつけたまま土に埋め戻していたが、葉を切り除いておけば大根の生育を止めることができて、長期間、よりよく保存できるようになるかもしれない。

サトイモを土に埋め戻して貯蔵するときはイモを逆さにして置いておくのだけれども、そうするとイモから新たに芽が出にくくなって、生育を進めさせずに良い状態で長期保存ができる。同じように、大根も上下を逆さにして埋め戻すと、新芽が出にくくなって良いらしい。




2016年1月14日 (木)

栽培撮影記録・白菜の貯蔵の様子

12月の上旬に白菜を全部、畑から収穫して屋内に並べて防寒。1か月間貯蔵しているが、白菜の葉の傷み方が進んでしまい、貯蔵している全ての白菜を一つ一つ、傷んだ外葉を取り除き、もう一度並べ直した。

白菜を長期貯蔵するには、凍ってしまわない程度に低温で保管することが重要。12月、ビニールハウス全体にシートをかぶせてハウス内に直射日光を入れないようにしてから、ハウスの中に白菜を並べてみた。直射日光を入れなければハウス内の温度は上がらないだろうと思っていたけれども、実際は、昼になるとハウス内は少し蒸し蒸しとした空気を感じるくらいの温度まで上がっている。あまり白菜を貯蔵しておくには最適な場所ではなかった。

夜は冷え込むので、白菜が凍ってしまわないように毛布をかぶせる。朝になると、今度は白菜が蒸れてしまわぬように毛布を外す。毛布をかけっぱなしにしていると、毛布と接している白菜の上部が蒸れていたんでしまう。今回は白菜の上部はきれいな状態で貯蔵されている。

地面と接している白菜の下部の葉の傷み方が激しい。今回、「スノコ」を敷いてから白菜を並べ直して、下部の換気を良くしてみた。

昼はハウス内の換気を良くするためハウスの前面を開けている。風がハウス内に吹き込んで白菜に直撃すると、白菜の外葉がしなしなにしおれてしまうので注意。風と直射日光に当てさえしなければ、白菜は地面から切り離されても、そんなに葉をしおらせてしまうことはない。

まるでナスやピーマンの苗を育てるかのごとく、ハウスの中の温度や湿度を調整しながら白菜を管理している。白菜の長期保存は、小林農場の課題だ。

Dscf0270並べ直している白菜の様子。

2015年12月29日 (火)

栽培撮影記録 12月下旬 葉物野菜

Dscf022310月16日播種の油菜、10月20日播種の水菜、10月20日播種のもち菜。今年の12月は例年と比べて暖かく、思っていたよりも早く、収穫時期を迎えている。このまま暖かな冬が続けばもっと大きく生育してゆくことになる。

葉物野菜は込み合って生育しているとヒョロヒョロと細長くなってポキポキと茎の折れやすい弱々しい姿になるので、込み合っている部分を少しずつ間引いている。間引いた葉を捨てずに、直売所などに出荷している。間引き作業をやりながら収穫・出荷作業を同時に行うように心がける。

Dscf021810月21日播種のほうれん草。他の葉物野菜と比べて生育の遅いほうれん草も、あともう少しで収穫時期を迎えようとしている。間引きしたほうれん草の中にも出荷できそうな大きさの葉を拾い上げて、出荷。

Dscf0215物野菜の上に不織布をかけて防寒。この冬は暖冬のようなので、冬の早い時期に多くの葉物野菜が収穫時期を迎えることが推測される(もうすでに大きく生育しすぎて出荷しにくい葉物野菜もある)。生育が早まりすぎると、暖かくなる3月には収穫できなくなる可能性もある。

この秋に一番最後に種まきした10月27日播種の葉物野菜には不織布をかぶせず、生育を遅らせてみた。小さな状態で冬越しさせて、3月より収穫時期を迎えるように仕組んでみた。

2015年12月26日 (土)

撮影記録・畑の土の地層・深さ80cm

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Dscf0199_3今年収穫された里芋を冬の間中、地下に貯蔵するため、畑の片隅に貯蔵穴を新たに掘った。貯蔵穴の大きさは、だいたい縦が3m、横2m、そして深さが80cmほど。

Dscf0193深さ80cmくらいまで掘った畑の土の断面。土は柔らかく、深さ80cmくらいまでスコップで簡単に掘り進めることができた。

表土・・・表面15~20cmに黒っぽい表土。この部分が作物や雑草は根を伸ばして暮らしている。ミミズなどの小動物などもこの層で暮らしていると思われる。

下層土・・・その下40cmほどの厚さで、粒の粗い橙色と白色の土の層が見られる。触るとべたべたする。

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その下の層・・・茶色っぽい層。おそらく生き物の影響は受けていない層だと思われる。

地層の姿はその土の歴史を物語っていると言われている。これらの土の色や手触りの違いは何を意味するのか?もっと調べてみれば小林農場の畑の起源を解き明かすことができておもしろいと思う。



2015年12月16日 (水)

追跡撮影記録 12月中旬 大根

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秋作の大根をいっせいに収穫して、貯蔵穴に伏せこむ。大きい物・小さい物、形の良い物・良くない物、全て合わせた本数は、青首大根が300本、赤大根が30本、聖護院大根が250本。

Dscf1566横に太らず、ひたすらひょろ長く生育した青首大根が多かった。形が変だと味が悪くなるということはないが、一般的に販売されている青首大根と比べて形が違いすぎて、ちょっと販売しにくい。これだけ細長いと、日干しすればたくあんに加工する大根として利用できそうだけれども。

今回の大根栽培では、間引きをする作業が遅れた。そのため、大根が幼いうちに、細長く伸びる癖がついてしまったのかもしれない。また、今回はもともと長く伸びる傾向のある品種の種を播いた。大根の品種は、長く伸びる系統よりも、「総太り系」のほうが育てやすいと思う。

野菜の品種には、昔から自家採種して作られてきた「固定種」と種苗会社が新たに交配して改良した「交配種」の2種類がある。一般的に「形は交配種のほうが良く、味は固定種のほうが良い」と言われている。

小林農場でも固定種と交配種の大根を作ってきたけれど、交配種のほうが固定種よりも、形だけでなく味でも上回っている。気に入っている交配種の青首大根はあるけれども、気に入った固定種の青首大根にはまだ出会ったことがない。固定種の品種を増やしていくことが望ましいと思うので、おいしい固定種の大根に出会えればよいのだけれども。
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聖護院大根。根は大きなカブのように見えるけれど、葉を見ればカブではなく大根だと分かる。聖護院大根は固定種であってもおいしくて、形が変に乱れることもない。

冬は煮込むとおいしい白首大根の品種が好まれる。でも小林農場の畑は白首大根との相性が悪いらしく、まともに育ったことがない。

2015年12月12日 (土)

追跡撮影記録・12月上旬(人参)

Dscf1580(画面をクリックすると、画面が拡大されて見やすくなります。


7月下旬に播種した人参の畑。12月上旬にいっせいに収穫。200mlの種を播いて育て、加工用の人参として出荷できた収量は150kgだった。

今回はこの数十年間、畑として使用されることなく雑草が生い茂っていた区画に、初めて作物を栽培してみた。長い間、人の手が加わっていないような土地は生態系が豊かに保たれている場合が多く、わざわざ肥料を与えなくても作物が元気に育つ。今回は肥料を与えずに人参を育てたけれど、それなりに根は肥大してくれた。

ただし土が固くてゴロゴロとしていて、肌割れしてしまった人参や二股になってしまって形の悪い人参ばかりが収穫され、まともに出荷できそうな人参が本当に少なかった。

人参の肌割れは、土の中の水分の急激な変化が起こると発生しやすい。ホロホロと手触りが良い土は排水性が良く、なおかつ保水性も良く、土の中の水分を一定に保ってくれるので、そのような土では人参も肌割れしにくいと思う。

土の中に未熟な有機物があったりすると、それに触れた人参の根は二股になりやすい。種まきする前に、草をしっかり片づけて畑に残さないようにするとよいと思う。また、土がゴロゴロと固い場合でも、人参は二股になりやすいと思うし、発芽率も悪くなる。

人参を栽培する時は、土を選んだほうがよい。特に土の物理性に注目。ホロホロと柔らかな土を選ぼう。

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今回の人参を作ってみた畑に生えていた主な雑草。オオイヌノフグリなどが群生していた。このような雑草が生える畑では野菜を育てやすいと言われている。土が固いので人参のような根菜類は育てにくいけど、小松菜のような葉物野菜は育てられそう。

2015年12月 3日 (木)

追跡撮影記録・12月上旬(白菜、人参)

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白菜を畑から収穫して、霜の当たらない屋内に並べた。屋内も氷点下まで気温が下がるので、並べた白菜の上には布団をかぶせて防寒しながら冬の長期間、貯蔵する。

今まで、布団をかけっ放しにしていたら、貯蔵していた白菜が蒸れてしまって多くの葉が傷んでしまうことが多かった。寒さで傷むよりも蒸れて傷んだ白菜のほうが多かったと思う。

今年は氷点下まで下がる夜間のみに白菜の上に布団をかけて、朝になったら毛布をはずして、換気に気を配ってみたいと思う。毎日布団をかけたりはずしたりするのは少し手間ではあるが、これくらいの白菜の量なら、そんなにたいした手間でもない。

今年は300個ほどの白菜を貯蔵した。真冬になれば白菜はよく売れるので、1000個くらい貯蔵できればよいのだけれども。

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だいたい1個の白菜の大きさは右の写真のとおり。もっと大きな白菜もたくさんあり、それなりによく肥大してくれたと思う。野菜セットにはこれらを切り分けながら、食べきれる大きさにしてお届けしてゆくことになると思う。

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7/29に播種した人参畑。土寄せして防寒する直前の様子。根は少し小さいけれど、だいたい収穫するのにちょうど良い大きさに生育している。

同じ日に同じ品種の種を播いたのだが、右側の畝と左側の畝ではっきりと生育差が生じた。右側の畝はちょうど良い時期に間引き作業ができたが、左側の畝は間引くのが遅れた。たぶん、間引く時期がずれたことで、生育差が生じたと思う。

2015年11月19日 (木)

追跡撮影記録  11月19日(玉ねぎ、小麦、ほうれん草)

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Dscf14189/16播種の玉ねぎの苗。

Dscf1438苗を畑に定植した様子。

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Dscf143011/12播種の小麦の種が発芽を開始。播種作業では土が雨で湿っていて、種まきをした後、うまく種のの上に土をかぶせられず、多くの種が土の表面に残ってしまった。それでもそれらの種も発芽してくれているようだ。小林農場の畑のように土が粘土質でゴロゴロとしていてちょうど良い具合に覆土がしにくい場合、種の上に土をかぶせすぎてしまうよりも、土をかぶせないほうが種は発芽しやすいように思う。

Dscf143211/8にすじ播きした小麦。やはりゴロゴロとした土で条件の悪い中での播種作業だったが、無事に発芽してくれた。

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Dscf1367今から1週間前のほうれん草の様子。この後、防寒用の布をかぶせて生育を早めた。

Dscf14361週間たった現在のほうれん草の様子。














2015年11月13日 (金)

追跡撮影記録  11月8日~11月14日(ほうれん草、カブ)

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10/1に播種したほうれん草。順調に生育して、来週あたりから収穫できそう。

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10/6に播種したほうれん草。

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10/16に播種したほうれん草。1月、2月の厳寒期にたくさんほうれん草を収穫したいのだけれども、播種する日が遅れたため、このままでは来年の春になるまで収穫時期を迎えられないかもしれないという不安がよぎる。まだそんなに寒い季節ではないが、11/11に防寒用の布を10/16播種のほうれん草の上にかぶせて保温して、生育を早める作戦をとる。Dscf1372


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9/24播種のカブ。間引き作業が遅れてその影響が心配されたが、間引きしてから1週間たつと、だいたいのカブが順調に肥大して収穫適期を迎えていた。

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