令和5年3月31日の野菜セット・切り干し人参について
3月31日の野菜セット(2000円セット)の内容です。
じゃがいも、サツマイモ、ヤマイモ、紅大根、ネギ、ホウレンソウ、しろ菜、菜の花、切り干し人参
今後の野菜セットの内容・・・人参、カブ、里芋の出荷は休止へ。ネギや「菜の花」やホウレンソウなどの葉物野菜の出荷を継続。サツマイモやヤマイモの出荷を開始。
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。
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人参の出荷はしばらくお休みします。7月頃より夏人参が出荷できる予定です。
冬から3月までに収穫されてきた人参の中には、形が変形していたり、肌が割れていたり、商品としては出荷しにくい規格外の人参もあります。これらの規格外の人参をコツコツと千切りして日に干して乾燥させて「千切り人参」を作ってみました。人参の出荷がお休みになった以後、2000円セットには代わりに切り干し人参を入れています。
人参を千切りして日に干している様子。
・切り干し人参の食べ方
・まず、さっと水洗いします。
・1時間ほど水に浸けて戻しておくと柔らかくなって料理しやすくなります。お湯につけておくともっと短時間に柔らかくなります。
・水に戻した切り干し人参は、炒めたり煮たり、色んな料理にご利用できます。
・私は切り干し人参を水に戻す手間を省いて、乾燥したままの状態でスープや味噌汁などに入れて料理しています。少しだけ食感が固くなるかもしれませんが、水に戻す手間を省いても十分においしく食べられます。よって、そんなに手間をかけずに手軽に利用できる食材だと思います。
現在、気温がどんどん上がって、冬を越してきた人参もカブも大根も花茎を伸ばして花を咲かせてしまうので出荷が終了となります。今の時期は1年で最も収穫できる野菜が少なくなる「端境期(はざかいき)」で、野菜セットに入れる野菜の種類数を確保するのに苦労する時期です。
乾燥させた切り干し人参はこの時期にも保管して出荷してゆくことができます。冬のうちに切り干し人参や切り干し大根を作って確保して、畑から収穫できる野菜の種類の少なくなる端境期に、代わりにこれらの乾物を野菜セットに加えてみたいと思います。