カテゴリー「農場通信」の記事

2021年9月19日 (日)

令和3年9月17日の野菜セット・配送や栽培方法について見直す

9月17日の野菜セットの内容です。

じゃが芋、玉ねぎ、キュウリ、カボチャ、莢インゲン、モロヘイヤ、ニンニク、クウシンサイ、ニラ、青シソ、ゴーヤまたはナス、ミニトマトまたはオクラ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ありがたいことに、去年より新規に小林農場の野菜セットを定期購入してくださるご家庭が増えています。

おそらくコロナ禍の影響で自宅で料理する機会が多くなっているご家庭が増えているのが主な原因ではないかと推察しております。

出荷数の増加に伴って、出荷作業も時間がかかるようになりました。

最近は皆さんのお宅に野菜セットをお届けする時間帯がズルズルと遅くなってゆき、バタバタと慌ただしい私の姿を皆さんにさらしながら配送しております。もっと早い時間帯にゆったりと皆さんのお宅にお届けできるように出荷作業を見直してゆかなくてはいけないと考えています。

今までは主に配送日の当日に収穫・出荷作業を一気に行ってきましたが、今後は配送日の前日には終わらせられる準備を終わらせておくように工夫してまいりたいと思います。

出荷数が増加するに伴って、野菜の生産量ももっと上げてゆかなくてはいけません。今後は栽培方法も見直す必要があります。

今はたくさんのご家庭が野菜セットを定期購入してくださり、農家として生計を成り立たせてゆくことが以前よりもずっと楽になりました。新規に野菜セットを定期購入してくださるご家庭を見つけるのがなかなか難しかった数年前の私と比べて、今の私はとても恵まれています。

これからも新規に野菜セットを定期購入しようとしてくださるご家庭を大歓迎しながら迎え入れてゆきたいです。そのためにはもっと野菜の生産量を上げてゆかないといけません。

どうすれば生産量を上げてゆくことができるのか?まずは睡眠時間をしっかりと確保して体調を整え、農場内で散らかっている箇所を少しずつ片づけて整理整頓の習慣を身に付けてゆくことから始めて、地道に生産量を上げてゆくことを心掛けています。

定期購入してくださっているご家庭に「小林農場の野菜セットを定期購入していてよかった」と思っていただけるような野菜セットを毎回、お届けできるように、地道に精進してまいりたいと思います。

 

2021年9月15日 (水)

鳥インフルエンザから考えるウイルス対策  令和3年3月18日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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鳥インフルエンザから考えるウイルス対策  令和3年3月18日

花の便りが聞かれるこの頃、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  先日、小林農場の地元である栃木県芳賀郡の養鶏場で鳥インフルエンザが発生して、鳥インフルエンザウイルスの感染拡大を防止するために養鶏所の鶏は全て殺処分されて埋められました。付近の養鶏所も肉や卵を出荷する際に様々な制限を受けることになりました。

  鳥インフルエンザは鳥に罹る感染症であり、よっぽどのことがなければ人間がウイルスに感染して鳥インフルエンザに罹ることはありません。鶏の卵や肉にウイルスが付着していても、ウイルスは熱に弱いので普通に加熱して料理すれば問題なく食べられます。

  鳥インフルエンザウイルスは遠くから渡ってきた野鳥によって海外より運ばれ、それらが何かに付着しながら鶏舎の中まで移って鶏へと感染し、複数の鶏が突然、次々に亡くなって感染が発覚します。現在の多くの養鶏場では卵や肉を大量に生産できるように、数万羽の多数の鶏を集中して鶏舎に囲いながら飼育していますが、密閉・密集・密生の環境下で飼育されているので感染症などの病気が広まりやすくなります。感染を防ぐためにたくさんの薬やワクチンを鶏に与えたり、たくさんの消毒液を鶏舎に散布したりしています。

  私の農業の師匠も鶏を飼育していて、私も養鶏について学ばせていただきました。現在の一般的な養鶏場とは違って師匠の鶏舎は日当たりと風通しの良い場所に建てられていて、床は広々としていて鶏は自由に動き回っていました。ときどき鶏舎の外に鶏を放して、鶏は太陽の陽を浴びながら夢中になって土を嘴でつついたり足でかき回したりしていました。

  師匠は豚も飼育していましたが、広々とした放牧場で豚は寝そべったり泥遊びをしたりして暮らしていました。ときどき元気な豚が柵を壊して脱走し、放牧場に連れ戻そうとする私達から逃げ回って大変でしたが、巨体を揺らしながら疾走する豚の姿は見ものでした。

  少数の家畜を広い空間で飼育しようとすると手間がかかって生産効率は良くありませんが、日当たりと風通しの良い環境で家畜は健全に育ち、病気に罹りにくくなります。野外で病原ウイルスに感染しても発症しにくく、薬もワクチンも消毒液も必要なくなります。

  農林水産省は、放牧場で豚が野生のイノシシなどと接触して病原ウイルスをうつされないように、豚は豚舎に囲うようにして放牧させることを禁止することを検討し始めています。農水省は病原ウイルス感染予防のためには家畜を施設に閉じ込めるべきだと考えています。しかし鳥インフルエンザは鶏舎に鶏を閉じ込めて飼育している養鶏場で発生しています。ウイルスは人の目には見えず、ウイルスの侵入を完璧に防ぐことは無理です。

鶏を野外で飼育している養鶏場で鳥インフルエンザが発生しているわけではありません。野外で健全に育った家畜はウイルスに感染しても発症しにくく、閉じ込められることによって家畜はストレスを溜め込んで免疫力を落として常に薬やワクチンや消毒液に依存しないといけないような病弱な体質になります。ウイルス感染の防止に力を注ぐよりも、ウイルスに感染しても発症させないように家畜を健全に飼育することに力を注いだほうが良いと思います。そうすればウイルスを過度に恐れずに共存してゆけるようになります。

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追記(9月15日記入)

病原ウイルスを過度に恐れて過度に感染を予防すると、かえって生き物は病弱になってしまう場合もあります。

今後、私達が病原ウイルスと対峙してゆく時に、忘れてはいけないことだと思います。

2021年9月 8日 (水)

春のホウレン草は目まぐるしい   令和3年3月4日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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春のホウレン草は目まぐるしい   令和3年3月4日

水ぬるむ候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

昨年の10月から11月まで、1週間に1回ずつ、時期をずらしながらホウレン草の種を播き続けました。10月上旬に種を播いて育てたホウレン草は年末に収穫時期を迎えて、その後は年を越して1月末には10月中旬に種を播いて育てたホウレン草が収穫時期を迎え、先週までは10月中旬播きのホウレン草を野菜セットに入れて出荷してまいりました。

2月末になると10月中旬播きのホウレン草の葉色が明らかに薄くなってゆきました。収穫時期を迎えてからしばらく時間が経っていたので老化したのでしょう。老いたホウレン草は質が悪く、収穫後には短期間で葉が黄色に変色してしまったりしてもちが悪いです。

まだまだ10月中旬播きのホウレン草は畑に残っているのですが、「全部、収穫して出荷しないともったいない」と未練がましく思ったりせず、老いたホウレン草を出荷することを打ち切りたいと思います。10月下旬や11月上旬に種を播いて育てたホウレン草が新たに収穫時期を迎えていますので、それらの初々しいホウレン草をお届けいたします。

収穫時期を迎えて間もない若いホウレン草は収穫後のもちも良いです。時期をずらしながら何回にも分けてホウレン草の種を播けば収穫時期を迎える時期もずれるので、長い間、収穫時期を迎えてから間もない若いホウレン草を絶え間なく出荷してゆけるようになります。3月中には11月上旬に種を播いて育てたホウレン草が新たに収穫時期を迎えて、4月に入る頃からは11月下旬に種を播いて育てたホウレン草が新たに収穫時期を迎える予定です。2月に入ってからも毎週、時期をずらしながらホウレン草の種を少しずつ播き続けていますので、5月末まで若いホウレン草を絶え間なく出荷してゆけると思います。

3月、4月の野菜セットは貯蔵ができる根菜類が減ってゆき、代わりに葉物野菜を入れてゆくことが増えます。ホウレン草などの葉物野菜は鮮度が命なので、皆さんにはお届けした葉物野菜を新鮮なうちに食べていただきたいと思います。野菜セットの配送日当日の夕食にでもさっそく料理していただくのが一番良いと思います。そのためにはまず私が、皆さんが夕食の支度を始める前に皆さんのお宅に野菜セットをお届けする必要があります。今の時期はできるだけ早い時間帯に皆さんのお宅に配送できるように努力いたします。

遠方にお住まいのご家庭には宅急便を利用してお届けしておりますが、ホウレン草が収穫されてから皆さんのお宅に届くまでにあまり時間が経ってしまわぬように、段ボール箱に詰める直前にホウレン草を収穫して、鮮度の良いうちに輸送するようにしたいと思います。冬は畑が霜で凍ってしまい、霜が溶けるまでホウレン草を収穫することができずに収穫できる時間帯が限られていたので、箱詰めする1日前に前もって収穫しておかないといけませんでした。今後は霜が降りなくなるので、箱詰めの当日にも収穫しやすくなります。

のんびりと生育する冬の頃とは違い、春に変わって暖かくなるとホウレン草は生育を早めて収穫時期を早く迎え、同時に老化するのも早いです。春は目まぐるしくホウレン草の状態が変化しやすく、それほど長くはない収穫適期に収穫してゆくことを心がけたいです。

2021年9月 4日 (土)

人とは共存できぬ存在   令和3年3月11日

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人とは共存できぬ存在   令和3年3月11日

春陽の候、皆さま、いかかがおすごしでしょうか。

  今年の3月11日で福島第一原発事故が発生してから10年が経ちました。原発事故によって有害な放射性物質が福島県から東北・関東地方へ飛散して、広い地域が放射能汚染を受けました。人の目には見えぬ放射性物質は回収されぬまま今でも残留し、今後も長期間、山林を汚染し続けます。福島第一原発事故は、10年経った今でも終わっていません。

  放射性物質に接触して被ばくすると人の体に障害が生じて、癌や白血病などの様々な病気に罹りやすくなります。事故の直後、畑の土も作物も放射性物質で汚染された可能性があったので、それらの安全性が確認されるまでは小林農場は野菜の出荷を自粛しました。その頃はまだ原発事故の影響で発症した人は見当たらず、「皆が過度に放射能汚染を恐れすぎて経済活動を自粛すると社会が壊れるので、自粛は控えるべきだ」という意見もありました。

放射能汚染では人体が被ばくしてから発症するまで年月がかかる場合もあり、被ばくしてから数十年後に発症する場合もあります。被ばくした直後に発症しなければ安心してよいわけではなく、しばらくの間は健康被害を警戒しておく必要があります。東北・関東地方の住民は放射能汚染に対しては意識的に恐れておいたほうがよいと私は思いました。

35年前に旧ソビエト連邦で発生したチェルノブイリ原発事故では、原発周辺の住民は他の地域に避難させられましたが、複数の専門家からは「故郷を離れることによるストレスで健康を損ねてしまい寿命を縮めてしまった人々もいた。過度に放射能汚染を恐れすぎることによって健康を損ねてしまう場合もある」と指摘しています。「病は気から」と言いますが、人は心にストレスを溜め込むと免疫力が下がって病気になりやすくなります。

いっぽうで、チェルノブイリ原発に近い地域では、原発事故から数年経った後にやたらと病人の数が増えた町もあり、複数の専門家は「原発事故によって多くの住民が被ばくしたことが原因だと考えられる」と指摘しています。被ばくによって発症しても原発事故から年月が経っていると何が原因で発症したのか判定することが難しくなります。原発事故は国の責任であり、被ばくによって病気に罹った国民に政府は賠償する責任がありますが、被害者は病因を証明できなければ政府は賠償をしません。福島の原発事故で被ばくした日本人も今後、被ばくによって発症しても日本政府が賠償してくれるのかどうか、分かりません。  

幼い子供達は放射線に対する感度が高く、被ばくによって大人達よりも犠牲になりやすいです。年をとった者から先に天寿を全うしてゆくのが自然ですが、原発事故による被曝の影響で子供達のほうが先に亡くなってゆくのは残酷なことであり、回避するべきです。

  人間は生態系の一員で他の生き物と共存してゆく能力が備わっていて、病気を引き起こす病原菌に感染してもやがて免疫を身につけて病原菌とも共存してゆきます。しかし人類が人工的に作り出した放射性物質は生態系から外れた存在であり、この物質が人間の体に与える影響は未知です。子供達の未来を奪いかねない放射性物質とは、私達は共存できません。放射性物質を排出し続ける原発を再稼働するべきではないと小林農場は考えます。

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追記(9月4日記入)

原発から排出される放射性物質、農薬、、新型コロナワクチン・・・。

これらは人類によって人工的に作り出されたもので、人の体に長期的に与える副作用がまだよく分かっていません。特に子供達への影響が懸念されます。

副作用の恐れのある人工物をできるだけ体に取り入れないことが、健康を維持してゆくために大切だと思います。私は自分の畑に農薬を散布しませんし、放射性物質を自分の体に摂取しないようにして、新型コロナワクチンも接種しません。

小林農場は、農薬や原発や新型コロナワクチンを使用しなくてもよい暮らし方を模索してまいりたいと思います。

2021年8月26日 (木)

直感を磨いて情報を見抜く   令和3年2月18日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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直感を磨いて情報を見抜く   令和3年2月18日

晩寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  農業は人の健康に関わる仕事なので、健康についての情報に注目するようにしています。特に今はコロナ禍の渦中で、新型コロナウイルスの情報が盛りだくさんです。テレビや新聞などの大手マスコミは新型コロナウイルスの危険性を頻繁に報道して、ウイルス感染防止のために社会活動を自粛するように国民へ呼びかけ、政府もそれに呼応しています。

  テレビや新聞のない我が家では、主に書籍、ラジオ、インターネットなどから情報を入手していますが、政府や大手マスコミからの情報とはずいぶん違う情報を得ています。「現在は家庭の中で新型コロナウイルスに感染する事例が増えている。外出を控えて家に閉じこもっていてもウイルスに感染する場合があり、外出を自粛するのは意味がない」「病原ウイルスに感染することによって免疫力も身につく。感染を徹底的に回避して無菌状態で暮らしていると、病原ウイルスに対する免疫も身につきにくくなる」などの情報もあります。

現在はほとんどの人々がウイルス感染防止のためにマスクを装着していますが、私が入手している情報では、「マスクは花粉のように大きな粒子を防ぐことはできるので花粉症対策には効果的だが、ウイルスのような極小の粒子を防ぐ効果は低い。むしろマスクをずっと装着していると呼吸がしづらくなって心身の健康には良くない」という情報もあります。

  現在は多くのお店の入り口に消毒液が置かれて、来客者は手を消毒することが求められていますが、私が得ている情報では、「手には病原ウイルスの侵入を防いでくれる常在菌もたくさん付着しているが、頻繁に手を消毒することによって病原菌だけではなく常在菌も消滅させてしまい、却って病原菌が病気を引き起こしやすくなる」と指摘されています。

  この冬はコロナ禍の影響で日本の医療現場が逼迫しました。本当は日本の民間病院にはたくさんの病床が用意されていて、これらの病床を有効に使用すればもっとたくさんの新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れることができて、医療は逼迫しないですみます。しかし、新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れると地元の住民達が怖がって病院に通院しなくなって病院の経営が悪化してしまうので、民間病院は患者を受け入れようとしません。それで患者を受け入れている病院のみに患者が集中して逼迫してしまいます。

  大勢の人々がこのウイルスを過剰に恐れることで、医療が逼迫しやすくなります。テレビや新聞は、新型コロナウイルスに感染して重症に陥って苦しむ人を頻繁に報道する傾向があるので、それらの報道に何度も触れた多くの視聴者は「ウイルスに感染した人はみんな、大変な目にあう」と過剰に心配してしまいます。テレビや新聞には、「新型コロナウイルスに感染した人の多くは無事に回復している」という情報も頻繁に報道してほしいです。

  私達の健康に関する情報が星の数ほどたくさんあり、どの情報を信頼してよいのか見抜くために直感を働かせる必要があります。家に閉じこもってネットなどで情報をかき集めることばかりに時間を費やして情報に過度に依存しようとすると、却って直感が鈍ります。外に出て人と会話を交わし、様々な植物や昆虫などと触れ合うことで直感が磨かれます。

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追記(8月24日記入)

人間には自己免疫力があり、自己免疫力が維持されていれば病気にかかりにくくなります。

自然に従って暮らせば自己免疫力は維持されて、不自然な暮らしを送れば自己免疫力は低下すると私は考えています。

1日中ずっとマスクをつけていたり、1日に何度も手を消毒したり、そのような不自然な習慣を続けていると自己免疫力が低下してしまうかもしれません。もしも今後、新型コロナウイルスに感染して亡くなる人が増えてゆくようならば、それは新型コロナウイルスが強くなったからではなく、過度な感染予防を長く続けたために多くの人々が自己免疫力を自ら低下させてしまったからかもしれません。

。。。。。。

栃木県内にも3度目の緊急事態宣言が発令されて、県民には外出の自粛が呼びかけられています。

それに対して「緊急事態宣言で多くの人々の生活が壊されてしまい、その影響で多くの人々が病気に罹りやすくなる。緊急事態宣言は実施されるべきではない」という声もあがっています。

コロナ禍について私がお薦めしたい書籍

「コロナ自粛の大罪」 鳥集徹・著  宝島社新書

「日本で発生している医療逼迫は、新型コロナウイルスによって引き起こされたというよりも、日本の医療が誤って引き起こしてしまった人災だ」

「新型コロナワクチンの安全性はまだ十分に確認されていないので、早急に大勢の人々に接種されるべきではない。」

「新型コロナウイルスを正しく恐れることを心掛けるべきで、過剰に恐れることを慎むべきだ」

など、本書で医師達が指摘しています。長い間、医療の現場で多くの患者を治療して、または、多くの患者の最期を看取り、「命」や「真に健康な人生」について向き合ってきた医師達からの指摘です。

現在、日本ではコロナ禍の影響で日本の医療が逼迫しています。しかし、欧米諸国は日本よりもたくさんの新型コロナウイルス感染症の患者が発生しているのに、医療は維持されています。患者数が少ない日本で医療が逼迫したり崩壊したりするのはおかしいです。

なぜ患者数が少ない日本で医療が逼迫してしまうのか、この書籍で分析されています。

本書の内容

「病床数世界一」でなぜ医療崩壊が起きるのか
森田洋之(医師/南日本ヘルスリサーチラボ代表)

「コロナ死」だけを特別視するのはもうやめろ
萬田緑平(緩和ケア萬田診療所院長)

5類感染症に指定すればコロナ騒動は終わる
長尾和宏(長尾クリニック院長)

長引く自粛生活が高齢者の健康寿命を縮める
和田秀樹(精神科医)

“未知のワクチン"を打つほどのウイルスなのか
本間真二郎(小児科医/七合診療所所長)

ほとんどの日本人の身体は「風邪対応」で処理
高橋 泰(国際医療福祉大学大学院教授)

国民は頑張っている。厚労省と医師会はもっと努力を
木村盛世(医師/作家/元厚生労働省医系技官)

医療が逼迫してしまう問題は医療体制を見直すことによって解決してゆく問題であり、私達が外出を自粛することによって解決できる問題ではありません。医療逼迫のために私達がやるべきことは外出を自粛することではなく、政府や医師会に早く医療体制を見直すことを強く訴え続けてゆくことだと、私は思います。

 

2021年8月19日 (木)

令和3年8月16日の野菜セット・緊急事態宣言下での野菜の配送について

P1040321_20210819044901 カボチャ(鶴首カボチャ)の花。

8月16日の野菜セットの内容です。

玉ねぎ、長ネギ、キュウリ、ピーマン、オクラ、ミニトマト、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク、ナスまたは大玉トマト

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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新型コロナウイルス感染拡大のため、栃木県にも3度目の緊急事態宣言が9月の中旬頃まで発令されるようです。

小林農場は緊急事態宣言中も普段どおりに、皆さんのお宅に野菜セットをお届けしてゆきたいと思います。

緊急事態宣言中は外出自粛が要請されますが、要請に応じるかどうかは自由に選択することができます。生活や健康を維持するためには外出する必要もありますので、臨機応変に行動したいと思います。

現在、新型コロナウイルスの新規感染者が急増していますが、それに伴って感染による死亡者が急増しているわけではなく、多くの感染者は無事に回復しています。

例年だと国内でインフルエンザによって亡くなる人は年間で約1万人ほどいますが、国内での新型コロナウイルス感染症による死亡者数も同じくらいです。

感染症による死亡者の多くは高齢者が占めていますが、寿命を迎えた高齢者が感染症に罹って亡くなることは自然なことであり、受け入れるべきことだと思います。インフルエンザの場合は子供が感染して亡くなる事例も珍しくありませんが、新型コロナウイルス感染症の場合は日本国内の20歳以下の子供たちが感染して亡くなる事例は今までに1件もありません。

今までインフルエンザのような強力な病原ウイルスと共存してきた私達ならば新型コロナウイルスとも共存してゆけると私は思います。

日本国内でのインフルエンザの場合、今まで年間で1000万人という莫大な人々が感染して発症し、流行期には1日に数十万人の患者が発生していましたが、日本の医療は崩壊しませんでした。現在、日本政府は新型コロナウイルスを特別に危険なウイルスと判断して特別な対処方法を医療機関に求め、それによって一部の医療機関に過剰な負担がかかって逼迫しています。新型コロナウイルス感染症だけを特別に危険視して特別扱いすることをやめてインフルエンザなどの他の感染症と同じように対処すれば、新型コロナウイルスの感染者が急増しても日本の医療は崩壊しないですむと思います。

複数の医師などからは「日本の医療が逼迫しているのは新型コロナウイルスへの対応を日本の医療が間違ったために引き起こされた人災であり、医療体制を見直すことによって解消してゆく問題であり、国民が外出を自粛すれば解消できるような問題ではない。むしろ自粛政策は大勢の国民の免疫力を低下させてしまい、取り返しのつかない副作用をもたらす」と警告が出されています。

しかし日本政府や医師会などは医療体制を見直そうとしないまま、国民に外出を自粛させることに力を入れてきました。私達がどんな頑張って自粛をしても医療体制が改善されなければ医療はいつまでも逼迫しやすくなると思います。心身へのストレスの多い自粛生活が続けば多くの人々の免疫力が下がってしまって病人の数が増えて、結局、医療従事者に負担を与えることになるのではないでしょうか。

医療崩壊を防ぐために私達がやるべきことは、政府からの自粛要請に従うことではなく、早く医療体制を見直すように政府や医師会に強く訴え続けてゆくことだと私は思います。

 

2021年8月17日 (火)

発酵と腐敗   令和3年2月11日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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発酵と腐敗   令和3年2月11日

三寒四温の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  作物を元気に育てるためには、良い土で育てないといけません。「良い土」とは、発酵菌がたくさん増殖している土だと考えられています。発酵菌は土の中の栄養を分解して作物の根に渡すなどして、作物の健全な生育に欠かせない存在です。いっぽう「悪い土」には腐敗菌がたくさん増殖して腐敗して、これらが作物に病気を引き起こしたりします。

  「発酵」も「腐敗」も、どちらも菌が増殖することによって生じる現象です。発酵菌が増殖すれば甘酸っぱい匂いが漂い、腐敗菌が増殖すれば鼻を刺激するような嫌な臭いが漂います。発酵している土には白いカビが生え、カビの色が青、または黒の場合は腐敗している可能性があります。発酵中の土は発酵熱を出してフカフカと暖かくなり、土がペチャペチャと湿ったままだと腐敗するかもしれません。菌は小さくて人の目には見えませんが、様々な合図から土に発酵菌が増殖しているのか腐敗菌が増殖しているのかを見極められます。

  畑の土作りでは、発酵が生じやすい環境を維持して、腐敗が生じにくいようにすることを目指します。発酵菌は温度と湿度に応じながら、増殖したりしなかったりします。落ち葉を発酵させて床土を作る作業では、落ち葉が乾きすぎていると発酵しないので水を落ち葉にたっぷりと与える必要がありますが、湿りすぎると腐敗しやすくなります。どのくらいの温度や湿度を発酵菌が好むのかを経験を積みながら覚えて、水加減や温度調整を行います。

  人間の体の中にもたくさんの発酵菌が生息していて、私達の健康を維持してくれています。体を温めたり味噌や醤油などの発酵食品を体に取り入れたりすると発酵菌は活発に活動してくれます。体が冷えたり、体の中で腐敗しやすい食材を取り入れたりすると、発酵菌は弱まって、代わりに腐敗菌(病原菌)が増殖して、その体は病気に罹りやすくなります。

年をとって寿命を迎えると生物の体は腐敗へと傾き、遺体は腐敗菌やウジなどの虫に分解されてゆきます。そうして分解された粒子は次の生命を生み出してゆくための素材となります。発酵を好み腐敗を嫌う私達の生命は腐敗菌やウジなどの腐敗を好む生き物を本能的に嫌悪しますが、これらの分解者がいなければ地球上は遺体だらけになって次の生命を生み出せなくなります。自然界の中では発酵と同じくらいに腐敗も必要不可欠です。

畑に生息している害虫や病原菌は、発酵菌の助けを得ながら生き生きと生育している作物にはあまり寄り付かず、生育が弱々しくて生き残れる見込みの薄い作物に集中して寄り付く傾向があります。寿命を迎えようとしている作物を分解して土に還してゆくという役割を害虫や病原菌が担っています。「病原菌がやって来たから作物が病気になる」と言うよりも、「寿命を迎えた作物が病原菌を引き寄せて病気になって土に還る」と言えます。

虫害や病害が多発する原因は農家の栽培方法に問題がある場合が多く、畑を腐敗させてしまって作物が病気に罹りやすくなり、作物の寿命を縮めてしまったりしています。よって病害対策では、病原菌を駆除することよりも、発酵菌を畑に繁殖させて作物を健全に育てて病気になりにくくすることが大事です。目に見えぬ菌の存在を感じるようにしたいです。

2021年8月11日 (水)

落ち葉の使い道    令和3年2月4日

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落ち葉の使い道    令和3年2月4日

早春の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  2月に入り、今年も春野菜の苗作りが始まります。苗はか弱いので、苗を育てる床土が良質でなければ育たずに枯れてしまいます。小林農場では主に落ち葉を発酵させて自家製の床土を作っています。落ち葉を発酵させると細かく分解されて、排水が良くて、なおかつ保水性も良い、手触りの気持ち良い、スポンジのように柔らかな良質の床土へと変わります。

たくさんの落葉樹が並んで植えられている公園や工場などの庭では、秋が深まると敷地内は大量の落ち葉で覆われて、清掃員の皆さんによって落ち葉かきが行われて片づけられます。この冬、隣の町の工場の中庭で大量にかき集められた落ち葉をいただく機会に恵まれました。清掃員の方々が、工場から小林農場まで片道40分ほどかけながら、2tトラックの荷台に袋詰めされた落ち葉をいっぱいに詰め込んで、10回ほど往復して運び込んでくださいました。今、農場の敷地内には大量の落ち葉が山積みされています。

清掃員の方々は運送の手間賃を私に請求することもなく、無料で落ち葉を運んでくださいました。私がお礼をもうしあげますと、「今までかき集めた落ち葉を高い処理費を支払いながら処理場まで運んで処理するのも大変だった。落ち葉を引きとってくれてありがたい。来年も引きとってほしい」と、清掃員の方々から逆に感謝をされました。

これだけ大量に落ち葉があれば、床土の材料にするだけではまだまだ余ります。落ち葉を主体にして堆肥を作って畑に散布すれば畑の土はふんわりと柔らかくなりやすいので、自家製の落ち葉堆肥も作ってみようと思います。小林農場の土は粘土質で固くて作業がしずらいので、堆肥を散布して柔らかくしてゆかなくてはいけません。

ただ、2tトラックで10台分もあった大量の落ち葉でも、発酵させて堆肥にすると体積はぐっと減り、出来上がる堆肥の量はそれほど多くはありません。小林農場の広い畑全てに散布できるくらいの量の落ち葉堆肥を作るには、2tトラックで100台分の落ち葉が運び込まれても足りないでしょう。人参や大根などの根菜類は土が柔らくないと収量が悪くなるので、これらを栽培する畑だけにでも落ち葉堆肥を与えてゆきたいと思います。

堆肥を作ったり、それを畑に散布したりする作業は、手間のかかる重労働です。重労働ではない、他の落ち葉の使い道もあります。例えば、ナスなどの作物の株元に落ち葉を敷けば、ナスの根は風雨から守られて生育が良くなり、雑草も株元には生えにくくなります。

10年前に発生した福島第一原発事故で東日本に有害な放射性物質が飛散し、山林の地面には放射性物質がまだ消滅せずに残っている可能性があります。山林で落ち葉をかき集めると落ち葉といっしょに放射性物質も混ざる場合もあるので、落ち葉を畑仕事に利用する場合は注意をするように呼びかけられています。人があまり足を踏み入れない山林と違って、工場の敷地内など、すでに何回も落ち葉かきが行われているような場所では放射性物質も地面から取り除かれているので、これらの場所からかき集められた落ち葉は安心して利用してもよいと考えられます。小林農場もそのような落ち葉を主に使用しています。

2021年8月 3日 (火)

品種の安全性をめぐる考察  令和3年1月28日

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品種の安全性をめぐる考察  令和3年1月28日

寒風の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  2月に入れば今年度の春夏野菜の種播きが始まります。種の販売店に並べられている様々な野菜の様々な品種の種袋を眺めながら、今年はどの品種を育てようか選んでいます。

  小林農場では畑に農薬を散布しませんが、できるだけ種も農薬で消毒をされていないものを選んで購入するようにしています。しかし、販売されている多くの種には農薬が散布されて消毒が施されています。私も自分の畑から自分で種を採っていますが、種を保管している最中に害虫に食われて穴だらけにされたり、種に付着していた病原菌によってその種から発芽した芽が病気に罹ったりしたことがありました。種苗会社が種を商品として販売するためには、種に付着している害虫や病原菌を農薬で駆除する必要もあるようです。

  品種には「交配種」と「固定種」の2種類に分類されますが、私はできるだけ固定種を購入するように心掛けています。固定種とは、長い年月をかけて種を採り続けながら特徴が固定されてゆく品種です。小林農場では、種を店から購入するだけではなく、できるだけ自分の畑から自分で種を採ることにも取り組んでゆきたいと思っています。そのために、まずは小林農場の畑と相性の良い固定種を見つけて、それから自分で種を採ってゆきたいです。

  味の良い固定種を「母親」にして、収量の良い固定種を「父親」にして、それらを交配すれば味が良くて、なおかつ収量も良い優れた品種を新たに生み出せます。これが交配種です。交配をするには資金や高度な技術が必要で、主に種苗会社によって交配種が開発されます。交配種の優れた特長が発揮できるのは一代限りで、二代目以降にはその特長は引き継がれませんので、交配種からは自分で良質な種を採ることができません(メンデルの法則)。

花粉ができない作物が突然変異で生まれる場合がありますが、最近はこの花粉のできない作物を増やして品種開発に利用される場合が多くなっているようです。なぜ花粉ができない作物を利用すると良いのか、その説明はこの紙面では省略させていただきますが、この交配技術に対しては「花粉のできない異常な作物を利用して開発される品種は不自然であり、それを食べる人の健康にも良くないのでは」という不安な説も発せられています。今のところ、その不安な説が正しいと証明できる科学的根拠は示されていないようです。

  確かに種苗会社が効率を優先して不自然な方法で交配種を開発する場合もあるかもしれないので、優良な固定種を見つけて自分で種を採るのが望ましいと思います。ただ、今まで小林農場の畑に馴染んで生育してくれた交配種は多く、皆さんからもおいしいと好評をいただき、私もこれらの交配種には愛着があります。固定種の生育は不安定な場合が多く、小林農場の畑と相性の良い固定種が見つかるまでは交配種も栽培してゆきたいと思います。

  海外の大手種苗会社が種の遺伝子を操作して品種を開発してゆく遺伝子操作技術に力を入れていますが、それによって生じる重大な副作用も指摘されています。人間が手を出してもよいのは交配技術までで、遺伝子という「神の領域」に手を出すのは危険です。現在は日本で遺伝子操作された品種は出回っていないようですが、今後はどうなるのか、注目です。

2021年7月28日 (水)

凍っては蘇り、凍っては蘇り   令和3年1月21日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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凍っては蘇り、凍っては蘇り   令和3年1月21日

厳寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  農場に設置している温度計が何度か-10℃を下回り、寒さの厳しい冬となっています。大根、カブ、人参、里芋などの根菜の上にはたっぷりと土をかぶせて防寒をするのですが、昨年の12月は土をかぶせる前に寒波がやって来て、これらの根菜を凍らせてしまいました。防寒作業を遅れたために、この冬の収穫・出荷作業を難しくしてしまいました。

  大根の場合、通常の状態では中身の肌はきれいに真っ白なのですが、凍ってしまうと肌の色が半透明に変色してしまい、時間が経つと肌がカサカサと荒れて、食べてみると食感が粗く感じたりします。寒波を受けた大根を何本か畑から引き抜いて包丁で半分に切って中身の状態を確認すると、青首大根の地表に出ている頭の部分が半透明に凍みていました。

  あまり大きく育たない短形の冬大根は地表には頭が飛び出さず、切って中身を確認してみると上から下まで肌色がきれいでした。短形の大根は全て収穫して貯蔵穴に移して防寒することにしました。1日では防寒作業を終わらせられず、続きは次の日にすることにしました。ところが次の日の早朝はさらに冷え込み、まだ畑に残していた短形大根の肌色が凍みてしまい、状態が一変していました。防寒作業を中断して、様子をみることにしました。

  連日、厳しい寒さが続いた後に少し寒さが緩む日が増えてきて、再び畑に残していた短形大根を引き抜いて中身を確認してみると肌色は元の状態に戻っていて、凍った影響で傷んでいる様子はありませんでした。残りの短形大根も収穫して貯蔵穴に移しました。

やはり何回も凍ってしまった影響は受けていて、貯蔵穴に移した大根を取り出して試しに煮てみると柔らかく煮えるのが早く、少し肉質が粗く感じます。漬物などにして生食すると食感の粗さが目立つ場合もあり、この冬の大根は手短に火を通して料理するほうがよいと感じました。防寒作業が遅れた人参やカブにも同じことが言えます。凍らせてしまったことで根菜類を最良の状態で皆さんにお届けできなくなったことは、もうしわけないです。出荷する時は神経をつかって、できる限り良い状態を保っている根菜のみをお届けします。

  寒波がやって来てほとんど全ての大根やカブがカチカチに凍っている姿を目にした時は、このまま全滅してしまうかもしれないと覚悟をしました。いくつかはそのまま傷んでゆきましたが、多くはお日様の日を受けて解凍して、元の肌色に戻ってくれました。私が思っていた以上に根菜には蘇生する力があり、あきらめかけていた私の心も蘇生しました。

ホウレン草は抜群に耐寒性の高い作物で、毎朝、霜で真っ白に凍りついて縮こまりますが、昼になって日の光が霜は溶かすと元通りに葉をシャッキリと伸ばします。毎日、凍っては蘇ることを繰り返すホウレン草の姿は神々しいです。凍ることによって甘味も増します。

先日、昼になっても日がささず、ホウレン草も一日中、凍ったままで、そんな状態でホウレン草を収穫してみたら葉がくったりとしおれてしまい、良い状態で出荷できませんでした。今はホウレン草の上に防寒布をかぶせて防寒しています。ネギは今、葉が凍ってくったりしていて出荷できる状態ではありませんが、3月に暖かくなる頃には蘇ると思います。

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