カテゴリー「農場通信」の記事

2021年11月30日 (火)

今年も種採り   令和3年6月10日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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今年も種採り   令和3年6月10日

衣替えの季節となりました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  ネギは冬から春にかけて収穫・出荷されますが、5月になると出荷しきれずに畑に残ったネギが花を咲かせて、6月には実が黒く結実しました。その様子を見ながら思い出しました。これからは様々な作物が花を咲かせて実を結実させて種を生み出す頃を迎えることを。

作物栽培にはまず種が必要であり、食の自給自足を目指している小林農場はできるだけ自分で種を採るようにしたいと思います。種採りの難しい作物も多いですが、25種類ほどの作物からは私の実力でも種が採れる可能性があるので、挑戦してみたいと思います。

ネギは開花した時にハチなどの昆虫によって花粉が運ばれて受粉して種を作りますので、複数のネギの品種を同じ畑で栽培して開花させると、その畑で採れる種もいろんな品種の遺伝子が交雑してしまって、その種から育てた場合にどんなネギになるかは育ててみないと分かりません。小林農場では複数の品種を同じ畑でいっしょに育てる場合が多く、交雑を防ぐ工夫が必要です。自分が望む品種の遺伝子のみを秘めた種を採種するには、開花する前にその品種のネギを数本、選抜して、他の畑に移して隔離しておく必要があります。

  この春に出荷してきたサヤエンドウも間もなく収穫時期が終わりますが、収穫をしないで畑に残しておいたサヤエンドウの実が間もなく結実します。毎年、サヤエンドウの種は自分で採るようにしています。同じ畑で平たい実になるキヌサヤエンドウや、パンパンに膨れた実になるスナップエンドウなどの複数の品種を栽培していますが、ネギなどの多くの作物と違ってサヤエンドウは他の品種とは交雑しにくく、隔離は必要なさそうです。

  昨年に採ったサヤエンドウの種を紙袋に入れて保管していたら、小さな虫に種をかじられて穴だらけにされてしまいました。種を常温で保管していると虫が湧いて出てくるので、家庭で使っている冷蔵庫に種を保管できる空間を確保して冷蔵保存したいと思います。

  7月より収穫されるトマトは、3月に種を播いて育てます。去年、小林農場で育ったトマトより種を採ってこの春にそれらの種を播いてみたら、全く発芽しませんでした。しかたがないので2年前に自分で採った古い種を取り出して播いてみたら、無事に発芽しました。去年の私のトマトの種の採り方に何か問題があったのでしょう。原因を分析しています。

  実が十分に熟す前に採られた種はその発芽率も落ちるらしく、トマトの場合は実が真っ赤に完熟してから種を採る必要があります。しかし、実が熟しすぎると種がカビてしまい、その場合も種の発芽率は落ちるらしいです。また、種を実から採り出した後は水洗いをして種に付着しているゴミを除去しますが、種を素早く日に干して十分に乾燥させないとカビてしまいます。しかし、あまり長時間、種を直射日光に当てていると、却って発芽率が落ちるらしいです。この辺の塩梅をこれから経験を積みながら身に付けてゆきたいと思います。

日本の食料自給率は低いですが、種も海外から輸入されている場合が多く、国産の種は少ないです。日本の食料自給率が向上するように国内の農家を応援してくださる方々は多いですが、種を自分で採ってゆこうとする農家の取り組みにも注目していただきたいです。

2021年11月25日 (木)

令和3年11月22日の野菜セット・霜の季節の到来

11月22日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃが芋、人参、大根、カブ、鶴首カボチャ、キャベツ、ブロッコリー、サンチュ、ホウレン草、春菊、ニラ、ショウガ、

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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今週より一歩、季節が進むようです。

今週の水曜日に、小林農場に設置している温度計でも、いよいよ氷点下の気温が観測されました。

今後は早朝に霜が降りる日が多くなって畑が凍って、朝に野菜を収穫するのが難しくなるでしょう。毎週、金曜日は野菜セットの配送日ですが、木曜日の夕方までに野菜セットに入れる野菜を全て収穫しておきたいと思います。

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霜で凍る作物。

寒くなると作物は凍死しないように体内の水分を少なくするので、その中身の味は濃くなっておいしくなります。

連日、霜が降りるようになれば、白菜もホウレン草もさらに甘味を増しておいしくなります。

 

 

 

 

2021年11月21日 (日)

真に健康な生活を俯瞰して探る   令和3年6月3日

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真に健康な生活を俯瞰して探る   令和3年6月3日

入梅の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  先週の日曜日に小林農場の地元で青空市が開催されて、小林農場も出店して野菜を店頭販売させていただきました。毎年開催されている青空市なのですが、去年はコロナ禍のために開催が断念されて、2年ぶりの開催となりました。久しぶりなので来場者も少ないかもしれないと思っていたら、いつもよりもたくさんの来場者が会場まで来てくださいました。

  地元の料理人の皆さんがそれぞれ独創的な料理を作って販売していたので、私も昼食時に皆さんの店舗を回って食べ歩くつもりでいましたが、午前中に全ての料理が売り切れていました。会場に設置されている舞台にも多くの来場者が集まり、地元の音楽家による演奏や歌に拍手や歓声を送っていました。久しぶりのお祭りの熱気に浸って、楽しみました。

  「今回、来場者が多かったのは、他の催しが自粛しているからかもしれないね」と出店者同士で話しました。コロナ禍が発生してから1年以上経っても自粛する催しは多いです。

  コロナ禍の中、日本の医療は逼迫してしまい、日本政府は国民に外出を自粛することを要請しています。日本と比べて欧米諸国では新型コロナウイルス感染症の患者数が桁違いに多いのですが、医療は維持されています。患者数が桁違いに少ない日本で、なぜ医療が逼迫するのか。様々な人達が「日本での医療逼迫は新型コロナウイルスのせいではなく、日本の医療体制が間違って引き起こされた人災だ」と指摘して、その改善策も提言しています。

しかし日本政府や医師会は医療体制を改善することに力を注がず、代わりに国民に外出を自粛させることばかりに力を注いできました。医療逼迫は医療体制を改善することによって解消してゆく問題であり、私達が外出を自粛すれば解消できるような問題ではありません。医療が崩壊してしまうことを防ぐために私達がやるべきことは政府からの自粛要請に従うことではなく、早く医療体制を見直すように政府や医師会に訴え続けることです。

  東京の私の実家で暮らしている父と母は間もなく80歳になりますが、ときどき小林農場まで遊びに来て、里山の美しい自然を堪能しています。今も父と母は、緊急事態宣言が続く東京で基礎疾患を抱えながら暮らしていますが、今後も小林農場を訪れて豊かな自然に癒されながらくつろいでもらえるように、農場をきれいに管理しておきたいと思います。

  高齢の親がいる人の中には「親に会って新型コロナウイルスをうつしてしまうのが怖いので、しばらく会うのを控えたほうがよい」と考える人もいますが、人間には寿命があり、親もいつまでも生きているわけではないので、会える時に会っておいたほうがよいと私は考えます。高齢者も自分の子供や孫との会話を楽しむことによって自己免疫力が高まり、ウイルスに感染しても発症させずに元気なまま暮らし、寿命も延びたりするかもしれません。

  コロナ禍において「自粛を強めるほうがよい」という意見と、「過度な自粛はやめるべきだ」という意見がありますが、私は直感的に後者のほうが正しいと感じます。前者はウイルス感染を防止することのみを考えて導かれた意見のように感じますが、後者は「人間にとって真に健康で幸せな暮らしとは何か」と俯瞰して考えて導かれた意見のように感じます。

2021年11月20日 (土)

野菜を語る語り口   令和3年5月28日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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野菜を語る語り口   令和3年5月28日

向暑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  5月30日の日曜日に、小林農場の地元の市貝町にて、生産者による手作り青空市「SATOYAMAヘルシーマーケット」が開催され、小林農場も出店して農産物を販売させていただきます。私は畑仕事の最中にはカメラを持ち歩いていて、今まで小林農場で出会った草、木、虫、鳥などの生き物を写真に収めることを趣味としてきましたが、これらの写真を印刷して小林農場の店舗の片隅に展示して、ささやかな写真展を開設したいと思っています。これらの写真の生き物を話のネタにしながら、来場者の皆さんと会話を楽しみたいです。

  現在はサヤエンドウを皆さんにお届けしております。皆さんが食べているサヤエンドウは実の部分ですが、それらの実が実る前には、まず花が咲きます。赤紫色の美しい色。蝶が羽を広げて羽ばたいているような美しい形。そんな美しい花を毎日、農家は観賞しながら仕事をしていますが、農家ではない人はサヤエンドウの実は見たことがあっても花は見たことがないかもしれません。色々な野菜の花の写真もたくさん、会場に展示したいです。

  オクラは7月より収穫が始まりますが、その花もサヤエンドウの花と肩を並べる美しさです。以下は私の愛読書「身近な野菜のなるほど観察記」より引用した文章です。

  「オクラは名前も日本人好みだが、ネバネバした食感がなんとも日本人向きだ。今では醤油と鰹節を掛けられて、アフリカ出身とは思えないほど日本の食卓になじんだ存在だ。

  しかし、畑でオクラの花を見ると、やはり遠い異国から来た植物だという感じがする。オクラはクリーム色の美しく大きな花を咲かせる。中心部が黒くなっていて、外側のクリーム色と美しいコントラストを見せている。まるで遠い異国の女性の美しい瞳のようだ。」

  小林農場では5月上旬にネギの出荷が終わりますが、今は収穫されずに畑に残されたネギが盛んに花を咲かせています。ネギの花って、どんな花?再び愛読書から引用します。

  「つぼみのうちは花全体が薄い膜に覆われている。この姿が僧侶に似ていることから『ねぎ坊主』と名付けられた。やがて、神聖な僧侶の頭の薄皮が破れて、いよいよ花があらわれる。ところが、半透明の花びらは何ともお粗末で、ほとんど目立たない。突き出た雄しべと雌しべが姿をあらわすだけである。まるで子供の愛らしいいがぐり頭のようだ。僧侶の頭で神聖なものと称えられたネギは、最後に花開いて、少年のようになってしまう。

  一般的に、虫で花粉を運ぶ花は、花びらで目立たせて虫を呼びよせる。ところが、ネギは花びらも粗末で目立たないのに、虫たちが不思議と集まってきて蜜を吸っている。それも、アブやハチ、チョウチョなど、ありとあらゆる虫たちが集まる。不思議な魅力を持つ花だ。」

  この私の愛読書には、なぜサヤエンドウやオクラは美しい花を咲かそうとするのか、そんな野菜の気持ちも説明されていますが、「野菜も人間と同じようにいろいろと考えて生きているのだな」と妙に共感したりしながら読みました。著者の稲垣栄洋さんの野菜について語るおもしろい語り口は、野菜に興味を持ってくれる人を増やすでしょう。口下手な私ですが、がんばって来場者の皆さんにできるだけおもしろく野菜について語ってみたいです。

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後記(11月20日記入)

私の愛読書のご紹介。

身近な野菜のなるほど観察記(草思社・出版) 著・稲垣栄洋 画・三上修

他にも


「身近な雑草の愉快な生き方」

「身近な虫たちの華麗な生き方」

「身近な野の草 日本のこころ」

いずれも、ちくま文庫から出版されていて、著者は稲垣栄洋です。

様々な生き物の生き様を楽しみながら覗いてみたい方におすすめいたします。生き物の生き様を魅力的に伝える著者の稲垣栄洋さんの巧みな語り口は、私が農場通信で野菜や雑草や虫などについて語る時に参考にさせていただいております。

2021年11月13日 (土)

根絶よりも共存を   令和3年5月20日

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根絶よりも共存を   令和3年5月20日

惜春の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  この春より日本国内でも医療従事者などから新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。ワクチンには効用だけではなく副作用もつきものですが、厚生労働省は接種を終えた人々の副作用の状況も公表しています。6月13日時点での報告によると、277人がワクチン接種の数日後に死亡し、これらの死亡者の中には基礎疾患のなかった若者も含まれています。厚労省はこれらの死因がワクチン接種と因果関係があるかどうかは不明としていますが、「因果関係はある」と推定して警戒したほうがよいと私は思います。

  ワクチン接種の直後に副作用が現れなくても、接種してから数年経った後に副作用が現れる場合もありあす。ワクチン接種によって感染症の予防ができても、その副作用で他の病気に罹りやすくなる場合もあります。様々な副作用の危険性が考えられますので、通常は新しく開発されるワクチンは5年から10年かけて試験を繰り返して十分に安全性を確認してから使用されます。しかし今回の新型コロナウイルスワクチンはわずか1年で開発されて使用されています。十分に時間をかけて安全性の確認を行われてはいないようです。

  ワクチンの接種は強制ではなく、接種を拒否することもできます。しかし「新型コロナウイルスを撲滅させるには、全ての人々はワクチンを接種するべきだ」という意見が高まり、「副作用が怖いから本当はワクチンを接種したくはないのだけれども、接種を拒否できるような雰囲気ではない」と悩んでいる人も少なくないようです。

  今の多くの日本人はウイルスや菌をすっかり敵視するようになり、懸命に退治しようとします。そのうち農村でも「作物に病気を引き起こす病原菌が地域に広がってしまわないように、全ての農家は自分の畑に農薬を散布して菌を退治しておくべきだ。無農薬栽培は禁止するべき」という意見が飛び出してくるのではないかと、余計な心配をしてしまいます。

  農薬を散布すると病原菌は生き残るために変異してさらに生命力を強め、農薬が効かなくなります。同じようにワクチンを接種すればウイルスもそれに対抗して変異するので、いずれワクチンは効かなくなります。今まで大勢の日本人がインフルエンザのワクチンを接種していましたが、それでインフルエンザウイルスが根絶されることはなく、毎年、インフルエンザが流行していました。新型コロナウイルスの場合も同じではないのでしょうか。

  ウイルスは生き物の体内でしか繁殖することができません。数年前にSARS(サーズ)ウイルスという新型の病原ウイルスが発生して、致死率が高い危険なウイルスとして恐れられました。しかし、感染した人をあっさりと死なせてしまうために自分達も繁殖することができず、人類と共存してゆくことに失敗して短期間で消滅してゆきました。いっぽうでインフルエンザウイルスなどの病原ウイルスは人類と共存してゆくことによって繁殖してゆく戦略をとっています。ウイルスも、自分達の宿主となる人間が死んでしまうことを望みません。「害虫や病原菌を根絶しようとするとそれらは抵抗しながら強くなる。共存しようとすればそれらは大人しくなる」という無農薬栽培の考え方はコロナ禍にも通じると思います。

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追記(11月13日記入)

私が新型コロナワクチンについて勉強するために読んだ書籍をご紹介します。

「新型コロナワクチンよりも大切なこと」(講談社ビーシー・出版) 本間真二郎・著 

著者の本間真二郎さんは栃木県那須烏山市で診療所を営んでいるお医者さんで、ウイルス学やワクチン学に携わった経歴もあります。

以下は著者からのメッセージから抜粋したものです。


「本当はワクチンを受けたくないのに、同調圧力で受けざるを得ない。なんとかならないでしょうか……」という問い合わせが、毎日のように寄せられます。

現在の「同調圧力が強い世の中」では、自分の意思を示すためには、適切な知識と強い意志が必要になります。そんなときに、本書の内容を順序だてて説明すれば、ワクチンを強制されることも、強制することもなくなる内容になっていると思っています。
著者は「新型コロナワクチンは危険だから、接種するべきではない」と主張しているわけではなく、「接種するという選択も接種しないという選択もどちらも尊重されて、各個人が何にも強制されることなく自由に選択できる当たり前の社会を維持しよう」と主張しています。各個人が考えて自分なりの答えを導き出して選択してゆけるように、ウイルスやワクチンについての基本的な情報がこの本に提示されています。
「ワクチンを打った人も、打っていない人も、ワクチンに迷いがある人も、必見!」と宣伝されています。 
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私がワクチンに対して疑問に思っていること
・厚生労働省の報告によると、10月までに1200名以上が新型コロナワクチンを接種した後に急死していて、それらの死亡はワクチン接種の副作用が原因ではないかと疑われている。政府はいったん新型コロナワクチンの接種を中止して、ワクチンの安全性について再検証するべきではないのか?このまま大勢の国民にワクチンを接種し続けてゆけば、接種後に急死する人の人数が2000人にも3000人にも増えてゆくかもしれない。
・政府は幼い子ども達にも新型コロナワクチンの接種をすすめようとしているが、子供達や若者達は新型コロナワクチンの被害をほとんど受けていないことが分かっているのに、なぜ子供達や若者達がわざわざ副作用があるかもしれないワクチンを接種する必要があるのか?
・そもそも、ワクチン接種は感染防止にどれだけ効果があるのか?もしも目に見えて効果があるのならば、ワクチンを接種した人はマスクを取り外して生活をしてもよいはずだが、政府は国民に接種後もマスクをつけるように呼びかけている。ワクチン接種に感染防止効果があると確信しているのであれば、政府は国民に「ワクチンを接種した人はマスクを取り外して生活しても大丈夫ですよ」と呼びかけてもよいはず。
・そもそも、新型コロナワクチンを接種する必要性があるのか?今まで私達はインフルエンザウイルスなどの強力な病原ウイルスと共存してきたが、これらの病原ウイルスと比べて新型コロナウイルスは危険なウイルスなのか?本当に大勢の国民がわざわざ副作用があるかもしれないワクチンを接種しなくてはいけないほど恐ろしいウイルスなのか?

2021年11月 9日 (火)

壊れやすくてしぶとい生き物  令和3年5月13日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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壊れやすくてしぶとい生き物  令和3年5月13日

暮春の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  4月の末に小林農場の畑に雹(ひょう)が降りました。雹とは積乱雲が発生した時に形成される氷の塊で、家や車の屋根に降るとカンカンと音がなるくらいに固いです。

私の知り合いの農家は、ホウレン草が雹の直撃によって穴だらけにされて全く出荷ができなくなってしまったと言っていました。私もすぐに小林農場の畑を確認しましたが、幸いにも作物には被害は見られず、次の日には無事に野菜セットを出荷することができました。少し離れた場所でも雹の降り方が違い、運が良ければ無事ですが、悪ければ壊滅します。

春から夏にかけて季節が移り変わろうとしている今の時期が最も雹が発生しやすく、農家には注意が呼びかけられます。ただ、注意しろと言われても畑全体に屋根をかけられるわけでもなく、防ぎようがありません。農家にとって雹は防ぎようのない怖い相手です。

栃木県内は5月上旬まで朝は冷え込んで遅霜が降りる日もあります。ナスやトマトなどの夏野菜の苗は寒さに弱いので、もしも霜に直撃されると致命的な被害を受ける危険があります。小林農場は育苗ハウスの中で苗を寒さから防護しながら育てています。滅多に遅霜が降りなくなる5月下旬頃から、本格的に苗をハウスの外へ出して畑へ植えてゆきます。苗を植えた直後に雹が降ってこないことを祈りながら。

次々に夏野菜の苗を植えてゆく準備をしなくてはいけなかった5月上旬に、私は腰を痛めてしまいました。腰を痛めても、代わりに膝や太ももを上手に使えばたいていの畑仕事はこなせますが、重い荷物を持ち運ぶ時は腰をかばわないといけなく、畑仕事が滞りました。

よって今春はカボチャやオクラなどの夏野菜の種播きも遅れました。しかし種播きが遅れても春の場合は1日ごとに気温が高くなって日も長くなってゆくので、発芽した苗はぐんぐんと生育を速めてくれて、その遅れを取り消してくれています。

今年の4月末の早朝に氷点下まで冷え込んで、畑が霜で凍りました。ジャガイモ畑では地下に植えた種イモからようやく地上に新芽が伸び出したばかりの頃でしたが、霜によって全ての新芽が茶色に枯れてしまっていました。しかしジャガイモは強いもので、すぐに新たな芽を地上に伸ばして、霜が降りてから1週間後には緑色をした新芽が畑を覆いました。天災を受けて枯れてしまったように見えた作物が復活してゆく姿を、何度も目にしました。

昨年の暮れも私は腰を痛めて、作物を防寒する作業が遅れて多くの作物を凍らせてしまいましたが、無事に生き残った作物も多くあり、この冬も豊富な内容の野菜セットを皆さんにお届けすることができました。壊れやすいように見えてしぶとい作物の生命力に助けられながら、私は今まで休むことなく野菜セットを出荷し続けることができました。

農業は体を使う仕事なので、私のようにギックリ腰を繰り返している農家は多く、ギックリ腰は農家にとって長年付き合ってゆく悪友みたいなもの。準備体操を入念にして予防したり、コルセットを装着したりしながらしぶとく仕事を続けています。「野菜セットを皆さんにお届けし続けたい」という想いが、ポンコツになった私の体を若返らせてくれます。

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追記(11月9日)

地震とぎっくり腰は、ある日、突然にやって来ます。

今年の5月にぎっくり腰をやった時も、特に無茶な動きをして腰を痛めたわけではなく、普通に椅子に座っていて立ち上がった時に腰を痛めました。

腰を壊しても代わりに膝と太ももを上手に使えばたいていの畑仕事はできますが、どうしても畑仕事が遅れてしまいます。準備体操なり柔軟体操なりにもっと時間を費やして予防をしたいと思います。

2021年10月31日 (日)

免疫力の維持こそが肝心要   令和3年5月6日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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免疫力の維持こそが肝心要   令和3年5月6日

走り梅雨に濡れた緑がいっそう深まる季節、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  小林農場の地元の市貝町にて青空市「SATOYAMAヘルシーマーケット」が5月30日(日)に開催されることが決定し、小林農場も出店して野菜を販売させていただくことになりました。催しの詳細を伝えるチラシは作成中で、いずれ栃木県の皆さんに配布いたします。

  この催しは毎年、春と秋に行われて、市貝町で無農薬栽培を行っている複数の農家が無農薬の農産物を持ち寄り、地元の飲食店がそれらの食材を使って料理してくれます。来場者の皆さんに健全な食材を提供して、おいしい飲食も楽しんでいただいてきました。しかし去年はコロナ禍によって開催を断念して、今回も状況次第では中止する場合があるようです。

  日本政府などは、新型コロナウイルスの感染者が増加すると医療が逼迫してしまうため、国民に外出を自粛するように要請しています。それに対して複数の医師などからは「日本の医療が逼迫しているのは新型コロナウイルスへの対応を日本の医療が間違ったために引き起こされた人災であり、医療体制を見直すことによって解消してゆく問題であり、国民が外出を自粛すれば解消できるような問題ではない。むしろ自粛政策は大勢の国民の健康を悪化させてしまい、取り返しのつかない副作用をもたらす」と警告が出されています。

  日本人を含めた東アジアの人々は新型コロナウイルスに対する免疫がすでに備わっていたらしく、日本ではウイルスに感染して重症に陥る人は少ないです。感染による重症者の多くは高齢によって免疫力が低下している高齢者ですが、感染しても無事に回復している高齢者も多いです。どの年代でも免疫力が維持されていれば感染しても回復しやすいです。

  「十分な睡眠」「適度な運動」「健全な食事」「生き甲斐を感じられる仕事や趣味」などを大切にすることで、私達は免疫力を維持してゆけます。ところが自粛政策で経済が急速に悪化して多くの人々が職と収入を失って生活が苦しくなり、健全な食事が摂れなくなり、運動の機会も減り、生き甲斐も失い、免疫力が低下して健康を保ちにくくなっています。

  人の心と体の状態はつながっています。飲食店まで出掛けておいしい料理を楽しめば、心は元気になって免疫力が高まります。劇場まで出掛けて役者達の演技に感動すると、免疫力も高まります。多くの人々は外出して他者と直に触れ合って刺激を受けながら免疫力を維持しています。外出の自粛を強いられると心にストレスが溜まって免疫力が落ちます。

  自粛政策を推進している方々はウイルス感染拡大を防ぐことばかりに気をとられて、その副作用で国民の免疫力を低下させてしまっていることに目を向けません。免疫力が下がればウイルスに感染すると重症に陥りやすくなり、さらに人々はウイルスを怖がって自粛を強化してしまうとさらに人々の免疫力が落ちて重症に陥りやすくなり、悪循環に嵌ります。「コロナ禍」という天災よりも「自粛禍」という人災のほうが深刻かもしれません。

  今月末のSATOYAMAヘルシーマーケットは、日当たりも喚起も良い、豊かな自然が広がる里山で開催されます。来場者の皆さんには気兼ねなく食べて、飲んで、会話して、楽しみながら自然と免疫力を高めていただけるような催しにしてゆければよいと思います。

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追記(10月31日記入)

日本ではコロナ禍によって医療が逼迫して、医療崩壊を防ぐために日本政府は国民に外出自粛を要請しました。

しかし、欧米諸国では日本よりも新型コロナ感染症の患者数がずっと多く発生していますが、医療は維持されています。欧米諸国よりも患者数のずっと少ない日本で医療が逼迫したり崩壊したりするのはおかしいです。

日本ではほんの一部の病院しか新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れていなく、その他大勢の病院は患者を受け入れていません。だから感染が拡大して患者数が増えるとすぐに患者の受け入れ先が満員になって、医療が逼迫してしまいます。

インフルエンザが流行すると1日に5万人以上、多い日には10万人以上のインフルエンザの患者が発生しますが、これだけたくさんの患者が発生しても医療は崩壊しませんでした。それは、どの病院もインフルエンザの患者を受け入れていたからです。インフルエンザと同じように、どの病院でも新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れてゆけるように、現在の医療体制を見直すべきだと思います。

日本政府も医師会も、医療体制を見直すことよりも、国民に外出自粛を要請することに力を入れてきました。医療が逼迫する問題は医療体制を見直すことによって解消してゆく問題であり、国民が外出を自粛することによって解消できる問題ではありません。

医療崩壊を防ぐために私達がやるべきことは政府からの自粛要請に従うことではなく、政府や医師会に早く医療体制を見直すように強く訴えることです。感染拡大が収まっている今のうちに、政府と医師会は医療体制を見直してください。

2021年10月23日 (土)

農繁期前夜   令和3年4月29日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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農繁期前夜   令和3年4月29日

天候定まらぬ季節、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  昨年は初めてキクイモという芋を栽培してみて、今年の3月には野菜セットに入れてみました。春には種イモを畑に植えれば簡単に発芽して、夏には周辺の雑草を蹴散らしながら旺盛に生育して、冬にはそのまま土の中に残していても寒さで凍ってしまうこともなく保存できて、とにかく生命力が強くて勝手に繁殖してくれて、栽培するのが楽な作物でした。

  私は全てのキクイモを掘り出して収穫したつもりでいたのですが、小さなキクイモが畑に掘り残されたままだったみたいです。この春、キクイモを掘り出した後の畑を見渡すと、堀り残されたキクイモから発芽した新芽があちらこちらに生えていました。生命力旺盛な植物なので、これが野生化して雑草として畑に繁殖してしまうとかなり厄介なことになります。キクイモは収穫するまでは楽な作物ですが、収穫後の後始末に注意が必要みたいです。何度も畑をトラクターで耕して、雑草と化したキクイモが繁殖するのを防ごうと思います。

  温暖で水に恵まれた日本列島では草が元気に育って大地を覆い、日本の雑草は世界で一番元気な雑草と言えるかもしれません。5月より夏野菜の苗が次々と畑に植えられてゆき、同時にこれらの苗が雑草に飲み込まれてしまわぬように、除草作業で忙しくなります。

  この春はすでに、5月下旬から収穫を予定していた早生の玉ねぎが雑草に覆われて生育を悪くしてしまったので、おそらく収量は少ないでしょう。6月から収穫される晩生の玉ねぎの畑では適期に除草作業を行ったので、予定通りに6月から出荷できると思います。

  多くの農家は畑に除草剤を散布して手っ取り早く雑草を退治していますが、小林農場では自然環境に配慮して除草剤は使いません。除草作業に手間がかかり、作業が間に合わずに作物が雑草に覆われてつぶされてしまうことが毎年、何回か発生してしまっています。このような惨事を繰り返さぬように、この春は新たな改善策を模索しています。

  先日はキャベツやブロッコリーが生育している畑に「土寄せ機」を走らせて作物の株元に土を寄せて覆っておきました。これで作物の株元には雑草が発芽しにくくなります。今後も土寄せ機には「除草作業のエース」として活躍してもらいます。今年は地元の業者さんより袋詰めされた落ち葉をたくさんいただきましたので、これらを畑まで持ち運んで作物の株元に敷き詰めれば株元に雑草が発芽しにくくなります。どうしても除草作業が間に合わない時は、シルバー人材派遣センターのシルバーの皆さんに応援を要請したいと思います。

  栽培面積を小さくすれば、当然、除草作業も楽になります。欲張らずに今までよりも作付け量を減らし、自分の身の丈に合った栽培面積に慎むことが根本的な改善策となります。

除草作業は体力勝負です。今までの農繁期では夜遅くまで出荷作業をしたりして睡眠時間を削る場合が多かったのですが、それで疲れやすくなって仕事の効率を悪くしてしまったこともあったと思います。除草方法ばかりに気を向けていましたが、睡眠時間をしっかりと確保して疲れを取り除くことこそが最も効率的な改善策かもしれません。これから迎える夏秋は睡眠時間の確保を最優先して、いつもとは違った農繁期にしてゆきたいです。

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後記(10月23日記入)

今は次第に寒くなってゆき、雑草の勢いも衰えて、農繁期も間もなく終わろうとしています。

以上は農繁期が始まろうとしていた4月に「農繁期の乗り切り方」を書いた農場通信ですが、なかなか有言実行できませんでした。

これから年齢を重ねるごとに体力も衰えてゆきます。「除草作業はまだ雑草が小さなうちに早めに終わらせること。除草を他の畑仕事よりも優先すること」「睡眠時間をしっかりと確保する」などの目標を本気で有言実行してゆかなければ農業を続けてゆけなくなると、改めて肝に銘じたいと思います。

一に睡眠、二に除草!

2021年10月17日 (日)

日本の春、小林農場の春  令和3年4月22日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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日本の春、小林農場の春  令和3年4月22日

陽春の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  3月下旬から4月上旬にかけて、小林農場の付近では黄色のレンギョ、白色のユキヤナギ、深紅のボケなど、様々な樹々が次々に花便りを届けてくれて、桃源郷のごとく華やかな風景に包まれてゆきます。それらの開花に誘われるようにしてモンシロチョウが宙を舞い、アマガエルが地を跳びはね、ウグイスも鳴き始めて、いっせいに生き物たちが動き始めます。 

  冬を越して生育していた小松菜からはつぼみが高く伸びて、それらを摘んで「菜の花」と称して出荷してきました。すっかり暖かくなり、今はつぼみが黄色の花を咲かせて畑を黄色に染めています。もう「菜の花」は食べられませんが、きれいな菜の花畑を観賞できます。

  ソメイヨシノの花が咲き終える頃、その後を継ぐようにして小林農場の入り口付近の並木道では八重桜の花が幾重にも可憐に咲いて見頃を迎えます。畑に隣接している雑木林に混ざって自生している山桜も遅れて花を咲かせて、畑仕事をしている最中にも風に吹かれた花びらがはらはらと舞い落ちてきます。美しく咲く花はたくさんありますが、桜のように美しく散る花は多くはありません。そんな桜の花を日本人は特別に愛してきました。

  私の住まいの目の前には見上げるほどの大きなコブシの巨木が鎮座しています。1か月前までは木肌をさらけ出していましたが、4月に入る前にフサフサの毛に包まれていた冬芽が膨らんで弾けて、手のひらをいっぱいに広げるようにして純白の花が開花しました。花の寿命は短く、初々しい若葉色の新葉が花と入れ替わり、今ではすっかり新緑に包まれています。劇的に姿を変えてゆくコブシが、季節が大きく動き出したことを伝えています。

  4月は春から夏へと移る季節の転換期で、畑では収穫できる野菜の種類が1年で最も少なくなる野菜の端境期(はざかいき)となります。現代はビニール資材を畑にかぶせて畑を保温しておけばホウレン草などの葉物野菜の生育を早めることができます。小林農場が4月に出荷してきた葉物野菜の多くは、ビニール資材で保温しながら育てたものです。

  いっぽうこの季節の山では、山菜やキノコやタケノコなど、まさに旬を迎えた食材が採れます。ビニール資材のなかった昔の人々は畑で収穫できる野菜がなくなる今の季節には山に入って、これらの野生の「山の幸」を大事に採取して、手間をかけてアクを抜きながら大事に食べてきました。ビニール資材に頼らなくても収穫できる旬の山菜を小林農場の敷地内に取り入れてゆきたいと思い、ミツバやフキなどの山菜を栽培し始めています。

畑に植えたミツバが地下に根をどんどん伸ばして、すぐ隣のニラ畑に侵入してニラを取り囲むようにミツバの葉が生い茂ってしまいました。ミツバのようなもともと山で自生していた作物は野生化して繁殖しやすいようで、私の管理下から飛び出そうとします。

  4月になると私の住まいの庭に積んであるホダ木からはシイタケが次々に生えてきたので収穫して、その味わいを楽しみました。10年前の福島第一原発事故による放射能汚染の影響で栃木県内ではシイタケの出荷は規制されていますが、安全性を確認した上で、野菜の端境期には野菜の代わりにシイタケを野菜セットに入れられるようにできればよいです。

2021年10月12日 (火)

葉物野菜の食べ方、いろいろ  令和3年4月8日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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葉物野菜の食べ方、いろいろ  令和3年4月8日

春雨の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  この農場通信で何度もお伝えしているかもしれませんが、4月は出荷できる野菜の種類が最も少なくなる「端境期(はざかいき)」です。そんな時期でもホウレン草や小松菜などの葉物野菜は比較的に収穫しやすく、4月の野菜セットは葉物野菜が多く入ります。たくさんの葉物野菜を飽きずにおいしく食べ続けてゆくための知恵もお伝えしてゆきたいです。

  葉物野菜は便利な食材で、炒め物、汁の実、煮びたし、おひたし、漬物、サラダなど、様々な料理方法で使用でき、その日の気分に合わせて色々な食べ方を楽しめます。ホウレン草や小松菜の他にも、水菜、山東菜、大根の葉、ルッコラなど、色々な葉物野菜を栽培してみました。それぞれ独特な特徴があり、多様な味わいをお楽しみいただけると思います。

葉物野菜は寒さに当たると体内の糖分の濃度を濃くしてゆくため、寒い冬に収穫される葉物野菜の味は濃く、ちょっと火に通しただけでも甘味が引き出されます。いっぽう、春になって暖かくなると葉物野菜の味はさっぱりとしてゆきます。今の時期はお好みの調味料でしっかりと味付けをしながら炒めて食べるのがおすすめです。炒め物は楽な料理で、私は仕事が忙しい時は葉物野菜をごま油で炒めて塩と胡椒で簡単に味をつけて食べています。

  小松菜や山東菜などはアクがほとんどないので、サラダで生食してもよいと思います。特に水菜は歯応えがシャキシャキとしていて、サラダ向きの葉物野菜です。

幼いお子さんは少しでもアク(苦味)を感じると食べにくいようで、アク抜きしておひたしにすると食べやすくなるようです。また、子供は腹持ちの良い料理を好む傾向があるので、葉物野菜を刻んで「おやき」に混ぜてあげるとおいしく食べてくれるかもしれません。

葉物野菜を利用して主食であるご飯に彩りを与えることもできます。小松菜を鶏肉といっしょに炒めて、それらを炊飯器に入れてご飯といっしょに炊けば、炊き込みご飯を楽しめます。また、大根の葉は切り刻んでカツオ節やゴマや塩などといっしょに水気がなくなるまで炒めれば味わい深いふりかけとなり、ご飯にふりかけて食べるとおいしいです。

葉物野菜はあまり日持ちが良くないのですぐに料理したいところですが、野菜セットに入っているたっぷりの葉物野菜を全部、すぐに食べきるのは大変です。例えば、葉物野菜が届けられたらすぐに塩と好みの調味料で漬ける「一夜漬け」などの漬け物にすれば、数日間、保存ができます。もしもミキサーをお持ちでしたら、リンゴなどのお好みの果物などといっしょに葉物野菜をミキサーにかければ「野菜ジュース」になって保存できます。葉物野菜をミキサーにかけるときれいな緑色をした液状になり、それを冷蔵庫に保管しながらスープ、手作りケーキ、カレーライスなどに混ぜて料理してみてもおもしろいと思います。

4月の下旬頃からカブや大根などの根菜類が、5月の上旬頃になるとサヤエンドウなどの豆類が、6月に入ると玉ねぎ、人参、ジャガイモなども収穫時期を迎えます。現在は夏野菜の苗を育てている最中ですが、キュウリなども6月頃から登場し、ナスやトマトなども次々に収穫され始めます。それまでは葉物野菜が野菜セットを埋めてくれるでしょう。

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