カテゴリー「農場通信」の記事

2023年1月15日 (日)

今夏の果菜の樹と実の様子   令和4年8月4日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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今夏の果菜の樹と実の様子   令和4年8月4日

烈暑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、オクラなどの夏に採れる多くの野菜は「果菜」とも呼ばれていて、ナシやカキなどの果物と同じように、樹に実った実を収穫して食べます。毎朝、果菜を収穫していますが、収量が多くなったり少なくなったり増減しています。気温の変化、雨量の変化、果菜の生育段階の変化、小林の管理方法の変化などのちゃんと理由があって収量が増減しているのでしょうが、その理由が私にはよく分からないので、私にはこれらの果菜の樹が気まぐれな連中に見えます。気まぐれに増減してゆく収量ですが、これら複数の果菜を組み合わせながら分配してゆくと、上手く野菜セットを作ることができます。

  昨年の夏はできるだけ「畑仕事の省略化」を目指してナスとピーマンの苗をそのまま畑に植えてみましたが、それまで育苗ハウスの中で暖かく育てられていた苗にとっては畑の環境は過酷だったようで、苗は縮こまってなかなか大きくなりませんでした。「今年のナスとピーマンはダメだ」と私も早々とあきらめて放任していたら、苗は雑草に囲まれてますます畑は荒れてゆきました。私もなんだかナス・ピーマン畑を見るのが辛くなって足が遠のき、放っておかれてしまったナスとピーマンの樹もすっかりいじけてずっと生育が停滞したままでした。「作物は農家の足音を聞きながら健全に育つ」と言いますが、本当だと思います。

  苗を畑に植えた時の状態の良し悪しによってその後の樹の生育の良し悪しも決まります。今年は反省して、ナスとピーマンの苗を畑に植える前に畝をたてて、ビニール資材で畝全体を覆って雑草が生えてこないようにして、ビニール資材によって畝の地温が暖まってから苗を畑に植えてゆきました。植えられた苗は保護された畝の中で根付き、やがて実を実らせて、7月下旬から収量が増えて収穫の最盛期を迎えました。それぞれの樹の茎や実の数も増えて上体が重くなって倒れ始めてしまったので、先日、時間を作って樹を起こして支柱を建てて固定しておきました。今年はナスやピーマンの樹に私の足音を聞かせています。

ミニトマトの樹を放置しているとたくさん新芽が生えてきてうっそうと茎や葉が茂って風通し・日当たりが悪くなるので、私は全ての新芽をかきとるようにしてきました。しかし、新芽をいっきに除去する度に樹の葉が丸まって縮んで黄色に枯れて、樹を弱らせてしまっているようでした。もう余計な管理をやめて放置していますが、このミニトマトの樹は少し茂ったほうが元気に育つみたいで、再び新芽を生やして生気を取り戻そうとしています。

私が育てているミニトマトの品種は秋にも実を実らせるので、これから今までの不作を挽回するかもしれません。今年はオクラの種の発芽が悪くて何度も種を播き直しました。現在はまだオクラの収量は少ないですが、遅れて発芽したオクラの樹がこれから実ると思います。最近の小林農場のキュウリ栽培は好調です。今年は4月に種まきして育てていたキュウリの樹は、葉に病斑が目立って調子が上がりませんでしたが、それでも最低限の収量を確保できるように実ってくれました。7月に入ってから種を播いたキュウリの樹が先日より実り始めて、今後も途切れることなく冬に入る直前までキュウリをお届けしてゆきます。

2023年1月 6日 (金)

波を迎える度にいつも思うこと  令和4年7月28日

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波を迎える度にいつも思うこと  令和4年7月28日

大暑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  新型コロナウイルス感染拡大の「第7波」を迎えて、また医療が逼迫しているようです。「新型コロナウイルスを過度に危険視して過度な感染予防対策を医療関係者に課しているから医療関係者への負担が増えてしまう。医療関係者に過度な感染予防対策を課すのをやめて通常どおりの感染症の治療を行えるようにすれば医療逼迫を解消できる」などの改善策が以前から提言されていますが、改善しないで同じように医療逼迫を繰り返しています。

  コロナ禍以前は「インフルエンザウイルスなどの病原ウイルスには普段から適度に感染して免疫を身につけておいたほうがよい。消毒しすぎたり清潔にしすぎたりして全くウイルスに感染しなくなると免疫を身につけられなくなって却って危険だ」という考え方一般的に受け入れられていました。体調を整えて免疫力を維持していれば、致死率の低い新型コロナウイルスに感染しても発症したり重症化したりしにくいです。私も気づかぬうちに新型コロナウイルスに感染したことがあると思いますが、発症したことはありません。

  大勢の日本人が新型コロナワクチンを接種しましたが、厚生労働省によると今までにたくさんの人達が新型コロナワクチン接種後に急死したり深刻な健康被害を被ったりしていて、それらはワクチン接種の副作用が原因ではないかと疑われています。安全性が十分に検証されていなくて副作用があるかもしれないワクチンで人工的に免疫をつけようとしなくても、新型コロナウイルスは何度も流行しているのだから、私達は気付かぬうちに何度も新型コロナウイルスに感染しながら自然に免疫を身につけているのではないのでしょうか。

  コロナ禍以前も日本では年間に数万人の人達が様々な病原ウイルスに感染して亡くなったり深刻な後遺症を抱えたりしていました。体調を崩して免疫力が下がっているときに病原ウイルスに感染すると重症に陥るので、常に体調を整えておくことが肝心です。

  感染拡散防止のためにほぼ全ての人達がマスクを着用して暮らしてきましたが、それでも新型コロナウイルス感染拡大を防止することはできませんでした。夏に暑いのを我慢してマスクを着用していれば体調を崩して免疫力が落ちて感染症にもかかりやすくなるので、マスクを外して涼しい姿になって暮らしたほうが感染症にかかりにくいと私は思います。マスク着用をずっと続けているとマスクを外すことを不安に感じるようになっていつまでも外せなくなります。私はこの夏は積極的にマスクを外して暮らすようにしています。

  「マスク着用」「頻繁な手指消毒」「外出自粛」などの感染予防対策は人々の心身に悪影響を及ぼして免疫力を落としてしまう危険があります。今は新型コロナウイルスに感染しても無事に回復する人が多いですが、過度な感染予防対策を続けることによって免疫力が落ちて感染症に罹って重症に陥る人が増えてゆくかもしれません。新型コロナウイルスのせいにする前に自分達の感染予防対策が行き過ぎていないのかどうか、見直すべきです。

  夏休みになると複数のご家庭は野菜セットの定期購入をお休みしてお出掛けされます。気分が明るくなると免疫力も維持されやすくなるので、お出掛けを楽しんでください。

2023年1月 5日 (木)

最近の病害の状況  令和4年7月21日

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最近の病害の状況  令和4年7月21日

夏休みの候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  昨年、日本全国のサツマイモの産地では「サツマイモ基腐(もとくされ)病」を引き起こす病原菌が蔓延して、サツマイモの収量が激減しました。小林農場は店でサツマイモの苗を購入して畑に植えていますが、今年は昨年の基腐病による被害によって全国的に生産された苗も不足していたため、苗を購入するためにあちらこちらの店を探し回りました。

  見かけは何も問題がないように見えても病原菌に感染している苗もあり、そのような苗が全国に販売されて畑に植えられたために全国に病原菌が拡散されたと考えられます。サツマイモの苗に病原菌がくっついていては商品として出荷できないので、苗に農薬を散布して消毒してから販売される場合が多いです。私は自分の作物に農薬を散布しませんが、自分の畑に植えるために購入してきた苗は農薬によって消毒されている場合もあります。

  自分の農場でサツマイモの苗を生産するには手間がかかるのですが、この春は手間をかけて初めて苗作りに挑戦してみました。自分が思っていた以上に簡単に苗を育てることができて、今は店から購入した苗よりも自分で育てた苗のほうが元気に育っています。来年はわざわざ農薬で消毒された苗を購入しないで、全ての苗を自分で生産してみたいです。

  もしも自分の畑に病原菌が侵入して病気が発生した場合は、感染を広げない対策が必要になります。病気にかかった株は病原菌ごと畑より抜き取って処分することが有効です。

  この夏は小林農場で育てているサヤインゲンの多くの葉に病斑が現れて、やがて黄色や茶色に変色してカサカサに乾いて枯れてしまいました。病原菌・病原ウイルスに感染して病気にかかってしまったのでしょう。7月に入ると全く花や実をつけなくなり、今年はもう収穫できないと思っていました。ところがこの数日間に再びたくさんの花を咲かせて実をならせ始めているので、またサヤインゲンを収穫できるかもしれません。この先は病原菌と共生しながら生き残っていきそうな感じなので、処分しないで畑に残すことにしました。

  病気が発生した畑では、その病原菌が何年も居座って何度も病気を引き起こす場合もあります。よく土を耕して有益菌が含まれている堆肥などを畑に散布すれば、有益菌が増殖して病原菌の繁殖を抑えてくれて、その後に育てる作物は病気にかかりにくくなります。

農薬を畑に散布しても病原菌はすぐに変異して耐性を身につけてゆくので、根絶するのは困難です。農薬散布は病原菌だけではなく、作物を病気から守ってくれる有益菌や小動物などもいっしょに殺してしまうため、作物はさらに病弱になってしまう危険もあります。病弱になった作物を病原菌から守るために、農薬を散布し続けなくてはいけなくなります。

農薬散布で畑の生態系が壊れた後に無農薬栽培を始めようとしても生態系が回復するまで長く時間がかかり、その間は作物は病弱になってまともに生育できないかもしれません。よって今まで農薬を散布して作物を育ててきた農家が無農薬栽培を始める事例は少ないです。「病気は病原菌が引き起こすのではなく、作物が弱くなることによって引き起こされる」と私は考えて、作物を病弱にしてしまうかもしれない農薬散布をやめています。

2023年1月 2日 (月)

声をあげるべき時は今  令和4年12月15日

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声をあげるべき時は今  令和4年12月15日

年の瀬の寒さの身にしみる季節となりました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  日本政府は、生物の遺伝子を自由自在に操作することによって生産される「ゲノム編集食品」を一般的に生産・販売してゆけるように推進してゆく方針です。しかし小林農場も所属している有機農業者団体などは「遺伝子という未知の多い領域に人類が手を出せば予想もつかないような副作用が発生する危険がある」と主張してゲノム編集食品推進に強く反対しています。政府はゲノム食品を推進するのであれば常にその安全性を確認して、何か安全性に問題が生じたらすぐに推進を中止して安全性の再検証を行う姿勢が必要となります。

  新型コロナウイルス感染拡大予防対策として、日本政府は新型コロナワクチンの接種を国民に呼びかけています。このワクチンはインフルエンザワクチンなどの従来のワクチンとは全く種類が違い、遺伝子操作技術によって開発された「遺伝子ワクチン」であり、「遺伝子ワクチンは今まで大勢の人々に接種されたことがなく、接種後の人体への影響は未知だ」と指摘する声もあります。厚生労働省の報告によると、今までに日本国内で1900名以上がワクチン接種後に急死していて、たくさんの人達がワクチン接種後に重篤な健康被害が現れて、これらはワクチン接種による副作用が原因ではないかと疑われています。これだけたくさんの深刻な「副作用疑い」が報告されているのであれば、普通ならば政府はワクチン接種の推進を中止して安全性を再検証するべきですが、政府はワクチン接種推進をやめず、最近では幼い子供達にまで積極的にワクチンを接種するように推進しています。 

政府のワクチン推進政策に疑問を感じている国会議員達が超党派の議員連盟を作り、特に幼い子供達へワクチン接種を推進しようとする政策を撤回するように政府に要望しています。この議員連盟の代表をつとめる川田龍平議員は、幼い頃から血友病という病気に罹り、その治療のために使用していた製剤にエイズウイルスが混入していたためにエイズにも罹ってしまいました。この「薬害エイズ事件」では、千数百名の血友病患者がエイズに罹り、そのうち数百名がエイズで亡くなりました。過去には他にも政府は安全ではない薬やワクチンなどを「安全」だと承認して推進して、複数の薬害を引き起こしてきました。

  遺伝子ワクチンの安全性に疑問を感じている全国の医師達が「全国有志医師の会」を結成して、このワクチンの危険性を警告しています。また、遺伝子ワクチン接種後に急死した人達の遺族達が「ワクチン被害者遺族会」を結成して、遺伝子ワクチン接種を推進してきた政府の責任を追及するために訴訟を起こそうとしています。私は有機農業者達からも「遺伝子ワクチン接種推進反対」の声があがることを期待しています。「遺伝子ワクチンのおかげでコロナ禍の収束を見通せるようになった。遺伝子操作技術はすばらしい」という政府が作り出している物語をこのまま黙認していれば、次はゲノム編集食品も強引に推進されてゆくでしょう。「遺伝子ワクチンを接種したのに新型コロナウイルスに感染して発症している人達が続出している。ワクチン接種後に深刻な健康被害を受けている人も多い」という事実を政府につきつけて、遺伝子操作技術の有効性・安全性は確認されていないと訴えたいです。

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追記(1月2日記入)

日本国内で1900名以上が新型コロナワクチン接種後に急死していますが、それでも日本政府は新型コロナワクチン接種の推進をやめようとしません。これが政府の「安全性」に対する感覚です。

大手の新聞やテレビも「たくさんの人達が新型コロナワクチン接種後に急死したり深刻な健康被害を受けている」という事実をあまり報じようとしないので、その事実を知らないまま気楽にワクチンを接種している人も多いと思います。大手マスコミも政府のワクチン政策を支持して、あまり批判しません。

その理由はよく分かりませんが、政府や大手マスコミには安全性を軽視しながら遺伝子操作技術を推進してゆく傾向があります。政府や大手マスコミの情報ばかりをそのまま鵜呑みにするのは危険です。以下に私が参考にしている情報源をご紹介いたします。

全国有志医師の会のホームページ

「ワクチン後遺症患者の救済、子供達へのワクチン接種推進の撤回を求めて、国会議員達が超党派議員連盟を結成」(CBCテレビ)

「新型コロナワクチン接種後に急死した人達の遺族たちがワクチン被害者遺族会を結成。集団提訴する構え。」(CBCテレビ)

 

 

2022年12月31日 (土)

人とウイルスの祭典   令和4年12月8日

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人とウイルスの祭典   令和4年12月8日

歳末ご多端の折、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  現在、中東の国・カタールにて世界最大級の祭典、サッカー・ワールドカップが開催されています。コロナ禍が世界中に流行してからは初めて開催される大会となりましたが、世界中からカタールにかけつけた人々がマスクをしないまま密になっていっしょに歓声をあげて交流を楽しんでいる映像が連日、日本にも伝えられています。現在の新型コロナウイルスは致死率の低い弱毒性の病原ウイルスであることが分かり、海外の多くの国ではかつての厳しい感染予防対策を撤廃してゆき、人々はマスクを外して日常を取り戻しています。

  私達の体には「自然免疫力」があり、体が病原ウイルスに感染する度に自然免疫力が働いて発症を防いでくれています。あちらこちらに病原ウイルスが存在していて、私達は気づかぬうちにそれらに自然に感染しながら自然免疫力を鍛えています。日本政府は「この2年間ほど、日本ではインフルエンザが流行しなかったので、多くの日本人はインフルエンザウイルスに対する免疫力が弱まっている。この冬はインフルエンザで発症する人が増えるかもしれない」と国民に注意を呼びかけています。言い換えると「毎年、適度にインフルエンザウイルスに感染していれば自然免疫力が鍛えられて発症しにくくなる」ということです。

  大勢の人々が新型コロナワクチンを接種して免疫力を人工的に獲得しようとしてきましたが、接種後にも新型コロナウイルスに感染して発症する人が続出して感染拡大を防止することができませんでした。ワクチン接種後に急死したり深刻な健康被害を被ったりしている人がたくさんいることも報告されていて、それらはワクチン接種の副作用が原因ではないかと疑われています。ワクチン接種には自然免疫力を弱めてしまうような副作用があるという指摘もあります。私はワクチンを接種しないで、自分の自然免疫力に任せます。

自然免疫力は自然に従って生活をしていれば維持されやすく、不自然な生活を送っていると弱まる傾向があります。「過度な消毒」「過度なマスク着用」「過度な行動自粛」などの不自然な生活習慣は自然免疫力を弱めてしまう危険性があり、海外ではほとんど行われていません。日本ではまだウイルス感染拡大防止のためにお正月に故郷へ帰省することをやめる人がいますが、外出を我慢するとストレスが溜まって自然免疫力が弱まって感染症に罹りやすくなります。私はお正月には実家に帰省して家族とすごします。日本では「無菌状態」を目指して徹底的にウイルス感染を拒絶する対策が行われていますが、過度な潔癖は自然免疫力を弱めます。「命を守る」とは病原ウイルスを含めたあらゆるもの達と共存してゆける心身を育むことであり、ひたすらウイルス感染を拒絶することではありません。

祭典が開催されているカタールでは、世界中の人々といっしょに世界中のウイルスも運ばれてきています。祭典で人々がウイルスをうつしたりうつされたりしてみんなでいっしょに感染してみんなでいっしょに免疫を身につけながら大らかにウイルスと共生している様子を、大勢の日本人がテレビなどを通じて目撃しています。今後は「海外と同じように日本でもマスクを外して元の生活を取り戻そう」と思う日本人が増えるかもしれません。

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追記(12月31日記入)

サッカー日本代表チームやメッシやエムバぺなどの活躍でカタールでのサッカーワールドカップはとても盛り上がりました。カタールで世界中の人々がマスクを外して密になって歓声をあげていましたが、カタールで新型コロナウイルス感染が大流行して大勢の人達が亡くなったという報告はありませんでした。

海外の人々が「人類と新型コロナウイルスは共存してゆける」ということを証明してくれています。現在の海外のコロナ禍対策のポイントは「新型コロナウイルスを過度に恐れるのをやめる」ということではないのでしょうか。大勢の人達がマスクを着用しているのに医療を逼迫させている日本は、ほとんど医療を逼迫させることなく落ち着いて人々が暮らしている海外から学べばよいと思います。

日本で暮らす子供達がサッカーワールドカップを観戦すれば、「自分達は学校でマスクを着けて暮らしているのに、なんで海外の人達はマスクをつけなくてもいいの?」と大人達にたずねるかもしれません。皆さんならばどのように子供達に答えるでしょうか。私ならば子供達に、「日本でもマスクをつけなくてもいいと思うよ」と答えると思います。

 

2022年12月30日 (金)

マスクを着用する自由、着用しない自由  令和4年11月24日

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マスクを着用する自由、着用しない自由  令和4年11月24日

鮮やかな紅葉の頃、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  世界中で新型コロナウイルス感染拡大防止対策が行われてきましたが、インフルエンザ感染者と同じように新型コロナウイルス感染者のほとんどは無事に回復することが次第に明らかになってきて、海外の多くの国は厳しい感染防止対策を撤廃してゆき、大勢の人々はマスクを取り外しながら日常生活を取り戻しているようです。いっぽうで日本では今でも感染防止対策という名目で大勢の人々が随時マスクを着用して暮らしています。しかし、今までに何度もウイルス感染拡大を繰り返していて、「大勢の人々がマスクを着用して暮らしていても新型コロナウイルス感染拡大を防ぐことができない」ということが分かりました。ずっと口と鼻をマスクでふさぐ不自然な生活習慣には副作用がありますので、マスクによっぽどの利点がなければすぐにこの不自然な生活習慣はやめたほうがよいです。海外では人々がマスクの着用をやめても感染状況が悪化することなく普通に暮らしています。

ずっと口と鼻をマスクでふさぐような不自然な生活習慣を続けていると「思考能力の低下」「虫歯・歯周病の増加」「自己免疫の低下」などの人の身体全体にわたる様々な副作用が指摘されています。「マスク依存症」にも罹りやすくなり、アルコール依存症の人がアルコールを飲みすぎることをやめられなくなるようにマスク依存症の人はマスク着用をやめられなくなって、夏の炎天下でもマスクを外せずに熱中症に罹りやすくなってしまいます。

  特に心身が発達途上の子供達にはマスク着用の悪影響は大きいかもしれないと指摘されていて、「子供達だけでもマスク着用はやめさせたほうがよい」という声もあがっています。しかし子供達は「周りの人達がマスクを着用しているのに自分だけマスクを外したらいじめられてしまう」と思ってマスクを外そうとしないかもしれません。やはりまずは大人達から率先してマスクを外してゆかなければ、子供達もマスクを外せないかもしれません。

  「マスクを外したいとは思っているのだけれども、周りの人達がマスクをしているのでマスクを外すことができない」と思っている大人達も多いようです。今年から私はマスクを外して人と会話するようにして、相手の方にもマスクを外しやすい雰囲気を作れるように心掛けています。日本では今でも「マスクを着用しない人は感染防止対策を怠っている非常識な人なので近づきたくない」と思っている人が多いので、マスクを着用しないで人に会いに行くと嫌われてしまって村八分にされて仕事や収入を失う危険性はあります。しかし、今まで私はマスクを着用しないで多くの人達と接してきましたが、多くの方々は私を拒絶することなく普通に接してくださいました。「みんながマスク着用を強要されてしまうような今の日本の社会の雰囲気は私もおかしいと思う」と私に吐露してくださる方もいました。

  「マスクをしていると防寒にはよい」「マスクをしていると化粧をする手間が省けて気が楽」など、マスク着用が自分の心身の健康に良いと感じるのであれば、マスクを着用することは良いことだと思います。マスクを着用したい人は着用して、マスクを着用したくない人は着用しなくてもよい、そんな当たり前な社会をみんなで取り戻してゆきたいです。

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追記(12月30日記入)

全国の有志の医師達によって結成された「全国有志医師の会」が、随時マスク着用による弊害について警告しています。以下をクリックしてご覧ください。

「マスクを外しましょう。マスクの感染予防効果は証明されていません」

先日までカタールで行われたていたサッカーワールドカップでは、海外の大勢の人々がマスクを着用せずに密になっていっしょに歓声をあげている映像が連日、日本にも伝えられていました。海外では人々はマスクを外して普通に暮らしています。

いっぽうで今でも大勢の人々がマスクを着用して暮らしている日本や中国では、感染者の数が拡大して医療が逼迫し始めていると報じられています。マスク着用をやめた国ではほとんど医療が逼迫していないのに、なぜ今でもマスク着用を続けている日本では医療が逼迫し始めているのか、その意味をよく考えて、本当に今後もっずっとマスクで口と鼻をふさぐような不自然な生活を続けてゆくことに意義があるのか、よく考えたいです。

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ずっとマスクを着用していればマスクに自分の飛沫がべったりとくっついて、マスクの周りは不衛生な環境になります。そんなマスク周辺の不衛生な環境でウイルスは繁殖しやすくなっているかもしれません。

べったりと飛沫とウイルスがくっついているマスクを手で触ると、手にもべったりとウイルスがつきます。ずっとマスクを着用しているとマスクがずれてきて、ずれたマスクを手で触って直している人をよくみかけます。その手であちらこちらを触れば、あちらこちらにウイルスが拡散されます。

特にスマホの画面のような物体にもウイルスはくっつき、べったりとウイルスがくっついているスマホを触るたびに再び自分の手にウイルスがくっつきます。人は無意識のうちに何度も自分の口や鼻や目を手で触っていますので、ウイルスのくっついた手で触れば感染するかもしれません。べったりとウイルスがくっついているスマホを自分の口に近づけて電話をしても感染するかもしれません。

「マスク着用」でウイルス感染を防ぐのは無理があると思います。もしかしたらマスク着用をすることによって自らウイルスに感染しやすくなってしまっているかもしれません。

大勢の人々がマスクを着用して暮らしてきましたが、何度もウイルス感染拡大を繰り返しています。そろそろ「マスク着用による感染予防効果はあまりなくて、マスク着用は意味がないかもしれない」という意見があちらこちらで出されてもよいのではないのでしょうか。

 

2022年12月22日 (木)

販路開拓と栽培技術向上は対  令和4年7月15日

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販路開拓と栽培技術向上は対  令和4年7月15日

小暑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  先週に行われていた参議院選挙で、私は各政党の農業政策に対する姿勢に注目してみました。多くの政党に共通していたのは「現在の日本の食糧自給率は異様に低く、日本の農家の人口も激減している。食糧自給率を回復させてゆくために農家の人口を増やしてゆかなくてはいけない」という認識です。新規に農業を始める人を増やしてゆくために、日本政府は新規就農希望者に対して技術研修費や営農準備金などを補助してゆく方針です。

  「あまりたくさん新規就農者に補助金を与えてしまうと、安心してしまって一生懸命に農業経営に取り組もうとしなくなるのではないか」という意見もあります。確かにお金がない状態のほうが一生懸命になって農業経営に取り組んで収入を得ようとするでしょう。

ちなみに私は11年前に新規就農して小林農場を設立しましたが、販売先を確保してちゃんと農場の生計が成り立つようになるまでに5年間ほどかかり、それまでは父と母から経済的に支えてもらっていました。農場の経営が成り立つようになった今は少しずつですが父と母に借りたお金を返済し、毎週、小林農場の野菜セットを贈呈しています。

  新規就農者は農産物を生産するだけではなく、その販売先をゼロから開拓してゆかなくてはいけません。「おいしい野菜を育てますから、どうぞ私が育てた野菜を定期購入してください」と消費者に宣伝してゆくことはけっこう度胸が必要です。天候によって作物の収量や味質が左右されやすく、「本当に自分は多くの消費者にお約束したとおりに安定して野菜を出荷し続けることができるのだろうか」という不安は常に抱えています。

  農林水産省から公開されている新規就農者の農場経営状況によると、新規就農してから5年経っても農場経営が成り立っていない新規就農者も多いようです。「栽培技術がまだまだ未熟」「新たに販路を開拓できない」とその理由を語る新規就農者も多いようです。

  私も農家として未熟で、今までも野菜セットを定期購入してくださっている皆さんより野菜の品質や配送方法について様々なご指摘、ご叱責をいただきました。今はありがたいことに、多くの皆さんがご家族やお知り合いに小林農場のことを紹介してくださり、口コミで野菜セットを定期購入してくださるご家庭が増えるようになりました。

  農業は自営業であり、働き方は自由です。頑張ろうと思えばいくらでも頑張れるし、怠けようと思えばいくらでも怠けられます。自分が育てた野菜を購入して食べてくれる消費者がいるからこそ頑張って栽培技術を維持・向上させてゆこうという気持ちが沸きます。販売先がなければ頑張るための原動力もなくなって怠け癖がつき、栽培技術も低下してしまいます。「栽培技術の維持・向上」と「販路の確保」は対になっていて、「栽培技術がまだまだ未熟だから販路を開拓してゆくのは控えよう」と尻込みしていては技術も販路も手に入らなくなります。今後も新たに定期購入してくださるご家庭を歓迎したいと思います。定期購入してくださるご家庭が増える度に出荷作業に時間がかかって皆さんのお宅に野菜セットをお届けする時間帯が遅くなっているので、これは改善したいと思っています。

2022年12月17日 (土)

「節電の夏」に考える  令和4年7月7日

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「節電の夏」に考える  令和4年7月7日

降りしきる蝉の声に夏の盛りを感じる頃になりました。皆様、いかがおすごしでしょうか。

  6月末にすでに梅雨が明けて猛暑を迎えて、多くの施設・事業・家庭では冷房を稼働させて暑さをしのいでいますが、日本国内では消費電力の増大によって供給電力が不足気味となっているようです。日本政府は国民に向けて節電をするように呼び掛けています。  

我が家の周りは土に囲まれて風通しが良く、涼しいそよ風が住まいの中に吹いてくれるので冷房を設置する必要はなく、冷房を使わないことで我が家の消費電力をずいぶん削減できているのではないかと思います。私は炎天下の畑で仕事をするので、部屋の中を冷房で冷やしてしまうと室内と室外の気温差によって体調をおかしくしてしまうかもしれず、冷房を使いたくありません。実際に冷房で体を冷やしすぎて体調を崩してますます夏バテしてしまう人も多いらしく、そのような症状は「冷房病」という名前で呼ばれています。

日本列島では石油などのエネルギー資源を自給することができず、日本のエネルギー自給率は10%くらいでものすごく低く、私達の生活に必要なエネルギー資源のほとんどを海外からの輸入に依存しています。最近は国際情勢が不穏となってエネルギー価格が上昇して、資源を輸入しにくくなってきています。今年は冷房で電力需要が増える夏と暖房で電力需要が増える冬には本当に国内で電力が不足するかもしれないと言われています。

  日本の食糧自給率は40%以下で、日本人が摂取している食糧の半分以上を海外からの輸入に依存しています。過度に輸入に依存してきた状況を改めて自国での食糧自給率を上げてゆこうとする取り組みが行われていますが、農産物を生産するためには農業機械が必要であり、農業機械を動かすための石油が必要であり、海外から石油を輸入する必要があり、けっきょく自国で農産物を生産するにも輸入に依存しなくてはいけません。小林農場も畑を耕すためにはトラクターなどの機械が必要で、石油に依存しないといけません。

  日本で暮らしている1億人以上もの人々の食糧やエネルギーを、小さな日本列島の中で全て自給自足してゆくことは難しく、それらを輸入することも大事です。しかし、日本人も江戸時代まではほとんど輸入に頼らずに自給自足していたことを忘れてはいけません。

「不耕起栽培」という、畑の土を耕さずに作物を育てる栽培方法があり、トラクターなどの機械を使いません。この栽培方法で収量を確保してゆくためには色々と手間がかかり、今の私の実力で不耕起栽培を行えば出荷できる野菜が不足するかもしれません。でも不耕起栽培は最もエネルギー資源を消費しない栽培技術であり、エネルギー資源はないけれども豊かな土壌がたくさんある日本列島に適しているので、私も挑戦してみたいです。

冷房による人工的な冷気ではなく自然なそよ風で暑さをしのいでいる今の私の生活を心地良く感じていますし、電力を消費する重たい冷房を使わなければ気も楽です。石油を消費するトラクターなどの重たい機械を使わずに不耕起栽培で作物を育てることができれば、身軽になれて心地良さそうです。やせ我慢しながら節電・節約するのは嫌ですが、重たいものを降ろすことによって心地良くなれる節電・節約ならば取り入れてゆきたいです。

2022年12月12日 (月)

早すぎる梅雨明け  令和4年6月30日

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早すぎる梅雨明け  令和4年6月30日

炎暑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  例年では関東地方では7月20日頃に梅雨が明けるのですが、今年の場合は6月27日に気象庁が早々と「関東地方の梅雨が明けたと思われる」と宣言し、現在は連日、晴れの日が続いています。海から離れた関東地方の内陸部では特に温度が上がりやすく、栃木県にある小林農場でも農場に設置している温度計を確認してみると6日連続で35℃を超える猛暑日となっていて、もうしばらくこの猛暑日連続記録は更新されそうな気配です。

今年の梅雨はほとんど雨が降らなかったおかげだと思いますが、湿った環境に弱いブロッコリーなどの春野菜が今までずっと良い状態で収穫できました。今でもブロッコリーは収穫されていますが、この高温では良い状態で収穫されてもその後に傷むのが早いかもしないと思い、野菜セットに入れることを控えました。春野菜の旬はすぎました。キュウリやナスなどの夏野菜の樹は猛暑の畑の中でも熱中症にかかることはなくて人間なんかよりもずっと暑さに強く、これから実を実らせて少しずつ収量を増やして旬を迎えます。

作物の苗が畑に植えられてからしっかりと根付くまでは十分に水分を与えることが必要なので、雨が降る前後に苗を畑に植えてゆくようにしています。モロヘイヤなどの苗を梅雨の湿りやすい頃に畑へ植えようと思っていたのですが、6月上旬に梅雨入りしてからいくら待ってもまとまった雨が降らず、苗を植えられないまま梅雨が明けてしまいました。

  気象庁から「梅雨明け宣言」が出された直後の夕方、とても久しぶりに恵みの雨が滝のように降ってきて、空梅雨でカラカラに乾いていた畑を潤してくれました。その夜は稲妻が何度も夜空に光って駆けて落ち、真夏がやって来たことを告げに来ているようでした。  

恵みの雨が降ったその次の日にはさっそく潤った畑にモロヘイヤなどの苗を植えました。猛暑の中での植え付けとなりましたが、今のところ、植えられた苗は枯れずに生き残っています。猛暑に負けずにこのまま無事に根付いてくれるかどうか、見守っています。

小林農場の畑の土は粘土質のため、真夏の強烈な直射日光を浴び続けると乾燥してカチカチに固まってしまい、トラクターで耕そうとしても固すぎて耕せなくなってしまいます。今年の梅雨はほとんど雨が降らなかったので、梅雨の頃からすでに土は乾燥して固くなり始めていました。先日の希少な恵みの雨によって土が潤って柔らかくなったので、また乾燥してしまわないうちにトラクターを畑に入れて耕せる所を全て、耕しておきました。

日陰のない炎天下、広い畑で何時間も直射日光を浴びながらトラクターを運転しましたが、私の体は寒いのは苦手ですが暑いのは苦手ではなく、激しい運動を伴わなければ作業中に直射日光を浴び続けていても簡単に熱中症にはかかりません。どんなに暑くても農家は炎天下の畑に行かなければいけませんが、私の体は徐々に猛暑に慣れてきています。

  7月、8月にも真夏は続きます。感染症予防でマスクをつけている人も多いですが、暑いのに我慢してマスクを着用していれば体調が崩れて熱中症や感染症などにかかりやすくなるかもしれません。マスクを外して涼しい姿で暮らしたほうが安全だと私は思います。

2022年12月 3日 (土)

選挙の争点に「食糧安全保障」を  令和4年6月24日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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選挙の争点に「食糧安全保障」を  令和4年6月24日

小夏の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  参議院選挙が公示されていますが、今回の選挙でも「安全保障」について、重要な争点として議論されます。多くの日本人は「安全保障」といえば「敵国の軍事力にどう対抗するべきか」という軍事関連の議論を思い浮かべますが、海外の人々は「安全保障」といえば食糧自給力についても議論されるようです。まずは食糧がなければ国民は生きてゆけず、国の独立を保つために食糧を国内で自給することが重要と考えているようです。

  日本人は食糧を国内で自給してゆく努力をほとんど支払わず、現在の日本の食糧自給率は40%以下と異様に低いです。「まずは工業などでお金を稼ぐことに力を入れて、稼いだお金で海外から食糧を輸入すればよい」というのが多くの日本人の感覚でした。

今後は地球上の人口はもっと増えていって世界の食糧が不足するかもしれないと予想されています。どの国も自国民に食糧を供給することに精一杯になり、他国に食糧を輸出しなくなるかもしれません。その時までに日本は食糧を自給できる態勢を整えられていなければ、多くの日本人は飢えることになります。どんなに手元にお金を貯めこんでいても、輸入できる食糧が不足すればお金を使って購入することもできません。1万円札は単なる紙であり、食べてみても何の栄養にもなりません。本当はお金を稼ぐ力よりも食糧を自給する力のほうが生きてゆく上で大切だと思います。今後、世界中で深刻な食糧不足が発生しても、私は農家として食糧を自給してきた今までの技術を生かして生き抜いてやります。

  昨年は小麦の輸出大国のアメリカやカナダで高温・干ばつが原因で小麦が不作となり、今年にはやはり小麦の輸出大国であるロシアやウクライナで戦争が発生して小麦が輸出されにくくなり、小麦の販売価格も上がって購入しにくくなっています。食糧不足が発生する前兆を実感される状況が訪れています。「食糧安全保障」は国民の生命の根源に直結する重要な問題であり、今の世界情勢ならば選挙の争点としても注目されやすいと思います。

  海外では国内自給率を維持するために、異常気象による不作や農産物の市場価格の下落などによって農家の収入が減った時には政府は農家に補助金を支払って農家がつぶれてしまわないように手厚く支援しています。日本ではこのように政府が農家の生活を手厚く支援しようとしませんでしたので、異常気象や市場価格の変動などで収入を減らした農家は生活を続けられなくなり、現在の日本では専業農家の人口が激減しています。日本のほとんどの政党は食糧自給率を向上させてゆくことが重要であることを認識しているようですが、ではどのように向上させてゆこうとしているのか、選挙戦を通じて注目したいです。

ただ、昔はたくさんの日本人が農家でしたが、現在よりもずっと少ない収入で農業を続けていました。身近な自然環境から自分たちに必要なものを入手して利用して、お金がなくても生活してゆける知恵があったのでしょう。現代の農家は「お金がなければ生活できない」と思うようになり、収入の少ない農業から離れてゆきます。もう一度「お金を稼ぐ力よりも食糧を自給する力のほうが大切」と、自分に言い聞かせたいと思います。

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