カテゴリー「歳時記」の記事

2021年11月 3日 (水)

月の満ち欠けの暦・長月の風景(10月6日~11月4日)

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。

以下に太陰暦の葉月の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)

長月(ながつき)

 期間:今年の場合は10月6日の新月の日から、11月5日の新月の前日まで。

P1040778 10月18日は「十三夜」でした。

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本日、11月3日は「文化の日」で、文化や芸術を愛でる日です。同時に、マンガの神様・手塚治虫の誕生日でもあり、「マンガの日」ともされています。

太平洋戦争終戦後に手塚治虫が革新的な技法でマンガを描いて日本のマンガが飛躍的に進歩し、日本のマンガは日本人にとってとても大切な文化へと昇華されました。

ただ、日本には数百年も前から絵巻物などのマンガ的・アニメ的な芸術が創作されていて、昔から日本民族はマンガやアニメのようなものを作るのが好きだったのではないかとも言われいます。

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上は有名な絵巻物「鳥獣人物戯画」で描かれている動物たちを小林が模写したもの。こんなマンガ的な描写が、数百年も前から日本で描かれていました。

私の子供の頃の将来の夢は「マンガ家になりたい」でしたが、絵を描く才能がなくてすぐにあきらめました。しかし今も、少しでも上手に絵を描けるようになりたいと思っていて、絵を描く時間を作るようにしています。

野菜セットには農場通信もいっしょに入れていますが、農場通信の片隅の余白に、花や草や虫などの挿し絵を描いて入れるようにしています。

以下は農場通信の挿し絵(画面をクリックすると、画面が拡大されてみやすくなります)。秋に見られる植物です。

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シロガネヨシ。

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以下は「園芸図鑑 花や野菜いっぱいの庭づくり」(福音館書店)という本に描かれていた挿し絵より模写しました。私が学生だった20年前に購入した本ですが、そこに描かれている子供達の畑仕事をしている挿し絵が今でも好きで、これらを模写して最近の農場通信の挿し絵に使わせてもらっています。

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「俺たちはみな農民である。ずいぶん忙しく仕事もつらい。もっと明るくいきいきと生活する道を見付けたい。芸術をもってあの灰色の労働を燃やせ。」という宮沢賢治の言葉には、農業を「苦しい肉体労働」ではなく「明るい文化・芸術活動」にしてゆきたいという想いが感じられます。

畑仕事では地味な肉体労働も多いですが、それらを題材にして絵を描いたり文章にして物語ったりすることにより、日常の労働が文化や芸術に昇華されて、畑仕事も楽しくしてゆけるのではないでしょうか。

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マンガやアニメの他にも、日本の文化、いいや、世界の文化として発展していってほしいと私が願っているのが「アカペラ」です。

アカペラとは、楽器を使わずに人の声のみで奏でる演奏のことです。通常は3人から10人くらいの人数でグループを組み、メンバーはヴォーカル、コーラス、ベース、パーカッションなどの役割を担当します(ベースやパーカッションなども人の声で奏でられます)。

多くのアカペラグループがインターネット上にアカペラを公開しています。アニメの主題歌をアカペラで歌っているグループも多く、アカペラとアニソン(アニメ・ソング)は相性が良いと思いました。

まだアカペラをご存じではない方々に私のお気に入りの動画をご紹介します。歌唱グループ「Love Harmony’s,Ink」が歌うアニソンの名曲「残酷な天使のテーゼ」。かっこいいアカペラですので、ぜひ以下をクリックしてお聴きください。

 残酷な天使のテーゼ(Love Harmony's,Ink)

私もお気に入りのアニソン(アニメ・ソング)をアカペラ風に歌ってみました。私が子供だった頃の、カッコイイ昭和のアニソンです。よろしかったら以下をクリックしてお聴き下さい。

ルパン三世主題歌(カバー曲を聴くには右をクリック。ルパン三世.wav )  作詩/東京ムービー企画部 作曲/山下毅雄 

  テレビアニメ「ルパン三世・第1シリーズ」の主題歌

薔薇は美しく散る  作詞/山上路夫 作曲/馬飼野康二

  テレビアニメ「ベルサイユのばら」の主題歌

君がいるから  作詞/武田鉄也 作曲/山木康世

  映画「ドラえもん のび太とパラレル西遊記」の主題歌

なぜこの日本でマンガやアニメが爆発的に発展したのか?それは同時に「日本人とは何か?」を問うことになるのかもしれません。

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次の季節は神無月(かんなづき)

 期間:今年の場合は11月5日の新月の日から、12月4日の新月の前日まで。

神無月での小林農場付近の注目すべき風景

 ・11月8日には「金星蝕」で、夕方以降には、三日月と金星がかなり接近している様子が観察できる。11月19日には「部分月食」で、夕方以降に観察できる。

 ・早朝に霜が降りる日が徐々に多くなる。

 ・サザンカの樹が花を咲かして、やがて花びらを散らす。

 ・カラスウリの実が赤くなってぶら下がる。

 ・コナラやクヌギやメタセコイアなどの紅葉が見頃を迎える。落ち葉になって散る(落ち葉かきが行われる)

 ・夜空が澄んで、オリオン座が見られるようになる。

 

2021年10月13日 (水)

月の満ち欠けの暦・葉月の風景(9月7日~10月5日)

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。

以下に太陰暦の葉月の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)

葉月(はつき)

  期間:今年の場合は9月7日の新月の日から、10月5日の新月の前日まで。

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9月21日に「中秋の名月」を観賞することができました。

10月18日の「十三夜」を観賞することも、お忘れなく。

P1040648 我が家の目の前で鎮座しているコブシの巨木の様子。

P1040645 コブシの果実。人の握りこぶしのように、ゴツゴツとしています。

P1040696 やがて果実が割れて、中から赤い種がこぼれ落ちます。

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アキアカネなどの赤色のトンボの姿もよく見かけるようになり、秋にはいろんなものが赤くなります。

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この季節の畑では、メㇶシバ、エノコログサ、チカラシバなどのイネ科の雑草が穂を伸ばしている姿が目立ちます。

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アメリカアサガオの花の水色。ホシアサガオの花の桃色。これらのツル性の雑草の花の色は心に染み入るように優しく、私の好きな雑草です。

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背を高く伸ばしている雑草は、ホソアオゲイトウです。人の背丈よりも高くなって、草というよりも樹のようになって太くなって、たいしてきれいな花を咲かせるわけでもなく、この雑草が生えると畑の風景が荒地のように荒れます。私の大嫌いな雑草です。

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私の指先にあるゴマ粒みたいなのは、ダイコンサルハムシという甲虫の幼虫です。この秋、この幼虫が白菜の苗に発生して、その葉を食べて穴だらけにしてしまいました。1匹1匹、捕まえて、つぶしておきました。

P1040770 畑に植えられた白菜の苗の様子。

幼虫に葉を穴だらけにされてしまった白菜の苗ですが、今はダイコンサルハムシによる被害も止んで葉も順調に回復してくれたみたいで、葉には食害の痕が目立たなくなりました。

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今年の秋分の翌日、小林農場の飼い犬のパンチが天寿を全うしました。18年間の大往生でした。

P2060038生前の頃のパンチ。

体の斑模様が少しだけパンダに似ている、雑種の犬でした。

我が家の庭に埋葬をしました。今後は秋分を迎える度に、パンチのことを思い出すことになるのでしょう。

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この季節に聴きたい曲 クラシック音楽

芸術の秋。秋の夜長に聴きたくなるのが、クラシック音楽。

西洋から日本に渡ってきたクラシック音楽ですが、現代ではテレビ番組やコマーシャルの中でもよく流されているので、多くの日本人にも耳馴染みのある曲が多いです。

私のお気に入りのクラシック音楽を基にした歌をご紹介したいと思います。

「ノクターン」 作曲:フレデリック・ショパン 作詞:史香 編曲:椎名邦仁 このカバー曲を聴くには右をクリック。ノクターン.wav

  ショパンによるピアノ曲に歌詞がつけられて、緒形拳などが出演していたテレビドラマの主題歌として歌われていました。

「鱒」 作詞、作曲:フランツ・ペーター・シューベルト 

  シューベルトによる歌曲に中国語の歌詞がつけられて、サントリー烏龍茶のコマーシャルで歌われていました。サントリー烏龍茶のコマーシャル・ソングのメドレーのカバー曲を作ってみましたので、かなりデタラメな中国語の発音で歌っていますが、よろしければ右をクリックしてお聴きください。サントリー烏龍茶CMソング・メドレー.wav

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次の季節は 長月(ながつき)

 期間:今年の場合は、10月6日の新月の日から、11月5日の新月の日の前日まで。

長月での小林農場付近での注目すべき風景

 ・セイタカアワダチソウの花が咲く。

 ・ハコベなどの春草の姿が畑で目立つようになる。

 ・シイタケなどのキノコが生えてくる。

 ・早ければ霜が降りることもある(夏草が霜枯れする)

 ・空気が乾燥し始めて、手にあかぎれが生じやすくなる。

 ・気温が下がってゆき草の生育も弱まり、この時期に畑の周辺の草を刈っておけば来年の5月まで草を刈らなくてもよい。

2021年9月21日 (火)

月の満ち欠けの暦・文月の風景(8月8日~9月7日)

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。

以下に太陰暦の水無月の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)

文月(ふみつき)

  期間:今年の場合は8月8日の新月の日から、9月7日の新月の前日まで。

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お盆になるまで猛暑が続いて強烈な日差しにさらされながら暮らしていましたが、お盆が明けた後は天気の様相が一変して、曇天が続きました。雨の日が多かったです。

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あちらこちらに水溜りができて、トノサマガエルどもが楽しそうに群れをなして跳びはねていました。

P1040527 希少となった晴れの日に撮った、入道雲の様子。

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畑の傍らには、バサバサと音をたてながら風に吹かれている、タカの形をしたカイト君。

風が吹けば、歌が流れる。ラル ラリ ラ ラル ラリ ラ・・・

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近所の水田地帯では、稲が収穫間近。穂が熟して黄金色に輝いています。黄金の国・ジパングの本領発揮。

P1040579 白菜の苗の様子。

P1040583_20210914053001 キャベツの苗の様子。

P1040584 発芽したばかりのカブの芽の様子。

数年前までは、ネキリムシやら、シンクイムシやら、ダイコンハムシやら、害虫どもが大暴れして作物がほぼ全滅してしまうことも珍しくありませんでしたが、最近はこれらの害虫がずいぶんと大人しくなり、害虫対策がずいぶんと楽になりました。

去年はキャベツや白菜などの苗には防虫ネットを覆って害虫対策を行いましたが、今年はその手間を省いて、防虫ネットで覆わずに栽培しています。今のところ虫に食われた葉は目立たず、順調に育っているように見えます。

(追記・9月21日記入 9月下旬より害虫が活発に活動し始めて作物への被害が目立ち始めて、今は予断を許さない状況です。)

去年は残暑まで暑い日が続き、畑に植えたキャベツや白菜の苗がカラカラに乾いて枯れてしまうこともありました。今年はお盆が過ぎた後には雨の日が続き、畑はよく湿っていたので、苗を畑に植えた後はかん水することもなく無事に根付いてくれています。

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小林農場では昼も夜も、1日に24時間、途切れることなく何かの虫が鳴いています。

虫の声を録音してみました。よろしかったらお聴きください。

1.ハヤシノウマオイの鳴き声 

右をクリックするとお聴きできます。ウマオイの鳴き声.wav

あまりに録音状態が悪いので心苦しいのですが、よーく耳を澄ませていただくと、「ジー、チョン。ジー、チョン。」とリズム良く繰り返している鳴き声が聞き取れます。

最近、気になっていた鳴き声なので調べてみると、おそらく、ハヤシノウマオイの鳴き声だと思います。

2.ヒグラシの鳴き声 

右をクリックするとお聴きできます。ヒグラシの鳴き声.wav

代表的なセミの1種、ヒグラシ。梅雨の頃から鳴き始めます。

「カナカナかカナ・・・」と涼し気な鳴き声で鳴くことで知られていますが、今年は「ガナガナガナ!」とやかましいくらいに元気に鳴いているように、私の耳には聞こえました。

3・ツクツクボウシの鳴き声 

右をクリックするとお聴きできます。ツクツクボウシの鳴き声.wav

名前のとおりに、「つくつくぼーし、つくつくぼーし」と鳴くセミです。

他のセミよりも鳴き始めるのが遅く、ツクツクボウシの鳴き声を耳にすると「夏の終わりが始まった」という感じがします。

4.ハチの羽音

小林農場では、クマバチやスズメバチなどが羽音をたてて飛んでいる姿をよくみかけます。

有名なクラシック音楽「くまんばちの飛行」は、ハチの羽音を表現しながら作曲されています。歌手の平原綾香が「くまんばちの飛行」を独自に編曲して歌にして歌っていて、それがとてもおもしろくて、私もマネをしてみました。よろしければ下をクリックして、カバー曲をお聴きください。

くまんばちの飛行 .wav

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小林農場にはたくさんの虫たちが生息していて、虫に出会わない日はありません。

童謡の「虫の声」のように、生態系が豊かな日本列島では、虫を題材にした歌が数多く生まれています。

私のお気に入りの「虫の歌」をご紹介したいと思います。

「黄金虫」 作詞・野口雨情、 作曲・中山晋平 右をクリックするとカバー曲をお聴きできます。黄金虫2.wav

  野口雨情と中山晋平のゴールデンコンビが生み出した、黄金虫の名曲。

「Hungry Spyder」 作詞・作曲/槙原 敬之 右をクリックするとカバー曲をお聴きできます。ハングリースパイダー.wav
  クモの巣にひかかったチョウに恋をしてしまう、変なクモの物語。
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次の季節は 葉月(はつき)

  期間;今年の場合は9月7日の新月の日から、10月6日の新月の前日まで

     9月21日に満月(中秋の名月)

     9月23日に秋分で、昼夜の長さが逆転する

葉月での小林農場付近の注目すべき風景

・秋分を迎えて、日が暮れるのが早くなる。9月21日には仲秋の名月が見られる。

・近所の水田では稲が収穫時期を迎えて黄金色に輝く。収穫し終えた田んぼには、「ひこばえ」が見られる。

・赤色のトンボ、赤色の木の実などを目にするようになる。

・早朝が冷えて、露が輝く。露をくっつけたクモの巣が見頃。

・キンモクセイの香りが漂う。

・あちらこちらでセイタカアワダチソウが花を咲かす。

・関東平野はこの時期に台風の被害を受けることもある。

 

2021年8月15日 (日)

月の満ち欠けの暦・「水無月」の風景(7月10日~8月7日)

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。

以下に太陰暦の水無月の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)

水無月(みなづき)

  期間:今年の場合は7月10日の新月の日から、8月8日の新月の前日まで。

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P1040415夏の空模様。

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梅雨明け後に咲く、我が家の紫陽花。

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近所に自生しているヤマユリ。毎年、この時期に同じ場所できれいな花を咲かせて、周りに香ばしい香りを送っています。

 

Imgp0496ツユクサ。見ていると涼しくなるような、爽やかな青色の花を咲かせます。

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セミが羽化している瞬間。その体はまだ白っぽくて初々しいです。

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クモの巣に捕らえらえたセミ(写真の左)と、獲物に近づくコガネグモ(写真の右)。

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畑のあちらこちらで、コガネムシが2匹ずつ、一対になってくっついています。オスとメスが交尾をしているのでしょうか。

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モロヘイヤ畑。モロヘイヤの樹が調子良く、次々にきれいな葉を伸ばしています。

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左の写真は、発芽したばかりの人参の芽。右の写真は、発芽したばかりの大豆の芽。

梅雨が明けて雨が少なくなって土がカラカラに乾いていた頃に種を播きましたが、無事に発芽してくれました。発芽がきれいに揃ってゆく様子は、何度も目にしても嬉しいものです。

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秋に収穫される秋キュウリの苗。炎天下の畑に植え付けられましたが、植え付けられた直後に恵みの雨が降りました。

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我が家の飼い犬のパンチじいさんと、我が家の周りをうろついている野良猫のネズ。

野良猫がパンチじいさんのために用意したエサを盗み食いしにやってくるので、私が追っ払ってやります。

パンチじいさんの足腰はすっかり弱まり、立ち上がることができなくなりました。もう散歩はできなくなりましたし、私が体を支えてあげないと自分で水を飲んだりエサを食べたりすることもできなくなりました(食欲は旺盛だけれども)。

P1040373我が家の目の前に鎮座しているコブシの巨木の様子。

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コブシの巨木が株元に大きな木陰を広げて、パンチじいさんを強烈な日光から守ってくれています。猛暑が止むまで、あともう少し。

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次の季節は 文月(ふみつき)

  期間:今年の場合は8月8日の新月から、9月7日の新月の前日まで。

  8月22日に満月

文月の頃に予想される、小林農場での注目すべき風景

  ・空には大きな入道雲が広がりやすい。

  ・台風がやって来て、作物が押し倒されるかもしれない。

  ・近所の水田では稲が黄金色に実る。

  ・ツクツクボウシの鳴き声が聞こえて、主要なセミの鳴き声が出揃う。

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この季節に聴きたい曲 スポーツ関連の曲

先日、2021東京オリンピックが閉幕し、間もなくパラリンピックも開幕します。スポーツの夏を迎えています。

多くの日本人にとって、大会に出場している日本人選手たちは全く面識のない他人なのですが、「同じ日本人だから」という理由のみで懸命に応援していました。そうすることによって「自分は日本人なんだ」「自分には日本という母国がある」ということを再確認しているのかもしれません。自分の国の選手達を熱狂的に応援している人々の姿は、自分の母国を再確認できた喜びを爆発させている姿にも見えます。

スポーツに関連した、私のお気に入りの曲をご紹介したいと思います。

The Cup of Life  作詞・作曲/Desmond ChildRobi Rosa ここをクリックすると、この曲のカバー曲が聴けます。

  1998年にフランスで行われたサッカー・ワールドカップのテーマソングです。

  私が子供の頃はサッカー日本代表チームはワールドカップのアジア地区予選で敗退し続けていて、日本がワールドカップ本大会に出場することは夢のような話でした。私が小学生の頃には韓国代表チームに敗れて敗退して、私が中学生の頃には北朝鮮代表チームに敗れて敗退して、私が高校生の頃にはイラク代表チームに土壇場で同点に追いつかれて敗退して、私が大学生の頃にやっと、ジョホールバルで岡野がVゴールを決めて日本代表チームはワールドカップへの重たい扉をこじ開けました。

フランス大会は、日本代表チームが初めてワールドカップの表舞台に登場した思い出深い大会であり、そのテーマソング「The Cup ofLife」を歌うリッキー・マーティンの歌声が私の脳裏に焼き付いております。

燃える闘魂  作曲/MICHAEL MASSER  この曲のカバー曲を聴くには、右をクリック。 闘魂2.wav

  オリンピックやワールドカップが終わる頃に開幕するのが、甲子園・全国高校野球大会。

私はいつも、各校のブラスバンド部がどんな曲を応援曲として演奏してくれるのか、注目しています。

「燃える闘魂」は定番の応援曲で、私も夏の暑い時期に気合いを入れたい時にこの曲を聴いて闘志を沸かせて、暑さをぶっ飛ばしています。

  

2021年7月24日 (土)

月の満ち欠けの暦・皐月の風景(6月10日~7月9日)

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。

以下に太陰暦の皐月の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)

皐月(さつき)

  期間:今年の場合は6月10日の新月の日から7月9日の新月前日まで

P1040232 6月25日の満月。

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クモにもカエルにも、毎日、出会います。先日は出荷所にヘビが現れましたが、写真に収める前にどこかへ行ってしまいました。

P1040302 10匹ほどのモンシロチョウが舞っている様子。ずっといっしょに、まるで竜巻のようにくるくると渦を起こしながら畑のあちらこちらを移動しています。

梅雨が明ける前から、ヒグラシの鳴き声が聞こえてきます。早朝のうっすらと外が明るくなり始める時間帯に、いっせいに鳴き始めます。

ヒグラシは「カナカナカナ・・・」と鳴きます。鳴き声を録音してみたので、右をクリックしてお聴きください。ひぐらしの鳴き声.wav

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P1040212 収穫したニンニクを広げて、直射日光に当てて乾かしている様子。

P1040393 よくニンニクを乾かした後は、日陰に移して吊るします。数カ月間、日陰で貯蔵しながら出荷します。

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梅雨の頃に小麦が黄金色に実って収穫時期を迎えます。

P1040390 収穫された小麦。直射日光に当てて乾かしています。

今年は2年ぶりに小林農場の小麦で加工した小麦粉や乾麺を希望される方々にお届けできるでしょう。

P1040284 ぶら下がっているのはサヤエンドウの熟した実。

私達はまだ熟していない緑色の未熟な実を食べますが、実を収穫しないで熟させると、写真のようにサヤは黒くなって、カサカサに乾きます。

P1040394 熟した実を割ると、膨らんだ種を採り出せます。秋にこの種を畑に播いて発芽させて、新たにサヤエンドウを栽培します。

P1040205 熟して黒くなったソラマメの実。サヤエンドウと同じように、実を割ると種を採りだせます。

P1040323_20210724135201 カボチャ畑。カボチャが順調にツルを伸ばしています。秋からカボチャの出荷が始まります。

P1040321 カボチャの花。

 

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次の季節は 水無月(みなづき)

  期間:今年の場合は7月10日の新月から8月6日の新月前日まで

  7月24日に満月

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この季節に聴きたい歌  盆踊りで踊られる曲

盆踊りの季節がやって来ます。

私は大人になってからはすっかり盆踊りに通わなくなってしまいましたが、東京の下町で暮らしていた子供の頃には毎年、近所で行われる盆踊りを楽しみにして通っていました。

地域によって盆踊りで踊られる曲は違うと思います。私が子供だった頃に東京の下町で踊られていた曲を、以下にご紹介したいと思います。

大東京音頭 作詞:滝田常晴・補作詞:藤田まさと 作曲:遠藤実 右をクリックするとカバー曲を聴けます。大東京音頭.wav   

  日本の高度成長期に作成された、東京のご当地ソング。

八木節  北関東地方の民謡  ここをクリックすると、カバー曲が聴けます。

  私が栃木県に移り住んでからしばらくして、この曲が栃木県で古くから親しまれてきた民謡であることを知りました。

炭坑節  福岡県の民謡  右をクリックするとカバー曲が聴けます。炭坑節.wav 

  今では全国でもお馴染みの盆踊りの定番曲。

これらの他にも「じいちゃんもばあちゃんも のってのって 知らないあんたも のってのってのって」と歌う「のってのって音頭」や、「ずんず ずんずぱっぱ のんのこ へいへい」という歌詞が印象的な「ズンパ音頭」なども東京の下町の盆踊りで踊られていました。その他には「ドラえもん音頭」や「アラレちゃん音頭」などもありました。

2021年6月16日 (水)

月の満ち欠けの暦・卯月の風景(5月12日~6月9日)

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。

以下に太陰暦の卯月の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)

卯月(うづき)

  期間:今年の場合は5月12日の新月の日から6月9日の新月前日まで

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近所の梅の木には梅の実が実っています。収穫されて梅干しになるのでしょう。

梅の実が収穫される頃に降る雨のことを、私達は「梅雨」と呼びます。関東地方では6月7日頃に梅雨入りすることが多いです(今年は6月14日に梅雨入り)。

 

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雑木林のあちらこちらで、栗の木が花を咲かせて独特な香りを辺りに振り撒いています。

しっぽのような花の穂が伸びています。

 

P1040160 畑に隣接している竹林から、地下で水平に根を伸ばして畑に侵入してきた真竹。

この時期になるとポコポコと地上に顔を現して、短期間で背丈を高く伸ばしてゆきます。マメに刈り取らないと、畑は真竹に占領されて竹林になってしまいます。

 

小林農場の地元の市貝町は雑木林に囲まれた緑豊かな里山です。

そんな市貝町を象徴する鳥と言えば・・・キジです。キジは市貝町の町鳥に指定されていて、小林農場でもよくみかける鳥です。

P1040189 顔は赤く、体は黒光りする緑。派手な見た目のオスのキジ。図体も大きいです。ケーン!ケーン!というやかましい鳴き声をよく耳にします。

走るのが好きなのか、飛ぶのが苦手なのか、私が近づくと飛ばずにバタバタと駆け足で逃げてゆきます。

 

P1040152 畑ではシュンギクが花を咲かせ始めました。その蜜を吸いにやってきたミツバチ。

P1040177 花が咲くと、いろんな虫が集まってきます。

 

 

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ホトケノザなどの春の雑草は、夏に入ろうとする今の季節に枯れます。上の写真は、繁茂していたホトケノザがとても見事に枯れている様子。その脇には夏の雑草のアザミが背丈を伸ばしています。

 

P1040144 最近、よく畑で見かけるようになった夏の雑草。アメリカフウロ。

 

P1040147 春の作物であるサニーレタスはとっくに収穫時期を終えて、収穫されずに畑に残されたサニーレタスが茎を高く伸ばして、その頂上に花を咲かせています。

このように塔が建ったような姿を「とうがたつ」と呼びます。

 

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5月、育苗ハウスから次々に夏野菜の苗が畑へと巣立ってゆきました。上の写真は、畑に植えられていったカボチャ、サヤインゲン、モロヘイヤ、トマトの苗の様子。

P1040184 植えられてしばらく経った キュウリの苗の様子。

 

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麦が熟して収穫時期を迎えると、麦畑は黄金色になります。この風景は「麦秋」と呼ばれます。

小麦にとっての「実りの秋」は、梅雨の頃に迎えます。

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次の季節は 皐月(さつき)

  期間:今年の場合は6月10日の新月の日から7月9日の新月の前日まで

     6月25日に満月

皐月の頃の二十四節気

  6月21日 夏至  昼が最も長く、夜が最も短い日。

  7月7日  小暑  暑気に入り、暑中見舞いが出される。

皐月の頃の七十二候

  6月10日頃 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる) 腐った草が蒸れ、蛍になる(と昔の人々は思っていたらしい)
  6月16日頃 梅子黄(うめのみきばむ) 梅の実が黄ばんで熟す
  6月21日頃 乃東枯(なつかれくさかるる) 夏枯草(うつぼくさ)が枯れる
  6月26日頃 菖蒲華(あやめはなさく) あやめの花が咲く
  7月1日頃  半夏生(はんげしょうず)  烏柄杓(からすびゃく)が生える
  7月7日頃  温風至(あつかぜいたる) 暖い風が吹いて来る

皐月の頃の節供、雑節

  6月11日 入梅  梅雨入りの目安

  6月14日 端午  旧暦の端午の節供

  7月2日  半夏生 農事の節目。この日までに田植えを終わらせる。

皐月の頃の小林農場の風景

  ・梅雨入りする。

  ・雑木林では栗の木が花を咲かす。

  ・梅の木には実が実る。収穫すれば梅干しが作れる。

  ・我が家の庭では、ガクアジサイやアマリリスが花を咲かす。

  ・近所ではネムの木が花を咲かす(大豆の種を播く時期の目安)

  ・蝉が鳴き始める。

  ・6月下旬には雨がよく降って、トラクターで畑を耕しにくくなる。麦刈りをこの頃までには終わらせておかないと厳しい。

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この季節に聴きたい歌  栃木県にゆかりのある歌

小林農場の地元の栃木県では、6月15日に「県民の日」を迎えます。

そこで栃木県にゆかりのある曲を、独自に選曲してみました。

  八木節 北関東地方の民謡  この曲のカバー曲を聴くにはこちらをクリック。

    栃木県や群馬県などで歌い継がれてきた民謡。盆踊りでも踊られる。

  渡良瀬橋  作詞:森高千里,作曲:斎藤英夫  この曲のカバー曲を聴くには右をクリック。渡良瀬橋.wav

    渡良瀬橋は栃木県足利市に実在する橋。この曲が発表された後、「きれいな夕日が見れる橋」として全国に知られるようになる。

  ページをめくって  作詞・作曲/小春  この曲のカバー曲を聴くには右をクリック。人生のページをめくって.wav

    平成30年に公開された、栃木県宇都宮市を舞台にした映画「キスできるギョーザ」の主題歌。

毎年、47の都道府県の魅力度に順位をつける「魅力度ランキング」が発表されています。

しかし、それぞれの都道府県にはそれぞれの魅力があり、それを比較して順位をつけてゆこうという考え方は間違っているのではないかと、私は思っています。「魅力」なんて単純に数値化して比較できるものではありません。

魅力度ランキングでたまたま下位にされてしまった県はまるで「魅力のない県」と誤解されてしまい、気の毒です。

このようなどこかの誰かが決めた順位に一喜一憂するのはつまらないことだと思います。

例えばもしも、自分が暮らしている県が魅力度ランキングで最下位になったとしても、全く気にする必要はありません。他の人には自分の暮らしている県の魅力が分からなくても、自分自身が自分の暮らしている場所に誇りを持っていれば、それで十分です。

   

2021年5月19日 (水)

月の満ち欠けの暦・弥生の風景(4月12日~5月11日)

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。

以下に太陰暦の弥生の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)

弥生(やよい)

  期間:今年の場合は4月12日の新月の日から5月11日の新月前日まで

P1040036 4月27日に見られた満月の様子。

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冬木立だった樹々がいっせいに葉を生やして、里山は新緑に包まれてゆきました。

P1040006 小林農場の畑に隣接している雑木林も新緑。

P1040071 我が家の隣に鎮座しているコブシの巨木も新緑。

P1040052 新緑の初々しい若葉色をじっとみつめてみる。

P1040087 新緑に混ざって白い花も見えます。おそらくミズキの花か、ヤマボウシの花でしょう。

P1040086_20210519041901 P1040100_20210519041901

P1040092_20210519042001 新緑に混ぜって紫色の花が房になって垂れ下がっています。フジの花です。

P1040040 我が家の前で咲き誇るタンポポの群れ。

P1040011 山吹色のヤマブキの花。

P1040044 菜の花。十字の形に咲く。

小松菜などのアブラナ科の植物の花の総称を「菜の花」と呼び、まだ花を咲かせる前のつぼみはおいしく食べられます。今年は桜が早い時期に開花したことが話題になりましたが、同じように今年の「菜の花」も開花するのが早かったような気がしました。

P1040048 ルッコラのきれいでしぶい花。

P1040058 P1040095

ネギ畑ではネギがつぼみをつけ始めました。ネギのつぼみは「ネギ坊主」とも呼ばれています。

P1040089 チョウが羽ばたくような形をした、赤紫色の美しい花。サヤエンドウの花。

花はやがて散って、代わって実が現れて、収穫されてゆきます。

P1040029 霜で凍るホウレン草。

4月末になってもまだ氷点下まで気温が下がって霜が降りる日があります。ジャガイモ畑で発芽したばかりのジャガイモの芽も、霜に当たって全部、茶色に枯れてしまいました。

P1040118 でも、地下の種イモはすぐに新たな芽を地上に伸ばして、ジャガイモ畑は再び緑色の芽で覆われてゆきました。

P1040106 P1040107

育苗ハウスの中でズラリと並べられた夏野菜の苗。

P1040108 P1040110 P1040111 P1040112

上の4枚の写真はそれぞれ、トマト、ナス、カボチャ、モロヘイヤの苗。間もなく、育苗ハウスから畑へと巣立ってゆきます。

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次の季節は 卯月(うづき)

  期間:5月12日の新月の日から6月10日の新月の前日まで

     5月26日に満月

  卯月の頃の二十四節気

   5月21日 小満 草木が青々と茂って天地に生気が満ちてくる

   6月5日  芒種 昔、田植えの目安とした日

  卯月の頃の七十二候  

   5月15日頃  竹笋生(たけのこしょうず) 筍が生えて来る
   5月22日頃  蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) 蚕が桑を盛んに食べ始める
   5月26日頃  紅花栄(べにばなさかう) 紅花が盛んに咲く
   5月31日頃  麦秋至(むぎのときいたる) 麦が熟し麦秋となる
   6月5日頃   螳螂生(かまきりしょうず)  螳螂が生まれ出る
  

  卯月の頃の節供、雑節

   5月19日 卯月八日  旧暦の花祭り、お釈迦さまの日(昔は農耕の節目だった)

  卯月の頃の小林農場での注目点

   ・5月26日に皆既月食が見られるかも

   ・ミズキ、ヤマボウシ、フジなどの雑木林に自生している樹々の花を観賞できる

   ・近所の水田地帯で、夜になるとホタルの舞いを観賞できる。

   ・麦畑が黄金色に染まって、「麦秋」を迎える。

   ・畑に隣接している竹林に生息している真竹が畑にまで地下茎を伸ばして、畑にもタケノコが生えてくる。

   ・関東地方の梅雨入りはいつか?(麦刈りをいつ行ったらよいのか?)西日本では6月を待たずに梅雨入りしていて、関東地方もかなり早く梅雨入りするのではないかと言われている。実はすでに関東地方も梅雨入りしているという噂もある。

   ・5月30日(日)に地元の市貝町にて「SATOYAMAヘルシーマーケット」を開催。小林農場も出店。

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この季節に聴きたい曲  大河ドラマの主題曲

現在は5月5日に、昔は6月上旬頃に端午の節供を迎え、武者人形が飾られます。昔の武士の生き様は、現代の日本人の精神にも影響を与え続けています。

最新版 NHK大河ドラマ テーマ音楽全集 1963 - 2017先日、図書館から借りてきたCDアルバム「大河」。50年以上放映されてきたNHK大河ドラマの主題曲が収録されています。

武士の生き様を表現したこれらの主題曲は壮大な曲調で、「ジャパニーズ・クラシック」と呼んでもよいかもしれません。

これらの主題曲の中から特に私の気に入っている曲を以下にご紹介したいと思います。

  新選組!  作詞/三谷幸喜 作曲/服部隆之  右をクリックすると、この曲のカバー曲を試聴できます。新選組.wav

  北条時宗  作曲/栗山和樹  右をクリックすると、この曲のカバー曲を試聴できます。北条時宗2.wav  

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2021年4月15日 (木)

月の満ち欠けの暦・如月の風景(3月13日~4月11日)

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。

以下に太陰暦の如月の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)

如月(きさらぎ)

  期間:今年の場合は3月13日の新月の日から4月11日の新月の日まで

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Dscn4094_20210414072201 花便りが次々に届く、華やかな季節。

Dscn4126 近所の立派な桜の樹の花も満開。

どなたが管理している桜の樹なのか分かりませんが、ソメイヨシノの花が散った後に満開を迎えるので、ソメイヨシノとは違う品種なのでしょう。

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我が家の庭に鎮座しているコブシの巨木も、白い花を咲かせて、満開。

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でも、花の季節は短いです。花と入れ替わって、初々しい若葉色の葉が芽生えて、新緑の季節を迎えます。

3月の下旬までは冬木立で木肌をさらけ出していた樹々が、花を満開に咲かせて、花が散った後には新緑に包まれてゆきます。この1か月で劇的に樹々が姿を変えてゆきます。

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モンシロチョウが舞い出てきました。カエルも跳びはね出てきました。ウグイスも鳴き始めました。ツバメも飛び始めました。

樹々の花の満開を合図にして、様々な動物たちも活動を始めました。

Dscn4028_20210415062201 ヤエムグラ。一部の畑でこの雑草がうっそうと生い茂るようになりました。

雑草の生育が勢いを増し、除草作業に時間を費やさなくてはいけない季節が始まりました。

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この春は防寒対策を施しながら冬越しさせたサニーレタスが、3月下旬より収穫時期を迎えてくれました。

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ネギ畑。ネギは端境期(はざかいき)にもたくさん収穫できる、頼り甲斐のある作物です。

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収穫適期を迎えたホウレン草。この春はこのホウレン草が大活躍してくれて、小林農場の農場経営を支えてくれました。

 

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私の家の庭に積んでいたほだ木からシイタケが派生している様子。シイタケは出荷せずに、私が食べて楽しみます。

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上の写真の左はナスの苗。右は発芽して間もない人参。

今は野菜の端境期(はざかいき)で出荷できる野菜の種類が少なくなっていますが、次の季節に出荷される作物はすでに芽吹いています。

Dscn4076_20210415061401 3月29日に満月が見られました。

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次の季節は 弥生(やよい)

  期間:今年の場合は4月12日の新月の日から5月11日の新月の日まで

   (4月27日は満月の日)

  弥生の頃の二十四節気

   4月20日 穀雨 雨が降って、万物を生育させる

   5月5日  立夏 春から夏へと季節が移り変わる

  弥生の頃の七十二候

   4月14日頃 虹始見(にじはじめてあらわる) 雨の後に虹が出始める 
   4月20日頃 葭始生(あしはじめてしょうず) 葦が芽を吹き始める
   4月25日頃 霜止出苗(しもやんでなえいづる) 霜が終り稲の苗が生長する
   4月30日頃 牡丹華(ぼたんはなさく) 牡丹の花が咲く
   5月5日頃  蛙始鳴(かわずはじめてなく) 蛙が鳴き始める
   5月10日頃 蚯蚓出(みみずいづる) 蚯蚓が地上に這出る
   

  弥生の頃の雑節、節供

   4月14日 上巳 旧暦のひな祭り

   4月17日 土用 春の土用

   5月1日  八十八夜 遅霜が降りなくなる

  弥生、小林農場周辺での注目事項

   ・雑木林の新緑のまぶしくなる

   ・近所の八重桜の並木道に花が満開。見頃を迎える(山桜の花も見頃)

   ・農場周辺の草が生い茂るようになって、草刈り作業をしなくてはいけなくなる。

   ・夜道で虫の鳴き声が聞こえるようになる。

   ・夏のように暑くなる日も。上着を脱ぎ捨てるようになる。

   ・5月にも遅霜が降りるかどうか?

   

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この季節に聴きたい歌  桜の歌

日本では「桜」が登場する歌がたくさん作られてきました。日本人にとって桜は特別な樹なのでしょう。

歌詞の中には桜の花がきれいに咲く様子だけではなく、桜の花が散ってゆく様子も歌われることが多いです。それもまた、日本人特有の感性だと思います。

人気の「桜ソング」をメドレーにして歌ってみました。よろしかったらこちらをクリックしてお聴きください。

  「桜ソングメドレー」

   1.さくらさくら 日本古謡

   2・夜桜お七  作詞/林あまり 作曲/三木たかし

   3.さくら(独唱) 作詞:森山直太朗・御徒町凧, 作曲:森山直太朗
   4.SAKURA 作詞・作曲:水野良樹
   5.SAKURAドロップス  作詞・作曲 宇多田ヒカル

私の好きな桜ソング 「桜色舞う頃」 作詞・作曲:川江美奈子 

 こちらクリックするとこの歌のカバー曲をお聴きできます。
 四季を通して移ろいゆく人の想いと桜の樹の様子が歌われています。 

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2021年3月21日 (日)

月の満ち欠けの暦・睦月の風景 (2月12日~3月12日)

睦月(むつき)

  期間:今年は2月12日の新月の日から3月12日の新月の日まで

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基準にして成り立っていました。

以下に太陰暦の睦月の頃(2月12日~3月12日)の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。

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Dscn3925 2月下旬頃まではにすっきりと晴れる日が多かったです。

Dscn3693 晴れると陽がポカポカ。お昼寝するのに良い感じでした。

 

Dscn3946 畑はすでに春草が地を這うようにして覆っています。

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上の左の写真はホトケノザ。右はオオイヌノフグリ。

ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ハコベの3つは、小林農場の畑の代表的な春草。さらにヒメオドリコソウを加えれば、春草四天王。

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開花を間近に控えた木々の冬芽。上の左はボケの木のつぼみ、右はレンギョのつぼみ。

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畑にやって来た野鳥。

Dscn3863 春野菜の苗を温床の中で育てている様子。

Dscn3866 発芽したばかりの苗。

Dscn4000 立派に育って畑に植えられてゆく直前のキャベツの苗。

Dscn3896 Dscn3892

昨年の秋に畑に苗を植えられて、冬越しをしているサニーレタスの様子。

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玉ねぎの苗。2月は体が小さくて弱々しかったけれども、3月に入ってたくましく伸びてきています。

Dscn3926 畑の様子。防寒のため、ビニール資材を畑に張りながら栽培。

Cimg0799 睦月の頃、2月27日に満月となりました。ちなみに、左の写真は秋の頃に撮った満月。今後はどの季節でも満月を写真に収めて、季節によって満月の様子も違うのか、見比べてみたいです。

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次の季節は 如月(きさらぎ)

  期間;今年は3月13日の新月から4月11日の新月まで

  如月の頃の二十四節気

   3月20日 春分 昼夜の時間が等しくなる

   4月4日 清明 春の気が満ちて、清らかで生き生きとした様子になる

  如月の頃の七十二候

   3月15日頃 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)  青虫が羽化して紋白蝶になる
   3月20日頃 雀始巣(すずめはじめてすくう) 雀が巣を構え始める  
   3月25日頃 桜始開(さくらはじめてひらく) 桜の花が咲き始める 
   3月30日頃 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)  遠くで雷の音がし始める
   4月4日頃  玄鳥至(つばめきたる) 燕が南からやって来る
   4月9日頃  鴻雁北(こうがんきたへかえる)  雁が北へ渡って行く
 

  次の満月は3月29日(月)の夜

  如月、小林農場周辺ではここに注目

   ・次々と届く花便り(コブシ、サクラ、ハクモクレン、レンギョ、ボケなど)

   ・黄色に染まる菜の花畑

   ・蝶々が舞い始める

   ・なごり雪(名残の雪)が降るか?(昨年は桜が満開の頃になごり雪が降った)

   ・カエルが鳴き始める

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この季節に聴きたくなる歌 卒業式の歌

卒業式で歌われる歌は、その後の人生にも記憶に残りやすいもの。

感動!最新卒業式ソング ベストCDアルバム「感動!最新卒業式ソング ベスト」

私が図書館から借りたCDアルバムです。卒業式で歌われる新旧の名曲を、児童合唱団による合唱で収録されています。

小林の耳に残った3曲

 ・仰げば尊し 作詞・作曲/不詳  この曲のカバー曲を聴くには右をクリック。仰げば尊し
   「蛍の光」とともに昔から卒業式で歌い継がれてきた歌

 ・巣立ちの歌 作詞/村野四郎  作曲/岩河三郎  この曲のカバー曲を聴くには右をクリック。巣立ちの歌.wav  
    私が子供の頃に卒業式で歌った歌。私と同じ世代の方々の多くはこの歌を卒業式で歌ったと思います・

 ・旅立ちの日に 作詞:小嶋登,作曲:坂本浩美  このカバー曲を聴くには右をクリック。 旅立ちの日に.wav
    私よりも若い世代の方々の多くは、この曲を卒業式で歌ったようです。

  

2020年12月30日 (水)

七十二候を追う・「鱖魚群がる(さけむらがる)」

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

12月16日から12月20日頃までの従来の七十二候は 「鱖魚群(さけむらがる)」。鮭が群れをなして川へ帰ってくる頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

12月16日から12月20日頃までの小林農場独自の七十二候は 「日が縮む 一陽来福 日が伸びる」

12月21日に冬至を迎えて、最も日が短くなる日を通過しました。

この先は再び太陽の陽が長くなってゆきます。太陽の力が復活する冬至こそが新たな1年の始まりの日です。冬至を迎えてすぐにお正月を祝って、気持ちを新たに入れ替えてゆきます。

この1年間、このブログで「七十二候を追う」シリーズを投稿して、日本の72の季節を追ってみました。再び太陽の陽が戻って新たな1年が始まりました。このシリーズもいったん、終了いたします。

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小林農場で暮らしている、パンチじいさん(犬)と、ミヤコおばさん(猫)。

いつも裸で、夏の頃は暑さと一体となり、冬の頃は寒さと一体となり、「暑すぎる」とも「寒すぎる」とも不平不満を言うこともなく淡々と暮らしております。

「暑い」とか「寒い」とか口に出しながら暮らしているのは人間だけです。だから人間は「暦」を作りたがります。

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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」 

 「冬景色」  作詞、作曲: 文部省唱歌  
   こちらをクリックするとこの歌を試聴できます。

 

 

 

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