「五十節」の第四十九節目 「セキレイが 姿を見せる」 ~12月13日から12月20日頃まで~
小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が新月(🌑)となる12月13日から上弦(🌓)となる12月20日頃までを第四十九節目となります。
第四十九節目の季節名は「セキレイが 姿を見せる」です。ハクセキレイを畑でよく見かけるようになります。
第四十九節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。
(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください)
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小林農場の敷地内に鎮座しているコブシの巨木の現在の様子。
地上に降りてくると、長い尻尾をフリフリと振りながら跳びはねている姿が愛らしいです。関東平野には冬になると北から渡って来るようですが、一年中、関東平野で暮らしているものもいるらしいです。小林農場の畑では冬に入るとよく見かけるようになるので、小林農場ではハクセキレイは冬の鳥です。
虫の鳴き声がすっかり消えるこの季節は、鳥の鳴き声が目立つようになります。ときどきキツツキ(アカゲラなど)が木の幹を叩いている音がこだましています。カラスの鳴き声はどの季節でも目立ち、季節感のない鳥だと思います。
コナラの木もほぼ全ての葉を落として、ほぼ全ての落葉樹が落葉を終えようです。
年末になると「年末寒波」がやって来て葉物野菜の葉が霜枯れして出荷しにくくなります。今年はまだ強烈な寒波はやって来ていないようで、いつもの年末と比べると暖かく、葉物野菜の葉もあまり霜枯れしていないので、出荷しやすい状態です。
今年の夏の猛暑の悪影響により、白菜の生育は遅れてしまいました。この時期になっても固く結球してくれていません。もう気温がずいぶん下がってきているので、今後は生育が進まず、結球しないでしょう。でも、結球していない白菜も、おいしく食べられます。結球していなくても、出荷しちゃいましょう。
11月に播いたサヤエンドウやソラマメの種は順調に発芽してくれています。越冬した後、次の年の5月頃に収穫時期を迎えます。
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