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2023年11月11日 (土)

小林農場の病害に対する基本的な考え方  令和5年5月11日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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小林農場の病害に対する基本的な考え方  令和5年5月11日

深緑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  この春、ジャガイモ畑ではたくさんのジャガイモの葉が焼けたように褐色に変色してしまいました。おそらく病原菌に感染して疫病に罹ってしまったのだと思います。そのままジャガイモが全滅してしまうことを覚悟しましたが、葉が再び青々と茂り、生気を取り戻そうとしています。しかし生育は遅れてしまい、おそらくこの春作のジャガイモが豊作となることはないでしょう。秋になればもう一度、ジャガイモを栽培し直したいと思います。

  大多数の農家は農薬を散布して殺菌して作物が病気に罹らないようにしていますが、農薬を散布することで病原菌だけではなくあらゆる土中の生き物を殺してしまって生態系を壊してしまい、そのため作物は自然に生育できなくなって病弱になってしまい、ますます農薬を散布しないといけなくなり、ますます病弱になってしまうかもしれません。作物に副作用を与えるかもしれない農薬を使用しないことこそが病害防止対策だと私は考えます。 

小林農場の畑でジャガイモの病気が目立ったのは初めてで、今までは滅多に病気が発生することはありませんでした。今回のジャガイモ畑の土はやせていたためにジャガイモは調子を崩して病弱になってしまったようです。もっと肥えた土に種芋を植えていればジャガイモも元気に育って発症を防げたと思います。小林農場の畑のすぐ隣の畑でも無農薬栽培でジャガイモが栽培されていますが、ジャガイモがとても元気に育っていて、わざわざ農薬で殺菌をしなくても病気に罹らないことを証明してみせています。隣の芝は青いです。

  3年前にコロナ禍が発生してから、日本人は新型コロナウイルスの感染拡大を防止しようとずっとマスクを着用して暮らしましたが、何度も感染が拡大しました。夏にも感染症が流行していましたが、炎天下でも暑いのを我慢してマスクを着けたまま暮らして体調を崩してしまったことにより感染症に罹った人達も多かったのではないかと私は思います。

  安全性が十分に確認されぬまま新型コロナワクチンが開発されて早急に大勢の人々に接種されてゆきました。このワクチンの副作用は強く、中にはワクチン接種後に体調を崩して亡くなる人や深刻な健康被害を受けた人がたくさんいることが厚生労働省より報告されています。新型コロナウイルスはインフルエンザウイルスのように致死率の低い病原ウイルスなのだから、人の心身への副作用が伴うマスクやワクチンに依存するのをやめて、日頃から自然にウイルスに感染しながら自然に免疫をつけてゆけばよいと私は思います。

日本では58日より新型コロナウイルスが感染法上の5類へと格下げされて、コロナ禍以後に実施されてきた感染拡大防止対策が撤廃されて、今まで私達がインフルエンザウイルスなどの様々な病原ウイルスと共生してきたのと同じように新型コロナウイルスとも共生してゆくことになります。「病原ウイルスと共生してゆく」というのは無農薬栽培の考え方と同じで、日本社会と無農薬栽培が近づいたようです。ウイルスや菌はしぶとくて、農薬、マスク、ワクチンなどで戦ってみても勝てる相手ではなく、それらの副作用でますます問題がややこしくなります。私は農薬散布もマスク着用もワクチン接種もやりません。

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