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2023年9月26日 (火)

「五十節」の第三十七節目  「クリの木が 毬、実を落とす」 ~9月15日から9月23日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が新月(🌑)となる9月15日から上弦(🌓)となる9月23日頃までが第三十七節目となります。

第三十七節目の季節名は「クリの木が 毬、実を落とす」です。雑木林のヤマグリが針に覆われた毬(いが)と、その中に詰まっている実を地に落とし、人はこの天然の食材を拾い集めます。

第三十七節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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Img_20230926_133049 小林農場の敷地内に鎮座しているコブシの巨木の現在の様子。

Img_20230926_133200 コブシの実が割れて、赤色の種子が顔を出し始めています。

Img_20230923_112813 Img_20230923_112614 雑木林では野生の栗の木が地面にたくさん、針に覆われた毬(いが)を落としています。そして、その毬の中から果実をこぼしています。これらの果実を拾い集めれば、おいしく食べられます(農場で栽培されている栗の果実と比べると小さくて少し食べにくいのですが、味はおいしいです)。

縄文時代から日本人に食べられ続けてきた、天然の食材です。

Img_20230920_170538Img_20230920_170621 大きなキクの花のような形で、ヒマワリのような明るい黄色の花 が、人に管理されていないような荒れ地で咲いているのをよく見かけます。もしかしたら野生化したキクイモの花かもしれません。

キクイモはショウガに似た形の芋を生産する野菜なのですが、生命力がとても強くて、人に農薬や肥料を与えられなくても勝手に生育します。雑草にも負けないので、ほとんど人が除草をしなくても勝手に生育します。よって、荒れ地に捨てられても勝手に生育して繁殖するので、各地で野生化しているらしいです。

Img_20230923_172635 こちらは小林農場の畑で育てているキクイモの花。

Img_20230921_111934 Img_20230921_111926小林農場のヤマイモ畑では、茶色の球形の「むかご」がたくさん派生しています。「むかご」とは、ヤマイモの種みたいなもので、拾い集めれば食材としても利用できます。煮ればホクホクとした食感を楽しめます。

今年はむかごを拾い集めて、ヤマイモの種芋を自分で育てられるかどうか、試してみたいと思います。

Img_20230923_090536Img_20230923_090446 秋のお彼岸の頃のお約束。彼岸花の開花。

Img_20230924_130548 Img_20230924_104230 日本の秋の風景。収穫の秋を迎えて黄金色に染まる田んぼ。

Img_20230924_151420 刈り取られた稲を稲架(はざ)にかけて干している様子。

Img_20230926_112741 すでに稲刈りを終えた田んぼは、新鮮な緑色の「ひこばえ」に覆われています。「ひこばえ」とは、刈り取られた稲の株元より新たに生えてきた芽のこと。

 

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