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2023年9月 8日 (金)

四月・種まきの月  令和5年3月30日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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四月・種まきの月  令和5年3月30日

春もたけなわの頃となりました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  3月下旬から4月にかけては収穫できる野菜が一年で最も少なくなる端境期(はざかいき)となります。いっぽうでこの時期にたくさんの種類の作物の種がいっせいに播かれてゆきます。昨年は3月中に行うべきだったネギの種播きが遅れて4月に播き、その後のネギの生育は伸び悩みました。秋も冬もネギの出荷を見合わせることになり、春まで待っても太らず、現在は細いままのネギを出荷することになりました。今春はネギの種を計画どおりに3月中に播きました。順調に育てば今年の秋から大きく育ったネギを収穫できるでしょう。

  他の作物の種まきについても私は遅らせる癖があります。4月に種を播くカボチャ、キュウリ、ズッキーニ、オクラ、トマトなどは昨年よりも数週間早く種を播いてもよいでしょう。6月下旬から7月上旬にかけては、また出荷できる野菜の種類が少なくなって「第二の端境期」を迎えますが、できるだけキュウリやズッキーニなどの種まきを早めることによって収穫時期も早めることができれば、「第二の端境期」の期間を短縮することができます。フダンソウなどの6月、7月にも収穫できる葉物野菜の種も試しに播こうと思います。

2月と3月にはキャベツ、レタス、ブロッコリーなどの春野菜の種を播いてきましたが、昨年と比べて播種量を減らして、栽培面積を縮小することにしました。昨年の春はこれらの春野菜が良く育って、どんどん収穫を迎えてどんどん直売所などに出荷してゆきました。収穫を迎えた作物は出荷しないともったいないですが、出荷作業に時間がとられて畑仕事の時間が削られます。昨年はジャガイモもたくさん採れましたが、けっきょく全部を出荷しきれませんでした。この春はジャガイモ畑に植える種芋の数を昨年よりも減らして、栽培面積を縮小しました。基本的には野菜セットの出荷に必要な収量だけが確保されればよいです。

 今春はホウレンソウやカブなどの作物の播種量も減らして栽培面積を縮小しています。春のうちは毎週、これらの作物の種を小分けしながら播くように心掛けます。種を播く時期を少しずつずらすことにより収穫時期も少しずつずらして、どの時期にも野菜セットに入れられる野菜を少しずつ確保してまいります。「小さく、少しずつ」を心掛けています。

 昨年は里芋やサツマイモの畑が雑草に覆われてしまい、里芋とサツマイモの収量は減って不作となりました。これらの作物を秋に収穫して貯蔵しながら秋、冬、春に出荷してゆきますが、今回は秋冬の出荷を見合わせて春からの出荷となりました。今までの里芋やサツマイモの栽培面積は私が管理するには広すぎるようなので、この春は畑に植える里芋の種芋やサツマイモの苗の数を昨年よりも減らして、無理なく雑草を抑えられるくらいの栽培面積に縮小することにしました。そうしたほうが結果的に収量は良くなると思います。

この春、私の近所に新たに農家の家族が引っ越してきて、今まで小林農場が管理してきた畑の一部をそちらの家族に譲ることになりました。小林農場が管理する栽培面積は縮小されますが、私の身の丈に合った面積になったと思います。これからは畑が縮小されて雑草を抑えやすくなり、作物も雑草に飲み込まれずに無事に育って収量を確保しやすくなると思います。

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