「五十節」の第三十一節目 「鳴き響く ツクツクボウシ」 ~8月2日から8月8日頃まで~
小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が満月(🌕)となる8月2日から下弦(🌗)となる8月8日頃までが第三十一節目となります。
第三十一節目の季節名は「鳴き響く ツクツクボウシ」です。夏の後半に鳴き始めるセミのツクツクボウシの鳴き声が目立ち始めて、夏の終わりが見えてきました。
第三十一節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。
(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください)
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毎日、元気な蝉時雨が降り続いています。最初はアブラゼミやヒグラシなどから鳴き始めて、夏の暑さが真っ盛りになる頃にはミンミンゼミなどの鳴き声も加わりましたが、先日よりさらにツクツクボウシの鳴き声も目立つようになりました。ツクツクボウシは夏の後半から鳴き始めるセミで、この鳴き声を聞くと夏の終わりが始まったように感じます。名前の通りに、「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」と鳴いています。
近所の水田地帯ではすでに稲は穂を出していて、重くなって頭を垂らしています。
夏の畑に目立つのが、樹のように背が高くなる雑草、ホソアオゲイトウ。
畑の南側ではイネ科のイヌビエが群生。他にもイネ科のメヒシバやエノコログサなどもよく目にします。
育苗ハウスの中では秋野菜の苗を育てています。防虫ネットや防虫テープを設置しながら害虫を防いでいます。
トウモロコシ畑でトウモロコシを収穫中。トウモロコシは虫の大好物でもあり、私が収穫するよりも先に虫にかじられてしまう場合が多いのですが、今年は虫にかじられていなくて芸術的にきれいなトウモロコシをたくさん収穫できています。
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