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2023年8月

2023年8月31日 (木)

「五十節」の第三十四節目 「桜の葉 色づき落ちる」 ~8月24日から8月31日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が上弦(🌓)となる8月24日から満月(🌕)となる8月31日頃までが第三十四節目となります。

第三十四節目の季節名は「桜の葉 色付き落ちる」です。桜などの葉はこの時期から早々と紅葉して落葉します。青々としていた山林に、紅葉した葉が混じり始めます。

第三十四節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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Img_20230831_052640-2 小林農場の敷地内に鎮座しているコブシの巨木の現在の様子。

Img_20230831_052801 コブシの実が少しだけ赤色に色付いてきました。

Img_20230830_163433-2 雑木林では、葉が青々としている木々に混じって、すでに葉が褐色に紅葉している木もいくつかあります。秋が深くなるずっと前の晩夏の頃から落葉して、すでにあちらこちらで落葉の吹き溜まりを目にします。

ヤマザクラなどの桜の仲間は他の木よりも早く紅葉して、さっさと落葉します。紅葉の様子が地味なので、開花時期とは違ってほとんどの人に注目されることはありません。

Img_20230831_053024 野生のアサガオの仲間が畑のあちらこちらで開花し始めています。

Img_20230830_105205 前日に通り雨が降った後、トラクターで土を耕してみた様子。

連日、強烈な日差し降り注いで地表を焼いていますが、ときどき通り雨がやって来てもいますので、畑の土は適度に乾いていて適度に湿っていて、いつでもトラクターで土を良い具合に耕すことができて、種まき作業などはやりやすくなっている感じがします。

いっぽうで雑草の生育もこの1週間でグンと早まったように感じました。まずは除草作業から片付けてゆかなくてはいけません。

Img_20230830_154027 除草後のニンジン畑。

Img_20230830_154007 除草する前のニンジンの畑。いったいどこにニンジンの芽が生えているのかよく分かりませんが、雑草を取り除いてやればちゃんとニンジンが顔を出してくれます。

Img_20230830_105243 クウシンサイの畑。雑草と同じように、クウシンサイも先週から勢い良くたくさんの茎葉を伸ばして茂り、たくさん収穫できるようになりました。モロヘイヤは花を咲かせ始めてまもなく出荷が休止されますが、クウシンサイはしばらく花を咲かせる様子もなく、まだ出荷できそうです。

海外の暑い国では、クウシンサイは雑草のようにあちらこちらで生えてくるらしいです。

Img_20230830_124114-2 8月に畑に植えたキュウリの苗の様子。現在は生育中で、9月から10月上旬頃までに実をならして収穫できます。

キュウリの株元にはたっぷりと刈り取られた草が敷き詰められています。そうすると直射日光や風雨から地表が保護されて、作物の生育も良くなります。草は農場のあちらこちらで伸びていますので、刈り取れば簡単に大量の草を入手できます。

Img_20230830_102210-2 Img_20230830_102144 七面鳥が歩いている様子。小林農場の付近では、色々な生き物に出会えます。

Img_20230830_185951-2 今宵はス-パームーン。

地球と月が接近して、8月31日に見える満月は、今年、最も大きく見える満月となります。

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参考・この季節の季語

 稲妻、野分、遠花火、あきつ、朝顔、猫じゃらし、鬼灯、蟷螂、桐一葉、梨

2023年8月30日 (水)

令和5年8月28日の野菜セット

8月28日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、中玉トマト、ミニトマト、トウモロコシ、ゴーヤ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青しそ

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤやトマトの出荷は休止へ。キュウリ、ナス、ピーマン、オクラなどをしばらく継続して出荷。ジャガイモや玉ネギの出荷が再開へ。

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夏はいつも草が勢い良く生えてきますが、この1週間は特に草の伸びがあっという間だったように見えました。

Img_20230830_105243 クウシンサイの畑。雑草と同じように、クウシンサイも先週から勢い良くたくさんの茎葉を伸ばして茂り、たくさん収穫できるようになりました。モロヘイヤは花を咲かせ始めてまもなく出荷が休止されますが、クウシンサイはしばらく花を咲かせる様子もなく、まだ出荷できそうです。

海外の暑い国では、クウシンサイは雑草のようにあちらこちらで生えてくるらしいです。

Img_20230830_124114-2 8月に畑に植えたキュウリの苗の様子。現在は生育中で、9月から10月上旬頃までに実をならして収穫できます。

キュウリの株元にはたっぷりと刈り取られた草が敷き詰められています。そうすると直射日光や風雨から地表が保護されて、作物の生育も良くなります。草は農場のあちらこちらで伸びていますので、刈り取って、簡単に大量の草を入手できます。

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小林農場は常に野菜セットの定期購入を申し込んでくださる方々を歓迎しております。まずは野菜セットを試しに一度、購入してみたいとお考えになっている方々には「お試しセット」もご用意しております。

野菜セットの価格や配送方法など、野菜セットの詳細についてお知りになりたい方は、こちらをクリックしてご覧ください

野菜セットの内容を毎回、小林農場のブログにて公開しております。過去の野菜セットの内容は、こちらをクリックしてご覧ください。

2023年8月27日 (日)

端境期開始の合図  令和5年3月2日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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端境期開始の合図  令和5年3月2日

春寒次第に緩み、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  三寒四温を繰り返しながら、冬から春へと移ろうとしています。2月下旬の頃には出荷場に保存していたカボチャの傷みが目立ち始めて、全てが傷んでしまう前に在庫をできるだけたくさん野菜セットに入れて急いで出荷いたしました。先日、野菜セットを定期購入してくださっているご家庭より、「届けられたカボチャがすぐに傷んでしまって料理できなかった」というご報告をいただきました。今季のカボチャの出荷は停止したいと思います。

前年の秋に収穫時期を迎えていたジャガイモ、人参、大根、カブ、ゴボウ、白菜、カボチャなどは、気温が低い冬の頃は食べ頃を迎えた状態のまま生育を止めて冬眠しているので長期間保存しながら出荷し続けることができます。3月に入る頃になると気温も暖かくなって冬眠から覚めて生育を再開して、老化も進んで傷みやすくなって寿命を迎えます。

真冬の頃に作物の種を播いても寒すぎてまともに生育できないので、2月に入るのを待ってから春野菜の種を新たに播きます。これらが収穫時期を迎えるまでには時間がかかり、3月と4月は1年で最も収穫できる野菜の種類が少なくなる「端境期(はざかいき)」となり、最も野菜セットに入れる野菜の種類を確保するのに苦心する時期でもあります。収穫できる野菜の豊富な時期は最も品質の良い品物のみを選んで野菜セットに入れますが、端境期の時期は収穫できたものなら何でも野菜セットに入れようとしてしまいます。

  ゴボウは前年の秋に収穫時期を迎えて、冬の間は少しずつ畑から掘り出して出荷してゆきます。冬の頃は地上部の葉は枯れてなくなっているのですが、2月末頃より春の到来を感じて新芽を地上に伸ばし始めています。3月中には茎と葉が大きく育ってゆき、食用部の根の部分は茎や葉に養分を吸収されてスカスカと筋っぽくなってゆきます。以前にはそのような状態になったゴボウを出荷しましたら、「ゴボウの中身に大きなスが入っていて、おいしく食べられなかった」というご指摘をいただきました。ゴボウの他にも人参、大根、カブなども3月には地上に新芽を伸ばし、それに伴って食用部の根は筋っぽくなります。

端境期の3月、4月は、一年で最もたくさんのご指摘・ご叱責をいただく時期でもあり、今年もさっそく「野菜セットのカボチャがすぐに傷んでしまった」というご指摘をいただきました。「今年も端境期が始まった」と気付かせていただき、気を引き締め直しております。「せっかく収穫したカボチャなのだから、出荷しないともったいない」と思ってカボチャを無理して野菜セットに入れてみましたが、すぐに傷んでしまうような野菜では商品としてはふさわしくなく、購入してくださった皆さんをがっがりとさせてしまい、野菜セットの印象も悪くしてしまいます。今まで皆さまからいただいてきた様々なご指摘から学び、作物が傷む前の兆候はだいたい分かるようになってきていますので、作物に傷む前の兆候が現れたら「出荷しないともったいない」と思わずに、すっぱりとその作物の出荷を停止したいと思います。前年の秋に収穫時期を迎えていたネギ、里芋、サツマイモ、ヤマイモなどは3月、4月にも良い状態で出荷できるので、端境期の野菜セットに登場させたいと思います。

2023年8月26日 (土)

令和5年8月25日の野菜セット

8月25日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、中玉トマト、ミニトマト、トウモロコシ、ゴーヤ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青しそ

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤやトマトの出荷は休止へ。キュウリ、ナス、ピーマン、オクラなどをしばらく継続して出荷。ジャガイモや玉ネギの出荷が再開へ。

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Img_20230817_102225

夏の葉物野菜のモロヘイヤが黄色の花を咲かせ始めています。そろそろモロヘイヤの出荷を休止したいと思います。

モロヘイヤは暑さにやたらと強くて勢い良く育ち、害虫にも負けずにたくさん葉を茂らせてくれます。農薬を使用しなくても簡単に栽培できる作物です。

最近は「SDGs」という横文字が流行っているようですが、農薬を使用しない有機農業が「持続可能な農業」として推進され始めています。農薬を必要としないモロヘイヤは有機農業に適した作物であり、「持続可能な農業」とは「夏にモロヘイヤをたくさん栽培して食べること」と言い換えることができるかもしれません。

モロヘイヤの他にも、青シソやクウシンサイなども農薬を使用しなくても簡単に栽培できる作物です。春に栽培されるシュンギクやレタスなども農薬散布は必要ありません(秋に栽培する場合は、ネキリムシに苗が切り倒されてしまう場合があるので注意)。今の時期に小松菜やホウレンソウを栽培すると害虫に食べられて葉が穴だらけにされてしまいますが、気温が下がって害虫の活動が収まる10月以降に種を播いて栽培すれば、ほとんど虫害を気にする必要はありません。

他にも人参やジャガイモやサトイモなどの根菜類などの栽培でも、ほとんど害虫の被害を受けることはありません。「無農薬栽培は難しい」と思われる場合が多いですが、害虫の被害を受けにくい作物はたくさんありますし、害虫の被害を受けにくい時期もあります。作物と時期を選べばわざわざ農薬を散布しなくても簡単に虫害を回避できます。農家は消費者の皆さんに農薬散布の必要のない作物や時期をお伝えして、それらの食材を中心にした食生活をみんなで築いてゆけば、有機農業も広まりやすくなると思います。

「持続可能な農業」とは「食の自給自足を可能にする農業」のことだと思います。「農薬の必要のない作物」とは、その土地の自然環境に適した作物のことであり、食の自給自足を可能にしてゆく作物のことでもあります。モロヘイヤや青シソなどはまさに日本列島の自然環境に適した作物であり、農薬を散布しなくても簡単に栽培できる作物であり、そのような作物を大事に栽培して食べてゆく食生活を築いてゆきたいです。

 

2023年8月24日 (木)

「五十節」の第三十三節目  「スズムシが 甲高く鳴く」 ~8月16日から8月24日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が新月(🌑)となる8月16日から上弦(🌓)となる8月24日頃までが第三十三節目となります。

第三十三節目の季節名は「スズムシが 甲高く鳴く」です。スズムシらしき甲高い声で鳴く虫が一晩中、鳴き通すようになりました。

第三十三節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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Img_20230824_051543-2 小林農場の敷地内に鎮座しているコブシの巨木の現在の様子。

8月上旬までよく耳にしていた「ギリギリギリ」と低い声で鳴くキリギリスの鳴き声が止み、代わって「コロコロコロ」と甲高い声で鳴くコオロギ系の虫たちの鳴き声が一晩中、途切れることなく聞こえてきます。

おそらくスズムシだと思われる「リンリンリン」という鳴き声も聞こえてきますが、たくさんの虫たちが甲高い声で大合唱しているので、それぞれ何の虫の鳴き声なのか、聞き分けにくいです。おそらくスズムシの他に、「リ、リ、リ、リ」と鳴き続けているのは、ツヅレサセコオロギの鳴き声だと思います。

Img_20230822_182208 空の雲は連日、夏空。もくもくと大きな塊を形成しています。

Img_20230822_170249 これから秋野菜を作付けする予定の畑。あえて草を刈らずに茂らせておきました。主にイヌビエやエノコログサやメヒシバなどのイネ科の雑草が茂っています。耕してこれらを土に還してから、秋野菜の苗を植えてゆきます。

Img_20230814_072226 Img_20230816_113235 燃えるように真っ赤に熟したピーマンや甘長とうがらしの実。普段はピーマンや甘長とうがらしの緑色の未熟な実を食べますが、実が熟すと赤くなります。この時期は赤く熟しやすくなります。「パプリカ」は熟した実を食べますが、ピーマンや甘長とうがらしの熟した実も甘酸っぱくておいしいです。ただ、熟すとすぐに傷み始めるので、出荷するのは難しいです。

Img_20230814_033146 小林農場の畑で真っ赤に熟したミニトマトから採った種。来年もこの種を播いて育てようと思います。

皆さんも赤く熟したトマトを食べる時、トマトの種を目にすると思います。この種を食べずによく洗って乾かして保管して、来年の春に土に播けば芽が出てくるかもしれません。

参考・この季節の季語

 稲妻、野分、遠花火、あきつ、朝顔、猫じゃらし、鬼灯、蟷螂、桐一葉、梨

2023年8月23日 (水)

令和5年8月21日の野菜セット

8月21日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、中玉トマト、ミニトマト、トウモロコシ、ゴーヤ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青しそ

今後の野菜セットの内容・・・キュウリ、ナス、ピーマン、オクラなどをしばらく継続して出荷。ジャガイモや玉ネギはときどき出荷。モロヘイヤやトマトは9月に入る頃、出荷休止。

ナス・・・「水ナス」系の品種です。とても柔らかくて、ぬか漬けなどの漬物にしても美味。

トウモロコシ・・・少し粒は小さめですが、十分に甘味のあるスイートコーンの品種です。中身の実が虫に食われていないか確認するために、外皮を取り除いてから出荷しています。鮮度が良いうちに食べたほうがおいしいですので、できるだけ早くお召し上がりください。

モロヘイヤ・・・葉の縁がギザギザとした葉物野菜は、暑い夏に元気に育つモロヘイヤです。葉を刻むと粘り気が出る、栄養価が高い野菜です。味にクセがないので、おひたし、炒め物、汁の実など、いろんな料理に使えます。葉だけでなく茎も柔らかくておいしく食べられます。

クウシンサイ・・・茎葉が細長い葉物野菜。葉だけでなく、茎の部分も食べられ、コリコリとした食感でおいしいです葉と茎は火の通る速度が違うので、最初に切り分けて別々に扱うと料理しやすいです。油との相性が良く、炒め物でよく使われ、にんにくや肉などといっしょに炒めて食べられていますが、味にくせがないので色んな料理に利用しやすいです。

青しそ(大葉)・・・独特の香りがする香草。まずは葉の香ばしい香りをお楽しみください。細かくきざんでいろんな料理に混ぜれば、独特の香りをつけることができます。ご飯と混ぜれば、しそご飯に。一気に食べきりたい場合は天ぷらに。長期間保存するならそのまま冷凍庫に入れて凍らせておくと、薬味などでご利用される時に葉を手で粉々にしやすくて便利。

おすすめ料理 「オクラ納豆」(オクラの粘々した食感を簡単に楽しむ。納豆の代わりに)

➀オクラを丸ごと煮る。②お湯から取り出して、細かく刻む。③刻んだオクラをよくかき混ぜて、粘らせる。④しょうゆやかつお節などを絡めてご飯の上にのせていっしょに食べる。

・・高温多湿の天候が続き、野菜も傷みやすくなっています。野菜セットを受け取りましたら、できるだけ早く冷蔵庫に入れて冷蔵保存するようにお願いいたします。モロヘイヤなどの特に傷みやすい葉物野菜はできるだけ早く消費していただくようお勧めいたします。

小林農場の作物を原料にして作られた加工品も販売中。ご希望される方はご連絡ください。

小麦粉(小林農場の小麦を製粉。用途が多彩な中力粉。)・・1袋(500g)250円

乾麺(小林農場の小麦を製麺。細い麺で、冷や麦にも)・・1袋(250g)250

押し麦(小林農場の大麦を加工。健康食品)・・・1袋(100g)150円

人参ジャム(小林農場の人参を煮詰めて加工)・・・1瓶(140g) 500円

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

電話番号:090-4915-1418  メール:kobayashikazaie@gmail.com

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小林農場は常に野菜セットの定期購入を申し込んでくださる方々を歓迎しております。まずは野菜セットを試しに一度、購入してみたいとお考えになっている方々には「お試しセット」もご用意しております。

野菜セットの価格や配送方法など、野菜セットの詳細についてお知りになりたい方は、こちらをクリックしてご覧ください

野菜セットの内容を毎回、小林農場のブログにて公開しております。過去の野菜セットの内容は、こちらをクリックしてご覧ください。

2023年8月22日 (火)

小林農場の目指す方向   令和5年2月23日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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小林農場の目指す方向   令和5年2月23日

春寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  この冬は畑に隣接している竹林の竹をできるだけ刈って、畑の風通しを改善しました。この畑の片隅の部分は変形していて、トラクターを入れて耕すのが少しやっかいなので、土を耕さずに作物を育てる「不耕起栽培」を小規模に試してみたいと思っています。

  人工的にトラクターで耕した直後だけは地表は柔らかくなるのですが、地表のさらに下はトラクターの重みによって鎮圧されて固くなり、時間が経つと再び地表も固くなりやすくなります。土中でミミズなどの小動物が活動すると土が柔らかくなってゆきますが、トラクターで耕すとたくさんのミミズをひき殺してしまいます。よって繰り返してトラクターで耕さないと土を柔らかな状態に保ちにくいです。森林の木々や野原の草は土中に根をはることによって自ら土を耕して、土をずっと柔らかな状態に保っています。不耕起栽培では人が耕したり肥料を与えたりしなくても植物が自然に育っている森林や野原などの環境を模倣して、人工的に耕す手間を省略して作物が自然に育ってゆけるように配慮します。

  トラクターで畑を耕せば雑草を土に埋め込んで一掃することができて、その後は雑草が生えにくくなって除草作業が楽になります。いっぽうで不耕起栽培では盛んに生えてくる雑草を鎌などを使って自分の手で刈り倒さなくてはいけないので、除草作業に手間と時間がかかります。よって大多数の農家は畑をトラクターで耕していて、不耕起栽培を実践している農家はとても稀です。でも、その希少な農家達は「確かに不耕起栽培は手作業が多くて時間がかかるが、トラクターなどの機械を必要としない。人類はトラクターなどの機械を作ったり運搬したりするために莫大な労力と資源と時間と金を費やしていて、その機械を動かすための石油を入手するためにも莫大な労力と資源と時間と金を費やしている。しかし、こんなに莫大な投資をしても莫大に収量を増やせるわけでもない。人類全体が一つ企業だとして、自分がその企業の経営者だとすれば、莫大な労力がかかる機械を使用する栽培よりも、鎌のような簡単な道具があればできる不耕起栽培のほうを選ぶ」と言っています。

  現在、農林水産省は農作業の効率化を目指して、田んぼや畑に最新のIT技術を導入してゆく「スマート農業」を推進しています。センサーなどのIT技術を設置したビニールハウスの中で作物を育てて、ハウス内の温度・湿度などのデータが随時、農家が携帯しているスマートフォンに伝えられて、スマホで遠隔操作すれば自動的にハウス内の温度・湿度を調整できます。作物に最適な量の水も自動的に与えられて、農家はわざわざハウスに通う手間を省けます。ただ、このような設備を導入して維持してゆくためにはお金がかかります。

  毎年恒例の確定申告を済ませましたが、おかげさまで昨年も小林農場の農場経営は黒字でした。年間に費やしている肥料費は数万円程度であり、農薬費は0円であり、出費が少ないことによって小林農場の農場経営は成り立っています。「機械やIT技術を導入することによって自分の体を動かす手間を省ける農業」ではなくて、「自分の体を動かしさえすれば金のかかる機械やIT技術にわざわざ頼らなくてもよい農業」を目指したいと思います。

2023年8月21日 (月)

令和5年8月18日の野菜セット・最新の農場通信を公開

8月18日の野菜セットの内容です。

キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、大玉トマト、ミニトマト、トウモロコシ、ゴーヤ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青しそ

今後の野菜セットの内容・・・キュウリ、ナス、ピーマン、オクラなどをしばらく継続して出荷。ジャガイモや玉ネギはときどき出荷。モロヘイヤやトマトは9月に入る頃、出荷休止。

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ナス・・・「水ナス」系の品種です。とても柔らかくて、ぬか漬けなどの漬物にしても美味。

トウモロコシ・・・少し粒は小さめですが、十分に甘味のあるスイートコーンの品種です。中身の実が虫に食われていないか確認するために、外皮を取り除いてから出荷しています。鮮度が良いうちに食べたほうがおいしいですので、できるだけ早くお召し上がりください。

モロヘイヤ・・・葉の縁がギザギザとした葉物野菜は、暑い夏に元気に育つモロヘイヤです。葉を刻むと粘り気が出る、栄養価が高い野菜です。味にクセがないので、おひたし、炒め物、汁の実など、いろんな料理に使えます。葉だけでなく茎も柔らかくておいしく食べられます。

クウシンサイ・・・茎葉が細長い葉物野菜。葉だけでなく、茎の部分も食べられ、コリコリとした食感でおいしいです葉と茎は火の通る速度が違うので、最初に切り分けて別々に扱うと料理しやすいです。油との相性が良く、炒め物でよく使われ、にんにくや肉などといっしょに炒めて食べられていますが、味にくせがないので色んな料理に利用しやすいです。

青しそ(大葉)・・・独特の香りがする香草。まずは葉の香ばしい香りをお楽しみください。細かくきざんでいろんな料理に混ぜれば、独特の香りをつけることができます。ご飯と混ぜれば、しそご飯に。一気に食べきりたい場合は天ぷらに。長期間保存するならそのまま冷凍庫に入れて凍らせておくと、薬味などでご利用される時に葉を手で粉々にしやすくて便利。

おすすめ料理 「オクラ納豆」(オクラの粘々した食感を簡単に楽しむ。納豆の代わりに)

➀オクラを丸ごと煮る。②お湯から取り出して、細かく刻む。③刻んだオクラをよくかき混ぜて、粘らせる。④しょうゆやかつお節などを絡めてご飯の上にのせていっしょに食べる。

・・高温多湿の天候が続き、野菜も傷みやすくなっています。野菜セットを受け取りましたら、できるだけ早く冷蔵庫に入れて冷蔵保存するようにお願いいたします。モロヘイヤなどの特に傷みやすい葉物野菜はできるだけ早く消費していただくようお勧めいたします。

小林農場の作物を原料にして作られた加工品も販売中。ご希望される方はご連絡ください。

小麦粉(小林農場の小麦を製粉。用途が多彩な中力粉。)・・1袋(500g)250円

乾麺(小林農場の小麦を製麺。細い麺で、冷や麦にも)・・1袋(250g)250

押し麦(小林農場の大麦を加工。健康食品)・・・1袋(100g)150円

人参ジャム(小林農場の人参を煮詰めて加工)・・・1瓶(140g) 500円

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

「五十節」の第三十二節目 「夏と秋 雲が行き合う」 ~8月8日から8月16日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が下弦(🌗)となる8月8日から新月(🌑)となる8月16日頃までが第三十二節目となります。

第三十二節目の季節名は「夏と秋 雲が行き合う」です。夏空から秋空へと変わってゆく時期。空模様に注目です。

第三十二節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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Img_20230817_064242-2 Img_20230817_064400 小林農場の敷地内に鎮座しているコブシの巨木の現在の様子。

Img_20230817_110709-2夏空らしい、もくもくと大きく固まる雲。

 

Img_20230816_172256ときどき、雲が細かく崩れて、秋っぽい空模様が広がります。

8月8日に二十四節気の「立秋」を迎えて、暦の上では夏は終わって秋が始まっています。季節が変わる頃の空模様を「行き合いの空」と呼ぶようです。

Img_20230817_171041-2ふっと見上げると、薄っすらと虹がかかっていました。ずいぶん久しぶりに虹を見ました。

普段は作物と雑草が生えている地面ばかりを見て暮らしているので、あまり空を見上げることはないです。今の季節は雲も夏らしくなったり秋らしくなったりしておもしろいので、空も見上げて暮らしたいです。また虹に出会えるかも。

Img_20230817_102225モロヘイヤも黄色の花を咲かせ始めました。とにかく暑さに強い夏の葉物野菜のモロヘイヤも、間もなく出荷が休止することになります。

Img_20230809_114131Img_20230809_113353さっきまで猛暑だったのに、突然の雷雨で煙る農場。天然の打ち水。

Img_20230817_083850 人参畑では、八月に入ってから種まきをした人参が良く発芽しています。猛暑で畑が乾燥しやすいですが、たまにざっと雷雨が通ってくれるのでカラカラには乾燥せずに少しは水分が土中を潤しています。人参の種にとっては恵みの雨で、雨が全く降らないと人参の種は発芽できません。雑草もびっしりと生えてきたので、草むしりをしないと。

Img_20230816_090654-2 毎日、農場のどこかで出会う、アマガエル。

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2023年8月17日 (木)

令和5年8月14日野菜セット・今後の夏野菜の見通し

8月14日の野菜セットの内容です。

キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、中玉トマト、ミニトマト、トウモロコシ、ゴーヤ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青しそ

今後の野菜セットの内容・・・キュウリ、モロヘイヤ、ミニトマト、ナス、ピーマン、オクラなどをしばらく継続して出荷。ジャガイモや玉ネギなどはときどき出荷。

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夏野菜の中では収穫時期の短いトマト類が、今週に入ってから収量が少なくなってきました。間もなくトマト類の出荷が休止してゆくことになると思います。

Img_20230817_102225 モロヘイヤが黄色の花を咲かせ始めています。花が咲き始める頃にはモロヘイヤの茎葉も固くなってきておいしく食べられなくなるので、まだ花が咲いていないモロヘイヤを収穫・出荷します。多くのモロヘイヤは9月に入る頃には花を咲かせて、出荷が休止します。

ピーマンの樹が次々に「青枯れ病」にかかって枯れてしまいました。今後はピーマンの収量も少なくなると思います。

Img_20230816_173310 いっぽうで、甘長とうがらしは病気にかかることなく元気に実をならしています。今後はピーマンに代わって甘長とうがらしを野菜セットに入れてゆくことになるかもしれません。甘長とうがらしは辛くなくて、ピーマンやししとうなどと同じように炒めたりして料理します。

夏に実を収穫していたキュウリの樹もあまり実をみのらせなくなり、収量が減ってきています。

Img_20230817_083737 いっぽうで、先日、新たにキュウリの苗を畑に植えました。これらの苗が大きくなる9月後半頃には実をならして、またキュウリをたくさん収穫できると思います。

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小林農場は常に野菜セットの定期購入を申し込んでくださる方々を歓迎しております。まずは野菜セットを試しに一度、購入してみたいとお考えになっている方々には「お試しセット」もご用意しております。

野菜セットの価格や配送方法など、野菜セットの詳細についてお知りになりたい方は、こちらをクリックしてご覧ください

野菜セットの内容を毎回、小林農場のブログにて公開しております。過去の野菜セットの内容は、こちらをクリックしてご覧ください。

2023年8月15日 (火)

「五十節」の第三十一節目 「鳴き響く ツクツクボウシ」 ~8月2日から8月8日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が満月(🌕)となる8月2日から下弦(🌗)となる8月8日頃までが第三十一節目となります。

第三十一節目の季節名は「鳴き響く ツクツクボウシ」です。夏の後半に鳴き始めるセミのツクツクボウシの鳴き声が目立ち始めて、夏の終わりが見えてきました。

第三十一節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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Img_20230809_124707-2 Img_20230809_124912小林農場の敷地内に鎮座しているコブシの巨木の現在の様子。

Img_20230803_154118-2毎日、元気な蝉時雨が降り続いています。最初はアブラゼミやヒグラシなどから鳴き始めて、夏の暑さが真っ盛りになる頃にはミンミンゼミなどの鳴き声も加わりましたが、先日よりさらにツクツクボウシの鳴き声も目立つようになりました。ツクツクボウシは夏の後半から鳴き始めるセミで、この鳴き声を聞くと夏の終わりが始まったように感じます。名前の通りに、「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」と鳴いています。

Img_20230809_165303 Img_20230805_100422 近所の水田地帯ではすでに稲は穂を出していて、重くなって頭を垂らしています。

Img_20230812_163716-2 Img_20230812_163745
夏の畑に目立つのが、樹のように背が高くなる雑草、ホソアオゲイトウ。

Img_20230812_170006 Img_20230812_170022 畑の南側ではイネ科のイヌビエが群生。他にもイネ科のメヒシバやエノコログサなどもよく目にします。

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育苗ハウスの中では秋野菜の苗を育てています。防虫ネットや防虫テープを設置しながら害虫を防いでいます。

Img_20230809_124542発芽して間もない、白菜の様子。

Img_20230803_113500-2 Img_20230803_113522 トウモロコシ畑でトウモロコシを収穫中。トウモロコシは虫の大好物でもあり、私が収穫するよりも先に虫にかじられてしまう場合が多いのですが、今年は虫にかじられていなくて芸術的にきれいなトウモロコシをたくさん収穫できています。

Img_20230810_113323 Img_20230810_113421Img_20230812_112846この時期は農場内は虫だらけ、カエルだらけ。

Img_20230810_095703-2Img_20230802_181537-2_20230815072201 もくもくと大きく固まって沸く、夏の空の雲。

Img_20230729_185955 夏至が過ぎた後もまだまだ夕方は明るく、日は長いです。

 

2023年8月14日 (月)

令和5年8月11日の野菜セット・夏野菜の種採り

8月11日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、中玉トマト、ミニトマト、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青しそ

今後の野菜セットの内容・・・キュウリ、モロヘイヤ、ミニトマト、ナス、ピーマン、オクラなどをしばらく継続して出荷。ジャガイモや玉ネギなどはときどき出荷。

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夏野菜の収穫が最盛期を迎えております。先週まではキュウリやミニトマトなどがたくさん出荷できました。

8月下旬より夏野菜の収量が徐々に減少してゆくと思います。出荷を控えて温存してきたジャガイモや玉ネギなどを出荷してゆきたいと思います。

夏の終わりに夏野菜の種採り

 猛暑も和らぎ始めて、夏の終わりが見え始めてきました。夏野菜から種を採りたいと思います。この夏は小林農場の畑からミニトマト、ピーマン、オクラ、ズッキーニ、トウモロコシの種を自分で採りたいと思います。

Img_20230814_033146 小林農場のミニトマトの畑から採ったミニトマトの種。来年、この種を播いて育てようと思います。

皆さんもトマトを食べる時、トマトの種を目にすると思います。この種を食べずによく洗って乾かして保管して、来年の春に土に播けば芽が出てくるかもしれません。

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小林農場は常に野菜セットの定期購入を申し込んでくださる方々を歓迎しております。まずは野菜セットを試しに一度、購入してみたいとお考えになっている方々には「お試しセット」もご用意しております。

野菜セットの価格や配送方法など、野菜セットの詳細についてお知りになりたい方は、こちらをクリックしてご覧ください

野菜セットの内容を毎回、小林農場のブログにて公開しております。過去の野菜セットの内容は、こちらをクリックしてご覧ください。

2023年8月12日 (土)

神秘的な土着の生き物、竹  令和5年2月16日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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神秘的な土着の生き物、竹  令和5年2月16日

梅花の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  小林農場の畑のすぐ隣には無数の竹が生えて伸びて竹林を形成していて、畑の日当たりや風通しを悪くしています。竹は地中でも茎を水平に伸ばしてゆき、その地下茎から新たに派生した茎が竹となって地上へと垂直に現れて竹林を拡大しようとします。夏になると畑の中にも竹が次々に生えてきて、その度に刈り倒さないといけません。竹林に畑が侵食されてしまわぬように、この冬、できるだけたくさんの竹をノコギリで切り倒すことを毎日の習慣としています。全部の竹を刈り倒すまで数か月間、または数年間はかかるでしょう。

  竹は固いので、刈り倒してもそのままきれいに朽ちて消えてなくなるわけではありません。どこか邪魔にならない場所に広い捨て場を設けて、10メートル以上の高さに育ってたくさんの枝や葉をくっつけている数千本の竹を捨て場までガサガサと引きずって移動して積み重ねないといけません。そんな広い捨て場が見つからない場合はその場で焼却しますが、長いままの状態で燃やすと危険なので、焼却しやすい大きさに竹を切り分ける必要があります。竹林を整備するのは大変なので、私も竹林を管理しきれてませんし、近所にも放置されてうっそうとしている竹林が見られます。あちらこちら、竹に征服されています。

  ナスやピーマンなどの作物を育てるには支柱が必要で、ホームセンターでプラスチック製の支柱を購入できます。私の知り合いの農家は竹林から刈った竹を支柱として利用しています。プラスチック製の支柱と比べて竹の支柱は朽ちやすく、何度も竹を刈って支柱を更新してゆかなくてはいけませんが、そうして竹を刈る動機を作ることで竹林をきれいに管理できて、竹林の拡大を防止することもできます。小林農場はプラスチック製の支柱をすでに購入しているので竹を刈る動機がなく、竹林は放置されて茂り、管理を難しくしました。

プラスチック製品などの便利なものがなかった昔では、竹は器や籠や箸や建材などの道具の材料として利用されていたので、竹は適度に刈られてきれいに竹林は管理されていたようです。現代でも刈った竹を焼いて炭にした「竹炭」や、粉砕機で粉々にした「竹粉」などが肥料として利用されているようです。現在の大多数の農家は化学肥料を購入しながら作物を育てていますが、昨年の国際情勢の急変により化学肥料の価格が急騰して多くの農場の経営が圧迫されているようです。今後は海外から輸入しなくてはいけない化学肥料に代わって、身近な竹などで作った肥料が使用されるようになり、再び竹林がきれいに管理されるかもしれません。私も地元で自給できる竹炭や竹粉などの利用方法を学びたいです。

刈っても刈ってもまた竹は生えてきますが、生えてきたばかりの幼い竹は「タケノコ」として食べられます。すでに見上げるほど伸びた太くて固い竹とは違い、タケノコは簡単に取り除くことができるので、タケノコをたくさん採って食べる食生活は竹林の管理にも有効です。竹は農家が何も世話をしなくても勝手に生育して食料を提供してくれる、ありがたい生き物でもあります。最盛期には1日に1メートル以上も伸びて、割ってみると中身は空。日本最古の物語「かぐや姫」を生み出した神秘的な土着の生き物とうまく付き合いたいです。

2023年8月10日 (木)

令和5年8月8日の野菜セット・トウモロコシについて

8月8日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

ジャガイモ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、中玉トマト、ミニトマト、トウモロコシ、ゴーヤ、モロヘイヤ、青しそ、

今後の野菜セットの内容・・・キュウリ、モロヘイヤ、ミニトマトをたくさん収穫中。ナス、ピーマン、オクラも継続して出荷。ジャガイモ、玉ネギ、ニンニクはときどき出荷。

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Img_20230803_113500トウモロコシ畑。

Img_20230803_113522-2 収穫されたトウモロコシ。今のところ、あまり害虫に食べられずに、きれいなトウモロコシが収穫できています。

トウモロコシはアワノメイガという害虫に食べられやすくて、なかなか商品として出荷できるようなきれいなトウモロコシを出荷するのが難しいです。昨年の小林農場の畑からは全くトウモロコシを出荷できませんでした。今年は害虫対策を改善して、野菜セットに出荷できました。

中身の実が虫に食われていないか確認するために、外皮を取り除いてから出荷しています。鮮度が良いうちに食べたほうがおいしいので、できるだけ早く食べていただくように、皆さんにお伝えしております。

少し粒は小さめですが、十分に甘味のあるスイートコーンの品種です。この品種は、小林農場のトウモロコシ畑から自分で種を採りながら育成している品種です。昨年は全くトウモロコシを出荷できませんでしたが、種はちゃんと採っておきました。今年の春にその種を播くととても発芽率が良くて元気に育ってくれました。今年の夏も畑より自分で種を採ろうと思います。

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小林農場は常に野菜セットの定期購入を申し込んでくださる方々を歓迎しております。まずは野菜セットを試しに一度、購入してみたいとお考えになっている方々には「お試しセット」もご用意しております。

野菜セットの価格や配送方法など、野菜セットの詳細についてお知りになりたい方は、こちらをクリックしてご覧ください

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2023年8月 8日 (火)

「五十節」の第三十節目 「コオロギが コロコロと鳴く」

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が上弦(🌓)となる7月26日から満月(🌕)となる8月2日頃までが第三十節目となります。

第三十節目の季節名は「コオロギが コロコロと鳴く」です。夜間にはエンマコオロギなどの鈴をコロコロと転がすような鳴き声が聞こえるようになってきました。

第三十節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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Img_20230802_181325-2 Img_20230802_181444小林農場の敷地内に鎮座しているコブシの巨木の現在の様子。

今まで「キリキリキリ、チッ」というキリギリスの元気な鳴き声が目立っていましたが、それに加えて「コロコロコロ」という鈴を転がすようなエンマコオロギの鳴き声も耳に入るようになってきました。エンマコオロギの鳴き声を録音しましたので、以下をクリックしてお聴きください。

エンマコオロギの鳴き声

Img_20230803_092724-2人が管理していない近所の野原ではツル性の草がどこまでもツルを長く伸ばして、足の踏み場もないジャングルみたいになっています。

Img_20230803_092946 Img_20230803_092924ツル性の草も色々と種類があります。右の写真はカナムグラ。左の写真はアレチウリだと思います。

Img_20230806_110517-2 Img_20230806_110607 この時期に町のあちらこちらでよく目立つ、赤紫色の花を咲かせる木。

Img_20230804_080337-2オクラの樹の葉にたたずむアマガエル。このカエルは高い場所が好きなのか、オクラやトウモロコシなどの背が高くなる作物の葉の上でよく見かけます。

Img_20230803_114057 Img_20230803_114012育苗ハウスの中ではキャベツなどの秋野菜の苗を育てていますが、キスジノミハムシというゴマ粒くらいの小さな甲虫が苗の葉を食べて穴だらけにしてしまっています。この虫は小さすぎるので、苗を防虫ネットで覆って防虫してみてもあまり意味がありません。手強い害虫が育苗ハウス内に現れて、厳しい育苗となっています。対策を考えたいと思います。

Img_20230726_111212連日、猛暑が続き、カボチャ畑のカボチャの葉も、日中はくったりと垂れ下がっています。でも、日が沈んですずしくなれば、元通りにシャキリとします。

Img_20230730_072933 Img_20230726_111733_20230805140801モロヘイヤは格段に暑さに強い作物で、強烈な日差しを浴び続けても葉は艶々としたまま萎れる様子はありません。害虫にも雑草にも負けずに勢い良く生育してくれる、日本の夏に適した葉物野菜です。

Img_20230807_081332 Img_20230717_100615

ミョウガの茎葉が茂るミョウガ畑では、その株元に食用部の新芽が生えてきます。ミョウガはあまり陽が当たらない場所で生育します。日陰でポコポコと生えてくる新芽は、なんとも涼し気な様子。

 

 

2023年8月 6日 (日)

違和感を覚えること  令和5年2月9日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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違和感を覚えること  令和5年2月9日

三寒四温の時節、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  先日、私の携帯電話を紛失してしまい、急遽、新たに携帯電話を購入することになりました。今まで使っていた携帯電話は「ガラケー」と呼ばれている旧式の機種でしたが、もうガラケーは製造されていないようなので、今回は、外見はほとんどガラケーと変わらないけれども中身の機能が少しだけ進歩した「ガラホ」と呼ばれている機種を購入しました。

  現在の世界中の大勢の人々が携帯している携帯電話が「スマホ」と呼ばれている新型の機種で、ガラケーやガラホと比べてスマホではインターネットを使用できる機能が優れていて、電話だけではなくネットも携帯できる機種です。インターネットは情報入手も連絡も買い物も娯楽もなんでも楽しめる便利すぎる道具であるために依存性が強くて「ネット依存症」に陥って生活を壊してしまう人も多く、そのネットをいつでもどこでも携帯できるスマホも便利すぎる道具であるために「スマホ依存症」に陥ってしまう人も多いようです。

  私も子供の頃は「テレビ依存症」に陥って、睡眠時間や勉強時間を削って番組を観続けて生活を壊しました。私も依存症にかかりやすい人間だと自覚していますので、スマホを所有しないようにしています。「これからの社会はスマホを所有しなければ生活できない」と言っている人もいますが、依存症にかかりやすくてスマホから離れたほうがよい人もたくさんいるのだから、人々がスマホを所有しなくても生活してゆける社会にするべきです。

  森に住むお化けと子供達の交流を描いた名作映画「となりのトトロ」の宮崎駿監督が、「自分の子供が何度も『となりのトトロ』を観賞して喜んでいるとあるお母さんに言われたけれども、嬉しいとは思えなかった。子供達に森のすばらしさを伝えたくてこの映画を作り、映画を観た子供達がすぐに森へ行って木に触れてほしいと思っているのに、家の中で何度も映画を観賞してしまったら、森へ行かなくなってしまう」と嘆いていました。家の中のネットで好きなだけ色々な映画や番組を観賞できる現代では、わざわざ家の外に出掛けなくても映像を眺めていれば森の中にも海の底にも宇宙の果てにも出掛けた気分に浸れます。

  作物栽培を体験してみたいと思っている人達のために、ネット上では作物栽培を体験できる仮想の畑も作られているようで、仮想の作物を育てることを楽しめるようです。実在の畑で実在の作物を育てている私は、冷たい北風に吹かれながら土に触れて、その手指はあちらこちらが切れてアカギレだらけになっています。「作物栽培を楽しみたいけれども実際の畑で栽培するのは大変そうなので、暖かな部屋の中でネットを開いて仮想の栽培を楽しみたい」と言い出す人も今後は現れるのかもしれません。仮想の世界のほうが現実の世界よりも楽しいでしょう。ただ、仮想の作物を育てて収穫しても、実際には食べられません。

  小林農場も農場のブログを作成したり、皆さんとメールでやりとりしたり、ネットからたくさんの恩恵を受けていますが、ネットの画面ばかりを夢中になって観ていると、畑で作物をじっくりと観察することができなくなります。現代の多くの農家もスマホを畑に持ち込んでネットを栽培に活用していますが、小林農場はスマホを所有する予定はありません。

2023年8月 5日 (土)

令和5年8月5日の野菜セット・皆さんからいただいたご感想など、いろいろ

8月5日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、中玉トマト、ミニトマト、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青しそ、ミョウガ

今後の野菜セットの内容・・・ピーマン、キュウリ、モロヘイヤ、ミニトマトをたくさん収穫中。ナスやオクラも継続して出荷。ジャガイモ、玉ネギ、ニンニクはときどき出荷。

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・東京都や神奈川県などにお住いの皆さんには運送会社の宅急便を利用して野菜セットをお届けしています。夏の暑い時期ですが、皆さんから「良い状態で野菜が到着している」というご報告をいただいております。特に青シソなどの傷みやすい葉物野菜も無事に皆さんのお宅に到着しているみたいです。青シソを出荷する時は、小林農場では湿らせた新聞紙に青シソを包んで出荷しています。そうすると青シソは数日間、しおれることなく良い状態を保ちやすくなります。

・「ナスは柔らかくておいしい」というご感想もいただきました。小林農場がお届けしているナスの品種は「水ナス」で、そのまま生で食べられるくらいにとても柔らかくて、漬物などにしてもおいしい品種です。残念ながら今年はナスの収量が少なくて一部のご家庭のみにおとどけしていますが、今回はナスの収量が一時的に増えて全てのご家庭にお届けできました。

・夏の前半にはズッキーニを出荷しました。ズッキーニも品種によって色々な形や色があります。小林農場が自分で種を採りながら独自に育成しているズッキーニの品種の形はずんぐりとしていて、薄い緑色で縞模様が入っています。少し珍しい姿をしたズッキーニですので、複数のご家庭はこれがズッキーニだと分からなかったようで、「この野菜は、何?」というご質問をたくさんいただきました。私の説明不足でもうしわけありませんでした。それはズッキーニです。

・今年はミニトマトがたくさん収穫できていて、全てのご家庭にお届けしております。「食べ応えがあっておいしい」というご感想もいただいております。私自身、今年のミニトマトの味は良いと思っています。畑からついついたくさんミニトマトをつまみ食いしすぎると腹の調子が悪くなるので、食べすぎに注意。今年はさらに中玉(大玉)トマトも収穫できて、一部のご家庭にお届けしております。できれば中玉(大玉)トマトも全てのご家庭にお届けできれば良いと思います。

・トマトとトウモロコシは人気の高い野菜ですが、どちらも虫にも好まれる野菜であり、栽培中によく虫に食べられます。昨年は小林農場は全くトマト類やトウモロコシがほとんど出荷できませんでした。今年はそのお返しをしてやろうと思い、少しトマト類やトウモロコシの栽培方法を改善してみました。この夏はトマト類が収穫できていて、これからもしかしたらトウモロコシも全てのご家庭にお届けできるかもしれません。

・畑や野菜の様子を写真にたくさん撮っているのでこのブログに公開したいと思っているのですが、小林農場のパソコンの調子が悪く、写真を公開できません。とても暑い日が続いているので、パソコンも熱中症にかかってしまっているのかもしれません。パソコンに詳しい人に相談しながら復旧したいと思います。

 

2023年8月 3日 (木)

令和5年7月31日の野菜セット

7月31日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

ジャガイモ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、中玉トマト、ミニトマト、モロヘイヤ、クウシンサイ、青しそ、ミョウガ、ズッキーニまたはゴーヤ

今後の野菜セットの内容・・・人参やズッキーニの出荷は休止へ。ピーマン、キュウリ、モロヘイヤはたくさん出荷。ナスやオクラは少しずつ出荷。ミニトマトなどのトマト類は増加。

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現在はキュウリとミニトマトが毎日、たくさん実をならしていて、たくさん収穫・出荷できています。

いっぽうでナスとオクラの調子が良くなくて、少しずつ出荷しています。

ピーマンとモロヘイヤは安定していて、いつもたくさん出荷できています。

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先日の火曜日、吐き気と倦怠感に襲われて、寝込みました。おそらく食あたりが原因だと思います。

最近は少し寝不足気味で暴食気味でしたので、体調が悪くなって食あたりになったのだと思います。

畑仕事を休んで十分に睡眠をとり、食事を控えて胃腸も休めて、翌日の水曜日の午後からは住まいの片づけをしながら体調を整えて、木曜日からはすっかり気分が良くなって通常通りに畑仕事をしています。

高温の夏は食あたりに罹りやすい季節で、食材が傷みやすくて病原菌が繁殖しやすい時期です。小林農場も傷みやすくなっているような野菜を野菜セットに入れてしまわぬように気をつけています。野菜セットが届きましたらできるだけ早く冷蔵庫に入れて冷蔵保存していただくように、皆さんにお伝えしております。調理する直前は、野菜についている泥をよく洗い落とすように、お願いいたします。

野菜セットという商品は、冷蔵庫という文明の力のおかげで成り立っている商品だと、この季節は改めて思います。

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小林農場は常に野菜セットの定期購入を申し込んでくださる方々を歓迎しております。まずは野菜セットを試しに一度、購入してみたいとお考えになっている方々には「お試しセット」もご用意しております。

野菜セットの価格や配送方法など、野菜セットの詳細についてお知りになりたい方は、こちらをクリックしてご覧ください

野菜セットの内容を毎回、小林農場のブログにて公開しております。過去の野菜セットの内容は、こちらをクリックしてご覧ください。

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