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2023年7月13日 (木)

「五十節」の第二十七節目 「蝉の声 ずっと降りしきる」 ~7月3日から7月10日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が満月(🌕)となる7月3日から下弦(🌗)となる7月10日頃までが第二十七節目となります。

第二十七節目の季節名は「蝉の声 ずっと降りしきる」です。六月下旬からすでにセミが鳴き始めていましたが、この時季になると常に何かしらの種類のセミが鳴き続けています。

第二十七節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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Img_20230711_071138-2 Img_20230711_071336-2 小林農場の敷地内に鎮座しているコブシの巨木の現在の様子。

6月下旬頃からセミが鳴き始めていましたが、この時季になると日が出ている間は常にセミの鳴き声が聞こえてきます。特に日が昇ろうとする早朝の時間帯と日が沈もうとする夕暮れの時間帯に「カナカナカナ・・・」と涼し気になくヒグラシの鳴き声は印象的です。セミにもいろいろと種類があってそれぞれ鳴き声が違うのだけれども、独特なヒグラシの鳴き声はすぐに聞き分けられます。

日の出の時間帯にヒグラシの鳴き声や「ジーーー」と鳴いているセミの鳴き声を録音してみましたので、以下をクリックしてお聴きください。

令和5年7月早朝のセミの鳴き声

Img_20230712_124005 これより新たに秋と冬に収穫される作物の種を播いたり苗を植えたりしてゆきます。畑に生い茂っていた草を草刈り機で粉砕して準備を整えました。

Img_20230711_071446 こちらは近所の耕作放棄地。Img_20230711_071500 何年も作物が栽培されないまま放置されていて、クズのようなツル性の雑草などがあちらこちらにツルを絡ませながら伸びて、畑全体を覆っています。ただ、このように何年も土が耕されることなく雑草が元気に繁殖していると、そのおかげで土がますます肥えてゆき、そんな耕作放棄地で雑草をどかして作物を育ててみるととても良く育つと言われています。

Img_20230711_122148 Img_20230711_122203-2 すでに収穫時期を迎えているジャガイモ畑は、雑草に覆われています。この畑は春にはスギナで覆われるのですが、夏になるとエノコログサなどのイネ科の雑草に覆われます。夏の間に雑草をどかしてジャガイモを掘り取りたいと思います。

Img_20230711_071808羽状の葉が規則正しく連なるネムノキ。今の時期にネムノキは桃色のかわいらしい花をさかせるのですが、今年はあまり花が咲いていないようでした。

Img_20230708_125631 Img_20230708_125702我が家の庭のガクアジサイ。梅雨が終わると同時に花も散ってゆきそうです。花が咲き始めてから数週間が経ち、けっこう長くきれいな花の観賞を楽しむことができました。

Img_20230711_072321 Img_20230711_072336-2 トウモロコシ畑の様子。株の頂上では雄花が咲き始めています。雌花はまだ咲いていません。

Img_20230712_1030506月末に畑に植えた長ネギの苗の様子。

Img_20230711_185347 夕立が発生して、公道に大雨が叩きつけられて、辺りが煙ってゆく様子。

梅雨の最後のほうになると雨も激しくなります。それにしても九州地方などの西日本は毎年、この時季になると大雨によって大きな被害を受けています。それと比べると小林農場が位置している関東平野は、大雨による被害は少ないです。

自然災害の多い日本列島の中でも比較的に災害の少ない関東平野ですが、最近は「猛暑」という自然災害が関東平野でもたくさん発生します。海から遠い内陸部の小林農場も、35℃を超える日が現れ始めています。

Img_20230712_093747風通しの良い、木造の我が家。

家の中には気持ちの良いそよ風が入り、冷房は必要ありません。

最近は冷房の効いた室内と日が照り付ける屋外の気温差によって体調を崩してしまう人も多いようで、「冷房病」とも言われています。私は炎天下の畑でずっとジャガイモ畑でジャガイモを掘り取ったりしていますが、何時間も畑仕事をしていても熱中症にかかって倒れることはありません。体が暑さに慣れてきました。

自然に体を暑さに慣らしてゆくには、普段から冷房を使わないほうがよいのではないかと私は思っています。冷房を設置しなくても夏の暑さを乗り越えてゆける我が家の住環境には感謝しています。

Img_20230713_060306-3 我が家には冷房はありませんが、風鈴ならばあります。

 

 

 

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