「五十節」の第二十八節目 「雷雨来て 熱を抑える」 ~7月10日から7月18日頃まで~
小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が下弦(🌗)となる7月10日から新月(🌑)となる7月18日頃までが第二十八節目となります。
第二十八節目の季節名は「雷雨来て 熱を抑える」です。真夏に入って気温が上昇すると大気も不安定になって、雷雨も発生しやすくなって猛暑から雷雨へと天候が急変しやすくなります。
第二十八節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。
(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください)
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北側に山脈が連なり、南側は関東平野が広がる栃木県は、夏になると太平洋高気圧からの南風が吹き込んできて雷雨が発生しやすくなります。夏に雷が最も発生しやすい地域となります。先日の雷雨も迫力があり、大爆発していました。
畑の境の斜面は、ツル性の草のクズによってきれいに覆われています。それぞれのクズは10mくらいも地を這いながら伸びていくらしいです。
こちらはご近所さんの畑の境の斜面。斜面の上から下へと下っているのはカボチャの葉です。カボチャの葉はツル性でどんどん伸びてゆき、畑を広く覆います。こちらのカボチャ栽培では、斜面を有効利用して葉を伸ばしているようです。
小林農場の畑の境の斜面。私も斜面を有効利用して、柿の木の苗などを植えています。
現在の柿の実の様子。秋には橙色に熟します。この秋は柿が豊作の予感。
左の写真はエゴノキの実。右の写真はミズキの実。初々しい感じのする青い珠。
現在、トマト畑ではたくさん、青い実ができています。その後、赤く熟す最中に割れてしまったり虫に食べられたりする場合もあります。割れるのが先か、虫に食べられるのが先か、それとも小林が無事に収穫して皆さんにお届けするのが先か。競争です。
オクラの花。数ある野菜の中でも、オクラは最も美しい花を咲かせる野菜の一つだと思います。
冬に出荷する予定のゴボウが発芽。夏野菜が出荷されてゆくいっぽうで、秋野菜や冬野菜の種まきも始まっています。
35℃を超える猛暑の中、冬の準備が始まっています。栃木の寒くて長い冬と比べれば、猛暑の時期は短いもの。子供達が夏休みを終えて2学期が始まる頃には猛暑も止んでゆくでしょう。
私の体も猛暑に慣れてきました。寒い冬よりも暑い夏のほうが私の体は調子が良いです。世間も間もなく夏休み。元気を出してゆきましょう。
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