「五十節」の第二十二節目 「マダケ、出る 地下にも伸びる」 ~5月28日から6月4日頃まで~
小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が上弦(🌓)となる5月28日から満月(🌕)となる6月4日頃までが第二十二節目となります。
第二十二節目の季節名は「マダケ、出る 地下にも伸びる」です。マダケの竹林よりマダケは地下茎を伸ばして、周辺のあちらこちらににポコポコと地上に顔を出してゆきます。
第二十二節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。
(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください)
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畑に隣接しているマダケの竹林よりマダケが地下に地下茎を水平に伸ばして畑に侵入。畑のあちらこちらで地上に顔を出してきます。
マダケを放置をしているとグングンと背丈を伸ばしてしまい、畑は竹林になってしまいます。マダケがポコポコと顔を出す度に蹴り倒してゆきますが、もぐら叩きのように次々に顔を出してくるので、しばらくの間は蹴り倒す作業が続きます。
周辺の雑木林などでは、あちらこちらで栗の木が花穂を垂れ下げています。黄白色の尻尾のような花穂で、匂いも強いです。
キャベツ畑では、複数のモンシロチョウがいっしょに舞いながら小さな竜巻を作って戯れていました。
モンシロチョウの幼虫のアオムシはキャベツの葉を食べる害虫ですが、葉を全て食べ尽くすわけでもなく、そんなに怖い害虫ではありません。放っておいてもよいと思います。
橙色の甲虫、ウリハムシ。キュウリ、カボチャ、ズッキーニなどのウリ類の作物の葉を食べる害虫です。今年はウリハムシが繁殖しているようで、キュウリなどの葉がかなりボロボロに食べられています。
でも新芽が出てくる芯の部分は元気に芽吹いていますので、無事に生育してくれると思います。ウリハムシも作物に致命傷を与えるほどの怖い害虫ではなく、放っておいてよいと思います。
ズッキーニの様子。手前と奥の葉がウリハムシに食べられてボロボロになっていますが、芯から次々に新芽が芽吹いて生育しています。
小林農場が最も恐れる害中がネキリムシ。地中に潜むイモムシの総称で、畑に植え付けたばかりのモロヘイヤやアオシソなどの苗を次々に切り倒してしまいます。必ず見つけ出して捕殺しないといけません。今年は今のところ、ネキリムシは少ないようで、ほとんどの苗は無事です。
体が大きくて、首が濃い緑色で、顔が赤色。派手で目立つ鳥、キジのオス。よく畑でみかける鳥です。「ケ、ケ、ケーン!」と、鳴き声というよりも叫び声を発します。
ツバメも人のすぐ近くで巣を作る身近な鳥。人の近くを飛ぶので、写真で飛んでいる瞬間を撮影しやすいです。
小林農場が温床の中で育てたサツマイモの苗(ツル)を温床より切り取って畑へ植え付けました(二日間ほど苗を水に漬けていると、白い根が発根します)。
畑に植え付けた後の苗。葉は一時的にしおれますが、芯から芽吹いてくる新芽が立ち上がっていれば苗が枯れてしまったりはしません。新芽が元気みたいなので、おそらく苗は根付いてくれていると思います。
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