「五十節」の第二十一節目 「蛍、舞う 光がゆらぐ」 ~5月20日から5月28日頃まで~
小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が新月(🌑)となる5月20日頃から上弦(🌓)となる5月28日頃までが第二十一節目となります。
第二十一節目の季節名は「蛍、舞う 光がゆらぐ」です。近所の水田地帯では夜になると蛍がゆらゆらとほのかな光を灯しながら舞っています。
第二十一節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。
(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください)
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近所の水田地帯。この時期は夜になると「蛍の光」を観賞できます。夜の7時半を過ぎた頃より、北運動場の駐車場から下ってゆく坂道を東側に降りてゆき、水田地帯に突き当たった一つ目の十字路で特に蛍の光に出会いやすく、そこからウインドフアミリー農場の方向へ歩いてゆくと所々で蛍の光が舞っている様子を楽しめます(地元の人にしか伝わらない情報)。
私の飼い犬がまだ生きていた頃は、夜に飼い犬を散歩に連れ出しながら蛍狩りを楽しみました。
5月下旬、雨が多くなり、気候はどんより、空気はじめじめ。畑の土も乾きにくくなりました。気象庁はまだ関東地方に梅雨入り宣言を発令していませんが、私は独自に小林農場は梅雨入りしたと宣言いたします。
畑の土がなかなか乾きにくい中でも、夏野菜の苗の植え付けを強行。カボチャの苗を植えた畑の土は水で練られた後の粘土みたいにゴロゴロとしてしまって苗を植えにくかったけれども、上の写真のトウモロコシの苗を植えた畑は土が発達していて排水性に優れていたので、降雨後も土はちょうど良くほぐれていて、苗を植えやすかったです。
鳥の鳴き声がしたので空を見上げてみると、タカが悠々と飛んでいる姿が。
タカの仲間であるサシバがたくさん市貝町にやって来るので、市貝町は「サシバの里」と呼ばれています。とはいえ、市貝町民もそんなに頻繁にサシバを目にすることはないのですが、最近はよくサシバが飛んでいる姿を目にするし、鳴き声もよく耳にします。サシバは甲高く「ピックシー」と鳴きます。
我が家の庭ではクリマチス、紫テッセンに続いて3番目の花、桃筋テッセンが咲いています。
ジャガイモ畑ではジャガイモが花を咲かせています。ジャガイモの品種によって花の色や形が違います。上の写真は「アンデス赤」の赤紫色の八重咲き。
最近、畑で目立つ雑草、アメリカフウロ。帰化植物で、やはり日本の在来の雑草とは風貌が少し違い、なんとなく「アメリカン」という感じがして目立ちます。
キャベツ畑ではモンシロチョウが乱舞しています。5月下旬くらいからその数が増えたような感じがします。
モンシロチョウがキャベツなどの葉に卵を産み付けて、生まれてきたアオムシがキャベツの葉を食べます。キャベツの葉のあちらこちらに虫食われ穴が目立ちます。
でも、アオムシが食べるのは外側の葉のみで、結球している内側の葉までは食べません。外側の葉を取り除けば、虫食われ穴のないきれいなキャベツを出荷できます。よって、農薬を散布してモンシロチョウやアオムシを殺す必要はありません。
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