「五十節」の第二十節目 「エゴノキの 花、垂れ下がる」 ~5月12日から5月20日頃まで~
小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が下弦(🌗)となる5月12日頃から新月(🌑)となる5月20日頃までが「第二十節目」となります。
第二十節目の季節名は「エゴノキの 花、垂れ下がる」です。エゴノキが無数の白色の花を咲かせて垂れ下げています。
第二十節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。
(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください)
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花を咲き誇らせるエゴノキ。無数の白色の五弁の花が垂れ下がっています。
エゴノキの株元にも、無数の花が散り落ちています。花の散り様も潔くて美しく、桜のよう。
近所の雑木林ではヤマボウシが花を咲かせていて、四枚の白色の苞を目立たせています。
近所の池の様子。先週頃から水面が藻のようなものに覆われて、池全体が変色しています。
畑に植え付けられてから数週間は経った後の夏野菜の苗の様子(ナス、ピーマン、ズッキーニ)。
苗は畑に植え付けられた直後はまだ根付いていないので、土がカラカラに乾いてしまうと枯れてしまいます。この五月は定期的に雨が降って畑が潤っているので、苗も枯れずに無事に畑に根を張っているようです。
ただ、この数週間はたくさん雨が降り、畑は湿りやすくなってきています。トラクターで畑を耕すと土がグチャグチャと練られてしまう畑もありました。天気予報ではまた雨が降り出すようなので、今後は畑は乾きにくくなると思います。耕す時は適期を見極めながら注意を支払ったほうがよさそうです。
近所の梅の木には、青々とした実がなっています。まもなく実が橙色に熟して収穫されるのでしょう。
梅の実が収穫される頃に降る雨を「梅雨」と呼びます。この一週間は空気がジメジメと湿り、「梅雨の走り」を感じさせる気候でした。
人参畑では人参の葉が元気に育っています。人参の葉の周りでは、ホトケノザが赤紫色の花を咲かせています。人参とホトケノザが仲良く共存しているようです。
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