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2023年5月24日 (水)

自然な生活を取り戻せる好機  令和5年3月10日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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自然な生活を取り戻せる好機  令和5年3月10

春暖の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  3年前にコロナ禍が発生してから日本では新型コロナウイルス感染防止対策のためにマスクの着用が奨励されて、大勢の人々は常にマスクを着用して暮らしてきました。先月、日本政府は「3月13日以降はマスクの着脱については個人の判断に委ねる」と公表しました。今までも建前ではマスクの着脱は個人の判断に委ねられていましたので、私はずっとマスクで口と鼻をふさぐような不自然な生活は心身の健康に悪いと考えてマスクを着用しないで暮らしてきました。しかし、ある店にマスクを着けずに入店すると、すぐに店員からマスクを渡されてマスクを着けるように求められました。どの店でも客にマスク着用が求められて、マスクを着用しない客は入店を拒否されてしまうような空気が日本全体を覆っていて、マスク着用は奨励ではなくて、ほとんど強制になっていました。政府は改めて「マスクの着脱を他者に強制してしまわないように配慮してほしい」と国民に呼びかけています。

  日本では今も「大勢の人々がマスクを外せばウイルス感染が拡大して大変なことになる」と言っている人もいますが、海外ではすでに人々はマスクを外して普通に暮らしています。大勢の人々がマスクを外して自然な暮らしを取り戻している海外ではコロナ禍が収束しているのに、大勢の人々がマスク着用を続けている日本では医療逼迫を繰り返しています。なぜそのようなことになっているのか、マスク着用に効果があるのか、見直すべきです。    

コロナ禍以後、日本では様々な病気で亡くなる人達の総数が目立って増大しているようです。人体は自然な生活を送れば健康を維持しやすくなり、不自然な生活を送れば病気になりやすくなります。不自然なマスク生活、不自然な行動自粛、不自然な遺伝操作ワクチンの接種など、過度なウイルス感染防止対策による不自然な生活習慣を続けてきたことにより、多くの日本人は病弱になってしまっているのかもしれません。ずっとマスクで口と鼻をふさぐような不自然な生活が常識とされて、マスクを外して自然に暮らしている人達が非常識な人だと思われて入店を拒否されてしまうような社会は、終わらせたほうがよいです。

日本国内ではマスクを着用して暮らしている日本人も、海外に出掛けるとマスクを外す場合が多いです。「周りの人達がマスクを着けていれば自分もマスクを着ける。周りの人達がマスクを外せば自分もマスクを外す」と多くの日本人は考えているように見えます。「本当はマスクを外したいけれども周りの人達がマスクを着けているので外すことができない」と思っている日本人も多いです。3月13日以降は政府の呼びかけに応じて、大手のコンビニエンスストアや百貨店やテーマパーク、または交通機関などが「客にマスク着用を求めず、個人の判断に委ねる」と公表して、客がマスクを外しやすい環境を用意してくれます。マスクを外したい人達にはマスクを外せる絶好の好機となります。まず自分からマスクを外して出掛けてゆき、周りの人達にもマスクを外しやすい雰囲気を生み出したいです。

  マスク着用には花粉症の予防効果があるので、花粉症の人がマスクを着用するのは良いと思います。マスクの着脱を自由に選択できる当たり前な生活を取り戻しましょう。

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追記(5月24日)

5月8日に新型コロナウイルスは感染法上で2類相当から5類へと格下げされて、コロナ禍以後に実施されてきたウイルス感染拡大防止対策が今後は撤廃されてゆきます。コロナ禍以後、マスクを着用しない人達が入店・入館を拒否されたり乗車を拒否されたりする事例がありましたが、今後はそのような差別的行為を行う店や施設などは批判されることになるでしょう。

すでに3月13日以降には「マスクの着脱は個人の判断に委ねる」という日本政府からの再三の呼びかけに多くの企業が応じて、スーパーやコンビニなどの店の入り口には「入店の際にはマスク着用をお願いします」という貼り紙が取り外されて、「お買い物の際にはマスク着用をお願いします」という場内放送も聞かれなくなりました。マスクを着けないで入店した客にマスクを着けるように注意する店員はいません。

店やホテルの従業員たちもマスクを外して客を接客し始めています。ある従業員は「お客さまに笑顔を見せることも私達の大事な仕事です」と語っていました。店員がマスクを着けて表情を隠しながら接客している店よりも、店員がマスクを外して素顔で接客している店のほうが当然、雰囲気が明るくなります。私には「自分の素顔をマスクで隠して人と接するのは相手に対して失礼かもしれない」という感覚がありますが、私と同じような感覚を持っている店員も多いと思います。今後は店員達がマスクを外して接客するスーパーやコンビニや道の駅などの店も増えてゆくでしょう。

私も3月13日以降は全くマスクを着けずに暮らしていますが、もう今は周りの人の目を気にせずにマスクを外すことができます。社会の空気がマスクを着けていない人に対して寛容になってきているように感じて、日本でも脱マスクが進んでいることを実感しています。マスクを外して買い物をしている人達の姿も増えてきています。

今でもまだ「マスクを外したいけれども、あまりに長くマスクを着けたまま暮らしていたので、いつマスクを外していいのか分からない」と思っている人もいるかもしれません。これから暑くなりますので、マスクを着けたまま暑苦しい姿で生活していると体調を崩して熱中症や感染症などの病気にもかかりやすくなります。新型コロナウイルスが5類に格下げされた今、ちょうどよいマスク生活のやめ時だと思います。

ここでマスクを外さなければ、本当にいつマスクを外してよいのか分からなくなって、この先5年も10年もずっと、マスクを外せなくなるかもしれません。

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