「五十節」の第十四節目 「ケヤキの木 新緑芽吹く」 ~3月29日から4月6日頃まで~
小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が上弦(🌓)となる3月29日から月が満月(🌕)となる4月6日頃までが「第十四節目」となります。
第十四節目の季節名は「ケヤキの木 新緑芽吹く」です。今まで葉を落として冬木立の姿だったケヤキなどが新たに若葉を生やし始めて、新緑の季節を迎えています。
第十四節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。
(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください)
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我が家の目の前に鎮座しているコブシの巨木。花を落として、代わって若葉を盛んに生やしています。花の季節が終わって、新緑の季節を迎えています。
今まで全ての葉を落として冬木立の姿だったケヤキの木なども、新たに新緑を生やし始めています。桜や梅やコブシなどは最初に花が咲いて、その後に若葉を生やしますが、ケヤキなどの多くの木は最初から若葉を茂らせてゆきます。
ケヤキよりも少し遅れて、畑に隣接している雑木林の木々の若葉も芽吹き始めました。
我が家の庭の桜も、花よりも若葉が目立つようになって葉桜に変りました。
日本で「花」と言えば桜のこと。小林農場周辺でもたくさん桜の木が植えられていて、いっせいに花を咲かせていました。
山菜の季節を迎えています。葉が3枚からなるミツバも、古来から日本列島に自生してきた山菜の1種。小林農場の畑でもこの時期になるとミツバが勝手に生えてくるので、そろそろ収穫してみたいと思います。
2月に種を播いて育てている小松菜や水菜やホウレンソウなどの様子。今までは昨年の秋に種を播いて育てた葉物野菜を出荷してきましたが、今後は今年の早春に種を播いて育てた葉物野菜が出荷されてゆくでしょう。
参照・この季節の季語
山笑う 燕 春泥 茎立 土筆 野蒜 蕨 薇 花吹雪 囀 朧 葱坊主 菜の花
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