令和5年4月7日の野菜セット・秋作のジャガイモについて
4月7日の野菜セット(2000円セット)の内容です。
じゃがいも、サツマイモ、ヤマイモ、紅大根、ネギ、ホウレンソウ、小松菜、カブの葉、菜の花
今後の野菜セットの内容・・・大根の出荷は休止へ。ホウレンソウなどの葉物野菜やネギ、サツマイモ、ヤマイモなどの出荷を継続。間もなくカブやレタスの出荷を開始予定。
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。
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野菜セットをお届けしているご家庭より、「野菜セットに入っていたホウレンソウが、届けられてからわずか2日間ほどで傷んでしまって食べられなかった」というご指摘をいただきました。わずか2日間くらいで傷んでしまうようなホウレンソウでは、商品として失格です。
前回までの野菜セットに入れていたホウレンソウは昨年の秋に種を播いて育てていたもので、収穫時期を迎えてからすでに時間が経過していて、寿命を迎えようとしていたホウレンソウでした。寿命を迎えそうなホウレンソウは収穫後に早く傷みやすいので、今後は収穫時期を迎えてから時間が経っていない若いホウレンソウを収穫して出荷してゆけるように心掛けてまいりたいと思います。
今週より今年の早春に種を播いて育てたホウレンソウが収穫時期を迎えていて、今回の野菜セットには収穫時期を迎えたばかりの若々しいホウレンソウを入れてみました。
除草や間引きを省略して畑をうっそうと茂らせてしまうと、ホウレンソウなどの葉物野菜はヒョロヒョロと弱々しく伸びてしまって寿命が短くなりやすくなるので、除草や間引きなどの作業も省略しないほうがよさそうです。今後は気温が高くなってゆき、葉物野菜の生育は早まり、同時に寿命を迎えるのも早くなりますので、気をつけてまいりたいと思います。
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昨年の8月頃に収穫して倉庫に貯蔵しながら出荷してきたジャガイモの「メークイン」。4月になると芋の表面にシワが目立つようになって、皺くちゃになってしぼんでゆきます。収穫されてから7か月ほどが経ち、芋も年をとって食用としての役目を終えようとしています。
左の写真は昨年の11月頃に収穫して貯蔵してきたジャガイモの「デジマ」。昨年の8月に収穫されたメークインよりも若くて、4月に入っても芋の表面にシワは見られず、肌にハリがあります。
デジマの他にも「アンデス赤」という品種のジャガイモも11月に収穫していますが、デジマと同じように4月に入っても良い状態を保っています。4月以降はデジマやアンデス赤を野菜セットに加えてゆきたいと思います。
ジャガイモ栽培では、男爵やメークインのように3月頃に種芋を畑に植えて7月、8月頃に収穫する「春作」と、デジマやアンデス赤のように8月頃に種芋を植えて11月頃に収穫する「秋作」と、1年に2回、栽培できます。春作と比べて秋作は収量が少なくなる傾向はあるようですが、秋作のジャガイモは3月、4月にも良い状態で貯蔵できて出荷できます。
3月、4月は出荷できる野菜の種類が少なくなる端境期(はざかいき)となりますが、秋作のジャガイモを確保しておけば、端境期にもジャガイモを野菜セットに加えてゆけます。
昨年は少ししか秋作のジャガイモを栽培していませんでしたので収量は少なく、この4月にはすぐに在庫がきれるでしょう。今年は春作のジャガイモ栽培を縮小して、代わりに秋作のジャガイモ栽培をもっと増やしてみようと考えています。
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