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2023年4月13日 (木)

子供達に託す  令和4年10月20日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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子供達に託す  令和4年10月20日

朝寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  ときどき東京都の実家で暮らしている私の父と母が栃木県の小林農場まで訪問して、家族でゆっくりと会話しながら過ごしています。父も母もいわゆる後期高齢者で、最近は自分達が今まで蓄えてきた財産を私や私の姉に譲ってゆく手続きを始めています。父も母もいろんな場所に出掛けたりしてまだまだ元気に暮らしているのですが、元気なうちに人生の終わりを迎える準備しておこうとしています。「終活」は、今までの自分の人生を振りかえりながら余生をさらに充実させてすごしてゆくための活動として、多くの高齢者の間で行われているようです。高齢の親が終活をすることによって、息子や娘が普段は聞き出しにくい親の本音に触れることができる機会を得られるので、息子や娘にとっても助かります。

私には子供がいません。私は自分に子供がいなくてもさみしいとは思いませんが、私の父と母は自分達に孫がいないことをさみしいと思っているかもしれません。「人類が子孫を遺してゆくために子供を生んで育てるのは全ての大人の義務だ」と言う人もいました。

ただ、全ての大人が子供を生んだりしたら人口が増えすぎて大変なことになると私は思います。地球上の食糧や資源は有限なので地球上で暮らせる人間の数にも限度があります。現代の世界人口は爆発的に増大していて、過度な人口増加が食糧・資源の枯渇や自然環境の悪化などの根本的な原因になっています。日本列島の自然環境が養える人口はだいたい3000万人から5000万人くらいではないかと推測されていますが、近年は日本国内でも人口が1億人以上にも増え続け、海外からたくさん食料や資源を輸入しなければ国内の人々の命を保つことができない状態です。10年ほど前にようやく日本の人口増加はくい止められて人口減少へと転換できましたが、多くの日本人は「人口が減ると仕事現場の人手が不足し、社会保障制度も維持できなくなる」と嘆いて、人口減少を歓迎していません。

  もちろん全ての日本人が子供を生み育てることをやめえしまえば日本民族は絶滅してしまうので、昔も今も変わらず子供を生み育てる人の存在は大事です。小林農場の野菜を食べてくださっている子育て中のご家庭も多く、私も敬意を支払いながら野菜をお届けして、お子さん達の健康に小林農場の野菜が少しでも貢献できればよいと願っています。これからは無闇に子供の数を増やそうとするよりも生まれてきた子供達を一人一人、大事に育ててゆくことに力を注ぐべきです。社会全体で子育て中の家庭を応援してゆきたいです。

  あまりお金を使おうとしない私のケチな性格をよく知っているので、私の父と母は「お前に財産を譲るから、ちゃんとそのお金を使ってお前の農場経営に役立てろ」と私に釘を刺します。これから世界人口の増大によって世界中の食料が不足して日本の子供も飢えるかもしれないので、日本国内で食料を自給してゆく技術を確立してゆくのに父と母からの財産を有効に役立てたいと思います。私には子供がいませんが、日本の子供達が私と同じ日本人の血を引き継いでくれます。全ての生き物は自分達の子孫を遺すために生きて死んでゆきます。私も子供達の無事を見届けてから安らかな気持ちで寿命を終えたいと思います。

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