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2023年3月

2023年3月30日 (木)

農体験を分かち合う 令和4年10月6日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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農体験を分かち合う 令和4年10月6日

秋冷の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  収穫の秋、全国の田んぼでは次々に稲刈りが行われています。小林農場の近所では、私の先輩の農家が主に管理している田んぼで複数の家族がいっしょに稲を育てていて、私もその米作りに参加させていただいています。稲の種まきから畦塗り、田植え、除草、稲刈り、脱穀など、一連の稲作を体験させてもらいました。他の参加者の皆さんの性格は明るく、その作業の様子は和気あいあいとした部活動のようで、田んぼには冗談と笑い声が飛び交っていました。気の利いた冗談が思い浮かばない私は黙々と作業をします。自分の畑で一人だけで畑仕事をしている時よりもみんなといっしょに作業をしている時のほうが張りきって、体が疲れずによく動きます。親に連れられて田んぼにやって来た子供達は、大人達が稲作に汗を流している間、虫を見つけて捕まえたりして遊んでいます。田んぼは虫の宝庫です。

  先月にはみんなで田んぼの周りを覆っている竹林から竹をたくさん切り出して「稲架(はざ)」の材料を確保いたしました。先日に行われた稲刈りではこれらの竹を組み合わせて稲架を建てて、刈り取られて紐で束ねられた稲束を稲架にかけてゆきました。刈り取られた稲は数週間、稲架に架けられて日に干して十分に乾燥させます。稲を刈って稲架にかけてゆく一連の作業には多くの人手が必要で、人海戦術の威力が発揮されます。今回は私も先輩農家から稲架の建て方のコツを教えてもらって稲架を建てさせてもらいました。長く伸びる稲架に稲束が連なって干されている風景はなんとも素朴で、昔ながらの秋の風物詩です。

  現代の稲作では一人の農家がコンバインを操作して稲刈りと脱穀を一気に終わらせて、そのまま脱穀された米を乾燥機に移して人工的に乾燥させます。現代の多くの農家は稲架に稲束をかけて日に干す手間を省略しているので、稲架かけの風景は珍しくなりました。

 現代の田植えは田植え機を操作して稲の苗を田んぼに植えてゆくやり方が一般的ですが、先輩農家の田んぼでは田植え作業も田植え機を使用せずにみんなで苗を一本一本、手で植えてゆきます。田植えに参加している参加者のほぼ全ては専業農家ではない人達ですが、すっかり稲の苗の植え方を覚えて、専業農家の私よりも手早く苗を植えてゆく人もいます。

  先輩農家も機械を使えば人手をかけずに短時間で作業を終わらせることができるのですが、昔ながらの多数の人手で作業してゆく稲作を行っています。稲作の体験を多くの消費者と、または私のような田んぼを持っていない農家と分け合ってくれています。作業日の昼食には田んぼの脇で用意された釜と薪で煮たり炊いたりして料理されたおいしいカレーライスなどが食べられます。参加者に楽しんでもらいたいという、先輩農家の心意気です。

  他にも私の知り合いの農業関係者の皆さんが自分達の管理している田畑で「農業体験」を開いて、多くの消費者が訪れて農作業に汗を流しています。みんなで収穫した米で餅をついて食べたり、みんなで田んぼに飛び交う蛍を観賞したりしているようです。みんなで大豆を栽培して収穫して、その大豆で自家製の味噌を手作りする取り組みも行われています。少しでも多くの消費者が農業の生産現場に触れてほしいと、農業関係者は願っています。

2023年3月29日 (水)

「五十節」の第十三節目 「桜咲く 百花繚乱に」 ~3月22日から3月29日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が新月(🌑)となる3月22日から夜空の月が上弦(🌓)となる3月29日頃までが「第十三節目」となります。

第十三節目の季節名は「桜咲く 百花繚乱に」です。桜をはじめ、これまで冬木立ちの姿をしていた木々がいっせいに花を咲かせて、風景がぱっと華やかになってゆきます。

第十三節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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P1100280 P1100238 我が家の目の前に鎮座しているコブシの巨木の現在の様子。一足先に純白の大きな花を咲かせていましたが、今は花を散らして新葉を生やして、新緑の時期へ移ろうとしています。

P1100204 5日ほど前に撮った花爛漫のコブシの巨木。コブシの花の観賞を楽しめるのは1年でわずか10日間ほどです。

P1100268 コブシの花が開花したのを合図にして、それまで冬木立ちだった他の木々も花を咲かせ始めています。我が家の庭のソメイヨシノも3月22日に5輪以上の花を咲かせて開花宣言いたしました。

P1100267 ほぼ満開のソメイヨシノの花。

P1100269 むせかえるように力強い黄色。レンギョウの花。

P1100275 しっとりと伸びてゆくユキヤナギの白い花の尾。

P1100244 近所にはボケの真っ赤な花の姿も。

P1100285 花に誘われて飛んできた鳥。ウグイスの「ホーホケキョ」という鳴き声もよく耳にするようになってきました。

P1100212 カエルの姿もよく見かけるようになりました。

P1100249 P1100252 畑でもサヤエンドウがすでに赤紫色の美しい花を咲かせています。サヤエンドウは5月上旬より実を収穫する予定です。

P1100227 P1100233 温床の中では、ナスやピーマンの種が発芽し始めました。すでに夏野菜の苗作りも始まっています。

参照・この季節の季語

 山笑う 燕 春泥 茎立 土筆 野蒜 蕨 薇 花吹雪 囀 朧 葱坊主 菜の花

2023年3月28日 (火)

令和5年3月27日の野菜セット・サツマイモについて

3月27日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、紅大根、里芋、サツマイモ、ネギ、ホウレンソウ、しろ菜、菜の花、切り干し人参

今後の野菜セットの内容・・・人参、カブ、里芋の出荷は休止へ。ネギや「菜の花」やホウレンソウなどの葉物野菜の出荷を継続。サツマイモやヤマイモの出荷を開始へ。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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野菜セットにサツマイモを入れてみました。

サツマイモは前年の11月上旬に畑から収穫して、冬の間は貯蔵穴の中に入れて防寒しながら保管していました。3月と4月は野菜の端境期(はざかいき)で、畑から収穫できる野菜がとても少ない時期なので、収穫されてから5か月間、出荷を控えて温存してきたサツマイモを貯蔵穴から取り出して野菜セットに入れてまいりたいと思います。サツマイモがお好きな皆さん、ずいぶんとお待たせいたしました。

例年だと冬の頃にもサツマイモを出荷していますが、昨年はサツマイモ畑が雑草に覆われてしまってサツマイモの生育を悪くしてしまい収量が少なく、3月下旬までサツマイモの出荷を控えることになりました。ちゃんと雑草を抑えることができれば、今後は冬にもサツマイモを出荷できるでしょう。

サツマイモは寒さに弱い作物なので、冬の間はしっかりと防寒しないといけません。以下は貯蔵穴にサツマイモを入れてゆく作業の様子です。

Img_0474ビニールハウスの中に貯蔵穴を掘ります。

Img_0479貯蔵穴にサツマイモを入れます。

Dsc05458新聞紙をかぶせます(新聞紙の保温効果は抜群)。

Img_0480モミガラをかぶせます(モミガラの保温効果は抜群)。

Dsc05460最後に稲わらをたっぷりとかぶせます。

 

2023年3月26日 (日)

令和5年3月24日の野菜セット・菜の花について

3月24日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、人参、大根、里芋、サツマイモ、ネギ、ホウレンソウ、ビタミン菜、菜の花

今後の野菜セットの内容・・・人参、カブ、里芋の出荷は休止へ。ネギや「菜の花」やホウレンソウなどの葉物野菜の出荷を継続。サツマイモやヤマイモの出荷を開始へ。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P1100214 現在のアブラナの様子。春になると花茎を高く伸ばして、その先につぼみをつけて花を咲かせます。

アブラナ、小松菜、かき菜、水菜、チンゲンサイ、白菜、キャベツ、大根、カブなどのたくさんの作物は「アブラナ科」に属している植物ですが、アブラナ科植物はこの時期になるといっせいに花茎を高く伸ばしてつぼみをつけます。

花茎とつぼみの部分もコリコリとした食感でおいしく食べられるので、小林農場でも花茎とつぼみを摘んで「菜の花」と称して出荷しています。

「のらぼう菜」というアブラナ科の作物から採れる「菜の花」が食べやすくておいしいと評判が良いのですが、小林農場の畑では、のらぼう菜の種を播いてみたら、どういうわけだか、全く発芽すらしませんでした。

小林農場の畑では主に、小松菜やアブラナやかき菜より「菜の花」を摘んでいます。どれも風味にそれほど大差はなく、おいしく食べられます。

ホウレンソウもこの時期に花茎を伸ばしますが、ヒユ科の植物のホウレンソウの花茎はあまりおいしくありません(花も、きれいなアブラナ科の植物の花とは違い、ヒユ科の植物の花は地味です)。

2023年3月25日 (土)

令和5年3月20日の野菜セット・ネギについて

3月20日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、ネギ、ホウレンソウ、ビタミン菜、菜の花

今後の野菜セットの内容・・・人参、カブ、里芋の出荷は休止へ。ネギやホウレンソウなどの葉物野菜の出荷を継続。「菜の花」の出荷を開始。サツマイモやヤマイモも出荷開始へ。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P1100223 一本ネギの中央から伸び出してきた「ネギ坊主」。つるりと丸い形をしたネギ坊主はネギのつぼみです。

畑で栽培されている一本ネギは、冬を越して春を迎えると「ネギ坊主」を出して、花を咲かす準備をします。ネギ坊主が出てくると固くなって美味しく食べられなくなりますので、そろそろ一本ネギの出荷を休止したいと思います。

3月末頃からはネギ坊主を出すのが遅い、分けつネギを出荷したいと思います。分けつネギは4月末にネギ坊主を出すまで柔らかくておいしく食べられます。

今回の一本ネギも分けつネギも生育不振で、あまり大きく育たず、小さくて細かったです。本当はネギは、9月から年を越して4月頃までの長い期間、収穫・出荷できる作物なのですが、今回は短い期間に少しだけしか出荷できませんでした。

昨年の猛暑の頃にネギの苗を畑に植えて育てましたが、苗が畑に根付くには厳しい暑さだったのかもしれません。猛暑を迎える前に、梅雨の時期にネギの苗を畑に植えておけば順調に育ってもっとたくさん出荷できたかもしれません。

今春はすでにネギの種を播きました。今年の梅雨の頃には苗は大きくなって畑に植えられるでしょう。

2023年3月23日 (木)

虫愛づる国  令和4年9月29日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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虫愛づる国  令和4年9月29日

爽秋の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  虫の鳴き声が変わってゆく度に季節も移り変わってゆきます。今はコオロギの仲間の虫が鈴を転がすようなきれいな鳴き声を昼にも夜にも絶え間なく響かせています。私が暮らしている市貝町のような里山だけではなく、宇都宮市などの都市の住宅地やたくさんの車が行き交う国道でも、スズムシの「リーンリーン」という高い声の大合唱が聞こえます。虫がどこでも鳴いている日本には、古くから耳を澄ませて虫の声を愛でる風習があります。

虫で賑やかな秋には、害虫による作物への被害も目立ちます。シンクイムシという爪の先くらいの小さくて白いイモムシが白菜やキャベツの苗の柔らかな新芽に潜り込んで食べ尽くしてしまうので、竹串を苗の新芽に入れて探りながらシンクイムシをほじくり出さないといけません。さらにサルハムシという小さくて黒いイモムシが苗の葉を穴だらけにしながらかじってしまうので、苗を持ち上げて葉の裏にくっついているサルハムシを見つけて捕まえないといけません。今秋は特に害虫が多く、苗もたくさん食べられてしまいました。

  7月下旬より毎週少しずつレタス類などの秋野菜の種を播いて、苗を育てて畑に植えていっています。1回目に種を播いて育てたレタス類の苗を畑に植えてから数日後、半分以上の苗がネキリムシにかじられて地際から切り倒されてしまいました。2回目のレタス類の苗は別の畑に植えてみましたが、数日後に確認してみると全滅していました。苗の地上部が丸ごときれいに食べ尽くされていたので、野ウサギのような野生動物に食べられたのかもしれません。3回目のレタス類の苗をまた別の畑に植えてみましたが、ネキリムシの襲撃にあって半分以上が切り倒されました。4回目のレタス類の苗は、今まで虫害がほとんど発生したことのない畑を選んで植えてみて、今のところみんな無事に生育してくれています。

  8月、9月に葉物野菜の種を畑に播いて育てても、高い確率で害虫の餌食となって葉がボロボロに穴だらけにされて商品として出荷できなくなります。今年は試しに8月よりホウレンソウの種を播いてみましたが、やはり害虫に葉を穴だらけにされてしまいました。

  大根は主に地中に伸びる根の部分を食べますが、地上に伸びる葉もおいしく食べられます。大根の葉は虫害を受けにくいようで、この秋は少しだけ野菜セットに入れることができました。ミツバは山菜のように勝手に自生してくれるたくましい作物で、害虫にも負けずに育ちます。シュンギクも独特な香りがあるので虫は食べにくいようで、まもなく無事に出荷できそうです。10月に入ればさらに気温が下がって害虫の活動もおさまり、小松菜やホウレンソウなどもあまり虫害を受けなくなります。これからが秋冬の葉物野菜の本番です。

  トンボは夏にも見かけますが、秋になると体が赤色に成熟してさらに目立ちます。古来のトンボの異名は「あきつ」で、「秋のもの」という意味です。昔の日本人は自分たちの国を「あきつしま」と呼んでいたらしいですが、トンボが飛び交う日本の秋の風景を誇らしく感じていたのだと思います。多様な虫の活動によって日本の豊かな生態系が維持されてゆきます。できるだけ虫の活動の邪魔をしないように、そっと作物を育ててゆきたいです。

2023年3月22日 (水)

「五十節」の第十二節目 「白い蝶 花を舞い飛ぶ」 ~3月15日から3月22日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が下弦(🌗)となる3月15日から月が新月(🌑)となる3月22日頃までが「第十二節目」となります。

第十二節目の季節名は「白い蝶 花を舞い飛ぶ」です。様々な草木が花を咲かせ始めて、それらにつられるようにモンシロチョウも姿を現して舞い始めました。

第十二節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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我が家の目の前に鎮座しているコブシの巨木が花の見頃を迎えています。

P1100163 P1100166P1100161

 

 

P1100184 5弁の白い花びらが手の平をいっぱいに開くように咲きます。花から良い香りが漂っています。花が開くのとほぼ同時に新葉も生えてきています。

P1100160 様々な草木が花を咲かせはじめるのとほぼ同じ時期に、モンシロチョウが姿を現して、舞います。

P1100142 P1100190 菜の花畑では小さなハチが羽音をたてながら花から花へと跳び移って、花の蜜を吸っていました。

P1100114 お馴染みのタンポポの姿も目立ち始めてきました。

P1100171 ヒメオドリコソウの小さな紫色の花もよく見かけるようになりました。他にも、春の七草としてもよく知られているナズナ(ぺんぺん草)の白い花も、この季節によく見かけるようになります。

P1100181 P1100121 我が家の目の前のソメイヨシノも、あともう少しで開花宣言。

P1100176 P1100177 梅の花の見頃を過ぎた頃、ジャガイモの種芋を畑に植えてゆきます。植える前にはすでに種芋から芽が出てきていました。

P1100124_20230322064301 ホウレンソウ畑の様子。

P1100178 最近、空を見上げると、よく飛行機雲を見かけます。

参考・この季節の季語

 白木蓮 花片 初桜 花曇 花冷え 菜の花 葱坊主 辛夷 芽吹く 蝶 蜂

 

2023年3月21日 (火)

令和5年3月17日の野菜セット・春のホウレンソウの様子

3月17日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、ネギ、ホウレンソウ、ビタミン菜、菜の花

今後の野菜セットの内容・・・人参、カブ、里芋の出荷は休止へ。ネギやホウレンソウなどの葉物野菜の出荷を継続。「菜の花」の出荷を開始。サツマイモやヤマイモも出荷開始へ。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ホウレンソウは寒くなると甘味が強くなるので、冬のホウレンソウは甘味が強いです。現在は冬を越して収穫時期を迎えたホウレンソウを出荷していますが、春に入って暖かくなっても冬の名残りがあり、現在、収穫されている春のホウレンソウにも甘味が残っています。

暖かくなり、ホウレンソウもどんどん大きくなっています。袋には詰め切れないほどお化けみたいに大きく伸びているホウレンソウも続出しています。お化けみたいに大きくなってしまうと出荷しにくいので、できればお化けに化ける前に出荷したいです。

昨年の10月中に種を播いて育てたホウレンソウは間もなく全部、お化けになりそうです。昨年の11月の上旬に種を播いて育てたホウレンソウも今は収穫時期を迎えていて、4月に入る頃にはお化けになりそうです。

昨年の11月下旬に種を播いて育てたホウレンソウも順調に育って、これより収穫時期を迎えようとしています。おそらく4月上旬は主にこのホウレンソウを出荷してゆくことになると思いますが、今後も暖かくて雨も多く降るらしいので、どんどん大きくなって、予想以上に早くお化けになってしまうかもしれません。

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昔ながらのホウレンソウの品種は、冬を越した後、3月には花を咲かせ始めるので、3月下旬以降は収穫できなくなます。しかし最近は花を咲かす時期が遅くなるように改良されたホウレンソウの品種も開発されて、3月下旬以降もホウレンソウを収穫できるようになっています。ホウレンソウは多くの消費者に好まれる野菜なので、品種改良が進んでいるみたいです。

小林農場では3月下旬以降に「ステイシー」というホウレンソウの品種がよく収穫できています。昨年の11月下旬には初めて「ショータイム」という品種のホウレンソウの種を播いて育ててみましたが、寒い冬も順調に育って、3月下旬になっても花を咲かせる様子もなく、これより収穫できそうです。

最近はショータイムという言葉が流行っていて、流行語大賞にも選ばれたりしていましたが、どんな味のするホウレンソウなのか、皆さんにも食べていただきたいと思います。

P1100124 これより収穫時期を迎えようとしている「ショータイム」の様子。

昨年の11月下旬に種を播いて育てました。ホウレンソウは寒さに強いので、防寒作業は必要ありません。冬の間は雑草が生えないので、除草作業もほとんど必要ありません。土が肥えていれば、種を播いた後はあまり世話をしなくても収穫時期を迎えてくれます。

 

 

2023年3月19日 (日)

春野菜の苗作りの様子

P1100065畑に植え付ける直前のケールの苗。葉の色は、双葉も含めて青々としていた(苗が老化して弱ってくると、双葉から葉の色が黄色になりやすい)

P1100068ポットから取り出して、根の状態を確認。根はさらりと根鉢に伸びていて、老化している様子はなく、植え付けるのにちょうど良い時期だと思われる(根がグルグルと根鉢に巻き付いているようだと、老化している可能性がある)。

数年前までは春野菜の苗には防寒をしなかったり、水を与える量を減らしたりして、厳しく育ててたくましい苗に育てようとしていたけれども、苗はいじけてしまってちゃんと育ってくれなかった。老化するのも早かったような感じだった。最近はちゃんと防寒したり水をたっぷりと与えながら育てているけれども、苗は素直に育ってくれて、良い苗を作れていると思う。

2023年3月18日 (土)

レタスの苗の様子

P11000613月上旬頃、畑に植える直前のサンチュの苗の様子。

P1100078畑に植えられた直後の様子。

苗が植えられてから5日間ほど雨が降らずに土が乾いていたので、苗の葉がクシャクシャに縮んでしおれていたけれども、雨が降った後は葉もシャキリと元に戻って、畑に根付いたよう。

2023年3月16日 (木)

12年目の3・11 福島第一原発事故関連の農場通信

先週、福島第一原発事故が発生してから12年目の3月11日を迎えました。小林農場は3月11日を「食の安全を考える日」と定めて、このブログにあの時の記憶を遺したいと思います。

福島第一原発事故以後、日本では原発の活用を推進することは控えられていましたが、昨年、ウクライナ戦争発生などの原因で電力費が高騰していることを理由に日本政府は原発再稼働を再び推進してゆく方針を公表しました。そして「現在の電力費高騰の状況では、原発の再稼働はやむを得ない」という世論も高まり、最近の世論調査では「原発の活用に賛成」が「原発の活用に反対」を上回りました。原発をめぐる情勢が今年、大きく動くかもしれません。

そんな時にこそもう1度、あの事故が発生した時にどんなことが起こっていたのか、思い出してみたいと思います。

以下は原発事故が発生してから2年後に書いた過去の農場通信より。

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打てない終止符   平成25年11月18日

向寒の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  11月10日、栃木県宇都宮市にて、原発再稼働反対を訴える大規模なパレード「さよなら原発 栃木アクション」が行われ、私も参加してきました。2000人を超える一般人が足を運び、「原発はいらない!」と声を上げながら、市内の中心街を練り歩きました。

  私が農業研修を終えて農家として独立して小林農場を設立したのは、平成23年の1月のことでした。そのわずか2カ月後の3月11日に東日本大震災が発生し、悪夢の原発事故が引き起こされました。小林農場の歴史は、福島第一原発事故とともに始まりました。

  事故によって栃木県内にも放射性物質が拡散し、当時、放射性物質によって自分たちが育てている野菜がどのくらい汚染されているのかよく分かりませんでした。私のまわりの農家の中には、汚染の状況がはっきりと分かるまで野菜の出荷を自粛する方もいました。

  私は収穫時期を迎えた小松菜をさっそく出荷してみました。出荷することによって、まだ設立したばかりの農場の第一歩を踏み出したかったので。

  もし自分が出荷した小松菜が本当に放射性物質に汚染されていて、それを食べた人が健康被害を被ってしまったらどうしよう?出荷した後になってそのような不安がこみあげてきて、背筋が凍りついてきました。第一歩を踏み出してみたら、つまずいてケガをしました。一回出荷したきり、小林農場もしばらく出荷を自粛することにしました。

  現在は日本の田畑の性質では作物に放射性物質が移行しにくいことが分かり、検査をしてみても作物から放射性物質が検出されることはほとんどなくなりました。ただ、原木で育てたシイタケなどのキノコ類や山菜類、イノシシなどの獣肉など、除染の難しい山から採れる「山の幸」からは今でも高い数値の放射性物質が検出され、私たちの地域でもこれらの出荷が規制されています。小林農場でも原木でシイタケを作るつもりでいましたけれど、せっかく作っても、今は安心してシイタケを出荷できる状況ではありません。

  今年も行政から落ち葉を堆肥の材料として使うことを控えるように呼びかけられています。落ち葉には降り積もった放射性物質がたくさん混じっている可能性があるからです。

  小林農場が利用している雑木林には、原発事故当時に放射性物質を浴びた古い落ち葉もたくさん残っています。落ち葉で堆肥を作ったら必ず検査をして安全性を確かめようと思います。もし高い数値の放射性物質が検出されれば使用をあきらめなくてはいけません。

  原発事故によって被った小林農場への被害はまだまだ小さいもの。福島第一原発周辺の市町村で農業を営んでいる農家の方々は、本当に悲惨な被害を受けています。代々引き継がれてきた田畑が放射性物質によってもう使えなくなってしまうほどに汚染され、自分たちの田畑から離れなくてはいけなくなった農家の方々の絶望はどれだけ深いものなのか。

  この原発事故が起こった後に私が見たこと、聞いたことを、これからもずっと忘れずにいようと思います。そして、原発事故によって世の中がどのように変わっていくのか、私が死ぬまでずっと追いかけて見届けてみようと思っています。

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以下は昨年の3月11日に書いた農場通信より

原発事故というトラウマ  令和4年3月11日

萌芽の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  今年も3月11日を迎えました。11年前に私が農家として独立して小林農場を設立した直後に福島第一原発事故が発生して、東日本全体が大量に飛散した放射性物質によって汚染されました。小林農場ではできるだけ安全性の高い農産物を出荷できるように農薬を使用しないなどの努力を積み重ねていますが、畑の土が放射性物質で汚染されてしまえばどんなに努力をしても安全な農産物を収穫できません。原発事故が発生した当時は収穫された野菜は汚染されている危険がありましたので、しばらく出荷を自粛していました。

  今では不安は払拭されてきていますが、原発事故発生から数年間は福島県や東北・関東地方の農産物を多くの消費者は危険視して、購入することを控えていました。私の知り合いの農家も原発事故をきっかけに、今まで自分の農産物を長く定期購入してくれていた消費者から「しばらく定期購入を休ませてほしい」と言われて、出荷先を一気に失いました。

  農家だけではなく、農家との絆を大切にしてきた消費者にとっても、定期購入の休止を申し出ることは辛いことでした。自分や自分の家族を放射能汚染から守らなくてはいけないという消費者の気持ちも十分に理解できたので、農家は自分から離れてゆく消費者をひきとめようとはせず、定期購入休止の申し出を黙って受け入れるしかありませんでした。

  私にとって不幸中の幸いだったのは、事故の当時は小林農場を設立したばかりで、まだ野菜セットの出荷を始めていなかったことです。現在のように多くのご家庭が小林農場の野菜セットを定期購入してくださっている状況で原発事故が発生したりすれば、どうなるのか。小林農場のような小さな農場が自分の農産物を定期購入してくださるご家庭に出会える機会は希少であり、そんな一つ一つの縁を大切にしながら時間をかけて野菜セットの出荷数を増やしてきました。原発事故が発生して農産物が汚染されれば多くのご家庭が農場から離れてゆき、積み上げてきたものを一瞬に失う喪失感は大きなものとなるでしょう。

  事故を起こした後の福島第一原発の敷地内には、事故処理の作業の過程で放射性物質を含んだ汚染水が毎日発生していて、汚染水はタンクに詰めて保管されていましたが、増え続ける汚染水を保管できる敷地が足りなくなり、日本政府は来年より汚染水を海洋に少しずつ放出することを決定しました。「汚染水は十分に濃度を薄めてから放出されるから、海洋は汚染されず、そこから獲られる海産物も安心して食べられる」と政府は説明しています。

しかし今まで政府は原発について様々なウソをついてきたので、今は多くの消費者が政府の言っていることを信用できなくなっています。汚染水の海洋放出が始まれば東日本の太平洋沿岸で獲られる魚は危険視されて、多くの消費者が離れ、魚師の生活が苦しくなります。今、漁師の皆さんは汚染水の海洋放出に強く反対しています。複数の団体からは海洋放出に代わる処理方法も提示されているので、政府は代替え案を検討するべきです。

私も被災地から獲られる魚をできるだけ購入して魚師の皆さんを応援したいです。原発事故で苦しんだ農家や魚師の多くは、原発の再稼働を目指す政府の方針に憤っています。

2023年3月15日 (水)

「五十節」の第十一節目 「コブシの木 目覚めて動く」 ~3月7日から3月15日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が満月(🌕)となる3月7日から月が下弦(🌗)となる3月15日頃までが「第十一節目」となります。

第十一節目の季節名は「コブシの木 目覚めて動く」です。冬木立ちのコブシの木の冬芽が開き始めました。

第十一節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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P1100103 我が家の目の前に鎮座しているコブシの巨木。

P1100101 長い間、冬木立ちの姿で冬眠して動かなかったコブシの木が、3月11日頃より冬芽を開き始めて動きました。私は「コブシ3.11」と呼んでいますが、これを合図にしてウグイスが鳴き始め、モンシロチョウが舞い始め、レンギョやユキノシタやボケなどが次々に開花して、最後にサクラの花が登場します。

しかし、コブシの冬芽が動き始めてからの営みは鈍く、まだ花は咲ききらず、花の見頃はまだ迎えていません。

P1100111 P1100110 すでに花の見頃を迎えているのが、近所のハクモクレンの巨木。コブシとハクモクレンは同じの仲間の植物で、花もよく似ています。

P1100080 P1100082 先月より開花が始まっていた梅の花も見頃です。市貝町の観光地の「観音山梅の里」でもたくさんの梅の木が見事に花を咲かせています。

P1100076 P1100107 畑では、ホトケノザの群生が赤紫色の花を咲かせて畑を染めています。小林農場の畑ではこの時期、ホトケノザがよく生えています。

P1100106P1100085_20230315063401 冬を越してきた小松菜などのアブラナ科の作物は、春になると花茎と蕾を高く伸ばして、花を咲かせる態勢に入ります。この花茎と蕾も摘んで集めると、おいしく食べられます。

P1100061 P1100066 P1100067 P1100065冬の頃に種を播いてビニールハウスの中で防寒しながら育ててきたキャベツ、レタス、ブロッコリーなどの春野菜の苗を、畑へ巣立たせてゆきました。

P1100078 P1100073

P1100068 ポットから取り出された苗を観察。本葉の数は3~4枚くらい、根はさらりと根鉢に伸びているような状態。

P1100087_20230315064801 ホウレンソウ畑の様子。この3月は暖かいので、ホウレンソウがどんどん大きくなっています。収穫が遅れると、お化けのように大きくなってしまいそう。ホウレンソウの収穫が忙しくなりそうです。

参考・この季節の季語

 啓蟄 蓬 芹 燕 水温む 名残の雪 茎立 蒲公英 土筆 蕨 蝶 木の芽時 辛夷 

2023年3月14日 (火)

令和5年3月13日の野菜セット・3月の葉物野菜の状態について

3月13日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、ネギ、ホウレンソウ、ビタミン菜、菜の花

今後の野菜セットの内容・・・ゴボウの出荷が休止。人参の出荷も休止へ。カブの出荷も3月中に休止。里芋、ネギ、ホウレンソウなどの葉物野菜を出荷。菜の花の出荷を開始。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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「最近の野菜セットに入っている小松菜の外葉が、わずか数日間で黄色に変色して食べられなくなってしまう」というご指摘をいただいております。

昨年の秋に種を播いて冬越しさせた小松菜をお届けしておりますが、春に入って暖かくなり、小松菜も花茎や蕾を伸ばして花を咲かせる準備に入りました。このような動きが活発になっている状態で収穫すると、外葉はすぐに傷んでしまうのかもしれません。この春の小松菜の出荷を休止したいと思います。

P1100085 「菜の花」。

小松菜から伸びてきた花茎や蕾もおいしく食べられて、この部分のみを摘んで集めて、「菜の花」と称して出荷します。もう外葉は食べにくいですが、代わって花茎と蕾が食べ頃を迎えて、小松菜が菜の花に化けて出荷されてゆくでしょう。

P1100088 ビタミン菜。葉が少し厚く、腰が低くてどっしりとした姿。

小松菜と同じように冬越しさせたビタミン菜ですが、小松菜よりも花茎を伸ばすのが遅くて、まだ外葉も良い状態で食べられると思います。今後は小松菜に代わってビタミン菜を出荷してみたいと思います。

P1100087 ホウレンソウ畑の様子。

ホウレンソウの葉はこの時期でも比較的に良い状態を保っていますが、油断はできません。どんどん気温が高くなってゆく今の時期は、収穫適期に収穫しないと、葉が傷みやすくなります。収穫適期を迎えてからずいぶん時間が経過した後に収穫したホウレンソウは、出荷後にすぐに黄色に変色して傷んでしまう場合もあります。

2023年3月13日 (月)

令和5年3月10日の野菜セット・コロナ禍における小林農場の姿勢

3月10日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、ゴボウ、ネギ、ホウレンソウ、ビタミン菜

今後の野菜セットの内容・・・ゴボウの出荷が休止。人参の出荷も休止へ。カブの出荷も3月中に休止。ホウレンソウなどの複数の葉物野菜の出荷を継続。ネギの出荷も開始。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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コロナ禍における小林農場の姿勢

・今まで病原菌や病原ウイルスや害虫などを敵視することを控えて、全ての存在と共存してゆくことを目的として無農薬栽培を行ってきた。インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスなどの病原ウイルスも敵視せずに共存してゆく。日頃からこれらの病原ウイルスに適度に感染しながら自然に免疫を身につけてゆくことによって、病原ウイルスと共存してゆく能力を身につける。

・殺菌のために散布される農薬や遺伝子組み換え品種などの人工物には、自然環境に副作用を与える危険があるので使用を控える。消毒液や遺伝子操作ワクチンなどの人工物も人体に副作用を与える危険があるので、使用を控える(実際に新型コロナワクチン接種後に急死する人や深刻な体調悪化を受けている人も報告されていて、これらはワクチン接種の副作用が原因ではないかと疑われている)

・肥料を不自然に多く与えたり、ビニール資材に過度に依存した不自然な栽培は、作物の生命力を弱らせる危険があるので、不自然な栽培を控えて、自然な栽培を心掛ける。ずっとマスクで口と鼻をふさぐような不自然な生活習慣は人体を弱らせて病弱になる危険があるので、マスクを外して自然に暮らしたほうがよいと思う(日本では大勢の人々がマスクを着用して暮らしてきたが、何度も感染症の流行を繰り返している。もしかしたら不自然なマスク生活を続けることによって多くの人達が病弱になってしまって、感染症にかかりやすくなっているのかもしれない)

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今まで日本ではコロナ禍対策のために大勢の人々が常時マスク着用を求められてきましたが、3月13日よりマスクの着脱は個人の判断を尊重してゆく方針となり、日本政府は「マスクの着脱を他者に強要することがないように配慮してほしい」と国民に呼びかけて、多くの店や施設や交通機関なども政府の方針に合わせて「基本的には来客者にマスク着用を求めない」と表明しています。

人々がマスクを外しやすい環境が整ってゆき、日本も「脱マスク」に向かって歩み出しました。

私は昨年よりマスクを外すようにしていて、皆さんのお宅に野菜セットをお届けをする時もマスクを外すようにしてきました。その頃は「マスクを着用しない人は非常識で危険な人間だ」と思っている人が多かったので、「マスクを外して皆さんのお宅に野菜セットを配送したりしたら皆さんに嫌われてしまって、野菜セットの定期購入をやめる方も現れるかもしれない」と、そんな心配をいちいちしなくてはいけないほどでした。

しかし皆さんは、マスクを着用しない私と普段通りに接してくださいました。もしかしたら「ちゃんとマスクを着けて野菜セットを持って来てほしいなあ」と心の中では思っていた方もいらっしゃったかもしれませんが、皆さん、野菜セットの定期購入を続けてくださいました。

ずっとマスクで口と鼻をふさぐような不自然な生活習慣がこのまま日本で定着してしまうのが絶対に嫌だったので、私はマスクを外しましたが、私が心配していたよりもずっと、世間はマスクを着けないで暮らしている私に対して寛容でした。

昨年末にカタールで開催されたサッカーワールドカップでは、世界中の人々がマスクを外して密になっていっしょに歓声をあげていました。海外ではすでに人々はマスクを外して、自然な暮らしを取り戻しています。

そして、日本国内ではマスクを着用している日本人も、カタールで観戦している時は世界の人々といっしょになってマスクを外して歓声をあげていました。「マスクを外すと感染症が拡大して大変なことになる」と本気で思っている日本人はそんなに多くはないように見えます。「周りの人達がマスクを着用していれば自分もマスクを着用する。周りの人々がマスクを外せば自分もマスクを外す」と考えている日本人が多いように見えます。

3月13日以降は誰かがマスクを外すのを待っているのではなく、自分からマスクを外してゆきましょう。そうして周りの人達にもマスクを外しやすい雰囲気を生み出してゆきましょう。

ずっとマスクで口と鼻をふさぐような不自然な生活が常識とされて、マスクを外して自然に暮らしている人達が非常識な人間だと思われて拒絶されるような社会は、3月13日をきっかけにして終わらせましょう。

2023年3月12日 (日)

ネット活用情報館 3月13日よりマスクの着脱を個人の判断に委ねる。「子供達のためにマスクを外そう」を 合言葉に

日本では今まで、コロナ禍対策のために常時のマスク着用が求められ、または、強制されてきましたが、日本政府は「3月13日以降はマスクの着脱の判断は個人の判断に委ねる」という方針を表明しました。「マスクの着脱を他者に強制するようなことがないように配慮してほしい」と国民に呼びかけています。

政府の方針に合わせて、多くの企業が「3月13日以降は客にマスクの着脱を自由に選択できるようにする」と表明しています。以下にそれらの企業を表示いたします。

  JR東日本、JR西日本、JR東海、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、高島屋、三越、大丸松坂屋、そごう・西武、ライフコーポレーション、ワタミ、マクドナルド、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)  など、多数

「本当はマスクを外したいけれども、周りの人達がみんな、マスクを着けているので、自分だけマスクを外すわけにはいかない」と悩んでいる人達もたくさんいます。3月13日以降は日本でも「脱マスク」に向けて踏み出されますので、マスクを外しやすくなります。マスクを外せる絶好の好期です。この好機を逃さず、自分からマスクを外して外に出掛けて、周りの人達にもマスクを外しやすい雰囲気を生み出してゆきましょう。

そして、これが最後の好期になるかもしれません。この好機を逃してマスクを外すことができなければ、いつマスクを外してよいのか本当に分からなくなってしまって、この先、5年も10年もマスクを外せないまま暮らすことになるかもしれません。

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常時マスク着用などの現在の日本のコロナ禍対策に疑問を感じている1300名以上の日本全国の医師達によって結成された「全国有志医師の会」は、「常時マスク着用によるウイルス感染予防効果は実証されていない」「ずっとマスクで口と鼻をふさぐような不自然な生活習慣は人の心身の健康に弊害を与える」と指摘してきました。

全国有志医師の会 のホームページはこちらをクリックしてご覧ください。

特に心身の発達途上の子供達への常時マスク着用の弊害は大きいと指摘しています。「子供達だけでもマスクを外したほうがよいのではないか」という意見は、多くの日本人から以前から出されていました。

今の子供達は「周りの人達がみんな、マスクを着けているのだから、自分だけマスクを外したりしたらいじめられたり叱られたりするのではないか」と思ってマスクを外せなくなってしまっているようです。まずは周りの大人達から先にマスクを外さないと、子供達も安心してマスクを外すことができません。

このまま大人達もマスクを外さずに生活していたら、これから日本で生まれてくる子供達もみんな、ずっとマスクで口と鼻をふさぐような不自然な生活をしなくてはいけなくなります。皆さんはそれでもよいと思いますか?私は「そんなバカな話があるものか」と思い、人と接する時はマスクを外して、相手にもマスクを外しやすい雰囲気を生み出してゆきたいと思っています。

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全国有志医師の会の会員の井上正康氏のホームページにも、マスク着用をやめたほうがよい理由が詳しく書かれています。

井上正康氏のホームぺージはこちらをクリックしてご覧ください。

井上正康氏は高齢な学者の方ですが、「多くの高齢者が新型コロナウイルスに感染して亡くなっている。感染リスクの高い高齢者の命を守るために、子供を含めた全ての人達はマスクを着用するべきだ」という日本の風潮に対して「まずは、子供達の健康を守ることを最優先するべきで、子供達に弊害の多い常時マスク着用はやめるべきだ」と主張してきました。

井上氏の他にも、多くの高齢者の方々が「コロナ禍以前もたくさんの寿命を迎えた高齢者が病原ウイルスに感染して亡くなっている。寿命を迎えた高齢者が感染症にかかって亡くなるのは自然なことなのに、今は高齢者が新型コロナウイルス感染症にかかって亡くなると世間は過度に大騒ぎしてしまい、子供達にも不必要にマスク着用を強いるようになってしまった。このコロナ禍で最も被害を受けているのは高齢者ではなく子供達だ。まずは子供達の健康を守るべきだ」と訴えてきました。

私はこのように主張している高齢者の皆さんに敬意を支払いたいと思いますし、私も年をとればこのような主張ができる高齢者になれればよいと思います。

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井上氏のホームページの中に、マスク着用を子供達にまで強制してゆく日本社会に対する痛烈な批判が掲載されているので、以下に紹介させていただきます。

あなたがおしゃべりしながら友達とランチをしている時、
子供たちは給食で黙食をしています。

野球選手がビールを吹きかけ合って優勝を喜んでいる時、
子供たちの運動会は中止になっています。

総理大臣が屋内で海外の要人と素顔で歓談している時、
子供たちは友達の笑顔を見ることさえできない学校生活を送っています。

大人はいいけど子供はダメ。
こんな不条理を子供に押し付けるのはやめませんか?

健康な子どもの顔をマスクで覆い隠し
その生活を何年も強いる大人たち

身体と心の成長にとって大切な時期に
新鮮な空気を吸う権利さえ奪う大人たち

責任を負いたくない一心で
1番立場の弱い子どもを犠牲にする大人たち

そしてそれを気にも留めない大人たち

そんな情けない我々大人たちこそが、
『日本の恥』
ではありませんか?

怖いのは、
ウイルスですか?
人の目ですか?

守りたいのは、
健康ですか?
体裁ですか?

子どもたちに
「顔の見える世界」を取り戻そう

大人から変えて行こう

さあ

マスクを外そう

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多くの日本人はどうしても「相手がマスクを着けていれば、自分もマスクを着けないといけない」と思ってしまいます。自分がマスクを着けることは、結果的に相手にもマスク着用を強いることになります。自分からマスクを外して、相手にもマスク着用を強いるのをやめましょう。「子供達が安心してマスクをはずせるように、大人達もマスクを外そう」「子供達のためにマスクを外そう」を合言葉にして、マスクを外したい人が安心してマスクを外せる当たり前な社会を取り戻しましょう。

マスク着用には花粉症を予防する効果があるので、花粉症の人がマスクを着用するのは良いと思います。その人の体質によってはマスクを着用したほうがよい場合もあります。マスクの着脱が自由に選択できる当たり前な社会を、これから取り戻してゆきましょう。

なんだか、3月13日が楽しみになってきました。

 

2023年3月11日 (土)

令和5年3月6日の野菜セット・1月から3月までの畑の様子のまとめ

3月6日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、ゴボウ、カボチャ、白菜、ホウレンソウ、小松菜

今後の野菜セットの内容・・・白菜、カボチャの出荷は終了へ。里芋を出荷。じゃがいも、人参、大根、カブ、ゴボウ、ホウレンソウ、小松菜などを継続的に出荷。

食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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年が明けてからもう3月になっていました。時が過ぎてゆくのは早いですね。あっという間に次のお正月を迎えるのでしょう。

1月から3月頃までの畑の様子を、短くまとめてみました。

畑の草も虫も眠りにつき、作物も生育を休め、農家も畑仕事を休める頃に正月を迎えて新年を祝います。1月中は極寒の時期で、作物の種を播いてもまともに生育しないので、2月の立春の頃から種を播き始めます。寒い冬の間は、前年の秋に収穫時期を迎えた作物を防寒して大事に貯蔵しながら食べますが、3月に入って気温が高くなると貯蔵が効かなくなります。2月から種まきして育てている作物が収穫時期を迎えるまで時間かかるので、3月と4月は出荷できる野菜の種類が少なくなりますが、この時期に次々と春夏野菜の種が播かれて新たに芽吹きます。コブシの木も3月11日頃より花を咲かせ始めて、これを合図に虫も姿を現して、畑が賑やかになります。

Cimg2812_202302160816012月頃のホウレンソウ畑の様子。3月、4月に収穫予定。

 畑の周辺でタケノコや山菜が勝手に生えてきますが、食用になる野生の植物に出会えるのは楽しみです。畑の中でも農家がほとんど世話をしなくても勝手に生育してくれるキクイモなどの作物が私は好きなのですが、知名度が低いため、販売するのに苦労します。

P1050296キクイモ。食べ方などをお伝えしながら、流行らせたいと思います。

2023年3月 9日 (木)

「持たない」という選択  令和4年9月15日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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「持たない」という選択  令和4年9月15日

野分の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  11年前の福島第一原発事故が発生する前は、日本の主要な電力供給源は原発による原子力発電でした。原発事故後に原発は危険な施設であることが周知されて、日本政府は原子力発電の代わりに海外から輸入される天然ガスを主な電力供給源として、徐々に原発を廃止してゆく方針でした。しかし先月、日本政府はウクライナ情勢により天然ガスが輸入されにくくなり電力が逼迫しやすくなっていることを理由に、再び原発を再稼働させて原子力発電を推進してゆく方針を発表しました。これまで原発の再稼働に反対してきた人達からも「電力が逼迫している今は、原発の再稼働はやむをえない」という声があがっています。

  福島第一原発事故で東日本全体が放射性物質に汚染されて、東日本でとられた米、野菜、魚などの食材の安全性も失われて、農家も魚師も消費者もみんな、苦しみました。原発は事故を起こさなくても稼働中に猛毒の放射性廃棄物を常に排出していて、この猛毒はすぐに消滅しませんのでずっと保管しなくてはいけません。原子力発電を続けてゆけば放射性廃棄物も溜まり続け、私達の子孫に莫大な量の猛毒を遺してゆくことになります。事故や事件が起こって保管できなくなれば、大地や海に猛毒が拡散して取り返しがつかなくなります。

  原発が初めて日本で稼働したのは60年ほど前で、それまでは原発がなくても人々は生活していました。現在は大勢の人々が冷房、冷蔵庫、照明、パソコンなどで電力を大量に消費するようになって電力も大量に必要となり、猛毒の廃棄物を生み出し続ける原発にも頼らなくてはいけないと言います。太陽光や風力や水力などの自然エネルギーで発電する方法も研究されていますが、他の生き物も太陽光や風や水の力を利用して生きているので、これらの力を人間が発電のために横取りすれば生態系に悪影響を及ばすかもしれません。

  「今の時代、冷房がなければ夏をすごせない」と言う人がいますが、我が家には冷房がないけれども私は夏を乗り越えています。「今の時代、スマートフォンがなければ生活できない」と言う人もいますが、私はスマホを購入したことがなく、それで全く問題なく暮らしています。でも、私も冷房やスマホを購入すれば「もう冷房やスマホがなければ生きてゆけない」と言い出すかもしれません。人間は所有した物に依存しやすく、手放せなくなります。現代の農家は農薬を購入して使用するのが一般的ですが、私は最初に師匠から無農薬栽培を教わったので、小林農場を設立した後は農薬を購入せず、何もためらわずに無農薬栽培を始めました。最初から農薬を使用していれば、農薬を手放すことは難しかったと思います。

  先日、久しぶりにお会いした私の先輩の農家は、トラクターを使わないと言っていました。小林農場ではまずトラクターで畑を耕さないと作物栽培を始められませんが、トラクターを動かすには電力が必要で、それは原発に依存することになるのかもしれません。ある農家が「問題を解決してゆく生き方よりも、問題をまねかない生き方のほうが大事だ」と言っていました。冷蔵庫、照明、パソコン、トラクターなどは私の日常生活で様々な問題を解決してくれていますが、これ以上に物を購入して電力をさらに消費するのはやめたいです。

雨水に聴きたい歌 ~半農半歌の暮らし~

農家の理想的な暮らしは「晴耕雨読」、または「半農半歌」。

小林農場では、四季のある国・日本で作られた様々な歌の中から、各々の季節にふさわしく、世代を超えて遺してゆきたい名曲を選曲して選曲集を作成しております。

現在も選曲の最中であり、常に選曲集を更新しております。以下をクリックしてご覧ください。

日本の歌 百選 ~私ならばこの100曲を選ぶ~

  昔から世代を超えて歌い継がれてきた歌の中から私なりに100曲を選曲している選曲集

現代日本の花鳥風月歌 50曲

  平成以降に作成された、現代日本人の自然観が反映されている「花鳥風月歌」を私なりに50曲を選曲している選曲集

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2月19日から3月5日頃までは、二十四節気の「雨水」。

雨水に聴きたい歌を私なりに選曲してみました。

「日本の歌 百選」より(曲名をクックすると、その曲のカバー曲をお聴きになれます)。

うれしいひなまつり 作詞・サトウハチロー 作曲・河村 光陽
  ~あかりをつけましょ ぼんぼりに」~
春の唄   作詞:喜志邦三、作曲:内田 元
   ~ラララ 紅い花束 車に積んで~ 

赤い靴  作詞/野口 雨情  作曲/本居 長世
   ~赤い靴(くつ) はいてた 女の子~
どこかで春が 作詞:百田宗治、作曲:草川信
   ~どこかで春が 生まれている~

「現代日本の花鳥風月歌」より

春よ、来い  (平成6年)
  作詞・作曲/松任谷由美 このカバー曲を聴くにはこちらをクリック。
  ~春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに~
  暖かくなってきたと思ったら寒が戻り、目覚めそうで目覚めきらない、三寒四温の早春の空気を曲から感じます。
蕾  (平成19年)
  ~消えそうに 咲きそうな 蕾が 今年も僕を待っている~
  きれいに花が咲くと、多くの人々は喜んで観賞します。でも、花が咲く前の蕾を愛でて、花開くまでの様子をそっと見守る人もいます。 

2023年3月 8日 (水)

「五十節」の第十節目 「アブラナの 蕾、現る」 ~2月27日から3月7日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が上弦(🌓)となる2月27日から月が満月(🌕)となる3月7日頃までが「第十節目」となります。

第十節目の季節名は「アブラナの 蕾、現る」です。小松菜、ナタネ、カブなどのアブラナ科の植物が花茎を伸ばして、その先に蕾が姿を現します。

第十節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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P1100047P1100044 我が家の目の前で鎮座しているコブシの巨木。冬木立ちの姿も冬芽も、これで見納めになるかもしれません。間もなく、花や葉で木全体が覆われてゆくでしょう。

P1050984 我が家の目の前のレンギョの木の枝にびっしりと生えている冬芽の様子。レンギョも間もなく開花するでしょう。

P1100010 近所の梅の木は、一足先に盛んに花を咲かせています。

P1100039 昨年の秋に種を播いて育てていた小松菜の中央からは花茎が伸びて、その先に蕾が姿をはっきりと現し始めています。蕾の部分も摘んで食べるとおいしいです。もっとたくさん蕾が姿を現したら、収穫して出荷したいと思います。

P1100035 アブラナ科のカブも、冬の頃は地上部の葉が枯れて消えていましたが、春になると再び新たに芽を生やして地上に葉を茂らせてゆきます。やがて蕾をつけて花を咲かそうとして、食用部の根は養分を蕾や花に送って筋っぽくなります。間もなくカブの出荷がお休みとなります。

P1050974 P1050971 P1050965

カブと同じように、冬眠していた人参も大根もジャガイモも、春を感じて新芽をいっせいに伸ばしてゆきます。

P1100031 最近、よく見かける鳥の群れ。ヒヨドリの群れかな?群れて木の枝に止まっていたり、いっせいに畑に飛び降りて嘴で土や草をつついたりしています。最近、畑のホウレンソウの葉の先のほうが何者かにつつかれてちぎれてしまっている姿が目立つのですが、この鳥の群れの仕業でしょうか。

P1100055 現在のサヤエンドウの様子。

P1100013 サヤエンドウ畑から掘り出された残渣。おそらく夏に栽培していたモロヘイヤの木の欠片か、木のように太く育った夏の雑草の欠片だと思います。きれいに白い菌糸に覆われていました。このような少し固い欠片は、菌の大好物のようです。

P1100021 暮れなずむ頃、薄っすらと赤く染まる雑木林。だんだんと日も伸びて、夕方の6時くらいまで畑仕事ができます。

2023年3月 6日 (月)

春に入る直前の麦の様子

P1100003P11000042月末に撮影。麦畑。

麦の背丈はボールペンよりも低く、冬の間、ほとんど伸びていません。これから春を迎えてグングン大きくなると思います。

2023年3月 5日 (日)

ネット活用情報館・3月13日にマスク着用の奨励を終了。マスクの着脱が個人の判断に任せられる。

コロナ禍が発生してから3年間、日本ではウイルス感染拡大防止対策のためにマスク着用が奨励されてきましたが、日本政府は3月13日以降はマスク着用の奨励をやめる方針を発表しました。「本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。」と国民に呼びかけています。

今までもマスクの着脱は個人の判断に委ねられていましたが、実際にはマスク着用を強制される場合が多かったです。私はずっとマスクで口と鼻をふさぐような不自然な生活は健康に良くないと思ってマスクを着けずに生活していましたが、ある店にマスクを着けずに入店すると、店員からマスクを渡されてマスクを着けるように求められました。なぜ客がマスクを着けるのを望んでいないのにはマスクを渡すのか、店員からはほとんど説明がなく、「入店したらマスクを着けるのが常識でしょう」というような感じの態度でした。このようにマスク着用を望まない客は入店を拒絶されてしまうような空気が日本全体を覆っていて、マスク着用は奨励ではなく、ほぼ強制になっていました。

「ずっとマスクを着用していると心身の健康に悪い影響を与える」「マスク着用にはウイルス感染予効果はあまりなく、マスク着用はあまり意味がない」と主張して、マスク着用を強制する日本社会に警報を鳴らしてきた人々もいました。

マスク着用の弊害を指摘してきた有志の医師達によって結成された「全国有志医師の会」の主張は、以下をクリックしてご覧ください。

「もうマスクを外しませんか」(全国有志医師の会)

特に子ども達の心身の健康へのマスク着用による弊害を指摘してきた「日本小児科医会」の主張は、以下をクリックしてご覧ください。

「2才未満の子どもにマスクは不要、むしろ危険!」(日本小児科医会)

以上のような主張が認知されてゆき、弊害の多いマスク生活を強制してしまう社会をようやく見直されようとしています。

スーパーやコンビニなどの店やテーマパークなどの施設でも、3月13日以降は客へのマスク着用を奨励しない方針を発表しています。以下をクリックしてご覧ください。

セブンとファミマ、店内のマスク着用は「客の判断」 13日から (毎日新聞)

  セブンイレブン、ファミリーマート、高島屋、イオン、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)などが、マスクの着脱は客の判断に委ねてゆくことを表明。

私の記憶では、ある店で外国人が入店を拒否されて問題になったり、障害者が入店を拒否されて問題になったりしたことがありますが、「外国人の入店はお断り」とか「障害者の入店はお断り」とか「マスクを着けていない人の入店はお断り」とか、店が特定の客の入店を断ることはやるべきではありません。今後もマスクを着けていない客の入店を断るような店は、「政府がマスク着用の奨励をやめたのに、なぜ、まだ客にマスク着用を強いるのか」と批判されて、「あの店は特定の客の入店を拒否したりする」と評判を悪くしてしまうかもしれません。

コンビニ、スーパー、道の駅などの店は「特定の客を差別して入店を拒否するようなことはしないで、マスクを着用しない客も含めて、全ての客を迎え入れる」という姿勢を見せて、店の入り口に貼ってある「入店する際は、マスク着用をお願いします」と書いてある貼り紙を外して、「お買い物の際には、マスクの着用をお願いします」と呼びかける場内放送をやめるように求めたいと思います。役場や図書館などの公共施設も同じように、利用者にマスク着用を求める貼り紙を入り口から取り除くことを求めます。

マスク着用を望まない人々が過度に危険視されて拒否されてしまうような社会は、もう終わりにしましょう。

2023年3月 4日 (土)

令和5年3月3日の野菜セット・端境期(はざかいき)に突入

3月3日の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、ゴボウ、ネギ、ホウレンソウ、小松菜

今後の野菜セットの内容・・・白菜、カボチャの出荷は終了。ゴボウの出荷も終了へ。じゃがいも、人参、大根、カブ、里芋、ホウレンソウ、小松菜などを継続的に出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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冬の間、出荷し続けてきた白菜やカボチャの出荷が終了しました。ゴボウの出荷も間もなく終了します。その後も3月中に人参やカブ、4月に入る頃にはジャガイモや大根なども次々と食べ頃を過ぎて出荷が終了してゆきます。

倉庫に貯蔵していたカボチャが2月下旬頃から傷みが目立ち始めて、全てが傷んでしまう前に急いでできるだけたくさんの在庫を野菜セットに入れて出荷してみましたが、野菜セットを定期購入してくださっているご家庭より、「届けられたカボチャがすぐに傷んでしまって料理できなかった」というご指摘をいただきました。2月下旬に傷みが目立ち始めた時点でカボチャの出荷を停止するべきでした。「せっかく収穫したのだから、出荷しないともったいない」と思って、無理してカボチャを出荷してしまいましたが、このような傷みやすい野菜を出荷すれば購入してくださった皆さんをがっかりとさせてしまい、野菜セットの印象も悪くしてしまいます。

低温で長く作物を保存できた冬から気温が上がって保存が効かなくなる春に移り、カボチャの他にも様々な作物が寿命を迎えて傷んでゆきます。3月と4月は、1年で最も出荷できる野菜が少なくなる「端境期(はざかいき)」となります。カボチャが傷んだのを合図にして、端境期に突入したようです。

今年に入ってもおかげさまで複数のご家庭が新規に小林農場の野菜セットの定期購入を始めてくださっています。小林農場はどの季節でも新規に野菜セットの定期購入を始めてくださるご家庭を歓迎いたします。ただ、出荷できる野菜の種類が少なくなる端境期に定期購入を始めるよりも、端境期を乗り越えてタマネギなどの作物が新たに出荷される5月頃から定期購入を始めたほうが、本領を発揮した野菜セットをお楽しみできるかと思います。

3月と4月の端境期は野菜セットに入れる野菜を確保するのに苦心する時期ですが、それでも皆さんに満足していただける野菜セットをお届けしてゆけるよう、専業農家の腕の見せ所です。

P1050957P1050968ゴボウ畑の様子(左の写真)と掘り出されたゴボウ(右の写真)の様子。

冬の頃は地上部の葉を枯らしていたゴボウですが、2月下中頃より春を感じて地上部に新芽を伸ばしてきました。3月中には茎や葉が伸びて、食用部の根は茎や葉に養分を吸い取られてスカスカと筋っぽくなっておいしく食べられなくなります。間もなく食用としてのゴボウは寿命を迎えます。

アブラナが霜焼けしている様子

Cimg2573アブラナの葉の様子。冬の頃に撮影。

本来は緑色のはずの葉ですが、寒くなるとうまく養分を吸収できなくなって、霜焼けしたように赤色に変色するようです。

赤色になった葉は背丈も小さくて、生育が停滞して縮こまっているように見えます。

2023年3月 2日 (木)

種まきの適期を探る  令和4年9月23日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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種まきの適期を探る  令和4年9月23日

秋分の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  カボチャが収穫時期を迎えています。私は4月末にカボチャの種を播いて苗を育ててから5月下旬に畑へ苗を植えるようにしています。種まきは早ければ早いほど良いというわけではなく、5月上旬まではまだ早朝に霜が降りるほど冷え込む日もあるかもしれず、あまり早くカボチャの種を播きすぎるとまだ気温の低い時期に苗を畑に植えなくてはいけなくなり、冷害にあうかもしれません。できるだけ私は種を播く時期を遅らせてきました。

  小林農場の畑では以前と比べてカボチャの収量が減っているように感じていましたが、私が以前よりも種を播く時期を遅らせているからカボチャの生育も遅れてしまっているのかもしれません。苗を畑に植えた後に霜が降りても苗の上に防寒布をかぶせれば冷害を防げると思いますので、来年は冷害を恐れすぎずにカボチャの種まきを早めたいと思います。

  現在は、秋、冬、そして来年の春に収穫されるホウレンソウや小松菜などの葉物野菜の種まきの適期を迎えようとしています。前回の冬には葉物野菜はホウレンソウしか出荷できず、小松菜などの他の葉物野菜は大きく育たずにほとんど出荷できませんでした。主に葉物野菜は10月の始めから10月の末まで時期をずらしながら少しずつ種を播いていましたが、10月下旬に種を播いて育てた葉物野菜は収穫時期を迎える前に冬の寒さが厳しくなって生育が止まってしまいました。今秋は10月上旬に種まきを集中させたいと思います。昨年は10月上旬に種まきした葉物野菜もあまり良い成績ではなく、やせている土に種を播いたのがいけなかったのかもしれません。今秋はできるだけ肥えている土を選んで種を播いて勢い良く生育させて、寒さが厳しくなる頃までには収穫できるようにしたいです。

  秋、冬に収穫される大根とカブの種まきの適期は9月中。種を播き始めるのがのんびりとしすぎてしまい、適期が終わる直前になって慌ててたくさん種を播いておきました。

秋の種まきも早ければ良いというわけではなく、まだ気温が高くて害虫が活発に活動している時期に早く種を播くと虫害にあいやすく、気温が下がって害虫の活動がおさまるのを待ってから種を播けば虫害にあわずにすみます。ただ、私には必要以上に種まきを遅らせる癖があるようです。これから日照時間は少なくなって気温も下がってゆき、作物の生育速度も次第に遅くなってゆきます。種まきが1日遅れれば収穫は1週間遅れるかもしれず、収穫を迎える前に寒さが厳しくなれば作物は生育を止めてしまって収穫できなくなります。

種を播きたい時にはいつでもすぐに播けるわけではなく、畑を覆っている雑草をきれいに鋤きこんだりして、準備に時間がかかります。夏野菜の管理ばかりに手間をかけて秋野菜の種まきの準備を後回しにしていると、いつの間にか種まきの適期がすぎてしまいます。9月下旬になってモロヘイヤの茎葉から花が咲き始め、出荷を終了いたしました。夏の間、小林農場によく貢献してくれた作物でしたが、別れを惜しむ間もなく畑に残されていたモロヘイヤを草刈り機で粉々に粉砕してトラクターで土に鋤きこみました。モロヘイヤが茂っていた畑がきれいに空き、その跡地に秋冬野菜の種を播いてゆきたいと思います。

2023年3月 1日 (水)

「五十節」の第九節目 「スギ花粉 人に漂う」 ~2月20日から2月27日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が新月(🌑)となる2月20日から月が上弦(🌓)となる2月27日頃までが「第九節目」となります。

第九節目の季節名は「スギ花粉 人に漂う」です。杉がたくさん花粉を飛散させる時期に入り、花粉症の人達は対策が必要となります。

第九節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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P1050975 P1050979 我が家の目の前で鎮座しているコブシの巨木の様子。

P1050991 P1050992 畑に隣接する雑木林の中に立っている杉。葉の先には赤褐色の雄花をたくさんぶら下げています。3月に花粉を大量に飛散させるようです。

鈍感な私にはよく分かりませんが、敏感な人は花粉に反応してくしゃみや鼻水が止まらなくなります。私は「鈍感力」を発揮して花粉症を防いでいます。

P1050961 強い風に煽られて右側になびく竹林の様子。風がよく吹き、花粉なども飛びます。

Cimg2920 Cimg2924 現在の市貝町の里山の風景。葉を落として冬木立になっている広葉樹と、杉などの常緑樹が混在。

P1050957 P1050968 冬の頃は葉を枯らしていたゴボウも、暖かくなってきた2月下旬より新たに地上に新芽を伸ばし始めてきました。この芽が大きくなると食用部の根にスが入るようになり、おいしく食べられなくなります。間もなくゴボウの出荷が終了します。

P1050998 軽トラックの荷台に積んだ肥料を畑に散布している様子。キャベツやホウレンソウなどを栽培する時ははたくさん肥料が必要なので、作付けする前に畑に肥料を与えます。

P1050996 地元の堆肥センターから購入して軽トラック荷台に積んできた堆肥(肥料)。少しだけツンとする匂いが残っているけれども、十分に発酵されているようでサラサラとした手触りで散布しやすいです。

P1100003 P1100004 現在の小麦畑の様子。

麦と大豆は、土の状態を良くしてくれる作物として知られています。冬に麦を育てて夏に大豆を育てた畑は地力がつき、肥料を与えなくても作物を育てやすくなります。

P1050982 近所の畑。ずっと作物が栽培されていない「耕作放棄地」で、夏になると青々とした雑草に覆われてジャングルのようになります。実はこのような耕作放棄地では土が豊かになり、作物栽培を再開してみるとわざわざ肥料を与えなくても作物がよく生育する場合が多いようです。人が何度も耕してきれいに管理していると土は劣化しやすくなり、わざわざ肥料を与えないと作物が育ちにくくなったりします。

P1100008夕暮れ、夕日に照らされながら赤紫色に染まる飛行機雲。

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