「五十節」の第八節目 「風が吹き 諸々、揺らす」 ~2月14日から2月20日頃まで~
小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が下弦(🌗)となる2月14日頃から月が新月(🌑)となる2月20日頃までが「第八節目」となります。
第八節目の季節名は「風が吹き 諸々、揺らす」です。風が吹く日が多くなり、一日中、吹き止まなかったり、すごく強い風が吹いて色々なものを吹き飛ばされてしまう日もあります。
第八節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。
(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください)
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強風で右になびいている竹林の様子。この日は冷たい風が一日中、吹いていました。
畑のすぐそばまで竹林が迫ってきていて、夏になると畑の中にもポコポコと竹が生えてきて、その度に刈り倒さないといけません。この冬はできるだけたくさんの竹を刈り倒して、竹林の勢いを抑えるようにしています。
畑に隣接している雑木林から、ミズキだと思われる木が畑へと水平に枝を伸ばしています。この木の枝も少し落としたほうがよいかも。
近所の公園の池。早春を迎えていますが、まだ早朝は氷点下、池の表面の水も凍っています。
春に収穫される葉物野菜の種を畑に播いています。まだ寒い時期なので、ビニール資材をトンネル状に張りながら作物を防寒しています。
ビニールの中では、ホウレンソウや小松菜などが無事に発芽してくれているようでした。
キャベツやレタスなどの春野菜の苗は、ビニールハウスの中に設けた温床の中で育てています。
ネズミが苗を食べてしまう場合があるので、我が家の黒猫がネズミの番をしてくれています。
参考・この時季の季語
・立春・蕗の薹・梅・春告げ鳥・雲雀・冴返る・風光る・東風・薄氷・下萌え
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