「五十節」の第七節目 「梅の花 弾けて咲いて」 (2月6日から2月14日頃まで)
小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が満月(🌕)となる2月6日頃から下弦(🌗)となる2月14日頃までが「第七節目」となります。
第七節目の季節名は「梅の花 弾けて咲いて」です。梅の木のつぼみが膨らんで弾けて、ひとつ、ふたつと花を咲かせ始めました。
第七節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。
(小林農場独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください)
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近所の梅の木は、ひとつ、ふたつと花を咲かせ始めています。いつも、こんなに早い時期から梅の花が咲き始めていましたっけ?今年の早春はいつもよりも暖かいのかもしれません。
梅の花が咲く直前の、今にも弾けそうに膨らんでいるつぼみを眺めるのも良し。
今回、降って来た雪は、水分を多く含んでいるような、重たい感じがする雪でした。降雪後、翌日にはほとんど溶けてなくなりました。
よく見かけるカラスには、「ハシボソガラス」と「ハシブトガラス」の2種類あり、鳴き声が違います。鳴き声を聞き分けて楽しんでみるのもよいです。以下はハシボソガラスの鳴き声を録音してみましたので、クリックしてお聴きください。
千切りした人参を日干しして「切り干し人参」を作成している様子。
収穫された人参の中には、形が変形していて商品としては出荷しにくい個体もあります。商品になりにくい人参や大根は切り干しにして保存しておきます。
真冬の寒さを乗り越えてきた、玉ねぎの苗。今は寒さで葉が黄色に霜枯れて縮こまっていますが、暖かくなるにつれて大きく伸びてゆきます。
春に収穫される予定のホウレンソウ。
ホウレンソウは寒さに強くて、ほとんど防寒しなくても葉を枯らさずに真冬を乗り越えてゆきます。
レタスやキャベツなどの苗を育てている温床の中では、播いた種が発芽したばかりです。
参考・この時季の季語
・立春・蕗の薹・梅・春告げ鳥・雲雀・冴返る・風光る・東風・薄氷・下萌え
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