波を迎える度にいつも思うこと 令和4年7月28日
野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
波を迎える度にいつも思うこと 令和4年7月28日
大暑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。
新型コロナウイルス感染拡大の「第7波」を迎えて、また医療が逼迫しているようです。「新型コロナウイルスを過度に危険視して過度な感染予防対策を医療関係者に課しているから医療関係者への負担が増えてしまう。医療関係者に過度な感染予防対策を課すのをやめて通常どおりの感染症の治療を行えるようにすれば医療逼迫を解消できる」などの改善策が以前から提言されていますが、改善しないで同じように医療逼迫を繰り返しています。
コロナ禍以前は「インフルエンザウイルスなどの病原ウイルスには普段から適度に感染して免疫を身につけておいたほうがよい。消毒しすぎたり清潔にしすぎたりして全くウイルスに感染しなくなると免疫を身につけられなくなって却って危険だ」という考え方一般的に受け入れられていました。体調を整えて免疫力を維持していれば、致死率の低い新型コロナウイルスに感染しても発症したり重症化したりしにくいです。私も気づかぬうちに新型コロナウイルスに感染したことがあると思いますが、発症したことはありません。
大勢の日本人が新型コロナワクチンを接種しましたが、厚生労働省によると今までにたくさんの人達が新型コロナワクチン接種後に急死したり深刻な健康被害を被ったりしていて、それらはワクチン接種の副作用が原因ではないかと疑われています。安全性が十分に検証されていなくて副作用があるかもしれないワクチンで人工的に免疫をつけようとしなくても、新型コロナウイルスは何度も流行しているのだから、私達は気付かぬうちに何度も新型コロナウイルスに感染しながら自然に免疫を身につけているのではないのでしょうか。
コロナ禍以前も日本では年間に数万人の人達が様々な病原ウイルスに感染して亡くなったり深刻な後遺症を抱えたりしていました。体調を崩して免疫力が下がっているときに病原ウイルスに感染すると重症に陥るので、常に体調を整えておくことが肝心です。
感染拡散防止のためにほぼ全ての人達がマスクを着用して暮らしてきましたが、それでも新型コロナウイルス感染拡大を防止することはできませんでした。夏に暑いのを我慢してマスクを着用していれば体調を崩して免疫力が落ちて感染症にもかかりやすくなるので、マスクを外して涼しい姿になって暮らしたほうが感染症にかかりにくいと私は思います。マスク着用をずっと続けているとマスクを外すことを不安に感じるようになっていつまでも外せなくなります。私はこの夏は積極的にマスクを外して暮らすようにしています。
「マスク着用」「頻繁な手指消毒」「外出自粛」などの感染予防対策は人々の心身に悪影響を及ぼして免疫力を落としてしまう危険があります。今は新型コロナウイルスに感染しても無事に回復する人が多いですが、過度な感染予防対策を続けることによって免疫力が落ちて感染症に罹って重症に陥る人が増えてゆくかもしれません。新型コロナウイルスのせいにする前に自分達の感染予防対策が行き過ぎていないのかどうか、見直すべきです。
夏休みになると複数のご家庭は野菜セットの定期購入をお休みしてお出掛けされます。気分が明るくなると免疫力も維持されやすくなるので、お出掛けを楽しんでください。
« 最近の病害の状況 令和4年7月21日 | トップページ | 令和4年1月7日の野菜セット・土の落とし方 »
「農場通信」カテゴリの記事
- 農体験を分かち合う 令和4年10月6日(2023.03.30)
- 虫愛づる国 令和4年9月29日(2023.03.23)
- 12年目の3・11 福島第一原発事故関連の農場通信(2023.03.16)
- 「持たない」という選択 令和4年9月15日(2023.03.09)
- 種まきの適期を探る 令和4年9月23日(2023.03.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント