令和4年12月30日の野菜セット・コロナ禍の中の野菜セット
12月30日の野菜セット(2000円セット)の内容です。
じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、鶴首カボチャ、長ネギ、白菜、ホウレンソウ、ターサイ
今後の野菜セットの内容・・・玉ねぎの出荷は終了へ。じゃがいも、人参、大根、カブ、カボチャを継続して出荷。ホウレンソウなどの葉物野菜も出荷。白菜、ネギ、里芋なども登場。
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。
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今回が今年最後の野菜セットの出荷となります。小林農場の野菜セットを定期購入してくださった皆さま、今年も1年間、お世話になりました。
小林農場の野菜セットは、電子レンジで温めればすぐに食べられれるような便利な商品ではなく、野菜についている泥を洗い落としたり、食べやすい大きさに切ったりして料理しなくては食べられないような手間のかかる商品です。いつも仕事が忙しくて料理や食事にあまり時間を費やせない人には扱いづらい商品かもしれません。
小林農場の野菜セットを定期購入されている方々は、おそらく料理や食事を大切だと考えいて、料理に手間と時間を費やすことを大切にしているのではないかと思います。私も毎日、小林農場の野菜を料理して食べて、同じように小林農場の野菜を料理してくださっている皆さんの気持ちに寄り添えるように心掛けています。
3年ほど前にコロナ禍が発生してから、新規に小林農場の野菜セットを定期購入してくださるご家庭が明らかに増えました。ウイルス感染拡大予防対策のために自宅で巣ごもりすることになって料理に時間を費やせるようになり、免疫力を高めてウイルスに対抗してゆくために食生活を大切にしてゆきたいと思って小林農場の無農薬栽培で育てて作った野菜セットに関心を持ってくださった方々が多かったのかもしれません。
コロナ禍によって多くの人達が向かい風を受けて職と収入を失って苦しみましたが、小林農場の農場経営にとってはコロナ禍は向かい風ではなく追い風になってしまっているように感じました。コロナ禍が終息してゆけば、新規に小林農場の野菜セットを定期購入してくださるご家庭は減ってゆくと予想しています。
いずれコロナ禍もおさまり、多くの人達は巣ごもりをやめて元の日常生活を取り戻してゆくでしょう。ただ、今回のコロナ禍をきっかけにして、料理や食事の大切さを見直して、今後も料理に時間と手間をかける健康的な食習慣を続ける人達が増えてゆくことを期待しております。
掃除、洗濯、料理などの家事は衛生や健康を保つために必要ですが、家事が大切にされる生活は心の豊かな生活でもあると思います。家事が大切にされて、家事を担っている主婦や主夫の皆さんが尊敬されて感謝される社会であってほしいと思っています。
小林農場はそんな社会を築いてゆくために、今後も野菜セットをたくさんのご家庭にお届けしてゆきたいと思っています。