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2022年10月30日 (日)

霜降・新月の頃の言葉と歌・小林農場周辺の情景(10月10日から10月25日まで)

10月25日に新月を迎えました。

10月10日の満月の日から10月25日の新月の日までの小林農場周辺の情景をお伝えします。

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「茜(あかね)」

Cimg2032 茜色に染まってゆく夕焼け。

日本で古くから親しまれている伝統色「茜色」。染料植物のアカネの根で染めた沈んだ赤色のことをそのように呼ぶらしいです。

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カキの実も、カラスウリの実も、コブシの実も、トンボの背中も、秋になると赤くなります。赤色は秋色です。赤色にもいろいろあり、茜色とか朱色とか紅色とかあるらしいですが、とりあえず夕焼けは「茜色の空」と呼ばれることが多いようです。

「七草」

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秋の七草の一つ、ススキをよく目にします。ススキが風に揺れる風景は秋の風物詩です。

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いっぽうで畑では「春の七草」のハコベなどがすでに姿を現して地面を覆っています。これらの春草は冬の寒さに枯れることなく越冬して、春にきれいな花を咲かせます。上の写真はネギ畑の地表を覆っている春草(おそらくオオイヌノフグリ)の様子。

「孫生え(ひこばえ)」

Cimg2187 稲が刈り取られた後の田んぼ。

刈り取られた株からは、青々とした新芽が萌え出してきています。この新芽を「孫生え」と書いて「ひこばえ」と言います。ちなみに孫生えは冬になると枯れて、実を実らせることはありません。

「孫が生える」とはどういう意味なのでしょうか?たぶん、稲の実りが孫の代にも続きますようにという願いが込められているのかもしれません。

Cimg2190 孫生えの萌える田んぼにたたずんでいるサギ。

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季節の歌 昔と今

昭和以前から世代から世代へ歌い継がれてきた「昔ながらの季節の歌」と、平成以降に作成されて現代の日本人の季節感が反映されている「現代の季節の歌」を、私なりに選曲してみました。

♪((o(^∇^)o))♪

昔ながらの季節の歌「まっかな秋」  作詞/薩摩忠  作曲/小林秀雄

右をクリックすると、この曲のカバー曲をお聴きになれます。 まっかなあき2.wav

これより紅葉が始まりますが、すでにトンボやカラスウリがまっかになり、夕焼けもまっかです。赤く染まってゆく秋の風景に「まっかだなあ」と愛らしく感動している子供の様子が歌われています。

♪((o(^∇^)o))♪

現代の季節の歌 「渡良瀬橋」 作詞:森高千里 作曲:斎藤英夫

右をクリックすると、この曲のカバー曲をお聴きになれます。 渡良瀬橋.wav

渡良瀬橋は、栃木県足利市を流れる渡良瀬川にかかる、実在の橋です。この曲が流行した後、渡良瀬橋は「きれいな夕日が見られる橋」として全国に知られるようになりました。日が短くなってゆく秋は、夕焼けの見頃です。

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