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2022年10月28日 (金)

令和4年10月24日の野菜セット・「有機農産物による学校給食」という潮流

10月24日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、分けつネギ、ピーマン、ミニトマト、鶴首カボチャ、サヤインゲン、大根の葉、シュンギク、ニラ、ニンニク

今後の野菜セットの内容・・・キュウリの出荷は終了。ピーマン、サヤインゲン、ニンニクも終了へ。鶴首カボチャ、じゃがいも、玉ねぎなどは今後も出荷。ネギや人参も出荷開始へ。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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海外では有機農業による生産が拡大しているようです。有機農業とは農薬や化学肥料などの化学物質を使わない環境保全型の農業で、今まで小林農場が行ってきた農業です。

その世界の潮流を受けて、日本政府も日本国内での有機農業の拡大を目指すことになりました。有機農産物の生産や販売を支援してゆく方針です。

特にその地域で生産された有機農産物をその地域の学校給食の食材として利用する「有機給食」の取り組みが奨励されています。その優良事例として千葉県いすみ市の取り組みが紹介されています。以下をクリックしてご覧ください。

有機米100%のオーガニック給食。千葉県いすみ市の挑戦

小林農場の地元の栃木県市貝町でも「有機給食」を実現できるかどうか話し合われていますが、実現させるには機が熟す必要があります。もし市貝町の町民から「健康な地元の有機農産物を学校給食に使って子供達に食べさせたい」という声が広まれば、市貝町でも有機給食への取り組みが始まると思います。

有機農産物のみで学校給食の食材を揃えるのが難しいのならば有機農産物のみに限定しないで、市貝町で採れた全ての農産物を学校給食の食材に利用できればよいです。地元で採れた農産物は地元の子供達の健康にも良く、有機農家のみではなく全ての農家が力を合わせて、まずは「地産地消」を実現できればよいです。

市貝町の隣の芳賀町ではずっと前から自治体と学校と農家が団結して「学校給食の地産地消」を行ってきました。私も学校給食に出荷している芳賀町の生産者団体に加入させていただいて、たくさんジャガイモを芳賀町の学校に出荷させてもらいました。しかし、最近は小林農場の畑でジャガイモの不作が続き、次第に学校給食への出荷をやめてしまいました。

「学校給食の地産地消」の取り組みは素晴らしいと思っています。小林農場も学校給食に出荷できる態勢を取り戻せられればもう一度、学校給食に出荷してみたいと思います。

日本の社会全体で「学校給食の地産地消」を望む声が広まれば、自治体も学校も農家も、健康な農産物を学校の子供達に届けようと張りきるでしょう。

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