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2022年10月18日 (火)

寒露・満月の頃の言葉と歌・小林農場周辺の情景(9月26日から10月10日まで)

10月10日に満月を迎えました。

9月26日の新月の日から10月10日の満月の日までの、小林農場周辺の情景をお伝えします。

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「寒露(かんろ)」

二十四節気の「寒露」を迎えています。この時期になると早朝は冷えるようになって、草木は冷たい露に覆われます。

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群生するチカラシバの穂も朝露に覆われて、朝日に当たると紫色に輝きます。チカラシバと朝露の組み合わせは秋の風物詩だと思います。

「毬栗(いがぐり)も内から割れる」

食欲の秋の頃、栗の木の下に落ちている栗の実を拾って食べられます。

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栗に関することわざに「毬栗も内から割れる」があります。とげとげとした毬(いが)に包まれていた栗の実も、時期がくれば自然にはじけて飛び出します。「毬栗も内から割れるとも言うから、子供もそのうち自然に成長してゆくだろう。気長に見守ろうよ」みたいな感じでこのことわざが使われます。

「稲架(はざ)かけ」

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収穫を迎えた稲を刈った後、乾燥させるために、田んぼで竹を組んで稲架(はざ)を建てて、刈り取った稲を稲架にかけてゆき、数日間、日に干します。

現代の稲作では機械を使って一気に収穫・乾燥を終わらせて、わざわざ稲架を建てて稲を干す作業は省略されることが多いです。現代の里山でもすっかり稲架かけの風景は希少になってしまいました。

でも、現代でも、希少な稲架かけを行っている希少な農家も存在しています。

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季節の歌 昔と今

昭和以前から世代から世代へ歌い継がれてきた「昔ながらの季節の歌」と、平成以降に作成されて現代の日本人の季節感が反映されている「現代の季節の歌」を、私なりに選曲してみました。

♪((o(^∇^)o))♪

昔ながらの季節の歌「里の秋」  作詞:斎藤 信夫 作曲:海沼実

右をクリックすると、この曲のカバー曲をお聴きになれます。里の秋.wav

太平洋戦争中に作成され始めた曲。里で暮らす母子が栗の実を煮ながら、兵隊として戦地に召集された父の無事を祈っている様子が歌われています。

♪((o(^∇^)o))♪

現代の季節の歌「イロトリドリ ノ セカイ」 作詞・作曲/TAKUYA

右をクリックすると、この曲のカバー曲をお聴きになれます。 イロトリドリノセカイ.wav

詩的な歌詞ですが、「鈴虫」や「初秋の風」や「落葉」などが歌詞に登場して、秋の様子を歌っている曲のようです。とても優しくて心地の良くなるメロディーで、爽秋の曲だと思います。

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