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2022年9月23日 (金)

令和4年9月19日の野菜セット・秋播き春どりのホウレンソウの栽培について

9月19日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、サヤインゲン、ニラ、青じそ、三つ葉、ニンニク

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤの出荷は終了。ナス、キュウリ、ピーマン、オクラなどの夏野菜の出荷量は減少へ。じゃがいも、玉ねぎ、ニンニク、ニラなどを出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ホウレンソウはとても人気の高い野菜なので、小林農場ではホウレンソウの栽培に力を入れています。

特に3月、4月は出荷できる野菜が最も少なくなる「野菜の端境期(はざかいき)」を迎えますが、ホウレンソウは端境期にも出荷できる野菜であり、ホウレンソウをたくさん栽培しておくと端境期を乗り越えやすいです。

3月以降に収穫するホウレンソウは、前年の10月より種を播いて育てます。以下は「秋播き春どりホウレンソウ」の栽培方法のおさらいです。

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・種まき

10月下旬から11月上旬にかけて種を播く。昨年は10月30日に種を播いたホウレンソウがとても良く育ち、3月10日頃から収穫時期を迎え、4月1日頃には大きくなりすぎて出荷しにくかった。

・品種

最近は「ステイシー(渡辺農事交配)」がとても順調に冬を越しながら生育してくれている。他には「アウグレッド(トーホク交配)」なども栽培している。

・肥料

肥料を畑に散布する作業は大変なので、小林農場ではあまり畑に肥料を与えないが、ホウレンソウは土が肥えていないと順調に生育してくれないので肥料を散布してから種を播くようにしている。

地元の堆肥センターが地元から回収してきた残飯や家畜糞や草などを原料にして「循環堆肥」を作っているので、小林農場も「循環堆肥」を購入して散布している。小林農場が育てているホウレンソウは「循環堆肥」と相性が良いように感じる。

クンタン(もみ殻の炭)も肥料として試しに散布してみたが、クンタンを散布した畑ではホウレンソウの生育は良くなかった。小林農場の畑ではクンタンとは相性が悪いように感じる。

・栽培面積

小林農場の畑では、畝の長さは約40mくらいで、一つの畝に4条、種を播ける。2つの畝に種を播いて、順調に育って収穫時期を迎えれば、1~2週間の間に50袋以上のホウレンソウを毎日、出荷できる。

・4月以降の収穫

4月以降にも収穫する場合は11月上旬に種を播くようにしている。または、2月上旬に種を播いてビニール資材で防寒しながら育ててもよい。今年は2月9日に種を播いたホウレンソウが良く育ち、4月5日には十分に大きくなって出荷できた。

2月に種まきできる品種はたくさんあり、小林農場では「ステイシー」「改良日本ほうれん草(サカタ交配)」「ハンター、グリンホープ(どちらもカネコ交配・種子消毒なし)」などが良い成績だった。

・間引き

ホウレンソウの生育中、葉が込みあってきたら、間引きをしたほうが、間引きをしないよりは良い。四つん這いになって時間をかけて丁寧に間引く必要はないけれども、中腰になってさっと間引いておいたほうがよい。

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