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2022年9月

2022年9月29日 (木)

令和4年9月26日の野菜セット・ミツバの料理方法

9月26日の野菜セットの内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、サヤインゲン、カボチャ、サンチュ、ニラ、三つ葉、青じそ、ニンニク

今後の野菜セットの内容・・・ナス、キュウリ、ピーマン、オクラなどの夏野菜の出荷量は減少へ。じゃがいも、玉ねぎ、ニラなどを出荷。カボチャも出荷開始へ。

食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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Cimg2082 ミツバ。

名前の通りに葉が3枚づつ付いているのが特徴。独特な香りのある香草です。

細かく刻んで、お吸い物や丼のものや茶わん蒸しなどのトッピングに使われます。卵とじに使ってもおいしいです。

それほどクセの強い香りではないので、小松菜などと同じように炒めたり汁の実にしたりおひたしにしたり、色々な料理に利用できます。

山菜と同じように何年もたくましく自生できる作物で、野菜と呼ぶよりも野草とか山菜とか呼んだほうが正しいかもしれません。モロヘイヤの出荷が終了して、まだ小松菜やホウレンソウが収穫しにくい今の時期は、ミツバは希少な葉物野菜となります。

ミツバはそんなに一般的に食べられている食材ではないので、私もミツバを色々な料理方法で試してみて、皆さんにミツバのおいしい料理方法をお伝えしてゆきたいと思います。

おすすめ料理「ミツバと玉ねぎの炒め物」(ミツバと玉ねぎの香りの組み合わせ。やみつきになりかも。)

1.ミツバを細かく切り刻む。玉ねぎは食べやすい大きさに切る。

2.玉ねぎから炒めて、ミツバも最後に炒めて、塩、料理酒、しょうゆなどで味つけする。

2022年9月28日 (水)

マダラスズ(斑鈴) ~小林農場周辺で出会える虫~

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夏秋に 小型スズムシ ジーッと鳴く

肢に斑の 模様が目立つ

 

・隊長は1cmにも満たない小型のコオロギ。

・肢に黒と白の斑模様が目立つ。

・オスがジーッ、ジーッと鳴く。

2022年9月27日 (火)

ネット活用・情報館 新型コロナワクチン推進政策の撤回を求める「子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟」が発足

新型コロナワクチン接種を推進してゆく日本政府の政策に疑問を抱いている国会議員たちが「子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟」を立ち上げました。

参加している国会議員は衆議院より18名、参議院より7名。自民党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、れいわ新撰組、参政党など、与党・野党の国会議員たちによって発足されました。

「新型コロナワクチン接種による副反応が解明されぬままワクチン接種が推進されてゆくことへの懸念」「子供達にワクチン接種を推進している政策の撤回」などを政府に提言してゆくようです。

東海地方のテレビ局「CBCテレビ」がこのニュースを報道していますので、以下をクリックしてご覧ください。

「ワクチン後遺症で国会議員が動く!超党派議員連盟はこれからどうしてゆく?」(9月22日配信)

この超党派議員連盟の会長をつとめるのは、立憲民主党の参議院議員の川田龍平議員。川田議員から超党派議員連盟の主張が説明されています。以下をクリックしてご覧ください。

「ワクチン接種する自由と接種しない自由」(川田龍平参議院議員)

川田議員は幼い頃より「血友病」にかかり、その治療のために使用された製剤にエイズ・ウイルスが含まれていたためにエイズに感染してしまいました。

この「薬害エイズ事件」では、製薬会社が製剤が安全ではないことを知りながら販売してしまい、日本政府や専門家たちも安全ではないことを知りながら「安全」と製剤を承認してしまいました。その結果、今までに1800名以上の血友病患者がエイズに感染して、そのうち400名以上がエイズで亡くなったと言われています。

製薬会社や専門家や日本政府は、ときどき政治的な判断で安全ではないものを「安全」だとウソを言う場合があります。今回も日本政府や一部の専門家たちが「新型コロナワクチンの安全性は高いから、接種してほしい」と国民に呼びかけていますが、そのまま鵜呑みにしないほうがよいです。

CBCテレビは「ワクチン後遺症」の実態についても取材しています。以下をクリックしてご覧ください。

「原因究明を」 13歳少年がワクチン接種後、入浴中に死亡 両親が告白(9月2日配信)

ワクチン接種後に体調不良になり退学。我が子の将来はどうなるのか?母の苦悩(8月19日)配信

2022年9月25日 (日)

令和4年9月23日の野菜セット・大根の葉について

9月23日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、サヤインゲン、ニラ、大根の葉、三つ葉、サンチュ、青じそ、ニンニク

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤの出荷は終了。ナス、キュウリ、ピーマン、オクラなどの夏野菜の出荷量は減少へ。じゃがいも、玉ねぎ、ニンニク、ニラなどを出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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9月は害虫による作物への被害が目立つ時期です。小松菜などの葉物野菜を栽培すると害虫に食べられて葉が穴だらけにされて商品として出荷できなくなる場合が多いです。

9月頃からまともに出荷できる葉物野菜はないのか、探しています。

Cimg2053 今回、出荷してみた大根の葉。

大根は根だけではなく葉もおいしく食べられます。今の時期はまだ地下の根は肥大していませんが、地上部の葉は大きく伸びています。

そして大根の葉は小松菜などの他の葉物野菜と比べて虫害にあいにくく、9月にもちゃんと商品として出荷できそうです。

ただし、9月はまだ気温が高いのか、収穫後、けっこう早く傷みやすいようです。皆さんにはできるだけ早く料理していただくようにお伝えしています。遠方にお住いの皆さんには宅急便で野菜セットをお届けしていますが、収穫してから皆さんのご自宅に届くまで1日かかりますので、晴れて気温が高くなるような日には皆さんのご自宅に届く前に大根の葉は傷んでしまうかもしれません。宅急便でお届けするときは慎重に出荷したいと思います。

 

2022年9月24日 (土)

干す   令和4年3月3日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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干す   令和4年3月3日

梅花の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  最近は「干し野菜」がにわかに注目されているようです。干し野菜とは、生の野菜を薄く切って数日間ほど日に干して乾燥させたものです。野菜の体内の水分を減らすことによって長期間、保存できるようになり、その味もぎゅっと凝縮されて濃くなります。

  小林農場では大根を収穫していますが、妙な形をしていたり、一部分が傷ついていたりする大根も収穫されています。変形していたり傷ついていたりしている部分を切り除けばおいしく食べられますが、見た目が悪くて商品としては出荷しにくいです。そこで、これらの大根を千切りして日に干して「切り干し大根」を作るようにしています。規格外の人参も今までにたくさん収穫されているので、同じように「切り干し人参」を作りたいと思います。  昨年に収穫して貯蔵しているサツマイモの多くが、栽培中に虫にかじられて表面が荒れてしまっているので、これらのサツマイモも切って蒸して日に干して「干し芋」にしたいです。

  野菜の体内の多くは水分ですので、野菜を日に干して水分を抜くと、出来上がった干し野菜は元の生野菜と比べてずいぶんと縮みます。たくさんの生野菜を手間かけて干しても出荷できる干し野菜の量は少なく、普段は野菜を干して出荷することはしません。冬の低温で貯蔵されてきた人参、大根、カブなどは、3月に入って気温が高くなるにつれて傷みやすくなって出荷が終了しますので、今の時期は生野菜に代わって出荷できる干し野菜を少しでもよいから用意しておきたいです。規格外で出荷しにくい野菜が収穫されたらマメに干してゆく習慣を作りたいです。見た目の悪い規格外の野菜も、今は無駄に捨てられません。

  千切りした大根を5日間ほど日に当てるとパリパリに乾いて切り干し大根が完成します。干している最中に少しだけ埃がつく場合もあるので、切り干し大根を出荷する時に、皆さんには「水洗いしてから火に通して料理してください」と衛生的な料理方法をおすすめしていますが、私が自分で切り干し大根を食べる場合は、水に戻さずにおやつにそのまま食べます。乾燥すると大根の甘味が強くなり、おつまみの「さきいか」のようにそのまま食べてもおいしく、わざわざ水につけたり火に通したりするのがもったいないと思うほどです。同じ大根でも生の大根と干した大根は別物で、食感も味わいも変わります。

  どの季節でもたいていの旬の野菜で干し野菜が作れるようで、大根などの根菜類だけではなく、葉物野菜やトマトなどの水分の多い野菜でも、工夫すればおいしく干せるようです。干しザル(カゴ)やスライサーなどの簡単な道具を準備して日の当たる場所を確保できれば、手軽に干し野菜を作れます。皆さんも、お届けした野菜セットの中の野菜をすぐに食べきれない時もあるかと思いますが、すぐに食べきれない野菜を干してみるのもおもしろいかもしれません。干しておけば長期保存ができて、自然災害などが発生した時に「防災食」としても利用できますし、干し野菜を料理するときには切る手間も省けて、乾燥しているので味がしみこみやすくなっていて味付けが楽になり、忙しい時に料理を早くすませたい場面で便利です。干すことによってまた一つ、野菜の多彩な魅力に気づかされます。

2022年9月23日 (金)

令和4年9月19日の野菜セット・秋播き春どりのホウレンソウの栽培について

9月19日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、サヤインゲン、ニラ、青じそ、三つ葉、ニンニク

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤの出荷は終了。ナス、キュウリ、ピーマン、オクラなどの夏野菜の出荷量は減少へ。じゃがいも、玉ねぎ、ニンニク、ニラなどを出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ホウレンソウはとても人気の高い野菜なので、小林農場ではホウレンソウの栽培に力を入れています。

特に3月、4月は出荷できる野菜が最も少なくなる「野菜の端境期(はざかいき)」を迎えますが、ホウレンソウは端境期にも出荷できる野菜であり、ホウレンソウをたくさん栽培しておくと端境期を乗り越えやすいです。

3月以降に収穫するホウレンソウは、前年の10月より種を播いて育てます。以下は「秋播き春どりホウレンソウ」の栽培方法のおさらいです。

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・種まき

10月下旬から11月上旬にかけて種を播く。昨年は10月30日に種を播いたホウレンソウがとても良く育ち、3月10日頃から収穫時期を迎え、4月1日頃には大きくなりすぎて出荷しにくかった。

・品種

最近は「ステイシー(渡辺農事交配)」がとても順調に冬を越しながら生育してくれている。他には「アウグレッド(トーホク交配)」なども栽培している。

・肥料

肥料を畑に散布する作業は大変なので、小林農場ではあまり畑に肥料を与えないが、ホウレンソウは土が肥えていないと順調に生育してくれないので肥料を散布してから種を播くようにしている。

地元の堆肥センターが地元から回収してきた残飯や家畜糞や草などを原料にして「循環堆肥」を作っているので、小林農場も「循環堆肥」を購入して散布している。小林農場が育てているホウレンソウは「循環堆肥」と相性が良いように感じる。

クンタン(もみ殻の炭)も肥料として試しに散布してみたが、クンタンを散布した畑ではホウレンソウの生育は良くなかった。小林農場の畑ではクンタンとは相性が悪いように感じる。

・栽培面積

小林農場の畑では、畝の長さは約40mくらいで、一つの畝に4条、種を播ける。2つの畝に種を播いて、順調に育って収穫時期を迎えれば、1~2週間の間に50袋以上のホウレンソウを毎日、出荷できる。

・4月以降の収穫

4月以降にも収穫する場合は11月上旬に種を播くようにしている。または、2月上旬に種を播いてビニール資材で防寒しながら育ててもよい。今年は2月9日に種を播いたホウレンソウが良く育ち、4月5日には十分に大きくなって出荷できた。

2月に種まきできる品種はたくさんあり、小林農場では「ステイシー」「改良日本ほうれん草(サカタ交配)」「ハンター、グリンホープ(どちらもカネコ交配・種子消毒なし)」などが良い成績だった。

・間引き

ホウレンソウの生育中、葉が込みあってきたら、間引きをしたほうが、間引きをしないよりは良い。四つん這いになって時間をかけて丁寧に間引く必要はないけれども、中腰になってさっと間引いておいたほうがよい。

2022年9月21日 (水)

ネット活用・情報館 コロナ禍でのマスク着用の効果に対する疑問

コロナ禍では、マスク着用はウイルス感染予防に効果があると言われて、日本では今でも大勢の人々がずっとマスクを着用して暮らしています。

しかし何度も新型コロナウイルスは流行していて、実際には大勢の日本人がずっとマスクを着用していても感染拡大を防止することはできませんでした。

有志の医師によって設立された「全国有志医師の会」では、様々な資料を提示しながらマスク着用の効果に対して疑問を投げかけています。以下をクリックしてご覧ください。

 コロナ禍以前には「効果なし」とされていた

常時マスク着用を義務化していた韓国・台湾で過去最大の流行が起きた

 その他の国や地域でも、常時マスク着用の効果は見られない

「自然に従って生活すれば健康は維持されやすくなり、不自然な生活を送れば病気になりやすくなる」という原則があると思います。私は今までできるだけ自然に育てた農産物を食べるようにしたりして健康に気をつかってきました。ずっとマスクで口と鼻をふさぐような不自然な生活習慣は、私には受け入れ難いです。

不自然な生活習慣はやめたほうがよいと思います。特に心身が発達途上の子供達には不自然な生活習慣を続けさせないほうがよいと思います。いつまでもずっとマスクを着用したまま暮らしていると、いつマスクを外してよいのか分からなくなり、この先5年も10年もマスクを着用し続けなくてはいけなくなるかもしれません。

大勢の人々がマスクで顔を隠している光景は不自然であり、けっして健全な光景ではありません。この不自然な光景を当たり前にしてしまったら私達の生活はどんどん不自然になってゆきます。

海外のほとんどの国々では人々はマスクを外して、不自然な生活習慣から脱却しています。日本人もマスクを外してゆく努力を。

2022年9月20日 (火)

令和4年9月16日の野菜セット・地這えキュウリについて

9月16日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、モロヘイヤ、大根の葉、ニラ、青じそ、ニンニク

今後の野菜セットの内容・・・ナス、キュウリ、ピーマン、オクラ、モロヘイヤなどの夏野菜の出荷量は減少へ。じゃがいも、玉ねぎ、ニンニクなどを出荷。ニラもたくさん出荷。

食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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8月に種を播いて育てたキュウリが、先週より収穫時期を迎えてくれました。しばらくキュウリを野菜セットに入れられそうです。

夏には支柱を建ててキュウリの茎葉を上に向かって生育させますが、台風がやってくるこの時期は支柱を建てずに、キュウリの茎葉を地を這わすように生育させます。そうすれば台風の強風がキュウリに直撃することを避けられます(でも、収穫する時は腰をかがめながら実を見つけ出さないといけないので、少し手間がかかります)。

今回の台風14号で、すでに背を高く伸ばして生育しているナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、サヤインゲンなどには強風が直撃して、その生育に影響が及ぼされるかもしれません。これらの夏野菜は間もなく寿命tを迎える時期でもあり、台風の強風によって倒されてそのまま収穫時期を終える場合もあります。

2022年9月18日 (日)

白露・満月の頃の言葉と歌~小林農場周辺の情景(8月27日から9月10日まで)~

9月10日に満月を迎えました。

8月27日の新月の日から9月10日の満月の日までの小林農場周辺の情景をお伝えいたします。

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「十五夜」

今年は9月10日に「中秋の名月」を迎えました。昔から一年で最も美しい満月が中秋の名月とされていて、この日にお月見を楽しむ風習があります。本当に今年の中秋の名月は明るくてきれいに見えました。

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満月を「十五夜」と呼びますが、他にも日毎に形を変える月に洒落た呼び名があります。「朔(さく)」「三日月(眉月)」「上弦(弓張月)」「十六夜(いざよい)」「寝待月」「下弦」「有明の月」・・・。

「白露(はくろ)」

夏にも早朝には草が露でびっしょりと濡れていましたが、秋に入って早朝の気温が下がるようになると朝露が白く見えるようになると言われています。

Cimg0883(数年前に撮った、クモの巣の写真)

畑のあちらこちらにクモが仕掛けた巣には、虫だけではなく露もたくさん捕らえられています。

「秋茄子は嫁に食わせすな」

ことわざに「秋茄子は嫁に食わすな」があります。主に夏に食べるナスは人の体を冷やす効用があるため、秋に入って涼しくなってゆく頃に大切な嫁にナスを食べさせると嫁の体が冷えすぎてしまって良くないという意味です(他にも違う解釈があります)。

夏が終わって秋に入れば食べるものも変わってゆくということを表しているのかもしれません。

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夏野菜のピーマンも、未熟だった緑色の実が秋に入ると赤く熟してゆきます。

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季節の歌 昔と今

昭和以前から世代から世代へ歌い継がれてきた「昔ながらの季節の歌」と、平成以降に作成されて現代の日本人の季節感が反映されている「現代の季節の歌」を、私なりに選曲してみました。

♪((o(^∇^)o))♪

昔ながらの季節の歌「風の又三郎」 作詞/宮沢 賢治  作曲/杉原 泰蔵

右をクリックするとこの曲のカバー曲をお聴きになれます。 風の又三郎2.wav

9月に入ってあともう少しで稲が実る頃に、日本列島に台風がやって来ます。昔から立春から数えて210日目の9月1日は台風などの自然災害が起こる厄日とされていて、宮沢賢治の小説「風の又三郎」でもその時期の田舎の子供達の様子が描かれています。どっどど どどうど どどうど どどう・・・

♪((o(^∇^)o))♪

現代の季節の歌「三日月」 作詞:絢香 作曲:西尾芳彦、絢香

右をクリックするとこの曲のカバー曲をお聴きになれます。三日月.wav

夜空が澄んで、月が美しく見られるようになると言われている秋。月を見上げながら、「遠くで暮らしている私の愛しい人もきっと同じ月を見上げているだろう。顔を合わせることができなくても私達は同じ月夜のもとでつながっている。」と歌っています。

 

2022年9月15日 (木)

原発事故というトラウマ  令和4年3月11日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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原発事故というトラウマ  令和4年3月11日

萌芽の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  今年も3月11日を迎えました。11年前に私が農家として独立して小林農場を設立した直後に福島第一原発事故が発生して、東日本全体が大量に飛散した放射性物質によって汚染されました。小林農場ではできるだけ安全性の高い農産物を出荷できるように農薬を使用しないなどの努力を積み重ねていますが、畑の土が放射性物質で汚染されてしまえばどんなに努力をしても安全な農産物を収穫できません。原発事故が発生した当時は収穫された野菜は汚染されている危険がありましたので、しばらく出荷を自粛していました。

  今では不安は払拭されてきていますが、原発事故発生から数年間は福島県や東北・関東地方の農産物を多くの消費者は危険視して、購入することを控えていました。私の知り合いの農家も原発事故をきっかけに、今まで自分の農産物を長く定期購入してくれていた消費者から「しばらく定期購入を休ませてほしい」と言われて、出荷先を一気に失いました。

  農家だけではなく、農家との絆を大切にしてきた消費者にとっても、定期購入の休止を申し出ることは辛いことでした。自分や自分の家族を放射能汚染から守らなくてはいけないという消費者の気持ちも十分に理解できたので、農家は自分から離れてゆく消費者をひきとめようとはせず、定期購入休止の申し出を黙って受け入れるしかありませんでした。

  私にとって不幸中の幸いだったのは、事故の当時は小林農場を設立したばかりで、まだ野菜セットの出荷を始めていなかったことです。現在のように多くのご家庭が小林農場の野菜セットを定期購入してくださっている状況で原発事故が発生したりすれば、どうなるのか。小林農場のような小さな農場が自分の農産物を定期購入してくださるご家庭に出会える機会は希少であり、そんな一つ一つの縁を大切にしながら時間をかけて野菜セットの出荷数を増やしてきました。原発事故が発生して農産物が汚染されれば多くのご家庭が農場から離れてゆき、積み上げてきたものを一瞬に失う喪失感は大きなものとなるでしょう。

  事故を起こした後の福島第一原発の敷地内には、事故処理の作業の過程で放射性物質を含んだ汚染水が毎日発生していて、汚染水はタンクに詰めて保管されていましたが、増え続ける汚染水を保管できる敷地が足りなくなり、日本政府は来年より汚染水を海洋に少しずつ放出することを決定しました。「汚染水は十分に濃度を薄めてから放出されるから、海洋は汚染されず、そこから獲られる海産物も安心して食べられる」と政府は説明しています。

しかし今まで政府は原発について様々なウソをついてきたので、今は多くの消費者が政府の言っていることを信用できなくなっています。汚染水の海洋放出が始まれば東日本の太平洋沿岸で獲られる魚は危険視されて、多くの消費者が離れ、魚師の生活が苦しくなります。今、漁師の皆さんは汚染水の海洋放出に強く反対しています。複数の団体からは海洋放出に代わる処理方法も提示されているので、政府は代替え案を検討するべきです。

私も被災地から獲られる魚をできるだけ購入して魚師の皆さんを応援したいです。原発事故で苦しんだ農家や魚師の多くは、原発の再稼働を目指す政府の方針に憤っています。

2022年9月14日 (水)

令和4年9月12日の野菜セット・夏野菜の終わりの兆候

9月12日の野菜セットの内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、モロヘイヤ、大根の葉、ニラ、青じそ

今後の野菜セットの内容・・・ナス、キュウリ、ピーマン、オクラ、モロヘイヤなどの夏野菜の出荷量は減少へ。じゃがいも、玉ねぎ、ニンニクなどを出荷。ニラもたくさん出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ナス、キュウリ、ピーマン、オクラ、モロヘイヤ。8月から9月上旬までの間、たくさん収穫されてきた夏野菜。野菜セットの不動のレギュラー陣でした。

秋に入った今は、夏野菜が終わりへ向かってゆく兆候を見せています。ナスが少し固くなってきていて、秋に入って質が変わってきました。モロヘイヤも実をつけて花を咲かせ始めています。

6月に種を播いて育てていたキュウリも寿命を迎えて収穫できなくなりました。8月に種を播いて育てているキュウリはまだ収穫時期を迎えていません。少しの間、キュウリの出荷はお休みすることになるかもしれません。

Cimg1960 ピーマンも秋の姿に変わってきました。

普段、私達が食べている緑色のピーマンは未熟な実です。秋になると多くの実が完熟して赤く染まります。

完熟した赤いピーマンの実には甘味と酸味があり、食べるとおいしいです。ただ、完熟した後は傷みやすいので、たくさん出荷することは難しいです。

2022年9月13日 (火)

ネット活用・情報館 各界からあがるコロナ禍対策への疑問

テレビなどで知名度の高い芸能人・古舘伊知郎が、現在のコロナ禍対策について疑問を投げかけています。

「新型コロナワクチ接種による感染防止効果は本当にあるのか?そして、新型コロナワクチン接種による副作用についてももっと検証するべきではないのか?ワクチン接種をひたすら推進する政策を見直すべきではないのか?」

「新型コロナウイルスに対して過度に恐れすぎて過度な感染防止対策を行うことによって、私達は自分たちの社会を自ら壊してしまっていないか?現在の医療逼迫は現在の過度な感染防止対策によって自ら引き起こしてしまった人災ではないのか?新型コロナウイルスに対する認識を改めてゆくべきではないのか?」

などの疑問を投げかけています。

私も現在のコロナ禍対策に対して疑問だらけなので、で、古舘伊知郎の意見に共感いたします。以下をクリックして「古舘伊知郎チャンネル」をご覧ください。

今、一度考えるべきワクチン4回目接種の必要性。感染症法の見直し。(古舘伊知郎チャンネル)

未だに異なるコロナ死の定義。医師会への看過できない問題。(古舘伊知郎チャンネル)

2022年9月12日 (月)

令和4年9月9日の野菜セット・オクラの害虫、ワタノメイガ

9月9日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、ミニトマト、モロヘイヤ、ニラ、青じそ

今後の野菜セットの内容・・・今までたくさん出荷していたナス、キュウリ、ピーマン、オクラ、モロヘイヤなどの夏野菜が今後は減少へ。玉ねぎ、ニラ、ニンニクなどを出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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この数日間でオクラの樹の葉がワタノメイガという蛾の幼虫に食べられてボロボロになってしまいました。

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左上の写真はオクラの樹の様子。葉がボロボロに食われています。

右上の写真はワタノメイガの幼虫。「葉巻虫」とも呼ばれていて、クモの糸のようなものを吐き出してオクラの葉を筒状に巻き付けて、その内側に潜みながら食害します。

秋の9月に入れば夏野菜のオクラも収穫時期が終了へと向かってゆくのですが、今回の虫害によって収穫終了の時期が早まったと思います。

作物が元気に生育している時期は害虫の被害にもあいにくいのですが、寿命が近づくと害虫への抵抗力も落ちてきて虫害にあいやすくなるようです。

今は夏野菜から秋冬野菜へと転換してゆく時期を迎えています。

 

2022年9月11日 (日)

品種力   令和4年2月24日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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品種力   令和4年2月24日

春寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  現在、キクイモを畑より掘り出しながら出荷しています。キクイモとは、その形がショウガによく似ている芋で、「イヌリン」という成分をたくさん含んでいるため、これを食べると腸内環境の改善(便通などが良くなる)や血糖値の上昇抑制(生活習慣病などの予防)が期待できる、健康野菜です。効用が強く、食べすぎには注意したほうがよいくらいです。

キクイモは耐寒性があり、寒くて収穫できる野菜の種類が少ない今の時期でも収穫して食べられる、ありがたい作物です。ジャガイモのように煮たり焼いたりするとホクホクとした食感になり、ヤマイモのように生食もできて、サラダや漬物などにしてシャキシャキとした食感を楽しむこともできます。私も毎日、キクイモを千切りにしてできんぴら炒めを作ったり、ぬかに漬けてぬか漬けにしたりして、我が家では欠かせない食材となりました。

日本ではキクイモはあまり知られていませんが、クセがなくて自己主張しない味なので多彩な料理に利用できて、多くの日本人の好みに合う食材だと思います。このような無名の優れた食材を消費者の皆さんに伝えてゆくのも農家の役割です。まずは簡単な料理方法をお伝えして、慣れてしまえば扱いやすい食材であることを知っていただければよいです。

キクイモは生命力のたくましい作物で、どんなに痩せている土でも人の背丈よりも高くて太い茎を伸ばし、その株元にはたくさんの芋をならします。雑草よりも勢いよく育つので除草作業がほとんど不要で、害虫も寄せ付けないので農薬散布は全く不要です。種イモを畑に植えれば勝手に育ち、日本列島の自然環境によく馴染んでいる作物だといえます。

キクイモは例外で、他の作物は農家が細かく管理しないと生育してくれない場合が多いです。ただ、それぞれの作物には様々な品種があり、どれも特徴が違います。自分の畑に合う品種もあれば合わない品種もあり、自分の畑に合う品種と出会えることができればあまり農家が管理をしなくてもその品種の作物は自分の力でたくましく生育してくれます。

小林農場の畑でも様々な品種を栽培してきました。キュウリの「なる蔵」、サヤインゲンの「マンズナル」、ミニトマトの「ブラジル・ミニ」、カボチャの「鶴首カボチャ」、ホウレンソウの「ソロモン」などの品種は小林農場の畑に馴染み、どんなに私の栽培技術が未熟でも自分の力で勝手に生育してくれるような力強さを感じました。まさに「品種力」です。

先日、様々な種苗店のカタログを開いて、今年の春に播く作物の品種をどれにしようか選び、その種を注文しました。「品種に勝る技術なし」という言葉もあり、作物栽培では品種選びがとても大事になります。朝からどれにしようか考えて悩んで選んでいるうちにあっという間に時間がすぎて、種の注文の手続きをすませた時には日も暮れていました。

新たに導入された品種が小林農場の畑で実るかどうかは、実際に栽培してみないと分かりません。今までに期待通りに生育してくれなかった品種もたくさんありました。人と人の出会いは「ご縁」で成り立っていますが、同じように畑と品種の出会いも「縁」です。良き縁に恵まれることを祈りながら、今年もついつい、品種選びに時間をかけてしまいました。

2022年9月 8日 (木)

令和4年9月5日の野菜セット・ナスやピーマンについて

9月5日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、ミニトマト、モロヘイヤ、ニラ、青じそ

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤをたくさん出荷中。ナス、キュウリ、ピーマン、オクラは10月上旬まで出荷し続ける予定。ジャガイモ、玉ねぎはさらに長く出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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・今年は小林農場のナスが複数のご家庭より好評をいただいております。

複数のナスの品種を栽培していますが、今年は肉質が柔らかいと言われている「水ナス」系の品種も初めて栽培してみました。包丁を入れてみるとほとんど抵抗もなく簡単に切れて、漬け物などにしてもとてもおいしいです。

私もこの「水ナス」系の品種を気に入りましたので、来年も栽培してみたいと思います。たぶん、現代の多くの日本人の嗜好にも合っているように思います。

夏の頃は柔らかかったナスも、秋に入ると少し固くなるかもしれません。季節によってナスの質も少し変わってゆきます。

・「ピーマンは子ども達の嫌われ者。子ども達は苦手なピーマンを無理して食べてくれなくてもよいから、大人の皆さんにおいしく食べていただければよい」と思いながらピーマンを野菜セットに入れていましたが、意外にも「ピーマン、おいしい!」と私に言ってくれるお子さん達も複数、いました。

確かに今、小林農場がお届けしているピーマンはそんなに苦味は強くなく、子供達にも食べやすいかもしれません。「苦味が好きな人にはこのピーマンだと物足りないかもしれない」と心配したくなるくらいです。

苦味がやわらかだけれどもしっかりと味のある品種だと思います。このピーマンの品種も気に入りましたので、来年も栽培してみたいと思います。

ピーマンの苦味も時期によって強くなったり弱くなったりするように思います。秋に入るとピーマンの質も少し変わるかもしれません。

 

2022年9月 7日 (水)

品種改良の安全性をめぐる論争  令和4年2月10日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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品種改良の安全性をめぐる論争  令和4年2月10日

残雪の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  通常のゴボウは長いのですが、ある種苗会社は生育中のゴボウに放射線を照射するとその遺伝子が変異して短くなることを発見して、短くなるゴボウの品種を開発しました。小林農場で栽培しているゴボウも短くなる品種で、小林農場のゴボウを食べてくださっている方より「このゴボウは放射線照射によって品種改良されたゴボウなのでしょうか?」というご質問をいただきました。一般的に放射線は「健康に良くないもの」という印象が定着していますので、放射線照射で品種改良されたゴボウを食べても人体に影響はないのか気にしていらっしゃるようでした。小林農場のゴボウの品種を開発している種苗会社に問い合わせてみると、「このゴボウの品種改良には放射線を利用していない」という回答でした。

  現在、複数の作物の品種改良で放射線照射によって作物に突然変異を引き起こして新品種を開発したりもされているようです。「放射線照射は短期間で新品種を開発できる優れた技術で、自然環境や人体への影響には問題はない」と種苗会社側は説明しています。

  作物の品種は「固定種」と「交配種(F1種)」の2つに大別されます。「固定種」とは昔ながらの方法で改良されてきた昔ながらの品種。「交配種」は複数の固定種を受精させて開発される雑種のこと。「味の良い固定種」と「収量の多い固定種」を受精させると「味が良くて収量の多い交配種」が作れます。近代に種苗会社が次々に交配種を開発して、現代の私達が食べている野菜の多くは交配種であり、昔ながらの固定種は姿を消しつつあります。

  稀に雄しべのない花を咲かせる植物が現れることがあり、「雄性不稔(ゆうせいふねん)」と言います。タマネギなどの作物にも稀に雄性不稔が発生して、品種改良中に雄性不稔の株を取り込むと様々な理由で受精させる作業が楽になるので、種苗会社は雄性不稔が発生している株を見つけて利用します。現在の多くの交配種には雄性不稔が取り込まれています。

  「雄しべのないような生殖機能を退化させた異常な品種の野菜を食べていると不妊症になりやすくなる」と、交配種を危険視する説が出されて話題になり、「食べたものの遺伝子が人間の遺伝子に紛れ込んで機能するということは考えにくい。雄性不稔は自然界でも発生することであり、その性質を品種改良に利用しても不自然なことではなく問題はない」という反論も出されています。私も交配種を危険視する説にはそれを証明するための根拠が不十分なように感じます。小林農場でも交配種の作物をたくさん栽培しています。

  海外の種苗会社では品種の遺伝子を自由自在に操作できる「遺伝子組み換え」や「ゲノム編集」などの技術を使って品種改良をしていますが、これらの遺伝子操作技術をめぐる安全性についても激しい論争が繰り広げられています。「最近の品種改良のやり方は不自然になってゆき、そのような品種を食べ続けるのは不安だ。農家は昔ながらのやり方で改良された昔ながらの品種を栽培して出荷してほしい」と、一部の消費者から声があがっています。小林農場では交配種だけではなく固定種もできるだけ栽培するようにして、また、種を購入するばかりではなく自分の畑から種を採って独自に品種改良できるように勉強しています。

2022年9月 6日 (火)

ホオズキ(鬼灯) ~小林農場周辺で出会える草~

緑の実 頬が膨らむ ようにつき

やがて熟して 赤色、灯る

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・花は白色。花のガクがやがて大きくなって袋のように果実を包み、未熟な頃は緑色だった袋がやがて熟して赤くなる。

・葉は卵形で、縁には粗いギザギザがある。

・赤く熟した実はおもちゃにもなり、口に入れて吹き鳴らして遊ぶ。

2022年9月 4日 (日)

令和4年9月2日の野菜セット・曇天の中の野菜の生育について

9月2日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、ミニトマト、モロヘイヤ、ニラ、青じそ

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤをたくさん出荷中。ナス、キュウリ、ピーマン、オクラは10月上旬まで出荷し続ける予定。ジャガイモ、玉ねぎはさらに長く出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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「最近は曇天が続いているけれども、作物の生育には影響がないの?」というご質問を複数のご家庭よりいただいています。

この数週間はキュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、モロヘイヤなどの夏野菜は曇天の中でも収量は良く、野菜セットを作るのも楽でした。

秋が進むにつれてこれらの夏野菜の収量も自然と落ちてゆくと思います。10月に入る頃にはずいぶんと採れる実が少なくなっていると思います。

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左上の写真は畑に植えられたばかりの白菜の苗。右上の写真は発芽したばかりのホウレンソウ。

全く雨が降らずに畑が過度に乾くと、苗を植えても枯れてしまうし、種を播いても発芽しません。曇天が続いて畑が常に湿っていたほうが苗は根付きやすくなりますし、種は発芽しやすくなります。

ただ、あまり畑が湿りすぎてしまうと耕せなくなるので、ぜいたくを言えば、毎週、雨は2日だけ降って、のこりの5日間は晴れてほしいです。

2022年9月 2日 (金)

令和4年8月29日の野菜セット

Cimg1901 大きく実ったピーマンがたくさん採れています。

8月29日の野菜セットの内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、細ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、ミニトマト、モロヘイヤ、青じそ

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤをたくさん出荷中。ナス、キュウリ、ピーマン、オクラは10月上旬まで出荷し続ける予定。ジャガイモ、玉ねぎはさらに長く出荷。

モロヘイヤ・・・葉の縁がギザギザとした葉物野菜。暑い夏でもしおれずに育ちます。栄養価が高く、切ると粘り気が出てきます。味にクセがなく、おひたし、炒め物、汁の実など、いろんな料理に使えます。葉だけでなく茎も柔らかくて、丸ごと食べられます。葉よりも茎の部分は少し固いので、最初に葉と茎を切り分けて、茎を先に火に通すとよいです。

青しそ(大葉)・・・独特の香りがする香草。まずは葉の香ばしい香りをお楽しみください。細かくきざんでいろんな料理に混ぜれば、独特の香りをつけることができます。ご飯と混ぜれば、しそご飯に。麺類の薬味にしても。一気に食べきりたい場合は天ぷらにして食べてもおいしいです。長期間保存するなら湿らせた状態で冷凍庫へ。冷凍庫に入れて凍らせておいてもよく、薬味などにして利用したい時に凍った葉を手で粉々にしやすくて便利です。

ピーマン・・・ピーマンの苦味はピーマンを切った時に強くなり、煮たりして火に通すと弱くなります。よって、ピーマンを切る前に丸ごと下茹でしてから料理すれば苦味の取り除かれたピーマンを利用できて、ピーマンの苦味が苦手なお子さんなども食べやすくなります。

ナス・・・今年のナスは肉質が柔らかくてアクが少ないです。漬け物にしてもおいしいです。

細ねぎ・・・薬味などにしてもおいしいと思います。

赤ジャガイモ・・・表皮は赤くて、中身は黄色のジャガイモです(ときどき中身にも赤い筋が入る場合もあります)。一般的な品種のジャガイモと同じように料理できます。火に通すと甘味も増して、ホクホクとした食感になり、少しサツマイモの果肉に似ています。ポテトサラダなどの実を崩して使う料理に向いています。芽が出始めてきていますので、外皮を切り除きながら芽も取り除いたほうがよいです。冷蔵庫に入れて冷蔵すれば芽は伸びにくい。

ゴーヤ・・・さわやかな苦味が特徴のウリ類の野菜です。ゴーヤを縦に半分に切ってからスプーンなどを使って種と白いワタを取り除いてから料理します。ゴーヤは薄切りして豆腐や肉などといっしょに炒める「ゴーヤチャンプル」が有名な料理方法です。薄切りしたゴーヤを揚げて塩をふって食べる「ゴーヤチップス」も苦味を生かしたおいしい食べ方です。

玉ねぎ・・・収穫されてから長く貯蔵していますので、玉ねぎの表面に黒い炭のようなカビが生じることもありますが、水で洗えばすぐに落ちます。

おすすめ料理「オクラ納豆」(ねばねばしたオクラを納豆のようにして食べる)

1.オクラを1分間ほど丸ごと煮る(ヘタをつけたまま煮ると水っぽくならない)

2.煮たオクラをみじん切りして、しょうゆとかつお節を和えて、よくかき混ぜる。

3.かき混ぜてねばねばしたら、ご飯にかけて食べる。

小林農場の作物を原料にして作られた加工品も販売しています。

小麦粉(小林農場の小麦を製粉。用途が多彩な中力粉。)

乾麺(小林農場の小麦を製麺。細い麺で、冷や麦にも)

押し麦(小林農場の大麦を加工。健康食品)

人参ジャム(小林農場の人参を主体にして加工)

以上の加工品をご希望される方はご連絡ください。野菜セットといっしょにお届けします。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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