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2022年8月31日 (水)

処暑・新月の頃の言葉と歌 ~小林農場周辺の情景(8月12日から8月27日まで)

8月27日に新月を迎えました。

8月12日の満月の日から8月27日の新月の日までの小林農場周辺の情景をお伝えします。

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「行合の空(ゆきあいのそら)」

夏空から秋空へと移り変わる頃の空。真夏の頃は左下の写真のような空をよく見ましたが、最近、右下のような空を見ました。

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夕方以降も気温が下がってきました。お盆の頃までは夜間は窓を開けて寝ていましたが、今は窓を閉めて寝ないと風邪をひくかもしれません。

「虫すだく」

「集く」と書いて「すだく」と読みます。いろんな虫が鳴いている様子を「虫すだく」と呼びます。

6月下旬頃から朝も昼もセミやらキリギリスやらのいろんな虫の鳴き声が止みません。いつでも虫の大合唱で賑やかな小林農場です。

今はキリギリスの鳴き声が少なくなって、代わりにコオロギ系の虫の鈴を転がすような鳴き声をよく聞くようになってきています。セミでは夏の後半よりツクツクボウシの「ツクツクホーシ」という鳴き声が目立ってきています。

ちなみにスズムシの別名は「月鈴子(げつれいし)」、トンボの別名は「あきつ」、セミの抜け殻を「空蝉(うつせみ)」と呼ぶらしいです。

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「野分(のわき)」

秋の頃に野を分けながら荒々しく吹く暴風。

先日の雨と風で、背を高く伸ばしていたモロヘイヤの樹がずいぶんと倒されてしまいました。倒れて曲がりくねりながら生育しています。

これから台風もやってくれば、オクラやトマトの樹なども倒されてゆくかもしれません。そうして徐々に夏野菜の季節も終わりへ向かってゆきます。

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左上の写真は人参の様子、右上の写真は白菜の様子。夏野菜が終わった後、これらの秋野菜の出番です。

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季節の歌 昔と今

昭和以前から世代から世代へ歌い継がれてきた「昔ながらの季節の歌」と、平成以降に作成されて現代の日本人の季節感が反映されている「現代の季節の歌」を、私なりに選曲してみました。

♪((o(^∇^)o))♪

昔ながらの季節の歌「 虫のこえ」 文部省唱歌

こちらをクリックすると、この曲のカバー曲をお聴きになれます。

歌詞の中にいろんな虫の声が登場して、子供達はこの童謡からスズムシはリンリンと鳴き、クツワムシはガチャガチャとやかましく鳴くことを学んできました。現代の歌詞の中ではコオロギはキリキリと鳴いていますが、以前の歌詞の中ではキリキリと鳴いているのはコオロギではなくてキリギリスだったらしいです。

♪((o(^∇^)o))♪

現代の季節の歌「少年時代」 作詞・作曲/井上陽水、平井夏美 

右をクリックすると、この曲のカバー曲がお聴きになれます。 しょうねんじだい2.wav

夏が過ぎてゆくのを感じる時期。楽しかった夏休みが過ぎようとしている子供達には特に切ない気分が込み上げてくる時期かもしれません。夏が過ぎて秋が始まろうとしている頃の様子を、この曲では「夏がすぎ風あざみ 八月は夢花火 私の心は夏模様」と歌います。「風あざみ」や「夢花火」などの造語は、よく意味は分かりませんが、新たな晩夏の季語となるのかもしれません。

 

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