無農薬栽培的思考 令和4年3月31日
野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。
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無農薬栽培的思考 令和4年3月31日
仲春の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。
新型コロナウイルス感染予防対策のために12歳以上の大勢の人々に新型コロナワクチンが接種されてきましたが、日本政府は3月より11歳以下の子供にまでワクチンを接種してゆくことを承認しました。この決定をきっかけに北海道から沖縄まで、全国各地の医師達が「有志医師の会」を立ち上げて、「子供達への新型コロナワクチン接種に反対する」という声明を出し、「新型コロナウイルスによる子供達への被害は小さく、深刻な副作用が懸念されている新型コロナワクチンを子供達に接種させる必要はない」と主張しています。
厚生労働省の報告によると、現在までに日本国内では1500名以上が新型コロナワクチンを接種した後に死亡していて、それらはワクチンの副作用が原因ではないかと疑われています。また、ワクチン接種後に長期間、体調を崩して仕事ができなくなった大人達や学校に通えなくなった子供達もたくさんいて、これらの症状は「ワクチン後遺症」と呼ばれるようになりましたが、治療方法はまだ確立されていなくて適切に治療ができない場合が多いです。有志医師の会の医師達は患者を引き受けて、治療方法を探っています。
有志医師の会の医師達は、「抗体依存性感染増強」についても懸念しています。これはコロナ系ウイルスに対するワクチン接種の特性として以前から免疫学で知られている現象で、ワクチン接種の副作用で接種者は却ってますます感染症にかかりやすくなる場合があります。大勢の人々が新型コロナワクチン接種を何度も繰り返している欧米諸国などでは、またすぐに新型コロナウイルスに感染して発症する人が爆発的に増加してしまい、これらの国々では抗体依存性感染増強が発生しているのではないかという意見もあります。日本でもワクチンを接種した後に感染・発症する人が続出して、「第6波」が発生しました。
新型コロナワクチンは従来のワクチンとは全く違う「遺伝子ワクチン」であり、人体への安全性が十分に確認されないまま特例で使用されています。接種後に心筋炎を起こす場合があることが判明しましたが、今後も様々な副作用が新たに発覚するかもしれません。
小林農場は「自然に従って暮らせば健康になりやすく、不自然な暮らしを送ると病気になりやすい」という分かりやすい原則を大切にしながら無農薬栽培を行っています。無農薬栽培的思考では、「農薬は不自然であり、農薬を畑に散布するとますます病虫害が悪化するかもしれない」と考え、新型コロナウイルス感染症の患者が増加すると、「不自然なワクチンを接種した副作用によって多くの人達が病弱になっているのかもしれない」と考えます。
様々な菌やウイルスが様々な所に生息していて、普段から私達はそれらに自然に感染して自然に免疫を身につけながら菌やウイルスと共存しています。自然にウイルスに感染することを拒絶してずっと家の中に閉じこもったり、ずっとマスクで口をふさいでいたり、そんな不自然な生活を続けていれば健康を維持しにくくなります。過度に感染を防止すればウイルスへの免疫も自然に身につけられなくなり、代わりに不自然なワクチンを接種して人工的に免疫を身につけようとするやり方は副作用が伴って危険だと私は思います。
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追記(8月23日)
全国有志医師の会のホームページは、以下をクリックしてご覧ください。私達の社会で新型コロナワクチン接種やマスク着用が推進されてゆくことで生じるかもしれない深刻な弊害を指摘しています。
全国有志医師の会 のホームページ
「マスク着用」「頻繁な手指消毒」「外出自粛」「遺伝子ワクチンの接種」などの「新しい生活様式」での感染予防対策は私達の生活を不自然にして、私達の心身に悪影響を及ぼして免疫力を落としてしまう危険があります。今は新型コロナウイルスに感染しても無事に回復する人が多いですが、不自然な感染予防対策を続けることによって免疫力が落ちて感染症に罹って重症に陥る人が増えてゆくかもしれません。もし今後、重症者の数が増えてゆくようならば、新型コロナウイルスのせいにする前に自分達の感染予防対策が行き過ぎて生活が不自然になりすぎていないか、見直したほうがよいと思います。
たくさんのウイルスが地球上に存在していて、私達は普段からそれらに適度に感染しながら免疫を身につけています。「過度に消毒したり清潔にしすぎたりするとウイルスに適度に感染して免疫を身につけてゆく機会を失い、却って病弱になってしまう」とコロナ禍以前までは一般的に言われていました。「命を大切にする」とは病原ウイルスを含めた様々な者達と共存してゆける心身を育んでゆくことであり、ひたすらウイルスを敵視したりひたすらウイルス感染を拒絶したりすることではないと思います。
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有機農業(無農薬栽培)では「自然に従って栽培すれば作物は病気に強くなり、不自然な栽培をすれば作物は病気に弱くなる」と考えて、農薬などの不自然な異物を作物に与えないようにしています。
また、有機農業では、病原菌や害虫を根絶してゆこうとするのではなく、それらと共存することによって作物を栽培しようとしています。
有志の医師達がコロナ禍の感染予防対策に対して批判の声をあげているように、今後は有機農業に携わってきた農家や消費者団体などの有機農業関係者たちからも
「安全性が十分に確認されていない新型コロナワクチンの接種を推進してゆくことをやめて、もう一度ワクチンの安全性を検証するべきだ」
「新型コロナウイルスを特別に危険視して過度な感染予防対策を行うことによって私達の生活は不自然になって様々な弊害が生じている。もう過度な感染予防対策はやめて、今まで私達がインフルエンザウイルスなどの様々な病原ウイルスと共存してきたのと同じように新型コロナウイルスとも共存してゆこう」
という声があがることを私は期待しています。
有機農業関係者たちは「できるだけ自然に従うこと。不自然なことはしないこと」を大切にしてきました。今、声をあげなくては、私達の社会の中で「マスク着用」「過度な消毒」「外出自粛」「遺伝子ワクチン接種」などの不自然な生活習慣が常識として定着してしまいます。現代の農業では不自然な農薬散布が当たり前に行われていますが、今後、私達の社会も不自然なワクチン接種やマスク着用を当たり前に行うようにしてよいのでしょうか。
自然について、健康について、命について、今まで自分達は有機農業から何を学んできたのか。このコロナ禍で有機農業関係者たちは試されています。
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