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2022年8月

2022年8月31日 (水)

処暑・新月の頃の言葉と歌 ~小林農場周辺の情景(8月12日から8月27日まで)

8月27日に新月を迎えました。

8月12日の満月の日から8月27日の新月の日までの小林農場周辺の情景をお伝えします。

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「行合の空(ゆきあいのそら)」

夏空から秋空へと移り変わる頃の空。真夏の頃は左下の写真のような空をよく見ましたが、最近、右下のような空を見ました。

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夕方以降も気温が下がってきました。お盆の頃までは夜間は窓を開けて寝ていましたが、今は窓を閉めて寝ないと風邪をひくかもしれません。

「虫すだく」

「集く」と書いて「すだく」と読みます。いろんな虫が鳴いている様子を「虫すだく」と呼びます。

6月下旬頃から朝も昼もセミやらキリギリスやらのいろんな虫の鳴き声が止みません。いつでも虫の大合唱で賑やかな小林農場です。

今はキリギリスの鳴き声が少なくなって、代わりにコオロギ系の虫の鈴を転がすような鳴き声をよく聞くようになってきています。セミでは夏の後半よりツクツクボウシの「ツクツクホーシ」という鳴き声が目立ってきています。

ちなみにスズムシの別名は「月鈴子(げつれいし)」、トンボの別名は「あきつ」、セミの抜け殻を「空蝉(うつせみ)」と呼ぶらしいです。

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「野分(のわき)」

秋の頃に野を分けながら荒々しく吹く暴風。

先日の雨と風で、背を高く伸ばしていたモロヘイヤの樹がずいぶんと倒されてしまいました。倒れて曲がりくねりながら生育しています。

これから台風もやってくれば、オクラやトマトの樹なども倒されてゆくかもしれません。そうして徐々に夏野菜の季節も終わりへ向かってゆきます。

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左上の写真は人参の様子、右上の写真は白菜の様子。夏野菜が終わった後、これらの秋野菜の出番です。

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季節の歌 昔と今

昭和以前から世代から世代へ歌い継がれてきた「昔ながらの季節の歌」と、平成以降に作成されて現代の日本人の季節感が反映されている「現代の季節の歌」を、私なりに選曲してみました。

♪((o(^∇^)o))♪

昔ながらの季節の歌「 虫のこえ」 文部省唱歌

こちらをクリックすると、この曲のカバー曲をお聴きになれます。

歌詞の中にいろんな虫の声が登場して、子供達はこの童謡からスズムシはリンリンと鳴き、クツワムシはガチャガチャとやかましく鳴くことを学んできました。現代の歌詞の中ではコオロギはキリキリと鳴いていますが、以前の歌詞の中ではキリキリと鳴いているのはコオロギではなくてキリギリスだったらしいです。

♪((o(^∇^)o))♪

現代の季節の歌「少年時代」 作詞・作曲/井上陽水、平井夏美 

右をクリックすると、この曲のカバー曲がお聴きになれます。 しょうねんじだい2.wav

夏が過ぎてゆくのを感じる時期。楽しかった夏休みが過ぎようとしている子供達には特に切ない気分が込み上げてくる時期かもしれません。夏が過ぎて秋が始まろうとしている頃の様子を、この曲では「夏がすぎ風あざみ 八月は夢花火 私の心は夏模様」と歌います。「風あざみ」や「夢花火」などの造語は、よく意味は分かりませんが、新たな晩夏の季語となるのかもしれません。

 

2022年8月30日 (火)

令和4年8月26日の野菜セット

8月26日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

野菜セットを食べていただき、ありがとうございます。今回の2000円セットの内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、細ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、ミニトマト、モロヘイヤ、青じそ

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤをたくさん出荷中。ナス、キュウリ、ピーマン、オクラは10月上旬まで出荷し続ける予定。ジャガイモ、玉ねぎはさらに長く出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。 

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モロヘイヤ・・・葉の縁がギザギザとした葉物野菜。暑い夏でもしおれずに育ちます。栄養価が高く、切ると粘り気が出てきます。味にクセがなく、おひたし、炒め物、汁の実など、いろんな料理に使えます。葉だけでなく茎も柔らかくて、丸ごと食べられます。葉よりも茎の部分は少し固いので、最初に葉と茎を切り分けて、茎を先に火に通すとよいです。

青しそ(大葉)・・・独特の香りがする香草。まずは葉の香ばしい香りをお楽しみください。細かくきざんでいろんな料理に混ぜれば、独特の香りをつけることができます。ご飯と混ぜれば、しそご飯に。麺類の薬味にしても。一気に食べきりたい場合は天ぷらにして食べてもおいしいです。長期間保存するなら湿らせた状態で冷凍庫へ。冷凍庫に入れて凍らせておいてもよく、薬味などにして利用したい時に凍った葉を手で粉々にしやすくて便利です。

ピーマン・・・ピーマンの苦味はピーマンを切った時に強くなり、煮たりして火に通すと弱くなります。よって、ピーマンを切る前に丸ごと下茹でしてから料理すれば苦味の取り除かれたピーマンを利用できて、ピーマンの苦味が苦手なお子さんなども食べやすくなります。

細ねぎ・・・薬味などにしてもおいしいと思います。

赤ジャガイモ・・・表皮は赤くて、中身は黄色のジャガイモです(ときどき中身にも赤い筋が入る場合もあります)。一般的な品種のジャガイモと同じように料理できます。火に通すと甘味も増して、ホクホクとした食感になり、少しサツマイモの果肉に似ています。ポテトサラダなどの実を崩して使う料理に向いています。芽が出始めてきていますので、外皮を切り除きながら芽も取り除いたほうがよいです。冷蔵庫に入れて冷蔵すれば芽は伸びにくい。

ゴーヤ・・・さわやかな苦味が特徴のウリ類の野菜です。ゴーヤを縦に半分に切ってからスプーンなどを使って種と白いワタを取り除いてから料理します。ゴーヤは薄切りして豆腐や肉などといっしょに炒める「ゴーヤチャンプル」が有名な料理方法です。薄切りしたゴーヤを揚げて塩をふって食べる「ゴーヤチップス」も苦味を生かしたおいしい食べ方です。

玉ねぎ・・・収穫されてから長く貯蔵していますので、玉ねぎの表面に黒い炭のようなカビが生じることもありますが、水で洗えばすぐに落ちます。

おすすめ料理「煮オクラの甘味噌和え」(オクラを煮る時間はお好みで。)

  • オクラを丸ごと煮る(ヘタも切り除かずにいっしょに煮ると、水っぽくならず丁度良い)
  • 味噌とみりんを合わせてタレを作って、煮たオクラにかけて食べる。

小林農場の作物を原料にして作られた加工品も販売しています。

小麦粉(小林農場の小麦を製粉。用途が多彩な中力粉。)・・1袋(500g)250円

乾麺(小林農場の小麦を製麺。細い麺で、冷や麦にも)・・1袋(250g)250

押し麦(小林農場の大麦を加工。健康食品)・・・1袋(100g)150円

人参ジャム(小林農場の人参を主体にして加工)・・・1瓶(140g)500円

以上の加工品をご希望される方はご連絡ください。野菜セットといっしょにお届けします。

2022年8月28日 (日)

「脱マスク」へ動きだす世界  令和4年5月27日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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「脱マスク」へ動きだす世界  令和4年5月27日

軽暑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  世界中に広まったコロナ禍では、多くの国々で感染拡大防止対策としてマスクの着用が奨励されたり義務付けられたりしていましたが、感染状況が落ち着いてきた現在では各国が次々にマスク着用の呼びかけをやめて、多くの人々がマスクを取り外して日常を取り戻しているようです。そんな世界の流れに連動して、先週、日本政府が公表したマスク着用についての新たな見解も「脱マスク」へ歩みだそうとする内容になっていました。

  今は換気の良い屋外でもマスクを着用して歩いている人が多いですが、日本政府の新たな見解では、屋外では基本的にマスク着用は「必要なし」、通勤・通学中などの多くの人達の行き交う場所でも会話することが少ないようならば「必要なし」と提言しています。屋内でも相手との距離がとれて会話が少なければ「必要なし」と提言しています。

  蒸し暑くなる夏にはマスクを着用したままだと体温が上がって熱中症にかかる危険性が高まるので、政府は夏にマスクをできるだけ外すことを奨励しています。昨年までの2年間、夏の猛烈な日差しが降り注ぐ中でもほぼ全ての人達がマスクをつけて屋外を歩いていましたが、それは危険です。新型コロナウイルス感染症だけではなく熱中症など他にも様々な危険があり、どの危険にも偏ることなくバランス良く注意してゆくことが肝心です。

  暑くなればマスクを外したほうがよいことは自分の頭の中では分かっていても、周りの人はマスクを着けているために自分一人だけマスクを外すわけにはいかず、人の目を気にして我慢しながらマスクを着けていた人も多いと思います。まずは誰かが率先してマスクを取り外してゆかないと誰もマスクを外すことができません。私が率先して屋外でマスクを外してゆき、周りの人たちとの間で「熱中症予防のためにマスクを取り外そう」と呼びかけ合いたいと思います。その呼びかけに呼応してくれる人も多いと思います。

  ほぼ全ての日本人がマスクを着けて感染予防対策を行っていましたが、昨年の夏には日本で新型コロナウイルス感染拡大の第5波が発生していました。免疫力が下がると感染症にかかりやすくなりますが、多くの人達は暑い中でも我慢しながらマスクを着けて暮らしていたので心身に負担をかけてしまって免疫力が落ちてしまっていたのかもしれません。マスク着用が本当に新型コロナ感染症予防に適切な手段なのか、検証するべきです。

複数の専門家からは「まだ言葉を覚えていない幼い子供達は、相手の表情を眺めながら気持ちをやり取りするので、相手の表情がマスクで隠れて分からなくなると人との気持ちのやり取りを学べなくなってしまう」という指摘が出されています。大勢の人々が顔をマスクで隠しながら他者と接する不自然な風景を、このまま当たり前にしてはいけません。

長時間のマスク着用で頭痛、集中力低下、眠気・疲れ、呼吸苦などの障害を受けている子供達もいるようです。マスクで口と鼻をずっとふさぐ習慣は不自然なので、心身に様々な負担をかけます。大勢の人達がマスクを着用していてもウイルス感染流行を繰り返している現状で、この不自然な習慣を今後も続けることに意義があるのか、見直したいです。

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追記(8月28日記入)

「全国有志医師の会」の医師達が「常時マスク着用の問題点」を指摘しています。以下をクリックしてご覧ください。

全国有志医師の会のホームページ 「マスクに関する見解」

今年の暑い夏も大勢の日本人はマスク着用の習慣をやめずに続けていましたが、けっきょく「第7波」の発生を防ぐことができませんでした。暑いのに暑いのを我慢してマスクを着用し続けて体調を崩して免疫力が落ちて新型コロナウイルス感染症にかかった人も多かったのではないかと、私は推察しています。

「ひげを剃る手間が省ける」「化粧をする手間が省ける」「顔をマスクで隠すと、なんだか気分が落ち着く」などの理由でマスク着用を気に入っている人も多いようなので、マスクを着けたい人がマスクを着けるのはかまわないと思います。

私は「自然に従って生活すれば健康になりやすくなり、不自然な生活を送れば病気になりやすくなる」と考えて、できるだけ自然な栽培方法で食材を作って食べたりして健康に気をつかってきました。私にはずっと口と鼻をマスクで覆うような不自然な生活習慣は受け入れ難いです。

「マスクを着けない人は入店をお断り」などと堂々とマスクを着けない人を拒絶する店や施設などもあり、マスクを着けないと店や施設に入れなかったりします。「マスクを着けない人は感染予防対策を怠っている非常識な人」という考え方がまるで常識のようになってしまって、マスクを着用しないと仕事がしにくくなったりしています。今の日本社会ではマスクを着用したくない人もほとんど強制的にマスク着用を要求される場合が多いです。

「大勢の人々がマスクを着用すれば新型コロナウイルス感染拡大を防げる」と言われながらも、実際には防ぐことができずに何度も感染拡大を繰り返しています。ずっと口と鼻をマスクで覆うような不自然な生活習慣を今後も「常識」として続けてゆくことに意義があるのか、見直すべきです。

「特に発達途上の子供達の心身には、マスク着用の生活習慣には副作用があるかもしれない」という指摘も出されていて、もしこの指摘が正しければ、子供達だけでもマスク着用はもうやめたほうがよいと思います。しかし、子供達に「もうマスクを外してもいいよ」と言っても、「他のみんなはマスクを着けているのに自分だけマスクを外したらいじめられるかもしれない」と思って、なかなかマスクを外そうとしないかもしれません。やはり、まず大人達が率先してマスクを外さないと、子供達もマスクを外せないかもしれません。

海外では人々はマスクを外して、日常を取り戻しています。

2022年8月25日 (木)

令和4年8月22日の野菜セット・オクラについて

8月22日の野菜セットの内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、細ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、ミニトマト、モロヘイヤ、青じそ

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤをたくさん出荷中。ナス、キュウリ、ピーマン、オクラは秋まで出荷。ジャガイモ、玉ねぎはさらに長く出荷。トマトは不作で出荷が困難。


「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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Cimg1863 オクラの花と実。

オクラが収穫最盛期を迎えて、たくさん実が収穫されています。今は勢い良く生育しているので、実が大きくなりやすいです。

「大きな実は固くて食べにくいのではないか」と思う方もいるようです。柔らかくて食べやすい実なのか、固くて食べにくい実なのか、実に触ってみればだいたい分かります。私はオクラの実を出荷する時は一本一本の実を触って確認してみて、固くないものを出荷しています。実が大きくなっていても、固くて食べにくくなることはあまりありません(大きくなりすぎると本当に固くて食べられなくなりますが)。

 

Cimg1864 私のお気に入りのオクラ料理「煮オクラの甘みそかけ」

料理方法

1・オクラを丸ごと茹でる。

2.味噌とみりんを合わせて作ったタレをかける。

2022年8月23日 (火)

無農薬栽培的思考   令和4年3月31日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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無農薬栽培的思考   令和4年3月31日

仲春の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  新型コロナウイルス感染予防対策のために12歳以上の大勢の人々に新型コロナワクチンが接種されてきましたが、日本政府は3月より11歳以下の子供にまでワクチンを接種してゆくことを承認しました。この決定をきっかけに北海道から沖縄まで、全国各地の医師達が「有志医師の会」を立ち上げて、「子供達への新型コロナワクチン接種に反対する」という声明を出し、「新型コロナウイルスによる子供達への被害は小さく、深刻な副作用が懸念されている新型コロナワクチンを子供達に接種させる必要はない」と主張しています。

  厚生労働省の報告によると、現在までに日本国内では1500名以上が新型コロナワクチンを接種した後に死亡していて、それらはワクチンの副作用が原因ではないかと疑われています。また、ワクチン接種後に長期間、体調を崩して仕事ができなくなった大人達や学校に通えなくなった子供達もたくさんいて、これらの症状は「ワクチン後遺症」と呼ばれるようになりましたが、治療方法はまだ確立されていなくて適切に治療ができない場合が多いです。有志医師の会の医師達は患者を引き受けて、治療方法を探っています。

  有志医師の会の医師達は、「抗体依存性感染増強」についても懸念しています。これはコロナ系ウイルスに対するワクチン接種の特性として以前から免疫学で知られている現象で、ワクチン接種の副作用で接種者は却ってますます感染症にかかりやすくなる場合があります。大勢の人々が新型コロナワクチン接種を何度も繰り返している欧米諸国などでは、またすぐに新型コロナウイルスに感染して発症する人が爆発的に増加してしまい、これらの国々では抗体依存性感染増強が発生しているのではないかという意見もあります。日本でもワクチンを接種した後に感染・発症する人が続出して、「第6波」が発生しました。

  新型コロナワクチンは従来のワクチンとは全く違う「遺伝子ワクチン」であり、人体への安全性が十分に確認されないまま特例で使用されています。接種後に心筋炎を起こす場合があることが判明しましたが、今後も様々な副作用が新たに発覚するかもしれません。

小林農場は「自然に従って暮らせば健康になりやすく、不自然な暮らしを送ると病気になりやすい」という分かりやすい原則を大切にしながら無農薬栽培を行っています。無農薬栽培的思考では、「農薬は不自然であり、農薬を畑に散布するとますます病虫害が悪化するかもしれない」と考え、新型コロナウイルス感染症の患者が増加すると、「不自然なワクチンを接種した副作用によって多くの人達が病弱になっているのかもしれない」と考えます。

  様々な菌やウイルスが様々な所に生息していて、普段から私達はそれらに自然に感染して自然に免疫を身につけながら菌やウイルスと共存しています。自然にウイルスに感染することを拒絶してずっと家の中に閉じこもったり、ずっとマスクで口をふさいでいたり、そんな不自然な生活を続けていれば健康を維持しにくくなります。過度に感染を防止すればウイルスへの免疫も自然に身につけられなくなり、代わりに不自然なワクチンを接種して人工的に免疫を身につけようとするやり方は副作用が伴って危険だと私は思います。 

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追記(8月23日)

全国有志医師の会のホームページは、以下をクリックしてご覧ください。私達の社会で新型コロナワクチン接種やマスク着用が推進されてゆくことで生じるかもしれない深刻な弊害を指摘しています。

全国有志医師の会 のホームページ

「マスク着用」「頻繁な手指消毒」「外出自粛」「遺伝子ワクチンの接種」などの「新しい生活様式」での感染予防対策は私達の生活を不自然にして、私達の心身に悪影響を及ぼして免疫力を落としてしまう危険があります。今は新型コロナウイルスに感染しても無事に回復する人が多いですが、不自然な感染予防対策を続けることによって免疫力が落ちて感染症に罹って重症に陥る人が増えてゆくかもしれません。もし今後、重症者の数が増えてゆくようならば、新型コロナウイルスのせいにする前に自分達の感染予防対策が行き過ぎて生活が不自然になりすぎていないか、見直したほうがよいと思います。

たくさんのウイルスが地球上に存在していて、私達は普段からそれらに適度に感染しながら免疫を身につけています。「過度に消毒したり清潔にしすぎたりするとウイルスに適度に感染して免疫を身につけてゆく機会を失い、却って病弱になってしまう」とコロナ禍以前までは一般的に言われていました。「命を大切にする」とは病原ウイルスを含めた様々な者達と共存してゆける心身を育んでゆくことであり、ひたすらウイルスを敵視したりひたすらウイルス感染を拒絶したりすることではないと思います。

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有機農業(無農薬栽培)では「自然に従って栽培すれば作物は病気に強くなり、不自然な栽培をすれば作物は病気に弱くなる」と考えて、農薬などの不自然な異物を作物に与えないようにしています。

また、有機農業では、病原菌や害虫を根絶してゆこうとするのではなく、それらと共存することによって作物を栽培しようとしています。

有志の医師達がコロナ禍の感染予防対策に対して批判の声をあげているように、今後は有機農業に携わってきた農家や消費者団体などの有機農業関係者たちからも

「安全性が十分に確認されていない新型コロナワクチンの接種を推進してゆくことをやめて、もう一度ワクチンの安全性を検証するべきだ」

「新型コロナウイルスを特別に危険視して過度な感染予防対策を行うことによって私達の生活は不自然になって様々な弊害が生じている。もう過度な感染予防対策はやめて、今まで私達がインフルエンザウイルスなどの様々な病原ウイルスと共存してきたのと同じように新型コロナウイルスとも共存してゆこう」

という声があがることを私は期待しています。

有機農業関係者たちは「できるだけ自然に従うこと。不自然なことはしないこと」を大切にしてきました。今、声をあげなくては、私達の社会の中で「マスク着用」「過度な消毒」「外出自粛」「遺伝子ワクチン接種」などの不自然な生活習慣が常識として定着してしまいます。現代の農業では不自然な農薬散布が当たり前に行われていますが、今後、私達の社会も不自然なワクチン接種やマスク着用を当たり前に行うようにしてよいのでしょうか。

自然について、健康について、命について、今まで自分達は有機農業から何を学んできたのか。このコロナ禍で有機農業関係者たちは試されています。

 

2022年8月22日 (月)

ショウリョウバッタモドキ(擬精霊蝗) ~小林農場周辺で出会える虫~

お盆頃 頭を長く 突き出して

短な脚で 音たてず跳ぶ

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・お盆の頃に草原で見かけるバッタ。

・オスの体長は25ミリメートルくらいなのに対して、メスの体長はその倍の45ミリメートルくらいある。上の写真はオスだと思われる。

・頭が三角形に突き出てている。

・音をたてずに静かに飛び跳ねる。ショウリョウバッタはショウリョウバッタモドキに姿が似るが、チキチキと音をたてて飛び跳ねる。

・ショウリョウバッタと比べて、ショウリョウバッタモドキは後脚が短い。

・オンブバッタもショウリョウバッタモドキに姿がよく似ている。上の写真は、もしかしたらオンブバッタのオスかもしれない。

2022年8月21日 (日)

令和4年8月19日の野菜セット・「アンデス赤」について

8月19日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

赤じゃがいも、玉ねぎ、細ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ミニトマト、モロヘイヤ、青じそ、ニンニク

今後の野菜セットの内容・・・モロヘイヤをたくさん出荷中。ナス、キュウリ、ピーマン、オクラは秋まで出荷。ジャガイモ、玉ねぎはさらに長く出荷。トマトは不作で出荷が困難。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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今回の2000円セットに、表皮がサツマイモのように赤い「赤じゃがいも」を入れてみました。品種名は「アンデス赤」

中身もサツマイモに似て黄色っぽく、火に通すとホクホクとした食感になり、うっすらと甘味も感じられます。ポテトサラダなどの料理に向いていると思います。

アンデス赤は8月になると芽が出始めるようです。今の時期は料理する時は外皮を切り除くことによっていっしょに芽を取り除いたほうよさそうです。温度が低ければ芽が伸びないと思いますので、今の時期は冷蔵庫に入れて冷蔵保存をすることをお薦めします。本当は、まだ芽が出てこない7月中に出荷すればよかったです。

今回、アンデス赤を栽培してみた理由は

1.まず、味が良い。

2.収量も良い。

3.収穫された芋は種芋としても利用しやすく、自分の畑で種芋を生産しやすい。よって、ジャガイモ栽培を始める時に、種屋さんから種芋を購入しなくてもよい。

収穫された芋を種芋にして再び畑に植えれば芽が出てきて新たにジャガイモを増殖できます。しかし、どんな品種のジャガイモも種芋として利用しやすいわけではなく、「ダンシャク」や「メークイン」などは種芋としては利用しづらいと言われています(ダンシャクやメークインから採った種芋で新たにジャガイモを育てると、次の代には病気が発生したりしやすくなると言われています)。

アンデス赤は種芋としても利用しやすい品種だと聞いていますので、収穫したアンデス赤を再び畑に植えて、自分の畑でこの品種の種芋を生産してみたいと思います。

アンデス赤の他にも「デジマ」などが種芋としても利用されやすいみたいです。

2022年8月18日 (木)

令和4年8月15日の野菜セット・キュウリとオクラの様子

8月15日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、細ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ミニトマト、モロヘイヤ、青じそ、ニンニク

今後の野菜セットの内容・・・ズッキーニの出荷が終了。ナス、キュウリ、ピーマンは秋まで出荷。モロヘイヤもたくさん出荷。オクラも少しずつ出荷。トマトは不作で出荷困難。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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Cimg1758Cimg1757キュウリ畑の様子。

ここ数年の小林農場のキュウリ栽培は好調です。

今年は4月に種まきして育てていたキュウリの樹は、葉に病斑が目立って調子が上がりませんでしたが、それでも最低限の収量を確保できるように実ってくれました。

7月に入ってから種を播いたキュウリの樹が先日より実り始めて、今後も途切れることなく冬に入る直前までキュウリをお届けしてゆく予定です。

Cimg1763Cimg1762オクラ畑の様子。

今年はオクラの種の発芽が悪くて何度も種を播き直しました。現在はまだオクラの収量は少ないですが、遅れて発芽したオクラの樹がこれから実ると思います。

8月上旬まで、一部のご家庭にしかオクラをお届けすることができませんでしたが、先週は次第に収量が増えて、全てのご家庭にオクラをお届けすることができました。

2022年8月16日 (火)

立秋・満月の頃の言葉と歌 ~小林農場周辺の情景(7月29日から8月12日まで)~

8月12日に満月を迎えました。

7月29日の新月の日から8月12日の満月の日までの小林農場周辺の情景をお届けします。

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「出穂(しゅっすい)」

この時期、稲などイネ科の植物の穂が盛んに姿を現してきました。

Cimg1803 近所の田んぼの稲の様子。

Cimg1799 畑でも稲に似た単子葉の雑草が盛んに生えて全体を覆っています。

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左上の写真はイヌビエの穂。右上の写真はエノコログサの穂。それと、メヒシバの穂もよく見かけます。

穂が出てきて初めて、その草の名前を認識できます。穂が出るまでは、イネ科の単子葉の雑草の葉はどれも似ていて、見分けがつきません。

「病葉(わくらば)」

夏には草木の葉は青々と茂るものですが、ときどき病気や害虫によって黄色に変色して垂れたり縮こまっている葉も見られます。このような葉を「病葉(わくらば)」と呼び、夏の季語にもなっているようです。

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左上の写真はトマトの樹のわくらば(黄化葉巻病かな?)。右上の写真はナスの樹のわくらば(半身萎凋病かな?)。

作物は、生育が進んで時間が経てばわくらばが現れる場合が普通にありますが、それでも新たに生えてきた初々しい茎が実を実らせてくれますので、慌ててはいけません。

Cimg1788 現在、絶好調のモロヘイヤの樹には、わくらばの気配はなし。

そんなモロヘイヤも秋に入る頃には寿命を迎えて、わくらばで覆われてゆくでしょう。

「手毬咲き」

我が家の玄関前に植えたアジサイは、梅雨が明ける7月下旬頃から花を咲かせます。「手毬咲き」の装飾花です。

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たくさんの花がぎっしりと詰まって咲きます。このアジサイの愛称は「ピラミッド・アジサイ」なので、その咲き方も「ピラミッド咲き」という愛称がふさわしいかもしれません。

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季節の歌 昔と今

昭和以前から世代から世代へ歌い継がれてきた「昔ながらの季節の歌」と、平成以降に作成されて現代の日本人の季節感が反映されている「現代の季節の歌」を、私なりに選曲してみました。

♪((o(^∇^)o))♪ 

昔ながらの季節の歌「さとうきび畑」 作詞・作曲/寺島尚彦 

右をクリックすると、この曲のカバー曲をお聴きになれます。 サトウキビ畑6.wav

故郷のさとうきび畑が夏の日差しを浴びながら風に揺れている風景と、その故郷がかつて戦場と化した記憶と。現在と過去が入り混じった心象風景を「ざわわ ざわわ ざわわ」と表現してゆく見事な名曲。

♪((o(^∇^)o))♪

現代の季節の歌「いつか風になる日」 作詞・作曲/岡本定義

右をクリックするとこの曲のカバー曲をお聴きになれます。いつか風になる日3.wav

お盆を迎えて、多くの人々が先祖の霊を迎えて供養します。「人は死んだら粒子になって空に溶け込んで、風になって吹きわたったり、雪や雨になって降ってきたりする」と言う人もいます。でも、「普段は風になってあちらこちらに吹きわたっているご先祖様たちの霊も、お盆やお彼岸になって子孫たちがお墓参りをする時にはお墓に戻って来る」と言う人もいます。

2022年8月15日 (月)

令和4年8月12日の野菜セット・トマト栽培について

8月12日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ねぎ、細ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ミニトマト、ゴーヤ、モロヘイヤ、青じそ、みょうが、ニンニクまたはジャガイモ

今後の野菜セットの内容・・・ズッキーニの出荷が終了。ナス、キュウリ、ピーマンは秋まで出荷。モロヘイヤもたくさん出荷。オクラも少しずつ出荷。トマトは不作で出荷困難。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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この夏はトマトが不作で、ほとんど出荷できていません。改めてトマト栽培について勉強してみました。以下は改善策を書きつづってみました。

・「一気に芽をかきすぎると、樹が弱る」

トマトの樹は放っておくと新芽(脇芽)が次々に生えてきて、茎と葉でうっそうと茂ってしまい、日当たり・風通しが悪くなります。よって、私はうっそうと茂ってきたら、新芽を一気に除去しています。

しかし、新芽を一気に除去する度に葉が縮こまって丸くなってやがてカサカサに黄色に変色してゆき、樹全体が弱々しく見えてきて生育が停滞していました。花の数も少なく、収量も少なくなってしまいました。

特に現在の小林農場が栽培しているミニトマトの品種は新芽をかきすぎずに放任気味に育てたほうが元気に育つようです。整枝は、主枝を一本のみ残す「一本仕立て」よりも、「2本仕立て」「3本仕立て」などにしたほうがよいかもしれません。

・「雨除けハウスで育てると虫害にあいやすい」

露地だけではなく雨除けハウスの中でもトマトを育てていますが、オオタバコガの幼虫に茎や実を食われて、樹が致命傷を受けています。露地で育てているミニトマトは、あまり虫害は受けていません。

雨除けハウスの中で育てる場合は、ハウス全体を防虫ネットで覆ったほうがよさそうです。

・「肥料不足?」

トマトの樹にあまり肥料を与えすぎると、葉や茎ばかりが生育して花や実ができなくなって収量が減ります。それで小林農場では無肥料でトマトを栽培してきましたが、トマトの樹の花の数がやたらと少なく、葉もやたらと小さいです。

小林農場のトマトの樹の場合は肥料が不足しているのかもしれないので、「トマトは無肥料で育てたほうがよい」という考えを改めて、樹が元気なさそうならば肥料を与えていったほうがよいでしょう(元肥は与えなくてもよいから、追肥の準備はしておく)。

・「トマトの実がよく割れる」

雨が降ったりして土中の水分が増えると、露地のトマトの実がよく割れます。

トマトの樹の株元にビニール資材を張れば「防水」になって実が割れにくくなるかもしれません。手間はかかりますが、簡単な雨除けハウスを建ててできるだけ雨に当てないようにしたいです(そんなにトマト栽培ばかりに手間と時間をかけていると他の作物の栽培に手間と時間をかけられなくなるかもしれないけれど)。

・「第一果房の花(一番最初の花)を確実に咲かせれば、その後は順調に次々と実が実ってたくさん収穫できる」

いろいろなトマト栽培の手引書を見ると、トマトの樹が一番最初に咲かせる花を確実に開花させることが大事だと書いてあります。今後、「一番最初の花」に注目してみたいと思います。

・まとめ

トマトは涼しくて乾燥しているアンデス山脈で誕生した作物であり、高温多湿な日本列島の夏の気候とは相性が良くありません。日本列島の気候に適した作物は他にもたくさんあるので、もっとトマトの作付け面積を減らして、日本列島の気候と相性の良い作物をもっとたくさん栽培してゆきたいと思います。

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現在の小林農場のミニトマトの樹の様子。

小林農場のミニトマトの品種は9月にも実を実らせ、「時期が遅くなるほど果実の甘味が増す」と宣伝されています。これまでは不作でしたが、これから生育が回復して挽回してゆくことを期待しています。

キジバト(雉鳩) ~小林農場周辺で出会える鳥~

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キジに似た 鱗模様の ある翼

鳴き声易く ほう、ほう、ほっほう 

・キジのメスの羽のように、キジバトの羽にも鱗模様がある。

・首の横には、黒と青の縞模様。

・「ほー、ほー、ほっほうー」と、簡単に聞きなしを作れてしまいそうな、人の耳に聞き取りやすい鳴き声を発する。

(一般的にキジバトの聞きなしは「ででっぽーぽー」と紹介されているが、私の耳には「ほー、ほー、ほっほうー」と聞こえる)

2022年8月13日 (土)

令和4年8月8日の野菜セット・果菜の樹と実の様子

今回の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ミニトマト、モロヘイヤ、ニラ、青じそ、ニンニク、みょうが

今後の野菜セットの内容・・・ズッキーニの出荷が終了。ナス、キュウリ、ピーマンは秋まで出荷。モロヘイヤもたくさん出荷。オクラも少しずつ出荷。トマトは不作で出荷が困難。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、オクラなどの夏に採れる多くの野菜は「果菜」とも呼ばれていて、ナシやカキなどの果物と同じように、樹に実った実を収穫して食べます。

毎朝、果菜を収穫していますが、収量が多くなったり少なくなったり増減しています。気温の変化、雨量の変化、果菜の生育段階の変化、小林の管理方法の変化などのちゃんと理由があって収量が増減しているのでしょうが、その理由が私にはよく分からないので、私にはこれらの果菜の樹が気まぐれな連中に見えます。

気まぐれに増減してゆく収量ですが、これらを組み合わせながら分配してゆくと、いつも上手く野菜セットを作ることができています。

Cimg1765 Cimg1766ナスの樹

Cimg1771 Cimg1772ピーマンの樹

Cimg1763 Cimg1762オクラの樹

Cimg1758 Cimg1757キュウリの樹

現在のキュウリの樹は、網と支柱を設置して上に茎(つる)を伸ばすのではなく、地べたを這うようにして茎(ツル)を伸ばしています。そうすると、台風がやって来てもツルは強風の影響を受けずにすみます。

 

2022年8月11日 (木)

(再掲載)健康や長生きよりも大切なもの  令和3年1月2日

以下は2年前に書いたちょっと古い農場通信です。新型コロナウイルス感染拡大で社会全体がざわついている今にあえて、再掲載してみました。

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健康や長生きよりも大切なもの  令和3年1月2日

新年のごあいさつをもうしあげます。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  東京の私の実家で暮らしている父と母は現在79歳の高齢者です。毎年、お正月には実家に帰省していますが、今年は父と母との会話の中で、コロナ禍も話題になりました。

  世界中の国々が新型コロナウイルス感染防止のために厳しい活動自粛を国民に課してゆく中、北欧の国・スウェーデンでは自粛をできるだけ緩めて、自国の経済、文化を維持してゆく政策を実行してきました。最初の頃は国内の多くの高齢者が新型コロナウイルスに感染して亡くなる事例もありましたが、その後は死亡者の数は他のヨーロッパの国々と同じくらいで推移しています。スウェーデンでは外出を楽しむ人々の姿も多く見られます。

  スウェーデンでは多くの人々は寿命を迎える時が来れば過度な延命処置を望まず、そのまま自然に亡くなってゆくようです。介護が充実していて高齢者への支援は厚く、高齢者は亡くなる直前まで自分の好きなように生活を楽しみ、「寝たきり老人」は少ないようです。

  誰もが長生きしたいと願いますが、どんなに長生きをしてもいずれは必ず死にます。私達にとって重大なのは「どうすれば長生きできるのか」よりも、「どうすれば寿命を迎えた時に怖がらずに安らかな気持ちで死んでゆけるのか」だと思います。多くのスウェーデン人は「怖がらずに安らかに死んでゆける知恵」を身に付けているのかもしれません。

  人は年をとれば寿命を迎えて、免疫力が落ちて病気に罹って亡くなるのが自然です。私も今は病原ウイルスに感染しても亡くなる可能性は低いですが、年をとって寿命を迎える頃に病原ウイルスに感染すれば感染症で亡くなる場合もあります。それは私が寿命を迎えたから亡くなるわけであり、私に病原ウイルスをうつした人が悪いわけではありません。

  新型コロナウイルスに感染して亡くなる子供達や若者達は少なく、死亡者の多くは寿命を迎える年齢に達した高齢者で占められています。スウェーデン人が「厳しい自粛を課さない」という政策を貫いているのは、「人はいずれ必ず寿命を迎える」という当たり前の事実を当たり前に受け入れようとする死生観を築いてきたことが背景にあると思います。

  子供達はあまり新型コロナウイルスの被害を受けていないのにも関わらず、日本では大人達といっしょに子供達も行動の自粛を強いられてしまいました。そんな子供達を不憫に思った高齢者の方が、「子供達はウイルスのことを気にせずに外に飛び出して遊んでほしい」とおっしゃっていました。「新型コロナウイルスは高齢者には危険」という情報に恐れを抱くよりも、このウイルスが子供達にほとんど被害を及ばさないことに、そして自分達が間もなく寿命を迎えても子供達が無事に生き残ってくれることに安心しているようでした。

  小林農場では健康はかけがえのないものと考えて、無農薬栽培で健康な野菜を栽培しながら、皆さんと健康に関する情報を共有してゆきたいと思っています。ただ、あまり「健康」や「長生き」に執着しすぎてしまうと、寿命を迎えて死ぬことが怖くてしかたなくなるかもしれません。健康を重視しながらも、「健康」や「長生き」よりももっと大切なものを提示してゆきながら皆さんに野菜をお届けしてゆけるようになれればよいと思っています。

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後記(8月10日記入)

私の尊敬する高齢者の方は、幼い頃から基礎疾患を抱えていますが、新型コロナウイルスを過度に恐れたりしません。

「新型コロナウイルスはそんなに怖くないよ。だって、子ども達や若者達にはそんなに深刻な被害を与えていないのだから。自分達はすでに十分に長く生きてきたけれども、子ども達や若者達にはまだ先の長い人生がある。子ども達や若者達が無事ならば、安心できる。」

「子供達や若者達が成長してゆくためにはいろんな場所に出掛けたりいろんな人に接触したりする必要があり、いろんな場所に行きたい、いろんな人と接触したい、という気持ちに溢れている子供達や若者達も多い。それなのにウイルス感染拡大防止の名目で学校が閉じられてしまい、様々な行事が中止になり、青春をかけてがんばってきた部活動も制限されて、大学生は大学に通うことも制限されてしまった。大人達は子供達、若者達に過度な感染予防対策を押し付けて日常生活をかき回すことはやめてほしい。」

「自分も幼い頃、若い頃は思いっきり子供時代や青春時代を楽しみ、その思い出が大人になった後も支えとなっている。今の子供達、若者達も、ウイルス感染を過度に恐れたりせずにいろんな人と接触して、人生にたった1度しかない子供時代、青春時代を楽しんでほしい。」

以上のように私の尊敬する高齢者の方は語ります。コロナ禍の中での子供達や若者達の状況に、いつも心をよせていらっしゃています。

子供達や若者達への新型コロナウイルスによる被害が少なく、高齢者も新型コロナウイルスに感染して亡くなる場合よりも無事に回復する場合のほうがずっと多いです。新型コロナウイルスは他の病原ウイルスと比べて特別に怖いウイルスではありません。むしろ過度な感染予防対策によって寿命を縮めてしまったり人生をかき回されている人がたくさん発生している現状に目をむけてほしいです。高齢者の多くの方々も、子供達や若者達が過度な感染予防対策で生活をかき回されている現状を望まないでしょう。

新型コロナウイルスを過度に恐れることによって、子供達もずっとマスクで口鼻をふさぐような不自然な生活を強いられたり、安全性が十分に確認されていない新型コロナワクチンを接種したりしています。

大学生が普段通りに大学を通うことができなくなっている状況に心を痛めている人も多いです。しかし最近では「ウイルス感染拡大を防ぐためには大学が学校を閉じることは当たり前ではないか」と平然と言う大人もいます。当たり前なわけがありません。大人達が新型コロナウイルスを過度に恐れることをやめれば、大学生も普段通りに大学に通えるようになります。

新型コロナウイルスを過度に恐れることによって、「陽性者」や「濃厚接触者」と判定された人々は症状がなくて元気に働けるのに強制的に隔離されてしまい、社会のあちらこちらで人手不足が発生してしまっています。特に医療の現場では深刻で、元気に働けるのに「陽性」と判定されて隔離されてしまう医療従事者が続出して、医療を逼迫させてしまいました。「医療逼迫は新型コロナウイルスのせいではなくて私達の社会が自ら引き起こしてしまった人災であり、この人災で普段ならば救える命を救えなくなっている」という声が高まっています。

子供達や若者達も体調を崩している時に病原ウイルスに感染して死亡する場合が稀に発生します。コロナ禍以前までは常に自分の体調管理を心掛けてゆくことによって感染症予防対策を行っていました。現在のような学校や祭りなどの交流の場を閉じたり、十分に安全性が確認されていない遺伝子操作ワクチンを早急に接種したり、社会や人々の健康に重大な副作用を与えるかもしれないような過激な感染予防対策をコロナ禍以前には行ったりはしませんでした。

寿命を迎えた高齢者が最後に同居している子供や孫から病原ウイルスをうつされて感染症にかかって亡くなることは、コロナ禍以前からも日常的にあったと思います。そうして亡くなってゆく高齢者を、家族は穏やかに看取っていたと思います。ウイルスによって殺されるのではなく、寿命によって自らが力尽きて亡くなってゆきます。しかし今は寿命を迎えた高齢者が新型コロナウイルス感染症にかかると大騒ぎになってしまい、「感染拡大を防ぐため」という理由で家族は治療中の高齢者と面会しにくくなってしまい、穏やかに高齢者を看取ることが許されなくなってしまっているようです。

コロナ禍と対峙してゆくときに、「どんな死生観を普段から築いておくべきか」が実は重大になるのではないかと思います。

 

 

2022年8月 9日 (火)

令和4年8月5日の野菜セット・ピーマンの苦味を消して食べやすくする方法

8月5日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、サヤインゲン、ズッキーニ、ミニトマト、モロヘイヤ、ニラ、青じそ、ニンニク、みょうが

今後の野菜セットの内容・・・ズッキーニの出荷が終了。ナス、キュウリ、ピーマンは秋まで出荷。モロヘイヤもたくさん出荷。オクラも少しずつ出荷。トマトは不作で出荷困難。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ピーマン畑の様子。

その苦味ゆえに子ども達に嫌われやすい野菜、ピーマン。

ピーマンには栄養がたくさん含まれているからといっても、ピーマンを食べられない子供達に無理に食べてもらう必要はないと思います。子ども達が食べられないのに大人たちに無理矢理食べさせられて食べ物に対してトラウマを抱えてしまうのが最も良くないと思います。

ただ、ピーマンの苦味をできるだけ消す方法もあります。ピーマンの苦味を消せれば、子ども達もピーマンを食べられるかもしれません。

・ピーマンの繊維を切ることによって苦味物質が強くなる(よって、苦味の好きな人は、ピーマンをみじん切りにして料理をするとよい)。

・ピーマンの苦味物質は熱で分解されて消えてゆくので、茹でたりして火に通すと苦味が消える。

・最初にピーマンを丸ごと下茹でしておくと、その後に切って料理すれば苦くないピーマン料理を作れる。

実際にピーマンを下茹でしてみましたが、苦味はずいぶん柔らかくなりますが、香りはけっこう残っていて、思っていたよりも味のあるピーマンを料理に利用することができました。

下茹でするとピーマンの栄養もお湯に流出してしまうので、茹でた後の栄養豊富なお湯も、スープなどにして利用しました。

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下茹でしないで、できるだけピーマンを苦くしない料理方法

ピーマンは横に切ると繊維が断ち切られて苦味が強くなります。繊維に沿って縦に切ったほうが、苦味は強くなりません。

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ピーマンを縦方向に半分に切って炒めて作ったピーマン料理。切れば切るほど苦くなるので、半分に切るのみで、それ以上は切らない。

 

ヤブガラシ(藪枯らし) ~小林農場周辺で出会える草~

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淡い花 落ちると紅の 花盤見せ 

ツルが巻き付き 藪をも枯らす

・たくさんの小さな花を咲かせて、花序を形成する。花の色は淡い緑色で、花が落ちた後は花盤の紅色が目立つ。

・葉は柄が長くて、5枚の小葉が鳥の足のように並ぶ。

・つる性の植物で、何かに巻きひげを巻き付かせながら茎を伸ばして広がってゆく。周辺の植物を覆って枯らすこともある。

2022年8月 6日 (土)

令和4年8月1日の野菜セット・青じそについて

8月1日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、サヤインゲン、モロヘイヤ、ニラ、青じそ、ニンニク、みょうが、トマトまたはゴーヤまたはズッキーニ

今後の野菜セットの内容・・・ズッキーニの出荷が終了。ナス、キュウリ、ピーマンは秋まで出荷。モロヘイヤもたくさん出荷。オクラも少しずつ出荷。トマトは不作で出荷困難。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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「暑いので、食欲があまりない」と思いながら夏を暮らしている方も多いかもしれません。

今回の野菜セットには、青じそやミョウガなど、料理に香りを添えてくれる香味野菜を少しだけ多く入れてみました。香味野菜には食欲を増進してくれる効用もあるようです。

Cimg1738 青じそ畑の様子。

Cimg1737 収穫された青じそ。

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私のお気に入りの青じその利用方法。収穫した青じそを冷凍庫に入れて冷凍保存。使いたい時に冷凍庫より取り出して、カチカチに凍っている青じそを手でもんで粉々に砕いて、ご飯にかけたり料理にかけたりする。

収穫後の青じそはあまり保存が効かず、葉がしおれやすいです。青じそを濡れた新聞紙にくるんでビニール袋に入れて乾燥させないようにして冷蔵庫に入れておくと、数日間、保存できます。

または上記のように、そのまま冷凍庫に入れて冷凍保存しておけば、さらに長く保存できます。

 

2022年8月 3日 (水)

子供の安全が第一   令和4年2月17日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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子供の安全が第一   令和4年2月17日

余寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか

  「自分の子供にできるだけ安全な食べ物を与えたい」と思うようになって無農薬栽培の農産物を購入し始めるご家庭も多いようです。私自身には子供はいなく、子供と接するのは慣れていないので子供の遊び相手にはなってあげられないかもしれませんが、無農薬栽培を行って、できるだけ安全な野菜を子供達に届けることによって微力ながら子供達の健全な成長に貢献してゆきたいと考えています。小林農場の野菜セットを定期購入されている方々の中には子育ての真っ最中のご家庭も多く、野菜セットを皆さんのご自宅まで配送するとお子さん達と顔を合わせる機会もあり、それは私にとって希少な時間でもあります。

すでに発達が終わっている大人の体とは違い、子供の体は発達途上で未完成な状態なので、農薬などの人体に副作用のある化学物質に対しても大人よりも子供のほうが影響を受けやすいです。大人に対する安全基準と子供に対する安全基準は違い、子供に対する安全基準のほうを重視して安全基準値を設定するべきであることは、言うまでもありません。

新型コロナワクチンの接種にも副作用があり、日本政府は今までは12歳以下の子供達には新型コロナワクチン接種を行わない方針でしたが、3月より接種対象年齢を5歳まで引き下げることを決定しました。今後、5歳以上の子供を育てている親の皆さんは、自分の子供にワクチンを接種させるのか、接種させないのか、選択してゆくことになります。

いっぽう、全国各地で有志の医師達が団体を立ち上げて、「子供達への新型コロナワクチンの接種に反対する」と声明を出しています。「今までに10歳未満の子供達が新型コロナウイルスに感染して亡くなる事例はなく、子供達がこのウイルスに感染して重症になることは極めて稀であることがわかっている。子供達にとってはわざわざ副作用があるかもしれないワクチンを接種して人工的に免疫をつけるよりも、自然に新型コロナウイルスに感染しながら自然に免疫をつけていったほうが安全だ」と理由を述べています。

「できるだけ多くの人々がワクチンを接種すればウイルス感染拡大を予防できるので、大人達だけではなく子供達もワクチンを接種したほうがよい」という意見もありますが、すでに日本では大勢の人々が新型コロナワクチンを接種したにも関わらず「第6波」が発生している現実を直視すれば、子供を含めた大勢の人々へのワクチン接種が感染予防に有効なのか疑わしいです。厚生労働省からは今までに日本国内で約1400名が新型コロナワクチン接種後に急死していることが報告されていて、これらの死亡はワクチン接種の副作用が原因ではないかと疑われています。13歳の少年がワクチンを接種してから6時間後に急死した事例なども報告されていて、子供達へのワクチン接種は慎重になるべきだと思います。

コロナ禍以後、マスクを着用する暮らしが定着してしまいました。大人の体はマスク着用を我慢できるのかもしれませんが、幼い子供達がマスクで口をふさぎ続けていれば心身の健康に悪影響を及ぼす危険があることが以前から指摘されていました。そろそろ大人達は子供達に「マスクを外してもいいよ」と言ってあげてもよいのではないのでしょうか。

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後記(8月3日記入)

「子供達への新型コロナワクチンに反対する」と声明を出している全国有志医師の会のホームページは、以下をクリックしてご覧ください。

全国有志医師の会 のホームページ

なぜ子供達へのワクチン接種に反対するのか、その理由が述べられています。また、新型コロナワクチン接種後に深刻な健康被害を被った人達に対応している病院の情報も見られます。

 

 

2022年8月 2日 (火)

大暑・新月の頃の言葉と歌 ~小林農場周辺の情景(7月14日から7月29日まで)

7月29日に新月を迎えました。

7月14日の満月の日から7月29日の新月の日までの小林農場周辺の情景をお伝えします。

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「戻り梅雨(返り梅雨)」

平年では関東地方は7月20日頃に梅雨が明けるのですが、今年は6月27日に気象庁より「梅雨が明けたと思われる」と発表されて、その後は雨の降らない猛暑日が続きました。このままずっと猛暑が続くのかと覚悟していたら、7月下旬には曇天が続くようになり、梅雨空が戻ってきました。

どうりで6月下旬に梅雨明けなんて早すぎると思っていました。後日、気象庁は今年の梅雨明け日を修正するかもしれません。

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左上の写真は発芽したばかりの人参の芽。右上は発芽したばかりのゴボウの芽。

雨が降って畑が湿らないと、畑に播かれた種は発芽しません。雨のおかげで種は発芽します。7月下旬まではよく雨が降ったので、人参の種もゴボウの種も発芽してくれました。

「草、蒼蒼(そうそう)」

草木が生い茂っている様子を「蒼蒼(そうそう)」と言います。

戻り梅雨で雨がたくさん降ったからでしょうか、最近は畑の中の雑草も生育を加速させてどんどん大きくなって、刈っても刈ってもまた生育して茂ってしまうような感じです。

Cimg1727 畑の片隅で生い茂る雑草。蒼蒼たる光景。

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上の写真はモロヘイヤ畑の様子。モロヘイヤは雑草のごとく、よく茂ります。雑草に負けません。蒼蒼たるモロヘイヤの葉っぱです。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」 

芍薬、牡丹、百合。美人の優雅な動作を表す花の一つ、百合が今、きれいに花を咲かせています。

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小林農場の周辺で毎年、この時期に花を咲かすヤマユリ。

しなやかに伸びた茎の頂上に咲いた花が風に揺れている様子は、まるで美人が優雅に歩いているようだと称えられています。その可憐な花は少しうつむきながら、辺りに甘い香りを放っています。

ヤマユリは野山でたくましく自生している植物です。群れることなく一本立ちして大きな花を咲かせている姿には力強い存在感があり、私はヤマユリを見ていると、自分の力のみでたくましく生きている「一匹狼」を思い浮かべます。

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季節の歌 昔と今

昭和以前から世代から世代へ歌い継がれてきた「昔ながらの季節の歌」と、平成以降に作成されて現代の日本人の季節感が反映されている「現代の季節の歌」を、私なりに選曲してみました。

♪((o(^∇^)o))♪ 

昔ながらの季節の歌「うみ」  作詞:林柳波 作曲:井上武士

右をクリックすると、この曲のカバー曲をお聴きになれます。うみ.wav

海に囲まれた島国・日本。広くて大きな海。どこまでも続いてゆく波。その向こうには他所の国がある。雄大な海への憧れがとても大らかに歌われています。夏は人の気持ちを山へ海へ向かわせてゆく季節です。

♪((o(^∇^)o))♪
現代の季節の歌「はじまりはいつも雨」  作詞・作曲/飛鳥涼
右をクリックすると、この曲のカバー曲をお聴きになれます。はじまりはいつも雨.wav
梅雨が戻って来た今年の7月下旬。ジメジメとした曇天が続くことを嫌う人も多いですが、雨量が多いおかげで日本列島では植物が潤って良く育ち、生活に必要な水も豊富に手に入ります。この曲では「恋人に会える日には、よく雨が降っている」と雨にとても優しい眼差しが向けられています。雨への賛歌です。

  

2022年8月 1日 (月)

令和4年7月29日の野菜セット・ピーマンの品種について

7月29日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、ズッキーニ、オクラ、サヤインゲン、モロヘイヤ、ニラ、青しそ、ミニトマト

今後の野菜セットの内容・・・ニラ、ズッキーニの出荷が終了へ。ナス、キュウリ、ピーマンは秋になるまで出荷する予定。モロヘイヤもたくさん出荷。オクラも少しずつ出荷。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ピーマン畑の様子。

Dscf5503 今回、収穫されたピーマン。

ピーマンが最盛期を迎えていて、大きな実がたくさん収穫されています。

今年の小林農場で栽培しているピーマンの品種は2種類。一つは「ニューエース(タキイ交配)」。もう一つは「カリフォルニアワンダー(野口種苗研究所育成)」。

どちらも実が大きくなり、皮が肉厚になるのが特徴です。小林農場の畑ではこれらの品種は7月上旬まではなかなか実が大きくならず皮も薄かったのですが、7月下旬頃より本来の特徴を発揮し始めてきました。

皮が肉厚になると、ピーマンの苦味が和らいでゆくような感じがします。肉厚となってきた現在の小林農場のピーマンの味は、苦味が好きな大人達には物足りなく感じるかもしれませんが、普段は苦いピーマンを嫌う子供達はこのピーマンならばおいしく食べてくれるかもしれません。

「ピーマンは栄養があるから」と言って、ピーマンを食べることを嫌がる子供達に無理してピーマンを食べさせる必要はないと思います。今はピーマンが食べられない子供達も、大人になれば自然に食べられるようになるのではないでしょうか。

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