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2022年6月23日 (木)

令和4年6月20日の野菜セット・収穫後の玉ねぎの状況について

6月20日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

玉ねぎ、人参、カブ、大根、ズッキーニ、サヤエンドウ、キャベツ、ブロッコリー、シュンギク、ニラ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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玉ねぎを全部、畑より収穫し終えました。

収穫後、数週間ほど日干しして(左上の写真)、その後は日陰に吊るして長期間、貯蔵しながら出荷します(右上の写真)。

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上の写真の左は晩生品種の玉ねぎ、右は早生品種の玉ねぎ。

早生品種の多くは首(玉ねぎのてっぺん)がキュッとしまっているのですが、晩生品種の多くは首がしまっていません。

首がしまっている玉ねぎは貯蔵性が良く、首がしまっていない玉ねぎは貯蔵性が悪いと言われています。以前は小林農場の畑で採れた玉ねぎは首がしまっていない場合もあり、貯蔵中に傷んでしまって廃棄しなくてはいけない玉ねぎも多かったです。

玉ねぎに肥料をたくさん与えすぎると大きく育って収量が増える傾向があるいっぽうで、貯蔵性が悪くなる傾向もあります。最近の小林農場では玉ねぎに肥料を与えるのをやめて無肥料で育てるようにしてみましたが、狙い通りに貯蔵性が改善されて廃棄しなくてはいけない玉ねぎが激減しました。

今回も無肥料で育てましたが、それにしても首がしまっていない晩生品種の形は気になります。もしかしたら今年の晩生品種は貯蔵性が良くないかもしれません。とりあえず今は手元にたくさん玉ねぎを確保できているので、状態が良いうちにどんどん出荷してゆきたいと思います。

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