啓蟄・満月の頃の言葉と歌~小林農場周辺の情景(3月3日から3月18日まで)
3月18日に満月を迎えました。
3月3日の新月の日から3月18日の満月の日までの小林農場周辺の情景をお伝えいたします。
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「春立つ」
写真の左側の赤紫色を咲かせている草はホトケノザ。右側はホウレンソウ。
どちらも冬にも生えている植物ですが、もはや寒さに耐えて縮こまっていた冬の頃の姿ではなく、春がやって来て暖かくなってゆくことを心から喜んでいるような、キラキラと元気に輝いて見えます。
「下萌え」
冬の間は地上部の葉を枯らしていた多年草も、春がやって来て、地下の茎から再び地上へと新芽を生やし始めています。
上の写真は多年草のニラの新芽。4月下旬には収穫できるかも。
「麗らか(うららか)」
上の写真は、キャベツなどの苗を育てている温床の中の様子。黒猫は、我が家の飼い猫のミヤコ。
温床の中は暖かでフカフカとしていますので、飼い猫は苗の傍らで一日中、まどろんでいます。
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季節の歌 昔と今
昭和以前から世代から世代へ歌い継がれてきた「昔ながらの季節の歌」と、平成以降に作成されて現代の日本人の季節感が反映されている「現代の季節の歌」を、私なりに選曲してみました。
( ´∀` )
「昔ながらの季節の歌」
春の唄 作詞:喜志邦三、作曲:内田 元
右をクリックするとこの曲のカバー曲をお聴きできます。 春の唄.wav
寒い冬を乗り越えて暖かな春がやって来た喜びに満ち溢れている歌です。「歓喜の歌」とはベートーヴェンの交響曲第9番のことなのか、それとも、日本の「春の唄」のことなのか。
( ´∀` )
「現代の季節の歌」
蕾 作詞・作曲/小渕健太郎
右をクリックするとこの曲のカバー曲をお聴きできます。 蕾.wav
「花」ではなく、花を咲かす前の「蕾」を曲名にしたところが興味深いです。この曲の作詞者は、すでに亡くなっている母親のことを思い出しながらこの曲を作詞したらしいです。
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