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2022年3月

2022年3月30日 (水)

作物生育追跡撮影・ジャガイモ(メークイン)の種イモの様子 3月下旬撮影

3月下旬に撮影。畑に植える直前のジャガイモ(メークイン)の種イモの様子。

P1050647 芽がはっきりと伸びているのが確認できた。

P1050671 種イモを包丁で切って分割して、2日間ほど乾かした後の様子。

2022年3月29日 (火)

生き物の最期を見届けること  令和3年9月30日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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生き物の最期を見届けること  令和3年9月30日

秋の夜長、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  小林農場で飼っていた飼い犬のパンチが、秋分を迎えた日に天寿を全うしました。飼い犬の平均寿命は14歳くらいらしいので、18年間も生きたパンチは大往生を遂げました。

  もともとパンチは私の農業の師匠が飼っていた飼い犬で、まだら模様のある体がパンダの体に似ていたので「パンチ」と名付けられたらしいです。私が農家として独立することになったとき、師匠は私にご自身の畑の一部を貸し与えて、住まいや物置小屋も貸し与えて、高価なトラクターも授けて、そしてパンチも授けてくださいました。私が小林農場を設立して最初に行った仕事が、パンチの犬小屋を師匠の敷地から私の敷地に移動することでした。

  散歩を生き甲斐としてきた犬でしたが、昨年頃から足腰は明白に衰えてゆき、散歩に連れてゆくとすぐに疲れて立ち止まるようになり、真っ直ぐに歩くこともできなくなりました。今年には立ち上がることもできなくなって、散歩は不可能となりました。目も耳も遠くなり、自力で水を飲んだりエサを食べたりするのも困難になり、自分が排泄した排泄物をきれいに処理することもできなくなりました。私の介護なしでは暮らしてゆけなくなってゆくパンチの姿を見ながら「生き物が年をとるとはこういうことなのか」と実感いたしました。

  数週間前頃からパンチはすっかり寝たきりの状態になりましたが、亡くなる直前まで食欲だけはあまり衰えませんでした。「これだけ食欲があれば、20年も30年も生き続けるかもしれない」と勝手に思っていましたが、やはりお別れの日は不意にやって来ました。

今年はナスやピーマンなどの夏野菜の樹の生育が悪く、もう樹を回復させることは難しいと思って管理することをやめて放任しました。私は元気をなくしてしまった作物には薄情で、他にも栽培しなくてはいけない作物がたくさんありますので、そちらに専念します。

でもパンチは老いて体が不自由になってもかわいらしく、毎日の介護に手間をかけました。

飼い犬は飼い主の人間にどんな時にも寄り添ってくれて、飼い主の心を癒してくれます。いつも自分のことばかりで頭がいっぱいになっている私には他人に寄り添ってあげることができませんが、犬にはそれができます。犬とは仏様のように慈悲深い動物だと、パンチと接しながら思いました。パンチを介護することによって忙しい日常の中で忘れそうになってしまう優しさを思い出せて、老いてもなお、パンチは私の心に癒しをもたらしました。

すでに私に見放されたナスやピーマンの樹は、それでもしぶとく生き残り、ほんのわずかですが実を実らせ続けてきました。私もナスやピーマンの畑に通って、ほんのわずかな収穫をかき集めながら大事に野菜セットに入れて出荷してゆきました。10月にはナスもピーマンもミニトマトもオクラも、樹は静かに寿命を迎えて実を実らせなくなるでしょう。

6月から5カ月間にわたって安定して実を実らせ続けてくれてきたキュウリの樹も、青々としていた葉が枯れ落ちてゆき、実の数が日に日に少なくなっています。これから収穫できるキュウリの実は1本1本が貴重です。キュウリの樹が寿命を迎えてもパンチが寿命を迎えた時みたいに涙を流したりはしませんが、最期を見届けて感謝したいと思います。

土の観察 「新畑」の南東部 現在、ネギとニンニクが生育している畑 の雑草の様子

3月中旬ごろに撮影。ニンニク畑の様子。

P1050603P1050601

P1050602

羽状の葉を複数つけている雑草が最もたくさん見られる。おそらくマメ科の雑草(カラスノエンドウやフジマメなど)だと思う。

他には、ヒメオドリコソウの姿も目立っている。

2022年3月28日 (月)

ツグミ~小林農場周辺で出会える鳥

P1050563

Photo_20220328062401

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命名百科 ~小林農場で出会える生き物集~

「命名百科」では、小林農場で出会える生き物を写真や挿し絵などで紹介しております。よろしければ、上記をクリックしてご覧ください。

2022年3月27日 (日)

令和4年3月25日の野菜セット・春のネギの出荷について

3月25日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

里芋、サツマイモ、キクイモ、紅大根、ネギ、ホウレン草、ビタミン菜、菜の花

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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冬の寒さに縮こまっていたネギが3月下旬より葉をしっかりと伸ばして、たくさん収穫できるようになってきました。

例年だとネギは9月頃より収穫ができて、次の年の4月までの長い間、ずっと出荷し続けることができます。

しかし昨年の春はネギの苗を育てるのに失敗して、苗を畑に植える時期も大幅に遅れて、今までほとんどネギを出荷することができませんでした。

これよりどんどんとネギを出荷してゆきたいと思います。5月に入る頃になるとネギは花を咲かせてしまって食べられなくなるので、それまでにできるだけ出荷してゆこうと思います。

P1050648 現在、出荷しているネギの様子。

現在、お届けしている主なネギの品種は「分けつネギ」。生育中に1本の苗から新たに茎と葉が派生して、たくさんの本数を収穫できます。

少し細いネギですが、柔らかくて甘味もある、おいしい品種のネギです。

P1050650 こちらはかなり遅い時期に苗を畑に植えて育てた分けつネギ(昨年の9月26日に植え付け)。

苗の植え付け時期が遅れたため、あまり新たな葉が派生しませんでした。

でも、1本1本が、料理しやすくて出荷しやすい太さに育ってくれています。

2022年3月24日 (木)

作物生育追跡撮影・春野菜の苗が畑に植え付けれた後の様子(3月17日に撮影)

3月13日に畑に植えられた春野菜の苗のその後の様子を、3月17日に撮影。

畑に植えられてからほとんど雨が降らず、畑は乾いている状態。

P1050545 キャベツの苗。枯れることなく生育している。

P1050546 ブロッコリーの苗。

葉が白く変色している部分があるのは気になるが、枯れてしまわずに生育している。

P1050548 レタスの苗。枯れずに生育している。

P1050550 サンチュの苗。

サンチュだけは葉がずいぶんしおれてしまっていて、危険な状態だった。その後、雨が降って、ほとんどのサンチュの苗は回復したが、枯れてしまったサンチュの苗もあった。

野菜セットとは多様性のこと    令和3年9月23日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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野菜セットとは多様性のこと    令和3年9月23日

鈴虫の音も美しい頃、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  7月上旬からから9月上旬にかけて知り合いの農家の皆さんと共同して生協にモロヘイヤを出荷させていただきました。モロヘイヤは生育が旺盛で害虫の被害を受けにくくて虫食われ穴のないきれいな葉を収穫しやすく、無農薬栽培で育てやすい作物です。生協の需要はさすがに多く、たくさんのご注文をいただけて収入を着実に増やすことができて貯金も貯まり、しばらく私の生活も楽になります。生協とは今後も大切にお付き合いしたいです。

  モロヘイヤの樹に茂っている茎葉を手で一本一本摘み取ってかき集めて、重さを計りながら小分けして袋に詰めてゆき、指定されているラベルを袋に貼り付けて、車で往復1時間かけて宇都宮市にある生協の集荷場まで出荷することを連日、行いました。収穫・出荷作業にはそれなりに時間がかかり、その分、どうしても畑仕事に費やせる時間は削られます。

  夏には雑草が生い茂り、作物を覆い尽くそうとします。畑の片隅に植えられている柿の木は秋になるとたくさんの実をならしてくれて、収穫して野菜セットにも入れてきましたが、今年は夏の間にツル性の雑草に木が丸ごと絡みつかれてしまい、その重みで押しつぶされてしまいました。この秋は柿を出荷することは難しいでしょう。モロヘイヤの出荷で忙しく、私の頭から柿の木のことは忘れ去られていて、状況を把握していませんでした。

  他にもサツマイモ畑や人参畑の一部が雑草に覆われたりして、作物の生育を損ねてしまいました。人の背丈よりも高く雑草が生い茂って、畑がまるで荒地のような光景になってしまいました。9月上旬に生協への出荷が終了して畑仕事に費やせる時間が確保できるようになり、雑草を懸命に刈って、荒地のようになった畑の景観を取り戻している最中です。

  「多様性が大事」という言葉が最近、私達の社会で聞かれるようになってきましたが、それは畑にも当てはまります。同じ作物ばかりを同じ畑で連続して栽培していると土の養分が偏ってしまいやすくなったり、特定の病原菌や害虫が繁殖しやすくなったりして、化学肥料や農薬を畑に散布しないと作物を育てるのが難しくなります。そのような連作障害を避けるために、いろんな種類の作物を順番に栽培して土の状態を偏らせないようにします。いろんな種類の雑草を畑に生やしっぱなしにしていても土の状態は偏らないのですが、雑草が好む土と栽培作物が好む土は性質が違い、常に何かしらの作物を栽培することによりその土は栽培作物の好む土へと変わってゆき、雑草が繁殖しにくくなるようです。

売れる見込みのある作物だけを大量に栽培すれば収入を増やしやすいですし、管理が楽です。小林農場のように常に10種類以上の作物を同時に少量ずつ栽培するのは手間がかかります。しかし、農薬を使わずに自然環境に優しい栽培を行うには、少量多品目栽培が適しています。農家が少量多品目栽培を行いながら生計を成り立たせてゆくには、多種類の野菜を詰め合わせて「野菜セット」という形にして販売するのが良いです。この夏はモロヘイヤの出荷に時間を費やして他の作物の管理に手が回りませんでしたが、多品目栽培による野菜セットの販売こそが自然環境に優しい農業を可能にするということを肝に銘じます。

2022年3月23日 (水)

令和4年3月21日の野菜セット・まだ花茎が伸びていない葉物野菜について

今回の野菜セット(2000円セット)の内容です。

里芋、サツマイモ、キクイモ、紅大根、ネギ、ホウレン草、ビタミン菜、菜の花

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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暖かくなって、冬を越してきた小松菜や油菜などが花茎を高く伸ばして、その頂上に蕾をつけています。この花茎と蕾の部分を摘み取って、「菜の花」として出荷しています。今回は、全てのご家庭に「菜の花」をお届けすることができました。

花茎を伸ばした葉物野菜は、もう葉の部分はおいしく食べられなくなります。代わりに花茎の部分をおいしく食べます。

いっぽうで、冬を越してきた葉物野菜の中には、まだ花茎を伸ばしていないものもあります。これらは普通に葉物野菜として収穫・出荷して、葉の部分をおいしく食べます。

まだ花茎が伸びていない葉物野菜

 ・ビタミン菜

  今回、小林農場で初めて栽培してみました。葉が肉厚で縮れているのが特徴です。ビタミンを多く含んでいると言われています。

 ・しろ菜

  チンゲンサイに似た姿で育ち、これも葉が肉厚に育ちます。

 ・ホウレンソウ

  小松菜などと同じようにホウレンソウもこの時期に花茎を伸ばす場合が多いのですが、「ステイシー」や「アウグレッド」など、この時期になっても花茎が伸びずにおいしく葉の部分を食べられるように改良されているホウレンソウの品種もあります。 

P1050633 ビタミン菜

2022年3月22日 (火)

啓蟄・満月の頃の言葉と歌~小林農場周辺の情景(3月3日から3月18日まで)

3月18日に満月を迎えました。

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3月3日の新月の日から3月18日の満月の日までの小林農場周辺の情景をお伝えいたします。

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「春立つ」

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写真の左側の赤紫色を咲かせている草はホトケノザ。右側はホウレンソウ。

どちらも冬にも生えている植物ですが、もはや寒さに耐えて縮こまっていた冬の頃の姿ではなく、春がやって来て暖かくなってゆくことを心から喜んでいるような、キラキラと元気に輝いて見えます。

「下萌え」

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冬の間は地上部の葉を枯らしていた多年草も、春がやって来て、地下の茎から再び地上へと新芽を生やし始めています。

上の写真は多年草のニラの新芽。4月下旬には収穫できるかも。

「麗らか(うららか)」

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上の写真は、キャベツなどの苗を育てている温床の中の様子。黒猫は、我が家の飼い猫のミヤコ。

温床の中は暖かでフカフカとしていますので、飼い猫は苗の傍らで一日中、まどろんでいます。

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季節の歌 昔と今

昭和以前から世代から世代へ歌い継がれてきた「昔ながらの季節の歌」と、平成以降に作成されて現代の日本人の季節感が反映されている「現代の季節の歌」を、私なりに選曲してみました。

( ´∀` )

「昔ながらの季節の歌」

春の唄  作詞:喜志邦三、作曲:内田 元 

右をクリックするとこの曲のカバー曲をお聴きできます。 春の唄.wav

寒い冬を乗り越えて暖かな春がやって来た喜びに満ち溢れている歌です。「歓喜の歌」とはベートーヴェンの交響曲第9番のことなのか、それとも、日本の「春の唄」のことなのか。

( ´∀` )

「現代の季節の歌」

 作詞・作曲/小渕健太郎 

右をクリックするとこの曲のカバー曲をお聴きできます。 蕾.wav

「花」ではなく、花を咲かす前の「蕾」を曲名にしたところが興味深いです。この曲の作詞者は、すでに亡くなっている母親のことを思い出しながらこの曲を作詞したらしいです。

P1050536  

 

2022年3月20日 (日)

令和4年3月18日の野菜セット・菜の花について

3月18日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

里芋、サツマイモ、キクイモ、紅大根、ネギ、ホウレン草、ビタミン菜、菜の花

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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昨年の秋に種が播かれて育って冬を越してきた小松菜や油菜などは、3月になって暖かくなると花茎を高く伸ばして、その頂上につぼみをつけて花を咲かせる準備に入ります。

その花茎とつぼみの部分を摘み取って、「菜の花」として出荷しています。甘味と辛味がちょうど良く混ざった香りがおいしいです。コリコリとした食感も良いです。

P1050590 今年は大きくならずに小さなまま、花茎を伸ばした小松菜が多かったです。

小さな小松菜だと、そこから伸びる花茎も細くなってしまい少し料理がしにくいし、収量も少なくなります。小松菜をもっと大きく育ててから冬を越せるようにしたいです。

P1050588

冬越しの水菜は、あっという間に黄色の花を咲かせてしまいました。こうなるともう、食べられないので、花を観賞して楽しみます。

P1050594 左の写真の右側に「かき菜」、左側に「ふゆ菜」が生育しています。

ふゆ菜はすでに花茎を伸ばしていて「菜の花」を収穫できますが、かき菜はまだ花茎が伸びていなくて、伸びるのはこれからです。

花茎が伸びる時期は品種によって違います。いろいろな品種の葉物野菜を栽培すると、「菜の花」を収穫できる時期もずれて、食べ頃の「菜の花」の収穫を長い間、楽しむことができます。

 

2022年3月19日 (土)

「全国有志医師の会による国会への誓願書への署名のご協力をお願い」

「全国有志医師の会」が、「新型コロナワクチン接種の中止を求める請願書」を国会に提出する予定です。

詳細については、栃木県の那須烏山市の医師、本間真二郎さんのSNSのページに掲載されています。以下をクリックしてご覧ください。

「有志医師の会による国会への誓願書への署名のご協力をお願いします」

現在、請願書に賛同する人達に署名を呼びかけています。私も署名しました。

私と同じように新型コロナワクチン接種の安全性に疑問を感じていらっしゃる皆さんも、請願書の内容に賛同するのならば、ぜひ、署名していただきたいと思います。

署名の期限は3月25日までです。

全国有志医師の会は、それぞれのホームページで「子供達への新型コロナワクチン接種に反対する」と声明を出して、なぜ子供達が新型コロナワクチンを接種しないほうがよいのか説明しています。

以下には栃木県有志医師の会による説明が掲載されています。どうぞご覧ください。

栃木県有志医師の会 のホームページ

以下は他の有志医師会の一覧

北海道有志医師の会 東北有志医師の会 関東有志医師の会 名古屋有志医師の会 東海有志医師の会 関西有志医師の会 中国地方医師の会 中四国医師の会 九州有志医師の会 沖縄有志医師の会

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あらゆるところに様々な菌やウイルスが生息していて、私達は普段からそれらに感染しながら暮らしています。

インフルエンザウイルスなど、様々な病原ウイルスにも自然に感染して、自然に免疫を身につけて、そのようにして私達は病原ウイルスとも共存してきました。

しかし多くの人々は、新型コロナウイルスに自然に感染してゆくことを拒絶して、外出自粛や三密回避や感染者の隔離などの厳しい感染予防対策を実施してきました。その結果、私達の心身の健康や、私達の医療や経済や日常の人間関係などに深刻な副作用が生じてしまいました。

新型コロナワクチンは「遺伝子操作技術」によって開発された、従来のワクチンとは全く違う未知のワクチンであり、接種された人々の健康に今後、どのような影響を及ぼしてゆくのかよくわかっていなくて、安全性が十分に確かめられていません。それでも大勢の人々は、「新型コロナウイルスは特別に危険なウイルスだから、早くワクチンを接種しておいたほうがよい」と考えて、未知の遺伝子操作ワクチンを接種しました。

厚生労働省の報告によると、今までに日本国内で1400名以上の人達が新型コロナワクチンを接種した後に急死して、それらの死亡はワクチン接種の副作用が原因ではないかと疑われています。それでも日本政府はワクチン接種を国民に推進することをやめようとしません。

そして3月より、政府は10歳未満の幼い子供達にもこのワクチンを接種することを承認しました・・・

コロナ禍とは、新型コロナウイルスによって引き起こされた天災ではなくて、私達がこのウイルスを過度に恐れることによって自ら引き起こしてしまった人災なのかもしれない。

もしも人災ならば、私達がこのウイルスを過度に恐れることをやめて、過度な感染防止対策をやめれば、私達はコロナ禍を終わらせることができる。

 

2022年3月17日 (木)

作物生育追跡撮影・春野菜の苗の植え付け直前の様子 3月13日撮影

P1050517_20220317054101 3月13日撮影。

P1050514_20220317054201P1050530 キャベツの苗。

P1050515_20220317054201 レタスの苗。

P1050518_20220317054201 ケールの苗。

だいたいキャベツの苗は本葉3~4枚、レタスの苗は本葉4~5枚くらい開いていた。

双葉まで青々としていて、どの葉も大きく開き、元気そうな良い姿の苗に育ってくれたと思う。

2022年3月16日 (水)

小林農場 風家(かざいえ)10周年記念文集、発刊  令和3年9月9日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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小林農場 風家(かざいえ)10周年記念文集、発刊    令和3年9月9日

白露の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  今年で小林農場は設立されてから10周年の筋目を迎えて、「小林農場 風家(かざいえ)10周年記念文集」を作成いたしました。9月の上旬に完成することができましたので、皆さんに配布したいと思います。お時間のある時に目を通していただければ嬉しいです。

間もなく80歳になる私の父は長い間、出版社で働いていて、数々の書籍の作成に関わってきました。今年の正月に東京の実家に帰省した時に、「農場の10周年を記念して文集を作ってみないか」という父からの提案に私も乗っかって、記念文集の作成が始まりました。

小林農場の野菜セットには野菜といっしょに農場通信も入れて、農場の風景や考え方を皆さんにお伝えしてきました。10年間で400通以上の農場通信を書いてきましたが、その中から厳選した43通を文集に載せて、改めて皆さんにお届けさせていただきます。

  私は畑仕事で忙しいので、文集に載せる通信を選んで実家に送った後は、実家の父と母に製本や、文章の誤字・脱字の修正、文集に挿入する写真や挿し絵の選択など、全てお任せしました。文集の表紙は、私も気に入っています。私の恩師が制作してくださった小林農場の看板を掲げている我が家の玄関の脇で、紫陽花がきれいに咲いている写真です。

もっと読者の読みやすい文章にしようと、私の書いた通信に対して父と母からいくつかの細かな修正案も出されました。最初は私が書いた通信をそのまま文集に載せたいと思いましたが、第三者の意見も取り入れたほうがもっと読みやすい文集になるかもしれないと思い直して、父や母からの修正案も取り入れました。余計な装飾をせずに質素に製本をしてくれて、ページをめくると文章が読み進みやすいように配慮されているように感じました。私の文章に父と母が枠をはめて本となり、これは父と母と私が恊働して遺した文集です。

文集の1章目「小林農場の農事暦」では、昔からの日本の暦である「二十四節気」に従い、「立春」から始まって「大寒」で終わるまでの24の各々の季節での小林農場の光景をつづった通信を選んで載せてみました。表情を変えてゆく季節に小林が農家として右往左往してゆく様子を通じて、日本列島の厳しくて豊かな自然を表現したいと思いました。

2章目の「野菜セットの意義」では、「そもそも野菜セットと何なのか。」ということを説明した通信をできるだけ多く選んで載せてみました。自然環境にできるだけ優しい栽培方法を行ってゆくには「野菜セット」という形にして消費者に直売してゆくことが重要なのであり、野菜セットを定期購入してくださっているご家庭の存在はかけがえのないということがつづられています。野菜セットを定期購入されている皆さんと私との間で交わされたやりとりの様子もつづられていて、今、読み返してみると、懐かしい気分になります。

今は小林農場も自立して農場経営を行えるようになりましたが、3章目に様々な方々の支援をいただきながら農場が自立してゆく様子がつづられています。また、今後も農場が自立してゆくためにも気に留めておくべき問題にも触れてみました。必死だった過去の自分の書いた通信が文集に収められています。読み返し、何度も初心に戻りたいと思います。

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2022年3月15日 (火)

令和4年3月14日の野菜セット・春以降のホウレンソウの様子

3月14日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

大根、里芋、サツマイモ、キクイモ、ネギ、ホウレン草、小松菜、乾麺

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ずいぶんと暖かくなり、野菜セットの配送日の昨日は暑いくらいでした。

冬の低温の頃と比べて、暖かくなるとホウレンソウなどの葉物野菜が貯蔵しにくくなります。できるだけ早く葉物野菜を冷蔵庫にしまって冷蔵保存して、なるべく早く食べきるように、皆さんにお伝えしてゆきたいと思います。

今までは配送日の前日にホウレンソウを収穫していましたが、今は早朝に霜が降りて畑が凍ることも少なくなったので、配送日の当日の早朝にホウレンソウを収穫してみました。できるだけ鮮度の良い状態で皆さんにホウレンソウをお届けできるように心掛けたいと思います。

P1050542 昨年の10月30日に種を播いて育てたホウレンソウ。品種名は「ステイシー」。

次回より、この畑からホウレンソウを収穫して出荷する予定です。

ちなみに、ホウレンソウのすぐ隣に咲いている紫色の花は、雑草のホトケノザの花です。

P1050539 昨年の11月6日に種を播いて育てたホウレンソウ。品種名は「アウグレッド」。

3月末頃から収穫時期を迎える予定です。

P1050541 今年の2月9日に種を播いて育てているホウレンソウ。品種名は「ハンター」。

4月上旬頃に収穫時期を迎える予定です。

2022年3月13日 (日)

令和4年3月11日の野菜セット・端境期、本番

3月宇11日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、里芋、サツマイモ、キクイモ、ホウレン草、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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今回で畑にある人参が全て収穫されて、出荷が終了しました。

「小泉冬越し五寸」という品種の人参を出荷してまいりましたが、とてもおいしい、小林農場の自慢の人参でした。別れ惜しいです。

前回でジャガイモと白菜の出荷が終了しました。今週、カブの出荷が終了します。

今の時期、冬の低温の中で貯蔵されてきた人参、カブ、白菜、ジャガイモ、カボチャ、大根などが、春になって暖かくなってゆくと傷みやすくなってゆき、次々と出荷が終了してゆきます。

いっぽうで、三寒四温の今の時期はまだ寒くなる日もあるので、新たに作物の種を播いても生育はのんびりとしていて、なかなか収穫時期を迎えません。

3月、4月は1年で最も出荷できる野菜が少なくなる「端境期(はざかいき)」となります。この端境期にどのようにして内容の充実した野菜セットを皆さんにお届けしてゆくのか、専業農家の腕の見せ所です。

P1050448 現在のネギ畑の様子。

冬の間は寒さで縮こまっていたネギも、3月に入ってから葉を青々とさせながら、すくっと立ち上がるようになりました。

もっと大きく生育してから出荷したいですが、他に出荷できる野菜がない場合は野菜セットにネギを入れてゆくことになります。

ネギは大きくても小さくても、変わらずおいしいく食べられます。

2022年3月12日 (土)

流行と収束を繰り返す波   令和3年8月13日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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流行と収束を繰り返す波   令和3年8月13日

残炎の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  例年では8月になればトマトがたくさん収穫できるのですが、今年はトマトが不作です。小さな芋虫がトマトの樹に穴を開けて潜り込んで茎を枯らしてしまい、せっかく実った実にも穴を開けられてしまう被害が目立っています。この芋虫はオオタバコガという蛾の幼虫で、この数年間、小林農場のトマト畑で活発に活動しています。ただ、今年に小林農場の畑で目立った被害を与えている害虫はオオタバコガのみで、他の害虫は大人しいです。

秋に収穫されるキャベツやブロッコリーも蛾や蝶の幼虫に食害されやすいのですが、この夏に育てているキャベツやブロッコリーの苗の葉には虫食い穴がほとんど見られず、きれいな姿で育っています。害虫の気配が薄い夏でした。秋も害虫が少ない予感がします。

  この数年間は害虫の被害が明らかに少なくなっているように感じます。数年前までは、まだ幼くて柔らかな苗は害虫の餌食となりやすく、畑に植えられる前に穴だらけにされていました。苗が無事に育って畑に植えられた後も、ほとんどの苗が害虫にかじられて切り倒されてしまうこともありました。「無農薬にこだわらずに、少しくらいは農薬を作物に散布して害虫を退治しておいたほうがよいかもしれない」と真剣に思ったこともありました。

  常に様々な虫が小林農場にやって来ます。新たな害虫が来て繁殖すると作物はたくさん被害を受けますが、時間が経つとその天敵も新たにやって来て害虫の繁殖を抑えてくれているようです。繁殖しては衰退して、虫の勢いにも数年おきに波があります。生態系は常にバランスを保とうとして、特定の生物のみがいつまでも増殖することはありません。

  病原ウイルスなども流行と収束を何度も繰り返します。日本国内ではインフルエンザが流行すると1日に数万人、多い日には数十万人の人々が感染して発症していました。私達はインフルエンザの流行期にも普段通りに外出して日常生活を維持していましたが、そのまま感染者数が増加し続けてゆくことはなく、やがて自然と感染者数は減ってゆきました。人間の体内には「免疫力」が備わっていて、大勢の人々が病原ウイルスに感染すると同時にその民族はウイルスに対する免疫を身に付けて、感染の流行は収束します。ウイルスも常に変異しますので、新たに変異したウイルスがまた流行して、再び人類は変異したウイルスに対しても免疫を身につけ、これを繰り返しながらウイルスと人類は共存してきました。

  新型コロナウイルスも流行する度にその後は自然と収束するので、流行期に特別な感染予防対策を行う必要はないと私は思いますが、「緊急事態宣言を発令したり、ワクチンを接種したり、特別な対策をしないといけない」と考える人が多いです。これらの対策が新たな副作用を生み出して問題をさらにややこしくしてしまうこともあると私は思います。

  農薬には田畑の生態系を傷つけてしまう副作用があります。今後もまた害虫が大発生して「農薬を散布しないとダメかも・・・」と思いたくなるかもしれませんが、いずれ波は自然と収まることを今の私は知っていますので、何も散布しないで収束をじっと待つでしょう。何かをすることよりも何もしないことを重んじるのが小林農場の害虫対策です。

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追記(3月12日)

畑に農薬を散布しても病害虫をなくすことはできず、農薬の副作用でさらに問題をややこしくする場合もあります。

コロナ禍では様々な感染予防対策やワクチン接種などが行われてきましたが、それらの副作用でさらに問題をややこしくしているように見えます。

過度な感染予防対策によって、日本の医療を逼迫させてしまい、日本の経済を悪化させて、日常の人間関係すら壊れてしまいました。

今までインフルエンザが毎年、流行と収束を繰り返してきたように、新型コロナウイルスも流行と収束を繰り返します。流行してもいずれは自然に収まるのだから、副作用を引き起こすかもしれない過度な感染予防対策を行うことをやめて、自然に流行が収まるのを待ったほうがよいと、私は思います。今まで私達がインフルエンザウイルスに対処してきたのと同じように、新型コロナウイルスに対処すればよいと思います。

 

作物生育追跡撮影・ジャガイモの種イモ 3月9日に撮影

P1050490 P1050493

ジャガイモの種イモ。畑に植えられる直前の様子。

左上の写真の種イモの品種は「アンデス赤」。右上の写真の種イモの品種は「ダンシャク」。

すでに芽が出始めている。一つの種イモの重さは、50g前後。

2022年3月11日 (金)

11年目の3月11日・風化されぬ記憶

今年も3月11日を迎えました。

福島第一原発事故の記憶が風化されることがないように、このブログでは毎年、あの時の記憶を遺してまいりたいと思います。

以下は昨年の3月11日に原発事故について書いた農場通信です。

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人とは共存できぬ存在   令和3年3月11日

春陽の候、皆さま、いかかがおすごしでしょうか。

  今年の3月11日で福島第一原発事故が発生してから10年が経ちました。原発事故によって有害な放射性物質が福島県から東北・関東地方へ飛散して、広い地域が放射能汚染を受けました。人の目には見えぬ放射性物質は回収されぬまま今でも残留し、今後も長期間、山林を汚染し続けます。福島第一原発事故は、10年経った今でも終わっていません。

  放射性物質に接触して被ばくすると人の体に障害が生じて、癌や白血病などの様々な病気に罹りやすくなります。事故の直後、畑の土も作物も放射性物質で汚染された可能性があったので、それらの安全性が確認されるまでは小林農場は野菜の出荷を自粛しました。

その頃はまだ原発事故の影響で発症した人は見当たらず、「皆が過度に放射能汚染を恐れすぎて経済活動を自粛すると社会が壊れるので、自粛は控えるべきだ」という意見もありました。しかし、放射能汚染では人体が被ばくしてから発症するまで数十年間もかかる場合もあり、被ばくした直後に発症しなければ安心してよいわけではありません。東北・関東地方の住民は放射能汚染に対しては意識的に恐れておいたほうがよいと私は思いました。

35年前に旧ソビエト連邦で発生したチェルノブイリ原発事故では、原発周辺の住民は他の地域に避難させられましたが、複数の専門家からは「故郷を離れることによるストレスで健康を損ねてしまい寿命を縮めてしまった人々もいた。過度に放射能汚染を恐れすぎることによって健康を損ねてしまう場合もある」と指摘しています。「病は気から」と言いますが、人は心にストレスを溜め込むと免疫力が下がって病気になりやすくなります。

いっぽうで、チェルノブイリ原発に近い地域では、原発事故から数年経った後にやたらと病人の数が増えた町もあり、複数の専門家は「原発事故によって多くの住民が被ばくしたことが原因だと考えられる」と指摘しています。被ばくによって発症しても原発事故から年月が経っていると何が原因で発症したのか判定することが難しくなります。原発事故は国の責任であり、被ばくによって病気に罹った国民に政府は賠償する責任がありますが、被害者が病因を証明できなければ政府は賠償をしません。福島の原発事故で被ばくした日本人も今後、被ばくによって発症しても日本政府が賠償してくれるのかどうか、分かりません。  

幼い子供達は放射線に対する感度が高く、被ばくによって大人達よりも犠牲になりやすいです。年をとった者から先に天寿を全うしてゆくのが自然ですが、原発事故による被曝の影響で子供達のほうが先に亡くなってゆくのは残酷なことであり、回避するべきです。

  人間は生態系の一員で他の生き物と共存してゆく能力が備わっていて、病気を引き起こす病原菌に感染してもやがて免疫を身につけて病原菌とも共存してゆきます。しかし人類が人工的に作り出した放射性物質は生態系から外れた存在であり、この物質が人間の体に与える影響は未知です。健康な若者達も、被ばくによって免疫力が破壊されて病気にかかるかもしれません。子供達や若者達の未来を奪いかねない放射性物質とは、私達は共存できません。放射性物質を排出し続ける原発は廃止されるべきだと、小林農場は考えます。

2022年3月 9日 (水)

令和4年3月7日の野菜セット・冬越しの葉物野菜について

3月7日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、里芋、サツマイモ、ジャガイモ、キクイモ、白菜、ホウレン草、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P1050486 昨年の秋に種が播かれて、冬を越してきた葉物野菜の畑(小松菜や水菜など)。

この冬はホウレンソウ以外の葉物野菜は小さく縮こまったままで、あまり出荷ができませんでした。

3月に入って暖かくなってきて畑の様子も変わり、少しだけ葉物野菜も大きくなって、ポツポツと出荷できそうな葉物野菜も現れ始めました。

P1050483 収穫し始めている小松菜。

背丈は小さいですが、その割には茎は太くてそれほど料理しづらくなく、味もおいしいです。

P1050482 つぼみを咲かせ始めている水菜。

これから水菜も出荷してゆきたいと思っていましたが、先に花を咲かせてしまいそうです。花が咲いてしまうと葉が固くなっておいしく食べられなくなります。

今回の冬越ししてきた葉物野菜の多くは、小さなまま花を咲かせてしまいそうな様子です。この冬春は、ホウレンソウ以外の葉物野菜はあまり収穫できずに終わってしまいそうです。

畑の地力が落ちてきているのかもしれません。今年の秋に葉物野菜を作付けする前には、堆肥を畑に入れておいたほうがよさそうです。

とりあえずしばらくは、暖かくなっていって生育が早まるので、大きくなった葉物野菜(小松菜など)を見つけながら、積極的に出荷してゆきたいと思います。

2022年3月 7日 (月)

令和4年3月4日の野菜セット・干し野菜について

3月4日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、里芋、ジャガイモ、キクイモ、白菜、ホウレン草、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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「スーパーでたくさん野菜を買いすぎてしまって食べきれない」とか、「小林農場の野菜セットに入っている野菜をすぐには食べきれない」とか、入手した野菜を食べきれない時もあるかもしれません。

そんな時に「干し野菜」を作ってみるのもおもしろいかもしれません。

野菜を細かく切って日に干せば、手軽に干し野菜が作れます。野菜はすぐに食べきれなくても、干せば長期間、保存できます。また、その味も生の野菜と比べて凝縮されて、生野菜とは別の味わいを楽しめます。

今、干し野菜作りを試みる家庭が増えているらしいです。私も干し野菜について学んでいます。私が参考にしたページを以下にご紹介します。野菜の干し方や、干すことによる利点、干し野菜の魅力などが説明されています。

干し野菜。切って並べて食材を使い切る、簡単干し野菜の作り方使い方。(かわしま屋)

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小林農場でも、形が変だったり、一部に傷があったり、中身はおいしく食べられるのだけれども商品としては出荷しにくい大根などを干して、「切り干し大根」を作ってみたりしています。

P1050464 野菜を細かく切るのに便利なスライサー。

P1050455 切った野菜を干すのに便利な干しカゴ。

P1050456 乾燥中の大根の千切り。

 

 

オオイヌノフグリ ~小林農場周辺で出会える草~

P1050438_20220307053301

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命名百科 ~小林農場で出会える生き物集~

「命名百科」では、小林農場で出会える生き物を写真や挿し絵などで紹介しております。よろしければ、上記をクリックしてご覧ください。

2022年3月 5日 (土)

雨水・新月の頃の言葉と歌~小林農場周辺の情景(2月17日から3月3日頃まで)

3月3日に新月を迎えました。

2月17日の満月の日から3月3日の新月の日までの、小林農場周辺の情景をお伝えします。

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「薄氷(うすらい)」

P1050371 大地を薄く覆う霜柱。

まだ浅い春先の早朝には、土は霜柱で覆われます。

「東風(こち)」

P1050460 春に吹く風。

今の季節は吹く風が強く、まっすぐ伸びている竹も強風にあおられてたなびきます。

「梅に鶯(うぐいす)」

P1050442 P1050250

春到来を予兆させる組み合わせ。

今年は2月には全く梅の花が咲かず、3月に入ってようやく1つ、2つの花が咲き始めました。

上の写真の中の鳥はウグイスではなくて、ウグイス色をしたメジロ(実際は梅の開花時期にはまだ、ウグイスの鳴き声は聞こえない)。

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季節の歌 昔と今

昭和以前から世代から世代へ歌い継がれてきた「昔ながらの季節の歌」と、平成以降に作成されて現代の日本人の季節感が反映されている「現代の季節の歌」を、私なりに選曲してみました。

  ( ´∀` )

「昔ながらの季節の歌」

どこかで春が  作詞:百田宗治、作曲:草川信

右をクリックすると、この曲のカバー曲をお聴きできます。 どこかで春が.wav

「どこかで春が生まれている。」寒い日が続く中でも春到来の兆しも感じられる今の季節が歌われています。

 ( ´∀` ) 

「現代の季節の歌」

春よ、来い  作詞・作曲/松任谷由美

右をクリックするとこの曲のカバー曲をお聴きできます。 春よ、来い2.wav

寒の戻りを繰り返してなかなか暖かくなってゆかない、浅くて淡い早春の頃の心象を歌っている曲だと思います。

2022年3月 3日 (木)

作物生育追跡撮影・冬越しキャベツの様子 3月1日撮影

P1050434 3月1日に撮影。冬越しキャベツの畑の様子。

昨年の秋に苗を畑に植えて、防寒対策を施しながら栽培。今のところ、多くの苗が寒さで枯れてしまうことなく、冬を越せている。

P1050429 苗の様子。周りには雑草(ホトケノザ)も青々と勢いよく生えている。

P1050431 除草後の様子。

2022年3月 2日 (水)

令和4年2月28日の野菜セット・冬越しのサニーレタスについて

2月28日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、里芋、ジャガイモ、キクイモ、白菜、ホウレン草、サニーレタス

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P1050416 サニーレタスを育てている畑の様子。

昨年の秋にサニーレタスの苗を植えて、防寒対策を施しながら育てました。

P1050418 大きくなったサニーレタスを収穫。

P1050415 冬の間に枯れてしまったサニーレタスの様子。

昨年は冬越しサニーレタスがよく採れましたが、今年は冬を越せずに枯れてしまったサニーレタスが多かったです。

レタスの本来の旬は4月下旬以降です。その頃には今の時期よりももっとおいしいレタスがもっとたくさん採れて、全てのご家庭にレタス類の野菜をお届けしてゆけると思います。

P1050420 2月に種を播いて育てているレタスの苗の様子。4月下旬に収穫時期を迎える予定。

 

 

2022年3月 1日 (火)

暗黙の圧力  令和3年11月11日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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暗黙の圧力  令和3年11月11日

小春日和の好期、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  新型コロナウイルス感染防止対策として日本政府は国民に新型コロナワクチンを接種するように呼びかけています。最初の頃は「ワクチンを接種すれば身近な人々にもウイルスをうつす危険がなくなり、自分の家族や仲間の命も守ることができる」と呼びかけられていましたが、実際にはワクチンを接種した人々がその後も新型コロナウイルスに感染して発症して、身近な人々にもウイルスを感染させる場合もあることが判明しています。

  私はこのワクチンの副作用が心配なので、ワクチンを接種しません。しかし、「コロナ禍を終息させるには、全ての人々がワクチンを接種したほうがよい」という暗黙の了解が社会全体に形成されてきています。「本当はワクチンを接種したくなかったが、家族や職場からワクチンを接種するべきだと強く言われて、接種せざるをえなくなった」という声もよく耳にします。繰り返しますが、ワクチンを接種した人も新型コロナウイルスに感染して発症して他の人にウイルスをうつす場合があります。ワクチンを接種していない人のみに対して「ウイルスをうつすかもしれない」と危険視して差別するのは間違っています。

  ワクチンを接種することによってウイルスに感染した時に重症に陥ることを予防できると言われていて、ワクチン接種の主な目的は自分が重症に陥ることを予防することです。それならば私のように基礎疾患のない人達や健康な子供達など、もともと新型コロナウイルスに感染しても重症化しにくい人達はわざわざ副作用があるかもしれないワクチンを接種する必要がありません。私は自分がワクチンを接種しない理由を合理的に説明できますし、説明をすれば誰も私にワクチン接種を強要したりはしないだろうと思っています。

  私の家族もご近所さんも新型コロナワクチンを接種していますし、この農場通信を読んでくださっている皆さんの中にもワクチンを接種している方もいらっしゃると思います。近所の方々とは「私はワクチンを接種しませんけれども、皆さんはワクチンを接種する時に副作用とか、怖くありませんでしたか?」などと気楽にたずねながらワクチンの話をしています。お互いにワクチン接種に対する考え方が違うことを認め合って、ケンカをしないようにしています。「ワクチン接種には副作用があるかもしれないから、接種するべきではない」と自分の主張を面と向かってバカ正直に押し付けすぎるとケンカになるかもしれません。  

日本の農家の99%以上が農薬を使用していて、農村では「農薬や除草剤で虫や草を駆除したほうが良い」という暗黙の了解が出来上がっています。作物が虫に食われたり作物の周りに雑草が生えていたりするのは恥ずかしいこととされて、農薬・除草剤が使用されます。

コロナ禍以後、多くの人々がウイルスを敵視するようになって、消毒を行うことが多くなっています。今後は農村でも「作物への病原ウイルスの感染が地域全体に広がって作物が病気にかかってしまわぬように、全ての畑は農薬を散布して消毒するべきだ」という意見が高まるかもしれません。その時に私は「いいや、農薬を散布すれば畑の生態系が壊れて作物も病弱になる。私は農薬を散布しない」と今までの自分の主張を貫くことができるかどうか。

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追記(3月1日記入)

3月より、5歳から11歳までの子供達への新型コロナワクチンの接種が始まります。

私はワクチンを接種しませんし、健康な子供達もわざわざ副作用があるかもしれないワクチンを接種する必要はないと思います。

栃木県の医師達が「栃木県有志医師の会」を立ち上げて、子供達への新型コロナワクチン接種に反対しています。そのホームページに「子供達が新型コロナワクチンを接種するべきではない理由」が述べられていますので、どうぞ以下をクリックしてご覧ください。

栃木県有志医師の会 のホームページ

私はワクチンを接種しませんが、それで周りの方々から批判されたことはありませんし、拒絶されたこともありません。新型コロナワクチン接種を義務化してしまっている海外の国とは違い、日本ではワクチンを接種する判断も接種しない判断も、どちらも自由に選択できます。

今まで日本国内で、1400名以上が新型コロナワクチンを接種した後に急死していて、それらの死因はワクチン接種の副作用が原因ではないかと疑われています。接種後に体調を崩してしまって日常生活を送ることが困難になってしまった人もいます。「自分の子供にこのワクチンを接種させたくない」と親の皆さんが判断するのも自然なことだと思います。

心の優しい子供が、「自分のおじいちゃんやおばあちゃんにウイルスをうつしてしまいたくないから、ワクチンを接種したい」と言っていました。しかし今まで多くの人々が新型コロナワクチンを接種した後も新型コロナウイルスに感染して発症して感染を拡散させていました。ワクチンを接種した後もウイルスに感染して発症する場合もあることを、大人達は子供達にしっかりと伝えておきたいです。

大勢の日本人が新型コロナワクチンを接種したのにも関わらずに「第6波」が発生している現実を直視して、「子供達を含めた大勢の人々がワクチンを接種すればコロナ禍を抑えられる」という今までの考え方を改めたほうがよいと思います。

私はワクチンを接種してもしなくても、感染症にかかる人はかかり、かからない人はかからないと思います。感染症予防で大事なのはワクチン接種よりも、健全な食事や十分な睡眠や適度な運動だと思います。

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