「一の月・上弦」の風景 杉山・千の一暦
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今宵は満月。
小林農場の独自の暦「杉山・千の一暦」では、「一の月・上弦」から「一の月・下弦」へ季節が移ります。
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「一の月・上弦」の作物の様子
期間:新暦の1月3日(新月の日)から1月18日(満月の日)まで
この期間の温度(小林農場に設置されている温度計で観測)
・平均的な最低温度 −7℃くらい
・平均的な最高温度 7℃くらい
・1日を通して平均的な温度 0℃くらい
この期間の気候:
・晴れの日ばかりが続く。1月11日にたった1回だけ雨が降った。
・空気は乾燥。私の手足の肌はアカギレだらけ。
・後半はだんだんと水が緩んできているようで、水がカチカチに凍りにくくなっている。寒の終わりは見えてきている。
以下は1月18日に撮影した、作物の様子
玉ねぎの様子。少し根が霜に浮かされているようなので、根を埋め戻す。
サヤエンドウ。順調に発芽して生育。
春に収穫される予定のキャベツ。今のところ欠株がほとんどなく、順調。
4月に収穫される予定のホウレン草「アウグレッド」。
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「杉山・千の一暦」とは
・小林農場が所在する栃木県市貝町杉山地区の自然環境に基づいて作られた、地域限定の暦(小林農場が独自に作成)。
・1年の始まりを冬至の日とする。
・冬至から最初の新月の日を迎えるまでの期間を「初の月」と名付ける。
・冬至から1番最初に迎えた新月の日から次の新月の日を迎えるまでの期間を「一の月」と名付ける。
・以後、新月を迎える度に「二の月」「三の月」・・・と月を切り替える。
・「十一の月」が終わると、その後から再び冬至を迎えるまでの期間を「結の月」と名付けて一年をしめくくる。
・それぞれの月で、お月さまが新月から満月へと満ちてゆく期間を「上弦」、満月から新月へと欠けてゆく期間を「下弦」と名付けて2つに分割する。
・太陽の運行に基づいて1年を24等分した「二十四節気」も独自に修正しながら活用。冬至から数えた日数で24等分する。
・それぞれの季節に見られる植物や動物に基づいた「生物暦」も活用(「桜の花が咲いたら大根の種を播け」など)。
・それぞれの季節にふさわしい「言葉」が選出される。または、それぞれの季節にふさわしい歌が選曲される。
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