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2022年1月

2022年1月31日 (月)

令和4年1月18日の野菜セット・2月の野菜セットの内容について

(令和4年1月11日に記入・メールに関する重要なお知らせ)

小林農場のメールのアドレスが変更します。詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。

現在の小林農場の新たなメールのアドレスは、 kobayashikazaie@gmail.com です。

旧アドレス(kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp)のメールは、現在は使用できません。

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1月18日の野菜セットの内容です。

人参、大根、カブ、ジャガイモ、里芋、白カボチャ、白菜、ホウレン草、小松菜、ターサイ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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2月の野菜セットの内容。

・人参、大根、カブ、白カボチャ、白菜、ホウレン草。これらの「冬の不動のレギュラー陣」は2月も変わらず、野菜セットにいれたいと思います。

・この冬は小松菜などの葉物野菜が不調です。ホウレン草は多くのご家庭に喜ばれているので、ホウレン草を少し多めに野菜セットに入れて、他の不作の葉物野菜の代用にしていこうかと考えています。

・イモ類は、ジャガイモをまず先に出荷して、その後に里芋を出荷してゆこうかと思います。春以降も良い状態で貯蔵できるサツマイモとヤマイモはしばらく温存。「秘蔵っ子」のキクイモを出荷する場合は、レシピを伝える必要があり。

・本来は秋から春にかけてネギを出荷し続けられるのですが、今年はネギが不作でわずかにしか出荷できていません。今は寒さのために小さなままのネギも、3月末以降に暖かくなればぐんぐんと大きくなって、たくさん出荷できるようになるのではないかと思います。

P1050114 3月以降に収穫する予定の分けつネギの様子。

・2月に入ると春野菜の種まきが始まります。4月下旬以降に、レタスなどの春野菜が収穫期を迎えます。

 

2022年1月29日 (土)

もっと明るく暮らせるはず  令和3年10月14日

(令和4年1月11日に記入・メールに関する重要なお知らせ)

小林農場のメールのアドレスが変更します。詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。

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旧アドレス(kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp)のメールは、現在は使用できません。

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野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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もっと明るく暮らせるはず   令和3年10月14日

衣替えをして秋の深まりを待つばかりです。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  小林農場の地元の市貝町にて、秋も深まる11月7日(日)に青空市「SATOYAMAヘルシーマーケット」が開催され、小林農場も出店させていただきます。皆さんもよろしければ、お越しください。開催の詳細はインターネットでも公開しているので、ご検索ください。

この青空市は毎年、春と秋に開催しています。小林農場を含めた生産者と料理人が協力して、この青空市でしか食べられない独創的な料理を作って会場で販売してきました。前回の春に行われた青空市では来場者の数が予想以上に多く、午前中で料理が完売しました。

  青空市の実行委員会はもっとたくさんのボランティアを募集しています。前回の開催では、新型コロナウイルス対策としてボランティアは来場者を一人一人、検温していました。会場は野外で喚起が良く、陽当たりが良くて病原ウイルスが繁殖しにくい環境で行われるのですが、それでも実行委員会は人手をかけてできる限り感染対策を行う方針のようです。

  前回、予想以上の来場者が来てくれた原因の一つとして考えられるのが、他の催しがコロナ禍の影響によって開催を自粛していたからでしょう。どこか人が集まる賑やかな場所に出掛けたいとうずうずしていた方々が、市貝町の青空市まで訪れてくれたのでしょう。

  「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、人流を抑制する必要がある」と日本政府は国民に呼びかけ、催しを開催して多くの人々が交流できる場を築こうとする者たちは「ウイルス感染を拡大させる危険があるから、開催を自粛するべきだ」と批判を受けることもありました。しかし、「人流の抑制が感染防止に効果がある」ということを証明できる明確な根拠があるわけではなく、人流を抑制しても効果はないと主張する専門家もいます。

  子供達が新型コロナウイルスに感染して亡くなったり重症に陥ったりする事例は極めて稀で、ほとんどの子供達はこのウイルスから被害を受けていません。しかしコロナ禍が発生してから自殺する子供達の数が急に増えて、昨年は子供の自殺者数が過去最多となりました。学校の閉鎖など、感染予防対策による様々な自粛が多くの子供達の心に悪影響を及ぼしていると推測されています。子供達は他者と接触しながら成長してゆくので、他者と接触できる機会を自粛しなくていけなくなれば、心は不安定になりやすいのかもしれません。

  青空市では、自然豊かな会場の景色に誘われるようにして子供達が楽しそうに駆け回っている姿も見られます。私も子供達が楽しんでくれそうなものを用意して出店するように心掛けています。私はケン玉で遊ぶのが少しだけ得意なので、ケン玉を店頭に置いておきます。前回の青空市ではケン玉の得意な少年が現れて、彼と楽しくケン玉で勝負をしました。

  今後も新型コロナウイルスは流行を繰り返すかもしれませんが、簡単に催しを中止したり学校を閉鎖したりしないで、皆が集って楽しめる場を維持してほしいと思います。人は気分が暗くなれば免疫力が落ちて病気にかかりやすくなり、気分が明るくなれば免疫力が上がって病気にかかりにくくなります。自粛は多くの人々の心を暗くして、病人の数を増やすかもしれません。明るい雰囲気を世の中に築いてゆくことが感染症の予防にもなります。

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追記(1月29日記入)

新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が拡大していますが、感染者の多くは無事に回復しています。その被害状況は、普通の風邪やインフルエンザとあまり変わらないように見えます。

今までインフルエンザが流行している時期でも私達は落ち着いて日常生活を維持して、普段通りに外出して、多くの人と接触することを大切にしてきました。インフルエンザ流行時は社会活動を制限したりしなかったのに、なぜ新型コロナウイルスの流行時には社会活動を制限しなくてはいけないのか?国民に行動制限を呼びかけている政府や自治体に説明していただきたいです。

「新型コロナウイルスは変異して未知の変異株を生み出すから危険だ」と説明するかもしれませんが、それはインフルエンザウイルスの場合も同じです。インフルエンザウイルスも変異しやすく、今まで私達は常にインフルエンザウイルスの「未知の変異株」と対峙してきました。インフルエンザウイルスが変異しても、私達は落ち着いて日常生活を維持してきました。

「新型コロナウイルスの感染力は強く、たくさんの感染者が発生してしまって、医療が逼迫してしまう」と説明するかもしれませんが、今までインフルエンザが流行すると1日に10万人以上のインフルエンザ患者が発生する日もありましたが、医療従事者は落ち着いて莫大な数の患者に対処して、医療を崩壊させたりすることはしませんでした。新型コロナウイルスの流行期もインフルエンザ流行期と同じように対処すれば、医療崩壊はしないですむと思います。

現在の新型コロナウイルスに対する医療体制が間違っているから医療が逼迫しやすくなっているわけであって、現在の日本の医療逼迫は、私達の社会がウイルスを過度に恐れてしまったために自ら引き起こしてしまった人災だと思います。新型コロナウイルスのせいにするのはやめたほうがよいです。

私達が医療崩壊を防ぐためにやるべきことは外出を自粛することではなく、政府や自治体や医師会などに現在の新型コロナウイルスに対する医療体制を見直して今までのインフルエンザ流行期と同じように対処してゆくように、強く訴えてゆくことです。

「予防原則」は大切ですが、過度な予防原則は社会や医療を壊してしまうということを今回のコロナ禍で学びました。こんなご時世でもイベントを中止しないで開催して多くの人々が交流できる場を作り出そうとしている方々を、私は応援したいと思います。

 

2022年1月28日 (金)

令和4年1月24日の野菜セット・種苗会社が種を生産する現場の様子

(令和4年1月11日に記入・メールに関する重要なお知らせ)

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現在の小林農場の新たなメールのアドレスは、 kobayashikazaie@gmail.com です。

旧アドレス(kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp)のメールは、現在は使用できません。

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1月24日の野菜セットの内容です。

人参、大根、カブ、里芋、白カボチャ、ゴボウ、ネギ、白菜、ホウレン草、油菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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2月に入ると春野菜の種まきが始まり、11月頃まで様々な野菜の種が播かれてゆきます。

様々な種苗会社から種を購入していますが、最もたくさんの種を購入している種苗会社は「トーホク」だと思います。トーホクは地元の栃木県を拠点にしている種苗会社なので、身近なところでトーホクの種を入手しやすいです。

そのトーホクのホームページには、種がどのように採られてどのように販売されているのか、たくさんの写真を載せながら詳しく公開しいて、自分が購入している種のできるまでを確認することができました。ご興味のある方は、下をクリックしてご覧ください。

世界の現場から(採種場での作業の様子)

話のタネ(採種された種が商品として販売されるまでの様子)

 

他にも

・タキイ(京都府) ・サカタ(神奈川県) ・カネコ(群馬県) ・トキタ(埼玉県) ・ナント(奈良県)

などの種苗会社からも種を購入しています。

種苗会社が販売している種の多くが海外の畑で採られていて、日本国内の畑で採られている種は少ないです。今年は少しでも国内の採種場を応援しようと思い、国産の種をできるだけ購入してみたいと考えています。

以下は国産の種を購入しやすい販売先です。

・自然農法国際研究開発センター(長野県) ・つる新種苗店(長野県) ・野口種苗店(埼玉県)・日本有機農業研究会の種苗部

 

2022年1月26日 (水)

過渡期   令和3年7月29日

(令和4年1月11日に記入・メールに関する重要なお知らせ)

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過渡期   令和3年7月29日

盛夏の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  梅雨明け後、例年ならばナスの樹は毎日たくさんの実をならして出荷しきれないほど収穫されます。しかし今年の小林農場ではいつまで待ってもナスの樹にエンジンがかからず、ほとんど収穫できていません。ピーマンの実もなかなか太らず、小さなまま収穫しています。夏野菜の不振によりこの夏は出荷できる野菜の種類を確保するのに苦労しています。

  悪天候によってどうしても不作になってしまう場合もありますが、この夏の場合は不作の原因は私の管理不足にあります。除草作業に手間取り、その他の管理に手が回りません。

  あらかじめ畑をビニール資材で覆っておくと雑草が地上に生えてくるのを防ぐことができて、それからナスなどの苗を畑に植えてゆくのが定石です。ビニール資材は使用後にはゴミとなるので、私はビニールのゴミを削減してゆきたいと思ってナス栽培ではビニール資材を使用しませんでしたが、それでナスの苗の周りに雑草が繁茂してしまい、除草に手間取りました。除草した後にナスの苗の周りに落ち葉を敷いて新たに雑草が生えてくるのを抑えましたが、ナスの生育は停滞したままです。ビニール資材で覆っておくと苗の根の周りの環境が良くなる効果もあり、ナスの栽培にはビニール資材を使ったほうが良さそうです。

去年の秋に種を播いて今年の初夏に収穫した玉ねぎを現在、出荷しています。玉ねぎ栽培でも除草作業が遅れて畑を雑草だらけにしてしまい、玉ねぎが小さなまま太らず、収量を落としました。ここでもビニール資材で雑草を抑えておけば、収量を確保できたと思います。

雑草が大きくなればなるほど取り除くのが大変になり、除草作業が遅れれば遅れるほど作業に手間がかかります。それは頭では分かっていますが、草が大きくなるまで私の気持ちにスイッチが入らず、どうしても除草作業が出遅れます。ビニール資材を使えば雑草を未然に抑えられることは頭では分かっていても、どうしてもビニール資材をあらかじめ張っておく作業に力を注ぐ気分にはなれません。なかなか合理的には動けない私の性分です。

まだ若い頃ならば畑が草だらけになっても朝から晩まで四つん這いになって除草作業をし続けて雑草を取り除くことができました。人間は40代頃に体力が急速に衰えやすいらしいのですが、私も例外ではなく、今は昔と違って除草作業中に疲れやすくなって作業が思うように進まず、畑を草だらけにしてしまうと元の状態に戻すことが困難になりました。

良く育ってくれなかった今年の夏野菜や玉ねぎが私に「今までの体力任せのやり方を改めてゆかないと、この先は農業を続けてゆくことができなくなる」と警告してくれているようにも見えます。間もなく来年に収穫される玉ねぎの種を播く用意をしますが、今回はビニール資材を畑に張って、あらかじめ雑草を生やさないようにしておこうと思います。

ビニール資材を使わなければビニールのゴミを削減できて地球環境には良いのですが、そこにはあまりこだわらなくてもよいでしょう。もっとこだわらなくてはいけないことが他にあります。以前のように雑草たちとノーガードで殴り合えるような元気が今の私にはありませんが、頭を使って雑草との殴り合いを回避しながら作物を育てたいと思います。

2022年1月25日 (火)

作物生育を観察・玉ねぎの様子(1月24日撮影)

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P1050238 1月24日に撮影。玉ねぎの苗の様子。

根が霜で浮かされている苗も見られ、埋め戻す。

P1050098左の写真は、1月3日頃に撮影した玉ねぎ苗の様子。

 

2022年1月24日 (月)

令和3年1月21日の野菜セット・厳寒期の露地の白菜について

(令和4年1月11日に記入・メールに関する重要なお知らせ)

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旧アドレス(kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp)のメールは、現在は使用できません。

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1月21日の野菜セット(2000円セット)の内容です・

人参、大根、カブ、里芋、白カボチャ、ゴボウ、ネギ、白菜、ホウレン草、かき菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P1050235 現在、畑に残されている白菜の様子。

通常、結球して収穫時期を迎えた白菜は、12月に寒さが厳しくなる前に畑から収穫されて、室内で防寒しながら貯蔵されます。

12月末になっても十分に結球していない白菜は、収穫しないで畑に残しておきました。

1月の厳寒期になって、畑に残していた白菜を収穫してみました。

P1050231 外の葉は寒さで傷んでしまっています。

P1050232 外の葉を取り除いてゆくと、中の結球部分は無事でした。

結球のゆるい白菜なので葉の数は多くなくて軽く、外の葉をたくさん取り除いたのでサイズも小さくなりましたが、その味はおいしく、十分に商品として販売できると思って直売所などに出荷しています。

この厳寒期にも露地で生き抜いた白菜です。しっかりと販売してまいりたいと思います。

Img_0499

野菜セットに入れている白菜は、12月に収穫して室内などで防寒して貯蔵している、しっかりと結球した白菜です。

(白菜を新聞紙に包んでおくと、長期間、良い状態で貯蔵しやすくなります)

 

2022年1月23日 (日)

クサギカメムシ ~小林農場で出会える~~

(令和4年1月11日に記入・メールに関する重要なお知らせ)

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旧アドレス(kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp)のメールは、現在は使用できません。

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Dscn3245 Photo_20200909045001

夏の頃に撮影した写真。(画像をクリックすると、画像が拡大されてもっと見やすくなります。

ピーマンなどの樹の茎に行列を作って群れています。

実から果汁を吸って作物に被害をもたらすこともありますが、その被害はそんなに大きくなさそうです。

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命名百科 ~小林農場で出会える生き物集~

「命名百科」では、小林農場で出会える生き物を写真や挿し絵などで紹介しております。よろしければ、上記をクリックしてご覧ください。

 

2022年1月22日 (土)

「外出自粛」よりも「医療体制の見直し」が先だ 令和3年8月26日

(令和4年1月11日に記入・メールに関する重要なお知らせ)

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野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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「外出自粛」よりも「医療体制の見直し」が先だ 令和3年8月26日

暑さもようやく峠を越えたようです。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  新型コロナウイルス感染拡大のため栃木県では3回目の緊急事態宣言が発令されて、他に20の都道府県でも9月12日まで緊急事態宣言が発令されました。国民には外出の自粛が要請されて、学校が閉じられたり登校時間が短縮されたりして、祭りも中止されます。

  この夏、国内での新型コロナウイルスの感染者数は急増していますが、感染によって死亡する人が急増しているわけではなく、多くの感染者は無事に回復しています。ただ、感染者急増によって医療が逼迫していることが緊急事態宣言の発令の理由となっています。

  欧米諸国では日本よりもたくさんの新型コロナウイルス感染症の患者が発生していますが、医療は維持されています。海外と比べて患者数の少ない日本で医療が逼迫したり崩壊したりするのはおかしいです。複数の医師などからは「日本での医療逼迫は日本の医療が誤って引き起こした人災であり、政府や医師会が早急に医療体制を見直すことによって解消すべき問題であり、国民が外出を自粛して解消できる問題ではない。」と指摘されています。

  現在、日本政府は新型コロナウイルスを特別に危険なウイルスと判断して「指定感染症」に指定して、施設が整っている病院のみで新型コロナウイルス感染症の患者の治療を行うようにしていますが、その他多くの一般の病院では患者を受け入れていません。ほんの一部の病院しか患者を受け入れていないので、患者が急増すれば受け入れられる病床はすぐに満員になり、すぐに入院できない患者は病床が空くまで自宅で待機をすることになりますが、待機中に病状が悪化して重症者が増えて、医療がさらに逼迫してゆく状況です。

  一般の病院でも新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れられる環境を整えるべきだと、複数の医療関係者が訴えています。重症者への治療は施設の整った大きな病院でしか行えませんが、軽症者への治療は一般の小さな病院でも可能で、感染者が軽症のうちに一般の病院で治療しておけば医療の負担は激減します。一部の病院しか患者を受け入れていない今の歪んだ状況を見直して、全ての病院が新型コロナウイルス感染症の治療に参加して、「風邪の症状が出た人はかかりつけの病院にすぐに通院する」という今まで当たり前だったことを行えるようにすれば、私達は過度に新型コロナウイルスを恐れなくてもよくなります。

  私達が外出を自粛してみてもそれでこの新型ウイルスが日本から消滅するわけではなく、今後も流行と収束を繰り返すでしょう。流行する度に学校を閉じたり祭りを中止したり経済活動を止めたりしていては社会も経済も文化も壊れて、私達の日常生活も壊れます。

政府や医師会は、医療体制を見直すことよりも国民に外出を自粛させることに力を注いでいます。私達が医療崩壊を防ぐためにやるべきことは政府からの自粛要請に従うことではなく、政府や医師会に早く医療体制を見直すように強く訴え続けてゆくことです。小林農場は緊急事態宣言が発令されても通常通りに野菜セットを皆さんのお宅に配送いたします。私達の生活を維持するためにも、私達は外出して人と接触して交流する必要があります。
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追記(1月22日記入)

新型コロナウイルスの感染が流行する度に様々なイベントの開催が中止されていますが、イベントが中止されると社会が暗くなります。イベントの主催者は安易にイベントを中止したりしないでください。

普通の風邪やインフルエンザなどの場合と同じように、オミクロン株に感染した人の多くが無事に回復しています。普通の風邪やインフルエンザなどでクラスターが発生した時と同じように、イベントなどでオミクロン株のクラスターが発生しても、ほとんどの感染者は無事に回復すると考えられます。

日本国内では、今までインフルエンザが流行すると、1日に5万人以上、多い日には1日に数十万人のインフルエンザの患者が発生していましたが、日本の医療は崩壊しませんでした。新型コロナウイルスの感染が流行した時もインフルエンザ流行期と同じように対処すれば、医療は崩壊しないと思います。

なのに、新型コロナウイルスが流行する時だけ私達の社会は感染を過度に恐れてしまって、医療従事者もいつもどおりに適切に感染症に対処することができなくなってしまいます。

私達が医療崩壊を防ぐためにやるべきことは外出を自粛することではなく、政府や医師会に今の医療体制をすぐに見直すように強く訴え続けてゆくことです。

そのためにはまず私達自身が新型コロナウイルスを正しく恐れることを心掛けて、過度に恐れることを慎まないといけません。

2022年1月21日 (金)

令和4年1月17日の野菜セット・ゴボウについて

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1月17日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、里芋、ジャガイモ、白カボチャ、ゴボウ、白菜、ホウレン草、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P1050212

小林農場が栽培しているゴボウ。根があまり長く伸びずに短形で、冷蔵庫に収納しやすい(収穫もしやすい)品種です。

P1050219

私はこのゴボウを料理する前に、タワシでゴシゴシと泥を落とした後は、外皮を包丁で切り除かずに、そのまま料理をしています。

野菜は外皮の周辺にも香りや栄養が溜まっていますので、なるべく除かないでいっしょに食べるようにしています。

P1050218

ゴボウをぬか漬けにして食べてみました。

この品種のゴボウは、肉質が筋っぽくなくて、漬物やサラダにして食べてもおいしいと思います。

2022年1月19日 (水)

「一の月・上弦」の風景  杉山・千の一暦

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今宵は満月。

P1050180

小林農場の独自の暦「杉山・千の一暦」では、「一の月・上弦」から「一の月・下弦」へ季節が移ります。

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「一の月・上弦」の作物の様子

期間:新暦の1月3日(新月の日)から1月18日(満月の日)まで

この期間の温度(小林農場に設置されている温度計で観測)

 ・平均的な最低温度      −7℃くらい

 ・平均的な最高温度      7℃くらい

 ・1日を通して平均的な温度  0℃くらい

この期間の気候:

 ・晴れの日ばかりが続く。1月11日にたった1回だけ雨が降った。

 ・空気は乾燥。私の手足の肌はアカギレだらけ。

 ・後半はだんだんと水が緩んできているようで、水がカチカチに凍りにくくなっている。寒の終わりは見えてきている。

以下は1月18日に撮影した、作物の様子

P1050194

玉ねぎの様子。少し根が霜に浮かされているようなので、根を埋め戻す。

P1050111_20220119054601

サヤエンドウ。順調に発芽して生育。

P1050196 P1050195

春に収穫される予定のキャベツ。今のところ欠株がほとんどなく、順調。

P1050197

4月に収穫される予定のホウレン草「アウグレッド」。

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「杉山・千の一暦」とは

 ・小林農場が所在する栃木県市貝町杉山地区の自然環境に基づいて作られた、地域限定の暦(小林農場が独自に作成)。

 ・1年の始まりを冬至の日とする。

 ・冬至から最初の新月の日を迎えるまでの期間を「初の月」と名付ける。

 ・冬至から1番最初に迎えた新月の日から次の新月の日を迎えるまでの期間を「一の月」と名付ける。

 ・以後、新月を迎える度に「二の月」「三の月」・・・と月を切り替える。

 ・「十一の月」が終わると、その後から再び冬至を迎えるまでの期間を「結の月」と名付けて一年をしめくくる。

 ・それぞれの月で、お月さまが新月から満月へと満ちてゆく期間を「上弦」、満月から新月へと欠けてゆく期間を「下弦」と名付けて2つに分割する。

 ・太陽の運行に基づいて1年を24等分した「二十四節気」も独自に修正しながら活用。冬至から数えた日数で24等分する。

 ・それぞれの季節に見られる植物や動物に基づいた「生物暦」も活用(「桜の花が咲いたら大根の種を播け」など)。

 ・それぞれの季節にふさわしい「言葉」が選出される。または、それぞれの季節にふさわしい歌が選曲される。

2022年1月18日 (火)

エンマコオロギ ~小林農場周辺で出会える虫~

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秋の頃に撮影。「コロコロ・リーリー」と鳴くエンマコオロギ。

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命名百科 ~小林農場で出会える生き物集~

「命名百科」では、小林農場で出会える生き物を写真や挿し絵などで紹介しております。よろしければ、上記をクリックしてご覧ください。

2022年1月16日 (日)

令和4年1月14日の野菜セット・白カボチャの外皮について

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1月14日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、里芋、サツマイモ、白カボチャ、ゴボウ、白菜、ホウレン草、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P2020835

現在、出荷しているカボチャ。品種名は「白爵」。皮が白いのが特徴で、冬にも貯蔵できて出荷できる品種です。甘味の強い品種でもあります。

白い皮は固くて、ハクビシンやネズミなどの獣もかじるのが大変なようで、獣害を受けにくい品種でもあります。よって、人間が調理をするときにも、皮が固いために少しだけ包丁で切るのが大変です。

私はカボチャの皮も丸ごと料理して食べていますが、外皮が固くて食べにくいと感じる人もいるかもしれません。カボチャを料理する前には電子レンジにかけて外皮を柔らかくしてから料理する人もいるようです。

電子レンジを持っていない人や、電子レンジをあまり使いたくない人に、以下の料理方法をおすすめいたします。

Img_0821白カボチャの白い皮を切り除いた後、

Img_0822食べやすくするため、みじん切りにします。

Img_0824小麦粉に混ぜて練って焼いて、「おやき」にしてみました。

カボチャの皮など、少し固くて食べにくいと思う部分は、上記のようにおやきにするとおいしく食べられます。野菜の皮の周辺にもにもたくさん栄養が詰まっていますので、栄養を無駄に捨ててしまうことなく摂取できればよいです。

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「白爵」は白色の美しい品種なのですが、今期に小林農場が出荷している白爵は、皮にシミやカサブタが少し目立っています。おそらく、カボチャの栽培中に地面の上で実ったカボチャの肌が、地面からの湿気によって荒れてしまっったのでしょう。

実ったカボチャの下に草やワラなどを座布団のように敷いておけば、きれいな肌のカボチャを収穫できると思います。次のカボチャ栽培の課題としたいと思います。

2022年1月15日 (土)

令和4年1月10日の野菜セット・畑の菌の存在を身近に感じられるようになる動画を紹介

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ちょっと公開するのが遅れてしまいましたが・・・

1月10日の月曜日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、里芋、白カボチャ、ゴボウ、ネギ、白菜、ホウレン草、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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インターネット上でおもしろい動画をみつけましたので、皆さんにご紹介いたします。以下をクリックしてご覧ください。

「森の暮らし・菌ちゃん先生伝授」(レトロワグラース)

「菌ちゃん先生」という愛称で親しまれている長崎県の農家の方が、北海道で家庭菜園を始めた女優の柴咲コウに野菜の栽培方法を伝授してゆく動画です。

この菌ちゃん先生はサービス精神に溢れたお人柄で、そのお話がとてもおもしろかったのですが、「畑に生息している菌への感謝の念」に貫かれていて、菌が生息しやすい環境を畑に作り出すことに専念されていました。それは、小林農場が目指すべき栽培の姿でもありました。

畑に生息している菌が野菜を育ててくれます。ほんの一部の菌は作物に病気を引き起こすのですが、その病原菌を退治しようとして農薬を散布すると、作物の健康に必要な菌までいっしょに死んでしまい、菌との絆を絶たれた作物は病弱になって病気にかかりやすくなる場合もあります。菌ちゃん先生は農薬を散布しません。

人間の体も様々な菌の働きによって健康を維持しています。ほんの一部の菌やウイルスが人間に病気を引き起こすのですが、その病原体を退治しようとして過剰に消毒をすれば、人間の健康に必要な菌やウイルスもいっしょに死んでしまい、菌やウイルスとの絆を絶たれた人間の体は病弱になるかもしれません。

菌やウイルスを恐れて消毒などの感染予防対策を異様に強めてゆく最近の私たちの社会について、菌ちゃん先生が農家からの視点で論じている記事もありますので、この記事も皆さんにお薦めします。以下をクリック。

農業で起こったことと同じ間違いをしている(吉田俊道ブログ・菌ちゃんありがとう 昨年の4月23日に公開)

2022年1月13日 (木)

伝われ、広まれ、自給自足の姿勢  令和3年7月22日

(令和4年1月11日に記入・メールに関する重要なお知らせ)

小林農場のメールのアドレスが変更します。詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。

現在の小林農場の新たなメールのアドレスは、 kobayashikazaie@gmail.com です。

旧アドレス(kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp)のメールは、現在は使用できません。

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野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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伝われ、広まれ、自給自足の姿勢  令和3年7月22日

梅雨明けの暑さはまたひとしおに感じられます。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  私が野菜セットの配送で皆さんのお宅にうかがうと、お庭の家庭菜園で立派に育っているトマトやナスなどの樹を目にすることがあります。野菜セットを受け渡す時に皆さんより栽培方法についてのご質問をいただくので、私も張り切ってお答えしたりしていますが、小林農場ではナスなどの夏野菜の生育がおもわしくなく、本当は私のほうが皆さんにどのようにしてそのように立派なナスを育てられたのか、逆におたずねしたいくらいです。

  今年の小林農場のナスの生育が不振なのは、私の自己流のやり方でナスの苗を畑に植えたのが悪かったからだと思います。私は農業研修生として師匠の農場で野菜栽培を学ばせていただいていましたが、師匠の畑ではナスの樹がいつも立派に育っていました。自己流の方法で苗を植えるのをやめて、来年は研修中に教わった通りに苗を植えたいと思います。

  栽培技術は人から人へと伝授されてゆくのですが、教える側が栽培技術を言葉だけで伝えてゆくのには限界があります。研修中に「技術は人から教わるものではなく盗むものだ」と師匠から言われました。畑仕事の上手な人がどのように手足を動かしているのかを盗み見て、実際にその動き方を真似してみます。人から言葉で教わってばかりいるだけでは技術は身につかず、自分の体を動かして体で技術を覚えてゆく姿勢が大事だと言われました。師匠が本当に伝えたかったことは「正しい技術」よりも「正しい姿勢」だったと思います。

  いつも小林農場の野菜を食べてくださっている近所の方より「人参を自分で栽培してみたいので、栽培方法を教えてほしい」とお願いされました。人参の種は発芽しにくく、種を播く時には工夫が必要です。近所の方の家庭菜園までうかがって、私が実際に人参の種を播いて、種の播き方をお見せしました。数日後、その家庭菜園におうかがいすると、芽が地上に出てきてくれていたので私もホッとし、近所の方もいっしょに喜んでくださいました。次はご自身で種を播き、ご自身の体で人参の栽培方法を体得してゆくことを願っています。

  私は今までに何度も人参の種を発芽させることに失敗しながら現在の播き方にたどりつきました。しかし近年の夏は一昔前より暑さが増して土が乾きやすくなっているためさらに人参の種を発芽させにくくなり、また技術を更新する必要があると感じます。今後も失敗をしながら学んで技術を更新してゆきますが、「正しい姿勢」で臨むことが大切です。

  自分達に必要な衣食住を自給自足してゆくことこそが最も自然環境に優しい生活だと考えて私は農家になりました。会社員も主婦も政治家も医者も教師もみんな、自分達が専業としている仕事をしながら家庭菜園で自分達の食べ物を自給自足してゆくような社会になれば良いと思います。「自分の家庭菜園でナスやトマトを収穫しているので、これらは野菜セットに入れなくてもよいです」などの皆さんからのご要望には喜んで応じております。

  「知り合いの家庭菜園でたくさん野菜が採れて、自分にも野菜をたくさん分けてくれたので、次回の野菜セットの購入はお休みしたい」というご要望にも応じてきました。顔見知りの知り合いの間で収穫を分け合って地域内で食を自給するのはすばらしいことです。

2022年1月12日 (水)

ハコベ  ~小林農場周辺で出会える草~

(令和4年1月11日に記入・重要なお知らせ)小林農場のメールのアドレスが変更します。詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。現在の小林農場の新たなメールのアドレスは、 kobayashikazaie@gmail.com です。旧アドレス(kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp)のメールは、現在は使用できません。

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P1050140 Img_20220112053333

他の雑草が寒くて生えてこない冬に、寒くても元気に生い茂っているハコベの姿が目立ちます。

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命名百科 ~小林農場で出会える生き物集~

「命名百科」では、小林農場で出会える生き物を写真や挿し絵などで紹介しております。よろしければ、上記をクリックしてご覧ください。

 

2022年1月11日 (火)

小林農場のメールのアドレスの変更について

小林農場のメールのアドレスの変更について

(令和4111日に記入)

 

いつもお世話になっております。小林農場 風家(かざいえ)の小林です。

 今まで使用していた小林農場のメールに問題が発生したため、農場のメールを新たに開設することになりました。

今後、小林農場のメールのアドレスが「旧アドレス」から「新アドレス」へと変更いたします。これより小林農場にメールで連絡される方々は、旧アドレスではなく、新アドレスのほうへ連絡事項を送信していただくようにお願いいたします。

 

旧アドレス(今まで使用してきて、現在は使用できなくなった農場のメールのアドレス)

  kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp

      ⇩

新アドレス(今後、使用される農場のメールのアドレス)

  kobayashikazaie@gmail.com

 

1月8日(土)以降に小林農場の旧アドレスのメールが不通となり、皆さんより送信されたメールを小林が確認することができない状態になっています。もしも1月8日以降に小林農場の旧アドレスのメールに大事な内容の連絡事項を送信されている方がいらっしゃいましたら、お手数ではありますが、小林農場の新アドレスのメールのほうへ再度、送信していただくように、よろしくお願いいたします。

 また、もしもお時間がありましたら、皆様から小林農場の新アドレスのメールに、皆様のお名前のみを記入した「空メール」を送信していただけると、皆様のメールのアドレスを再確認できますのでありがたいです。

 皆様にご不便をおかけいたしております。どうかご容赦ください。

2022年1月10日 (月)

小林農場 百景 「夕焼け」

「小林農場 百景」

小林農場付近で見られる印象的な風景を100枚、選出してゆきたいと思います。

(今年の12月に、正式に選出した100枚の「百景」をこのブログにて公表したいと思います。)

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「夕焼け」

P1050152

2022年1月 9日 (日)

令和4年1月7日の野菜セット・お粥について

 

 

1月7日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、里芋、白カボチャ、ゴボウ、白菜、ホウレン草、小松菜、ターサイ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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せり、なずな ごぎょう、はこべら ほとけのざ

すずな、すずしろ これぞ七草

お正月の最後に「七草粥」を食べる風習がありますが、正月料理を食べすぎて弱っている胃腸には、お粥のような消化しやすい優しい食事を摂るとよいです。

七草粥を作って食べることにより質素で健全な食生活へと戻ってゆき、日常を取り戻します。

今後も風邪をひいたときなどにお粥を食べたくなるかもしれませんので、おいしいお粥の作り方を学んでみました。

P1050157

我が家では玄米の5倍(容積)の水を合わせて、土鍋で弱火で1時間ほど煮てみました。

最後に茹でてみじん切りにした野草と塩を加えました。

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小林農場の畑にも、ハコベやホトケノザなどのお粥の食材が、真冬でも青々とおいしそうに茂っています。

P1050142 P1050141

P1050145 ネギの株元にはオオイヌノフグリも生い茂っていたので、これらも摘んで、お粥に混ぜました。

野草が身近に見つからなければ、代わりにホウレン草などの野菜をお粥にまぜてもおいしいです。今回は野菜セットにホウレン草、小松菜、ターサイなどを入れてみました。

 

2022年1月 8日 (土)

小林農場 百景 「冬晴れ」

「小林農場 百景」

小林農場付近で見られる印象的な風景を100枚、選出してゆきたいと思います。

(今年の12月に、正式に選出した100枚の「百景」をこのブログにて公表したいと思います。)

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「冬晴れ」

P1050132

日本列島の太平洋側に位置する関東平野では、冬の間は雲が一つもないような「冬晴れ」の日が多く見られます。

本当に小林農場では、昨年の暮れからずっと、全くまとまった雨が降らず、カラカラに乾燥している状態が続いています。

先日、関東平野の南部では雪が降り積もったようで、うらやましい。

2022年1月 6日 (木)

自分の性格が投影される畑   令和3年7月15日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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自分の性格が投影される畑   令和3年7月15日

驟雨の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  私は医療関係者の皆さんが医療の現場や様々な患者の様子を描いている書籍を読むのが好きで、健康や死生観について学ばせてもらっています。最近は癌についての書籍を読んでいるのですが、「常に癌検診を受けて早期に癌を発見して早期に治療することが大切だ」と言うお医者さんがいるいっぽうで、「現在の日本で行われている癌の手術や抗がん剤治療は患者の身体を傷つけてしまって死期を早めてしまう場合もあり、治療をしないほうがよい場合もある」と言うお医者さんもいます。医療の知識のない私にはどちらが正しいか分かりませんが、もしも私の体に癌が見つかったら、できるだけ治療をしたくないと思いました。

自分の好きな仕事をやることで心身に好影響を与えれば、癌を抑えられるかもしれません。手術による後遺症や抗がん剤による副作用で苦しんでいては、自分の好きな仕事もできなくなります。たとえもしも治療をしないで癌を放置することで死期を早めることになったとしても、死ぬ直前まで好きなように生きられたのならば、それで本望とします。

「問題が発生した時にそれに抗おうとして何かをすると、さらに問題をややこしくしてしまうかもしれない。何もせずに自然に問題が収まるのを待ったほうがよい」という感覚が私の意識の中に強く根付いています。「農薬を散布して害虫を駆除しようとすると畑の生態系を壊してさらに虫害が大きくなる。何も散布しないで生態系がバランスを取り戻すのを待てば自然と害虫も収まってゆく」という無農薬栽培の考え方は私の性格に合います。

作物を育てる時も、種を播いた後はできるだけ作物に手出しをしないで放任して、自然に生育させるように心掛けます。いろいろと手を出してしまうと「もしかしたら余計なことをして作物の生育を邪魔してしまったかもしれない」と心配になったりしてしまいます。

  7月に入っていますが、ナスやピーマンなどの夏野菜の生育が遅れて、まだまともに収穫できていない状況です。大根、キャベツ、白菜、春菊など、通常ならば6月中に出荷を終える春野菜をできるだけ長く出荷し続けて、出遅れている夏野菜の穴を埋めてゆきました。

  ナスの苗を植えた後も余計なことをせずにほとんど放任して育てていますが、ナス栽培の場合は、込み合っている枝を落としたり肥料を定期的に与えたり、細々とした管理をしないとうまく育たないようです。このまま放任していたらほとんどナスを収穫できないまま夏が終わってしまいそうなので、先日、ナスの樹の株元に肥料を散布してみました。

  あまり農家が管理をしなくても葉を茂らせてくれるモロヘイヤや青シソが収穫時期を迎えました。ナスと比べればあまり農家が管理をしなくても生育してくれるオクラやトマトも実をならし始めています。7月、8月には秋と冬に収穫されるキャベツ、白菜、大根などの種が播かれて、あまり管理の必要としない私の好きな秋冬野菜の栽培が始まります。

  何もしないことを好み、治療や管理などを施すことを重苦しく感じる私の性格が、良くも悪くも畑に投影されます。雑草と違って野菜は生育してゆくには少なからず人の管理を必要とする植物であることを、私のような性格の人は肝に銘じたほうがよいでしょう。  

2022年1月 5日 (水)

令和4年1月3日の野菜セット・お雑煮と小松菜について

令和4年1月3日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、里芋、ネギ、白カボチャ、白菜、ホウレン草、小松菜、ターサイ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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令和4年。今年、初めての野菜セットの出荷です。今年も小林農場 風家(かざいえ)の野菜セットをどうぞよろしくお願いいたします。

このお正月、東京都江東区の私の実家に帰省して、家族でお雑煮を食べて新年を祝いました。昆布、シイタケ、鶏肉などからダシをとって、しょう油と塩だけで味つけした、さっぱりとした味わいのお雑煮でした。

小林農場の食卓では、小松菜も加えていっしょに煮てみました。小松菜からもけっこうはっきりとした味のダシがとれると、改めて思いました。お雑煮に添える青物として、小松菜を使ってみました。

P1050124 小松菜

昨年の暮れにご近所さんのお庭で餅つきが行われたので、私も餅をつかせてもらいました。この正月は餅をたくさん食べながら暮らしています。お雑煮にも入れています。

P1050089 P1050095

我が家のお餅は玄米餅。白米よりも玄米で餅をつくには骨が折れますが、玄米の餅は香ばしくておいしいです。

 

2022年1月 4日 (火)

ツクツクボウシ ~小林農場で出会える虫~

_20220104_0001

夏の頃にツクツクボウシの鳴き声を録音してみました。

右をクリックするとお聴きできます。ツクツクボウシの鳴き声.wav

名前のとおりに、「つくつくぼーし、つくつくぼーし」と鳴くセミです。

他のセミよりも鳴き始めるのが遅く、ツクツクボウシの鳴き声を耳にすると「夏の終わりが始まった」という感じがします。

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命名百科 ~小林農場で出会える生き物集~

「命名百科」では、小林農場で出会える生き物を写真や挿し絵などで紹介しております。よろしければ、上記をクリックしてご覧ください。

2022年1月 3日 (月)

「杉山・千の一暦」 一の月・上弦

今宵は新月。

小林農場が独自に作った暦「杉山・千の一暦」では、本日より「一の月・上弦」が始まります。

一の月・上弦

 期間:新暦の令和4年1月3日の新月の日から、令和4年1月17日の満月の日の前日まで

 この期間に出会えそうな生き物:

  キツツキ(コゲラなど)、ハクセキレイ、カモ(マガモなど)、甲虫(カブトムシなど)の幼虫、冬木立の巨木(ケヤキなど)、春草(ハコベなど)、千両・万両

 この期間に使われる「言葉」

  冬ごもり、冬日和、冬萌え、冬化粧,氷面鏡、短日、虎落笛、枯野、山眠る、日脚伸びる

 この期間に写真に収めたい風景 

  ・霜で凍てつく畑と作物

  ・巨木の周りで積もった落ち葉

  ・初雪が降ったら、初雪の様子

 この期間の祭事:

  「干しカボチャや干し大根作り」「「大掃除・断捨離祭」「粥を食べる(七草粥、七種粥)」「どんど焼き」「鏡開き」

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初の月・下弦 の風景

  期間:新暦の令和3年12月22日(冬至)から、令和4年1月3日の新月の前日まで

現在の畑の作物の様子を写真に収めてみました(画像をクリックすると画像が拡大されて、もっと見やすくなります)。

P1050098 玉ねぎの苗の様子。

P1050106 11月に種まきしたホウレン草の様子。

P1050102 P1050104

左上はカブの葉の様子、右上は人参の葉の様子。どちらも株元にたっぷりと土をかぶせて防寒。

P105010810月下旬に種を播いた小松菜や水菜などの葉物野菜。

P1050111 サヤエンドウの様子。

P1050113 ソラマメの様子。

P1050114 3月以降に収穫する予定の分けつネギの様子。

P1050116 ニンニクの様子。

P1050122 春に収穫する予定のキャベツの様子。

この期間の気温(小林農場に設置している温度計で計測)

 最低気温の平均 −6℃くらい

 最高気温の平均 7℃くらい

 平均気温 1℃くらい

この期間の天候

 ずっと晴れ。雨は降らず。大晦日の早朝に、ほんの薄っすらと雪が降って、初雪。

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「杉山・千の一暦」とは

 ・小林農場が所在する栃木県市貝町杉山地区の自然環境に基づいて作られた、地域限定の暦(小林農場が独自に作成)。

 ・1年の始まりを冬至の日とする。

 ・冬至から最初の新月の日を迎えるまでの期間を「初の月」と名付ける。

 ・冬至から1番最初に迎えた新月の日から次の新月の日を迎えるまでの期間を「一の月」と名付ける。

 ・以後、新月を迎える度に「二の月」「三の月」・・・と月を切り替える。

 ・「十一の月」が終わると、その後から再び冬至を迎えるまでの期間を「結の月」と名付けて一年をしめくくる。

 ・それぞれの月で、お月さまが新月から満月へと満ちてゆく期間を「上弦」、満月から新月へと欠けてゆく期間を「下弦」と名付けて2つに分割する。

 ・太陽の運行に基づいて1年を24等分した「二十四節気」も独自に修正しながら活用。冬至から数えた日数で24等分する。

 ・それぞれの季節に見られる植物や動物に基づいた「生物暦」も活用(「桜の花が咲いたら大根の種を播け」など)。

 ・それぞれの季節にふさわしい「言葉」が選出される。または、それぞれの季節にふさわしい歌が選曲される。

2022年1月 2日 (日)

小林農場 百景 「水凍る」

「小林農場 百景」

小林農場付近で見られる印象的な風景を100枚、選出してゆきたいと思います。

(今年の12月に、正式に選出した100枚の「百景」をこのブログにて公表したいと思います。)

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「水凍る」

冬の寒さも本番に突入。

P1050056 P1050058

畑の草も霜で凍っています。

P1040893_20220102093301 P1050047

凍りついている車のフロントガラスには、氷の結晶が咲いています。

P1050069 出荷所の水道の蛇口には「つらら」が形成されます。

 

2022年1月 1日 (土)

この季節の祭事・年賀状、書初め

新年のごあいさつをもうしあげます。どうぞ今年も小林農場 風家(かざいえ)をよろしくお願いいたします。

_20220101_0001 年賀状です。

_20220101_0001_20220101113102 _20220101_0001_20220101113101 書初めです。

 

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