(令和4年1月11日に記入・メールに関する重要なお知らせ)
小林農場のメールのアドレスが変更します。詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。
現在の小林農場の新たなメールのアドレスは、 kobayashikazaie@gmail.com です。
旧アドレス(kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp)のメールは、現在は使用できません。
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野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。
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もっと明るく暮らせるはず 令和3年10月14日
衣替えをして秋の深まりを待つばかりです。皆さま、いかがおすごしでしょうか。
小林農場の地元の市貝町にて、秋も深まる11月7日(日)に青空市「SATOYAMAヘルシーマーケット」が開催され、小林農場も出店させていただきます。皆さんもよろしければ、お越しください。開催の詳細はインターネットでも公開しているので、ご検索ください。
この青空市は毎年、春と秋に開催しています。小林農場を含めた生産者と料理人が協力して、この青空市でしか食べられない独創的な料理を作って会場で販売してきました。前回の春に行われた青空市では来場者の数が予想以上に多く、午前中で料理が完売しました。
青空市の実行委員会はもっとたくさんのボランティアを募集しています。前回の開催では、新型コロナウイルス対策としてボランティアは来場者を一人一人、検温していました。会場は野外で喚起が良く、陽当たりが良くて病原ウイルスが繁殖しにくい環境で行われるのですが、それでも実行委員会は人手をかけてできる限り感染対策を行う方針のようです。
前回、予想以上の来場者が来てくれた原因の一つとして考えられるのが、他の催しがコロナ禍の影響によって開催を自粛していたからでしょう。どこか人が集まる賑やかな場所に出掛けたいとうずうずしていた方々が、市貝町の青空市まで訪れてくれたのでしょう。
「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、人流を抑制する必要がある」と日本政府は国民に呼びかけ、催しを開催して多くの人々が交流できる場を築こうとする者たちは「ウイルス感染を拡大させる危険があるから、開催を自粛するべきだ」と批判を受けることもありました。しかし、「人流の抑制が感染防止に効果がある」ということを証明できる明確な根拠があるわけではなく、人流を抑制しても効果はないと主張する専門家もいます。
子供達が新型コロナウイルスに感染して亡くなったり重症に陥ったりする事例は極めて稀で、ほとんどの子供達はこのウイルスから被害を受けていません。しかしコロナ禍が発生してから自殺する子供達の数が急に増えて、昨年は子供の自殺者数が過去最多となりました。学校の閉鎖など、感染予防対策による様々な自粛が多くの子供達の心に悪影響を及ぼしていると推測されています。子供達は他者と接触しながら成長してゆくので、他者と接触できる機会を自粛しなくていけなくなれば、心は不安定になりやすいのかもしれません。
青空市では、自然豊かな会場の景色に誘われるようにして子供達が楽しそうに駆け回っている姿も見られます。私も子供達が楽しんでくれそうなものを用意して出店するように心掛けています。私はケン玉で遊ぶのが少しだけ得意なので、ケン玉を店頭に置いておきます。前回の青空市ではケン玉の得意な少年が現れて、彼と楽しくケン玉で勝負をしました。
今後も新型コロナウイルスは流行を繰り返すかもしれませんが、簡単に催しを中止したり学校を閉鎖したりしないで、皆が集って楽しめる場を維持してほしいと思います。人は気分が暗くなれば免疫力が落ちて病気にかかりやすくなり、気分が明るくなれば免疫力が上がって病気にかかりにくくなります。自粛は多くの人々の心を暗くして、病人の数を増やすかもしれません。明るい雰囲気を世の中に築いてゆくことが感染症の予防にもなります。
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追記(1月29日記入)
新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が拡大していますが、感染者の多くは無事に回復しています。その被害状況は、普通の風邪やインフルエンザとあまり変わらないように見えます。
今までインフルエンザが流行している時期でも私達は落ち着いて日常生活を維持して、普段通りに外出して、多くの人と接触することを大切にしてきました。インフルエンザ流行時は社会活動を制限したりしなかったのに、なぜ新型コロナウイルスの流行時には社会活動を制限しなくてはいけないのか?国民に行動制限を呼びかけている政府や自治体に説明していただきたいです。
「新型コロナウイルスは変異して未知の変異株を生み出すから危険だ」と説明するかもしれませんが、それはインフルエンザウイルスの場合も同じです。インフルエンザウイルスも変異しやすく、今まで私達は常にインフルエンザウイルスの「未知の変異株」と対峙してきました。インフルエンザウイルスが変異しても、私達は落ち着いて日常生活を維持してきました。
「新型コロナウイルスの感染力は強く、たくさんの感染者が発生してしまって、医療が逼迫してしまう」と説明するかもしれませんが、今までインフルエンザが流行すると1日に10万人以上のインフルエンザ患者が発生する日もありましたが、医療従事者は落ち着いて莫大な数の患者に対処して、医療を崩壊させたりすることはしませんでした。新型コロナウイルスの流行期もインフルエンザ流行期と同じように対処すれば、医療崩壊はしないですむと思います。
現在の新型コロナウイルスに対する医療体制が間違っているから医療が逼迫しやすくなっているわけであって、現在の日本の医療逼迫は、私達の社会がウイルスを過度に恐れてしまったために自ら引き起こしてしまった人災だと思います。新型コロナウイルスのせいにするのはやめたほうがよいです。
私達が医療崩壊を防ぐためにやるべきことは外出を自粛することではなく、政府や自治体や医師会などに現在の新型コロナウイルスに対する医療体制を見直して今までのインフルエンザ流行期と同じように対処してゆくように、強く訴えてゆくことです。
「予防原則」は大切ですが、過度な予防原則は社会や医療を壊してしまうということを今回のコロナ禍で学びました。こんなご時世でもイベントを中止しないで開催して多くの人々が交流できる場を作り出そうとしている方々を、私は応援したいと思います。