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2021年12月

2021年12月31日 (金)

令和3年12月30日・年末特別便 里芋について

12月31日(金)は大晦日のため、野菜セットの出荷をお休みさせていただきます。

12月30日に「年末特別便」をご注文してくださったご家庭に、野菜セットをお届けいたしました。

年末特別便(1000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、里芋、ネギ、白菜、ホウレン草

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P1050010土より掘り出された里芋の株。

P5022224株から芋を一つ一つ分解しながら、出荷。

里芋の株は、中央に大きな親芋が1つ肥大して、親芋から複数の子芋が派生します。

通常は子芋を食べますが、今年は親芋の状態も良くておいしく食べられるので、子芋だけではなく親芋も出荷しています。

親芋も子芋も、同じように料理できます。子芋と比べると親芋は煮崩れしにくくて、ぬめりも少ないです。

里芋は一つの親芋からたくさんの子芋が派生するため、「子孫繁栄」を願ってお正月の料理によく食べられてきました。

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今年も小林農場の野菜セットを一年を通して出荷し続けることができました。野菜セットを定期購入してくださった皆さま、ありがとうございました。

来年は1月3日(月)より野菜セットの出荷が始まります。どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

2021年12月30日 (木)

「医」、「食」よりも前に「菌」があり  令和3年12月29日

「医」、「食」よりも前に「菌」があり  令和3年12月29日

令和3年の歳晩にこの通信を書いています。皆さま、令和4年もよろしくお願いいたします。

  皆さんにお薦めしたい書籍があります。「新型コロナワクチンよりも大切なこと」(講談社ビーシー出版)。著者の本間真二郎さんは、現在は栃木県那須烏山市にある診療所の所長として地域医療に従事していて、ウイルス学やワクチン学に携わってきた経歴もあります。

  新型コロナワクチンは遺伝子操作技術によって早急に開発された「遺伝子ワクチン」であり、従来のワクチンとは全く違う種類のワクチンです。著者はこのワクチンについて「接種後に時間が経ってから表れてくる副作用に関しては全くデータがなく、何が起こっても不思議ではない」と語り、具体的に懸念される副作用について本書で説明しています。

  著者は、「本当はワクチンを接種したくないのだけれども、職場などから接種するべきだと強く言われて、困っている。」という相談を受けることが多いようで、「本書の内容を順序だてて説明すれば、周りの人達からワクチン接種を強要されることはなくなると思う。」と語っています。著者は「新型コロナワクチンを接種するべきではない。」と主張しているわけではなく、「ワクチンを接種する選択も、しない選択も、どちらも尊重されるべきであり、各個人が自由に選択できるようにすることが大切」と主張しています。選択するための判断材料として、ウイルスやワクチンについての基礎知識も本書に書いてくれています。

  著者は、人体が健康を保つには医療よりも前に食事が大切であり、食材となる作物が大切であり、作物の生育に菌の存在が欠かせないと語ります。著者も医療に従事しながら自分の家族が食べる食材を家庭菜園で自給しているようですが、様々な菌が生息しやすいような土作りを心掛けているようです。作物と同じように、人間の体外にも体内にも様々な菌やウイルスが生息していて、それらが体の健康を維持させてくれています。腸内の細菌が食べ物を消化してくれたり、肌に付いている常在菌が雑菌の侵入を防いでくれたりしています。

  ほんの一部の菌やウイルスが人体に病気を引き起こす場合もあるのですが、近年、それらの病原体を排除するために人類は消毒を頻繁に行うようになりました。消毒は病原体だけではなく、あらゆる菌やウイルスを殺します。著者は頻繁な消毒が原因でアレルギー、がん、生活習慣病、発達障害、うつ症などの「現代病」が増加していると分析しています。

  人の目には見えない菌やウイルスはあちらこちらに生息していて、普段から私達はそれらに自然に感染しながら暮らし、感染する度に私達の体はそれらとの付き合い方を学び、自然に免疫を身に付けています。「全ての病気の原因は自然に反した不自然な生活にある。」と著者は強調していますが、頻繁な消毒、ワクチンの接種、外出の自粛、マスクをずっと装着することなど、菌やウイルスと共生することを拒絶してゆくこれらの行為は不自然であり、私達の体に免疫が身につかなくなって、却って病弱になってしまうかもしれません。

  畑の土には特に多様な菌やウイルスが生息していて、私は土に触れてこれらに感染することによってこれらと共生してゆける体質を身に付けています。非常に感染を恐れ、非常にワクチンに依存してゆこうとする私達の社会に一石を投じている本をお薦めいたします。

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追記

厚生労働省によると、今までに日本国内で1400名以上がワクチン接種後に急死していて、それらの死亡はワクチン接種の副作用が原因ではないかと疑われています。大人達だけではなく、子供達がワクチン接種後に急死する事例も出始めています。

新型コロナワクチンの副作用についての報告が出てきているのにも関わらず、大勢の人々がワクチンを接種することを選択しました。それだけ新型コロナウイルスに対して恐れを抱いているのでしょう。

私達は今までずっと、インフルエンザウイルスなどの変異しやすくて多くの人々を殺傷してきた強力な病原ウイルスと共生してきました。それならば私達は新型コロナウイルスとも共生してゆけはずだと、私は思っています。

「新型コロナウイルスは未知のウイルスだから怖い」という人もいますが、発生してから2年も経っているので、もはや「未知のウイルス」ではありません。「基礎疾患のない人達が新型コロナウイルスに感染しても重症化しにくい」「感染しても無症状の人が多い」「特に子供達は新型コロナウイルスに感染しても発症しにくい」などが明確になっています。そして、過度な感染予防対策は私達の社会も経済も文化も壊し、私達の日常生活に甚大な副作用をもたらすことも明確になってきています。

コロナ禍とは天災ではなく、私達が過度にこのウイルスを恐れることによって自ら作り出してしまった人災なのかもしれない。

もしも人災ならば、私達が過度にこのウイルスを恐れることをやめれば、私達はコロナ禍を終わらせることができる。

令和4年、コロナ禍を終わらせる出口を見出してゆきましょう。

2021年12月29日 (水)

小林農場 百景 「宵の明星」

「小林農場 百景」

小林農場付近で見られる印象的な風景を100枚、選出してゆきたいと思います。

(次の12月に、正式に選出した「百景」をこのブログにて公表したいと思います。)

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宵の明星

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日が沈もうとする夕暮れ、西の空に明るく輝く一番星を見つけます。「宵の明星」です。

宵の明星とは、金星のこと。地球上から最もはきっきりと見られる惑星は太陽で、次に月で、その次が金星です。

来年の1月になると宵の明星を見ることができなくなりますが、春になると日の出の時間帯に東の空に「明けの明星」を見ることができるようです。常に公転している地球と金星の位置の関係で、時期によって宵の明星や明けの明星が見られたり見られなくなったりするようです。

 

 

2021年12月28日 (火)

令和3年12月27日の野菜セット・寒波の中の葉物野菜について

12月27日の野菜セットの内容です。

人参、大根、カブ、里芋、鶴首カボチャ、ネギ、白菜、キャベツ、ホウレン草、小松菜、大根の葉

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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日本列島に強い寒波がやって来ています。

小林農場に設置されている温度計を見ると、早朝はマイナス9℃まで気温が下がっていました。

昨日に収穫して出荷所に置いていた野菜も、布団をかぶせて防寒していたのですが、少しだけ凍りかけていました。今後はもっとたくさん毛布や布団をかぶせて、収穫された野菜を念入りに防寒しておいたほうがよさそうです。

早朝が寒いのは当たり前なのでどんなに気温が下がっても自分の体には大したことはありませんが、昼になっても5℃までしか上がらず、1日中ずっと寒いままなのは、さすがに体にこたえます。

空気も乾燥していて、私の踵にアカギレが生じて歩くとズキズキと傷みます。薬用クリームを塗って対処しています。

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ホウレン草などの葉物野菜も、寒くてなかなか生育が進みません。

これからしばらくお届けするホウレン草は、少し小さいです。少し料理しにくいかもしれませんが、寒さに当たって甘味が濃くなったホウレン草をお届けできると思います(野菜には、寒さに当たると甘味が増す性質があります)。

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葉物野菜の上に不織布をかぶせて防寒してみました。これで少しだけ生育も進みやすくなり、大きくて料理のしやすい葉物野菜をお届けしやすくなってゆくと思います。

2021年12月27日 (月)

キリギリス ~小林農場で出会える虫~

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秋の頃に撮影。キリギリス。

キリギリスの鳴き声を録音してみました。よろしかったらお聴きください。鳥の声などが混ざっていて聴き取りにくいかもしれませんが、よーく耳を澄ませてお聴きください。右をクリック。 きりぎりす.wav 

「チッ、ギリギリギリギリ」という鳴き声。最初の「チッ」が舌打ちしているように聞こえます。

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命名百科 ~小林農場で出会える生き物集~

「命名百科」では、小林農場で出会える生き物を写真や挿し絵などで紹介しております。よろしければ、上記をクリックしてご覧ください。

2021年12月26日 (日)

令和3年12月24日の野菜セット・鶴首カボチャで干しカボチャ

12月24日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、里芋、鶴首カボチャ、ネギ、白菜、キャベツ、ホウレン草、小松菜、ターサイ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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秋に収穫して、貯蔵しながら出荷してきた鶴首カボチャも、傷みやすくなり始めてきています。

通常ならばカボチャは常温で保管できますが、今の時期は、すぐに食べきれない鶴首カボチャは冷蔵庫に入れて冷蔵保存したほうがよいかもしれません。

間もなく鶴首カボチャの出荷を終了したいと思います。

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上の写真は、部分的に傷んでしまって商品として出荷できなくなった鶴首カボチャ。

P1050038

商品にはならない鶴首カボチャを、傷んだ部分を切り除きながら、サツマイモから干し芋を作るのと同じ要領で「干しカボチャ」を作ってみることにしました。
果たして上手にできるかどうか。干しカボチャ作りを勉強して、カボチャが全部、傷んで無駄にしてしまう前においしいおやつに加工できればよいです

2021年12月25日 (土)

「未知のワクチン」を打つ必要があるのか  令和3年7月1日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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「未知のワクチン」を打つ必要があるのか  令和3年7月1日

長雨の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  日本国内でも新型コロナウイルス感染症の予防のために大勢の国民への新型コロナワクチンの接種が実施され始め、加速されています。そんな中、450名の医師や議員らが「まだ安全性が十分に確認されていない新型コロナワクチンを大勢の国民に接種してゆくことは疑問だ」と新型コロナワクチン接種中止を求めて厚生労働省に嘆願書を提出しました。

  今回の新型コロナワクチンは今までインフルエンザ予防などで使用されてきた従来のワクチンとは違い、抗体を作り出す遺伝子情報を体内に注入するという、今まで大勢の人々に接種されたことのない新たな種類のワクチンです。その効果や副作用はまだ未知数です。

どのワクチンにも副作用があり、ワクチンを新たに開発して使用する場合はその安全性を十分に確認するために最低でも5年以上かけて治験を行います。しかし今回の新型コロナワクチンは開発されてからわずか1年で大勢の人々に使用されることになりました。

  もしも大勢の人々が病原ウイルスに感染して亡くなってしまうような緊急事態ならば、たとえワクチンに副作用があっても感染拡大を止めることを最優先して多くの人々はワクチンを打ったほうがよいかもしれません。今回のワクチンは新型コロナウイルスの被害が大きかった欧米諸国で急いで開発されて、治験にかける時間を省略して使用されました。

  いっぽう日本では欧米諸国と比べて新型コロナウイルに感染して重症に陥る患者は桁違いに少なく、ウイルスの被害は小さいです。日本では国民全員が安全性の十分に確認されていない未知のワクチンを急いで打たなくてはいけないような深刻な状況ではありません。

  ワクチン接種の後に様々な疾患が引き起こされる場合があることも指摘されています。厚生労働省は日本国内では今までに356人が新型コロナワクチンを接種してすぐに死亡していると報告しています。「これらの死因とワクチン接種の因果関係は不明」と厚労省は説明していますが、基礎疾患のなかった20代の女性がワクチンを接種して4日後に脳出血で急死した事例など、ワクチン接種との因果関係が強く疑われる事例が複数あります。

  私は農薬の副作用を警戒して無農薬栽培を行ってきましたし、10年前の福島第一原発事故によって東日本に拡散された放射性物質にも、最近の遺伝子操作技術によって生産される作物や種子にも、人類が安全性を十分に確認しないまま生み出してきた人工物を警戒してきました。今は新型コロナワクチンにも警戒して、私はワクチンを接種しません。

  私のような人は少数派であり、多くの方々は「新型コロナワクチンの接種は必要」と考えていることは承知しています。ワクチンを接種するのか、接種しないのか、どちらの選択も尊重されるべきであり、各個人が自由に選択できます。ただ、子供達が自分で選択するのは難しいので、代わりに大人達が子供達にワクチンを接種するかどうか、判断することになります。日本国内では20歳以下の子供達が新型コロナワウイルスに感染して亡くなる事例は1例もなく(7月1日時点)、子供達はこのウイルスからあまり被害を受けていません。子供達に副作用があるかもしれない未知のワクチンをわざわざ接種させる必要はないと、私は思います。

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追記(12月25日記入)

12月24日の厚生労働省の報告によると、今まで日本国内で1400名以上が新型コロナワクチン接種した後に急死し、それらの死因はワクチン接種の副作用が原因ではないかと疑われています。大人達だけではなく、子供達が新型コロナワクチン接種後に急死する事例も出始めています。

これだけたくさんの人々がワクチン接種後に急死しているのだから、日本政府はいったんワクチン接種を推進することをやめて、新型コロナワクチンの安全性をじっくりと再検証したほうがよいと思います。しかし、政府は今後もワクチン接種を推進して、接種対象年齢を5歳にまで引き下げる方針のようです。このままワクチン接種を推進してゆけば、ワクチン接種後に急死する人の数が2000人にも3000人にも増えてゆくかもしれません。

せめて1400名以上がワクチン接種後に急死しているという重要な情報を、政府やマスコミはもっと伝えるべきだと思います。この重要な情報を政府もマスコミもあまり伝えようとしないから、1400名以上が接種後に急死している事実を知らないままワクチンを接種することを選択する人もたくさんいると思います。

政府は「新型コロナワクチンは従来のワクチンとは違う未知のワクチンであり、接種された人の健康に今後どのような影響を及ぼすのか、まだよく分かっていない」「ワクチン接種後には副作用が発生する場合もあり、最悪の場合はワクチン接種後に急死することもあるかもしれない」という重要な情報を国民に周知させてから、「それでもワクチンを接種したほうがよい理由」を説明していってほしいと思います。

2021年12月24日 (金)

令和3年12月20日の野菜セット・小林農場 風家(かざいえ)10周年記念文集

12月20日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、聖護院大根、カブ、里芋、鶴首カボチャ、ネギ、白菜、キャベツ、ホウレン草、小松菜、大根の葉

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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令和3年は、小林農場設立10周年でもありました。

10周年を記念して、過去10年間に書いた農場通信の中から40通ほどを選出して文集を作ってみました。小林農場の野菜セットを定期購入してくださっているご家庭にお届けしてまいりました。

この度、増刷して、第2刷が完成しました。まだ文集をお届けしていないご家庭にもお届けしてまいりたいと思います。

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野菜セットには毎回、野菜といっしょに農場通信もお届けしております。

もともと私は文章を書くのが好きで、仕事というよりも趣味で農場通信を書いています。

自分の趣味を仕事に生かせるのは幸せなことだと、いつも思っています。

2021年12月23日 (木)

トノサマガエル ~小林農場で出会える生き物~

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梅雨の頃に撮影。トノサマガエル。小林農場のあちらこちらでよく見かける蛙です。

Dscn3284 梅雨にはあちらこちらの水溜りで、トノサマガエルが群れていました。

私がその付近を歩く度に、蛙がピョンピョンと跳ね回っていました。

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命名百科 ~小林農場で出会える生き物集~

「命名百科」では、小林農場で出会える生き物を写真や挿し絵などで紹介しております。よろしければ、上記をクリックしてご覧ください。

2021年12月22日 (水)

「杉山・千の一暦」 初の月・下弦

本日は冬至。

小林農場が独自に作った暦「杉山・千の一暦」では、本日より「初の月・下弦」が始まります。

初の月・下弦

 期間:新暦の令和3年12月22日から令和4年1月2日まで(冬至の日から新月を迎える日まで)

 この期間に出会えそうな生き物:

  キツツキ(コゲラなど)、ハクセキレイ、カモ(マガモなど)、甲虫(カブトムシなど)の幼虫、冬木立の巨木(ケヤキなど)、春草(ハコベなど)

 この期間に使われる「言葉」

  短日、初雪、虎落笛、枯野、山眠る

 この期間に写真に収めたい風景 

  ・霜で凍てつく畑と作物

  ・巨木の周りで積もった落ち葉

  ・初雪が降ったら、初雪の様子

 この期間の祭事:

  「干しカボチャ作り」「餅つきと鏡餅作り」「年賀状作り」「書初め」 「大掃除・断捨離祭」 

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「杉山・千の一暦」とは

 ・小林農場が所在する栃木県市貝町杉山地区の自然環境に基づいて作られた、地域限定の暦(小林農場が独自に作成)。

 ・1年の始まりを冬至の日とする。

 ・冬至から最初の新月の日を迎えるまでの期間を「初の月」と名付ける。

 ・冬至から1番最初に迎えた新月の日から次の新月の日を迎えるまでの期間を「一の月」と名付ける。

 ・以後、新月を迎える度に「二の月」「三の月」・・・と月を切り替える。

 ・「十一の月」が終わると、その後から再び冬至を迎えるまでの期間を「結の月」と名付けて一年をしめくくる。

 ・それぞれの月で、お月さまが新月から満月へと満ちてゆく期間を「上弦」、満月から新月へと欠けてゆく期間を「下弦」と名付けて2つに分割する。

 ・太陽の運行に基づいて1年を24等分した「二十四節気」も独自に修正しながら活用。冬至から数えた日数で24等分する。

 ・それぞれの季節に見られる植物や動物に基づいた「生物暦」も活用(「桜の花が咲いたら大根の種を播け」など)。

 ・それぞれの季節にふさわしい「言葉」が選出される。または、それぞれの季節にふさわしい歌が選曲される。

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このブログでは今後、「杉山・千の一暦」に基づいて、小林農場周辺の移り変わってゆく季節の風景をお届けしてまいりたいと思います。

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2021年12月20日 (月)

令和3年12月20日の野菜セット・防寒作業が終了

12月20日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、聖護院大根、カブ、里芋、鶴首カボチャ、ネギ、白菜、キャベツ、ホウレン草、小松菜、春菊

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P1050005 大根を収穫して、防寒のために貯蔵穴に埋めている様子。

12月19日にようやく、カブ、人参、大根、里芋、白菜などの防寒作業をほぼ、終了いたしました。

この週末に「年末寒波」がやって来て、12月19日の早朝は-8℃まで気温が下がりました。もしも大根やカブの防寒作業がまだ終わっていなかったら、この寒波でずいぶんと凍らせてしまっていたでしょう。

昨年は12月15日に年末寒波がやって来て、まだ防寒を終わらせていなかった大根やカブや里芋が凍ってしまい、それらの多くを出荷することができませんでした。

防寒作業は12月10日くらいまでに終わらせたほうが安全です。大晦日やお正月にも必死で里芋や大根の防寒作業を行っていた前回と比べれば今回は早く防寒作業を終わらすことができましたが、本当はもっと早く終わらせたかったです。今年の冬は年末寒波がやって来るのが遅くて助かりました。

P1050010 収穫された里芋の株(中央の親芋の周りに、複数の子芋がつく)。

P1050020 防寒のため、里芋の株を貯蔵穴に積んでいる様子。

P1050025 収穫された白菜。

P1050029 収穫された白菜を一つ一つ新聞紙で包んで、倉庫に移して防寒。

 

2021年12月17日 (金)

令和3年12月13日の野菜セット・ワクチン接種より大事な食生活

12月13日の野菜セットの内容です。

人参、大根、カブ、里芋、鶴首カボチャ、ネギ、白菜、キャベツ、ホウレン草、小松菜、春菊

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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コロナ禍が発生してから、「病気を予防するために免疫力を維持させることが大事」という考えが浸透してきました。

免疫力を維持させるには健全な食生活を送ることが大事だと私は考えています。以下は、私が教わった「免疫力を維持するのにも良い食生活」です。

 ・よく噛んで食べる

 ・食べすぎず、「腹八分」くらいにする。

 ・できるだけ発酵食品(みそ、漬物など)を取り入れる。

 ・できるだけ「丸ごと」食べる(野菜は外皮を除かずにいっしょに食べる。米はヌカを除かずに玄米で食べる)

 ・その季節の旬の食材を食べる。

農薬などの人工物は人の体に副作用を与える場合もあるので、無農薬栽培の食材を食べたほうがよいと思います。

新型コロナワクチンのような人工物にも副作用があるかもしれません。私は自分の畑には農薬を散布しませんし、自分の体には新型コロナワクチンを接種しません。

畑に農薬を散布する度に害虫は変異して農薬が効きにくくなります。同じように、ワクチンを接種してもやがてウイルスは変異してゆき、ワクチンが効きにくくなります。変異しやすい虫やウイルスを農薬やワクチンなどの人工物で対処してゆくのは無理なのではないかと、私は思います。ウイルスが変異する度にワクチンを新たに接種するように呼びかけられていますが、接種を繰り返す度に副作用の危険性も増してゆくと思います。

厚生労働省の報告によると、今までに日本国内で1300人以上が新型コロナワクチンを接種した後に急死し、それらの死亡はワクチン接種の副作用が原因ではないかと疑われています。大人達だけではなく、子供達がワクチン接種後に急死する事例も出始めています。

新型コロナワクチンは遺伝子操作技術によってわずか1年で早急に開発されて使用されているワクチンで、従来のワクチンとは全く違う「未知のワクチン」であり、接種された人の体に今後、どのような影響を与えるのかは未知数です。普段から農薬や遺伝子組み換え作物やゲノム編集食品などの安全性に疑問を感じている人達は、新型コロナワクチンの安全性に対しても疑問を感じて接種をしていないかもしれません。

新型コロナワクチンを接種した後にも新型コロナワクチンに感染して発症した人もたくさんいます。感染症予防で大事なのはワクチン接種よりも食生活であり、ワクチンを接種しても食生活が乱れていれば感染症に罹りやすくなり、ワクチンを接種しなくても食生活が健全ならば感染症に罹りにくくなると、私は考えています。

農薬で害虫を駆除しながら作物を育てるのではなく、健全な土作り(食生活)を行うことによって害虫にも負けない健全な作物を育てるように心掛けています。

 

 

2021年12月15日 (水)

ヤマユリ ~小林農場周辺で出会える花~

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夏の頃に撮影。近所に自生しているヤマユリ。毎年、夏になると同じ場所できれいな花を咲かせて、周りに香ばしい香りを送っています。ヤマユリは日本の広い地域で自生している、多年草の植物です。

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命名百科 ~小林農場で出会える生き物集~

「命名百科」では、小林農場で出会える生き物を写真や挿し絵などで紹介しております。よろしければ、上記をクリックしてご覧ください。

 

2021年12月13日 (月)

令和3年12月10日の野菜セット・サトイモの料理方法・食べ方

12月10日の野菜セットの内容です。

人参、大根、カブ、里芋、鶴首カボチャ、ネギ、白菜、キャベツ、ホウレン草、小松菜、春菊

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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里芋を出荷し始めています。

里芋の扱い方について紹介しているページを以下にご紹介します。クリックしてご覧ください。

 [里芋]皮むきや下ごしらえのコツ(カゴメ)

 さといもの剥き方で1番簡単なのは?生・茹で・レンジ加熱で検証!

 ・里芋の保存方法

 ・むきやすい皮のむき方

 ・下ごしらえの方法(むめりの取り除き方や、手がかゆくならないための対処方法など)

などが掲載されています。

私もどのように里芋を料理すればおいしくて楽なのか、いろいろと試してみて、農場通信でお伝えしたいと思います。

2021年12月12日 (日)

生命力溢れる土着の生き物たち 令和3年6月25日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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生命力溢れる土着の生き物たち 令和3年6月25日

梅雨晴れの候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  小林農場の畑のすぐ隣にはマダケという竹がうっそうと茂って竹林を形成しているのですが、梅雨が始まる頃になると竹林から畑へと地下で茎を水平に伸ばして、畑のあちらこちらで地下茎から地表にタケノコをポコポコと生やします。タケノコの生育は早く、あっという間に人の背丈よりも高くなり、そのまま放っておくと畑はマダケに占領されて竹林になってしまいます。モグラ叩きのように次々に生えてくるタケノコを刈る必要があります。

  先日、刈り取ったタケノコを持ち帰って、外皮を取り除いて茹でて、タケノコご飯にしたり味噌汁に入れてみたりして食べてみました。人間が何も世話をしなくても勝手に生えてくれるのだから、考えてみたらこれほど簡単に入手できる食材は滅多にありません。

最も一般的に販売されているタケノコはモウソウチクという種類の竹から生えてくるタケノコで、料理する前に長い時間をかけて茹でてアクを抜く必要があります。小林農場の周辺でもモウソウチクの竹林があってタケノコを掘り取ることができるので、野菜セットにタケノコを加えてみようと思ったことがありましたが、タケノコは下処理に手間のかかる食材なので届けられても喜んでくださるご家庭は多くはないだろうと思ってやめました。

モウソウチクのタケノコと比べるとマダケのタケノコはアクが少なく、刈り取ったばかりの新鮮なタケノコならばアク抜きをしなくても料理ができます。このタケノコならば野菜セットに入れてもよいかもしれないと思い、色々と料理をして試食しています。刈り取った後にどれくらい保存が効くのか確かめて、商品として出荷できるのか検討しています。

小林農場の畑の一部にはスギナが群生しています。スギナは杉の葉のような形をした雑草で、竹と同じように地下で縦横無尽に地下茎を伸ばして何年も生き続けて、毎年、地下茎から芽を伸ばして畑のあちらこちらに生えてきます。トラクターで畑を耕して地表の草を駆除しても、スギナの本体である地下茎まではトラクターの刃が届かず、たとえトラクターの刃でバラバラに分断されても散らばった欠片が再び新芽が伸ばして「分身」を拡散します。スギナが繁茂している畑では地下茎に地下を占領されてしまい、作物の生育は悪いです。

スギナのような雑草を嫌う農家は多いですが、人間よりも長くその土地に生息してきたそれらの雑草からすれば、人間に邪魔者扱いされる筋合いはありません。昔の人はこれらの土着の草を摘んで乾燥してお茶にして飲んだり、生薬の原料にしたり、生活に必要な生き物としても大事に扱っていたようです。タケノコも大事に掘り取って食べられていましたが、今はタケノコを自分で掘り取る人が少なくなり、里山では竹林が拡大して荒れています。

私の住まいの周りではタンポポやオオバコなどの草が生えてきますが、実はこれらの何気ない草も食用や薬草として利用できます。最近は異常な気候が続いて畑で作物を栽培しにくくなってきていますが、野山で自生する土着の植物はどんな気候でもたくまし生きています。本当は土を耕して手間をかけて作物を栽培するよりも、その土地に自生している植物をそのままいただくほうが、自然環境と調和した暮らし方と言えるのでしょう。

2021年12月10日 (金)

夏野菜を学び直す   令和3年6月17日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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夏野菜を学び直す   令和3年6月17日

短夜の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  関東地方も梅雨に入り、これから空気が蒸してゆきます。これまで出荷してきたレタスやブロッコリーやカブなどの春の野菜は高温で多湿の気候では傷みやすくなり、間もなく出荷が終了するでしょう。高温多湿に強いキュウリやナスなどの夏の野菜が代わりに収穫され始めないと、この時期に出荷できる野菜の種類が極端に減ってしまいます。

  この時期に夏野菜を収穫するには、5月上旬には夏野菜の苗を畑に植える必要があります。しかし5月上旬はまだ早朝が冷え込む日もあり、寒さに弱い夏野菜の苗を無事に畑に植えるには十分な気温ではありません。そこで多くの農家は夏野菜の苗を植える前に畝を立ててビニール資材で畝を覆って、畝の地温を予め温めておいてから苗を植えます。

  気温が高い時に苗を植えれば苗はビニール資材に頼らなくても自分の力だけで根を張りやすくなるのではないかと考えて、私は気温が安定して暖かくなる5月下旬になってから苗を畑にそのまま植え、畝をたてたりビニール資材を張ったりする手間を省きました。

  苗を植える時期を遅らせば収穫時期も遅れます。早い農家は6月からナスやピーマンなどの収穫を始めますが、小林農場の畑ではまだ苗は小さなままです。去年も小林農場はナスやピーマンの収穫が遅れ、まともに収穫できるようになったのは梅雨が明けた後でした。

  育苗ハウスでポットの中で育てられた苗が畑へ巣立ってゆくことは苗にとっては一大事であり、その時に円滑に苗が畑に根付けるかどうかで、その後の生育に勢いがつけられるかどうかが決まるようです。畝もたてず、ビニール資材も張らずに、そのまま畑に苗を植えてゆくだけの私の植え方だと苗には過酷なようで、植えられた後の苗の生育に勢いがありません。今年もナスやピーマンが収穫されるまで、時間がかかりそうな様子です。

畝をたてれば苗の根の周りの排水は良くなり、日光を受け止める地表の面積も増えて地温が保たれやすくなります。ビニール資材で地表を覆えば苗の根を風雨に直撃されて傷んでしまうことを防げます。やはり苗を植える時には手間を省かないほうがよさそうです。

夏野菜で最も早く収穫時期を迎えるのがズッキーニです。上手に育てれば梅雨が明けた後も収穫し続けられるのですが、小林農場の畑では毎年、ズッキーニは短命で終わります。調子良く収穫できるのは最初の2週間くらいだけで、後は収量がどんどん落ちていって回復することはなく、やがて病気に罹って枯れてゆくズッキーニの株が続出してゆきます。

苦手としてきたズッキーニ栽培を克服するために栽培の手引書を改めて読み返してみました。「いらなくなった葉はかきとって、できるだけ風通しを良くする」など、自分にも簡単に行える改善策がまだまだあることを学びました。ナスなどがしばらく収穫できないのであれば、ズッキーニをできるだけ長く収穫できるように手間をかけたいと思います。

レタスなどの春の作物は「草」みたいなもので、「草」は放任していても勝手に生育しやすいです。いっぽうでナスやズッキーニなどの夏の作物は「樹」みたいなもので、「樹」は人間が整枝したりするなど細やかな管理が必要になることを再確認しているところです。

2021年12月 7日 (火)

令和3年12月6日の野菜セット・鶴首カボチャについて

今回の内容です。

じゃが芋、人参、聖護院大根、カブ、鶴首カボチャ、ネギ、白菜、キャベツ、ホウレン草、小松菜、春菊

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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「鶴首カボチャ」です。左上の写真は、未熟で緑色をした鶴首カボチャ。これが熟すと右上の写真のように肌色に変わります。

カボチャの実が肌色に完熟してから畑より収穫するようにしましたが、鶴首カボチャは熟す時期がみんなバラバラで、熟さない実もたくさんあって、未熟で緑色のままで収穫することになった実もたくさんありました。

熟すと甘味が増します。でも、未熟な緑色の鶴首カボチャもおいしく、完熟の鶴首カボチャと比べれば甘味は控え目ですが素朴で優しい甘味が漂い、食感がねっとりとしておいしいです。

やはりカボチャは甘味が強いほうが良いだろうと思って、先週までは肌色に熟した鶴首カボチャを出荷してきました。ただ、収穫してから長く貯蔵しているうちに中実が柔らかくなりすぎたようで、、料理をしてみるとやたらと煮崩れしやすくなり、これではせっかくの強い甘味もぼやけてしまいます。

今週より未熟な緑色の鶴首カボチャを出荷してみることにしました。料理してみると食感が良く、完熟した鶴首カボチャよりも料理がしやすいと思いました。

同じ品種のカボチャでも、未熟な状態と完熟した状態で味が全然違います。収穫されて貯蔵している最中にも食味は変化してゆきます。鶴首カボチャは、なかなか出荷してゆくのに「かけひき」が必要な品種だと思います。常に試食してみてその食味を確認しながら出荷してまいりたいと思います。

おそらく鶴首カボチャが貯蔵できるのは12月末まで。その後は、白い色をした冬カボチャが野菜セットに登場します。、

2021年12月 5日 (日)

令和3年12月3日の野菜セット・冬に入った畑の様子

12月3日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃが芋、人参、聖護院大根、カブ、鶴首カボチャ、ネギ、キャベツ、ブロッコリー、サンチュ、ホウレン草、春菊

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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季節は冬に突入。連日、早朝には畑が霜で凍りつくようになりました。

P1040926 霜で凍りつくホウレン草の畑。

しかしこの程度の霜では、ホウレン草は凍死したりはしません。抜群に寒さに強い葉物野菜です。

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左上の写真は11月上旬頃のサトイモの葉が伸びていたサトイモ畑の様子。右上の写真は12月に霜で葉がすっかり枯れたサトイモの様子。背の高い夏草は、霜に当たって霜焼けして、焼き尽くされるようにして派手に枯れてゆきます。

霜が降りるほど寒くなれば、野菜の味も寒さに当たって濃くなります。サトイモの味も食べ頃を迎えているでしょう。

2021年12月 4日 (土)

月の満ち欠けの暦・神無月の風景(11月5日~12月3日)

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。

以下に太陰暦の神無月の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)

神無月(かんなづき)

 期間:今年の場合は11月5日の新月の日から、12月4日の新月の前日まで。

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季節は冬に突入。連日、早朝には畑が霜で凍りつくようになりました。

P1040926 霜で凍りつくホウレン草の畑。

しかしこの程度の霜では、ホウレン草は凍死したりはしません。抜群に寒さに強い葉物野菜です。

P1040878 P1040958

左上の写真は11月上旬頃のサトイモの葉が伸びていたサトイモ畑の様子。右上の写真は12月に霜で葉がすっかり枯れたサトイモの様子。背の高い夏草は、霜に当たって霜焼けして、焼き尽くされるようにして派手に枯れてゆきます。

霜が降りるほど寒くなれば、野菜の味も寒さに当たって濃くなります。サトイモの味も食べ頃を迎えているでしょう。

P1040946 日が沈み始める夕暮れの頃に、

P1040845 畑の周辺の紅葉がスポットライトを浴びたように輝きます。

里山での紅葉の見頃の時間帯は、赤い夕日がさして紅葉をさらに赤く染めてゆく夕暮れ時だと、私は思っています。

P1040945

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我が家の目の前に鎮座しているコブシの巨木も、落葉の時期を迎えています。

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全ての葉を落としきる前からすでに、フサフサとした毛に包まれた冬芽を膨らませていました。

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この季節に聞きたい歌 それぞれの都道府県のご当地曲

全国の各都道府県には、それぞれの地域で親しまれている「ご当地曲」があります。年の暮れには、それぞれの地域にどんなご当地曲があるのか調べてみてみるのもおもしろいかもしれません。

ご当地曲の例

 ・各地のお祭りで踊られる音頭などがご当地曲として親しまれています。徳島県のご当地曲「阿波踊り」、高知県のご当地曲「よさこい節」、福岡県ご当地曲「炭坑節」などがあります。

 ・童謡などもご当地曲として親しまれています。野口雨情の出身地である茨城県のご当地曲「七つの子」、高野辰之の出身地である長野県のご当地曲「朧月夜」などがあります。

 ・ドラマや映画などの主題歌もご当地曲として親しまれています。北海道のご当地曲「北の国から」、東京都のご当地曲「男はつらいよ」などがあります。

 ・「ご当地ソングの女王」と呼ばれている演歌歌手といえば、水森かおり。福井県のご当地曲「東尋坊」などの多数のご当地曲を歌っています。私の中では「ご当地ソングの女王」といえば、石川さゆり。青森県のご当地曲「津軽海峡・冬景色」、静岡県のご当地曲「天城越え」、石川県のご当地曲「能登半島」などを歌っています。

 ・小林農場の地元、栃木県のご当地曲には何があるのか?私の中では栃木県のご当地曲といえば「日光和楽音頭」ではなく、「渡良瀬橋」でもなく、「八木節」だと思います。「八木節」は群馬県のご当地曲でもありますが、私の中では群馬県のご当地曲といえば「夏の思い出」です。

現在、私は選曲集「ご当地曲47選」を趣味で作成しています。47の都道府県からそれぞれ1曲ずつ、全部で47曲のご当地曲を私なりに選曲して、この冬に公表できればよいと思います。

私も小林農場のご当地曲「風家(かざいえ)節」を独自に作成してみました。

風家(かざいえ)節  作詞・作曲/小林武

わたしゃ 家になる前に

幾多の風が 吹き抜けて

わたしゃ 風に乗らずに

家になって 骨埋める

人生 一度 歌わないなんて

歌を風に乗せりゃいい (セイ)

照れない 恥じない どんびっしゃい (ヨッシャイ)

いらっしゃい いってらっしゃい どんびっしゃい (ソレ)

どんびっしゃい

よろしければ右をクリックしてこの曲をお聴きください。風家(かざいえ)節.wav

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次の季節は 霜月(しもつき)

  期間:今年の場合は12月4日の新月の日から、1月3日の新月の前日まで。

霜月での小林農場周辺の注目すべき風景

 ・連日、早朝になると畑が霜で凍る。

 ・虫の鳴き声が聞こえなくなる。鳥の鳴き声も聞こえなくなり、カラスの鳴き声ばかりが聞こえるようになる。

 ・雑木林や巨木の周りの地面が、落ち葉で覆われる。

 ・堆肥などの中からは、カブトムシ、クワガタムシ、コガネムシなどの甲虫の幼虫がよく見つかる。

 ・12月22日に冬至を迎えて、以後、再び日が長くなってゆく。

 ・もしかしたら雪が積もるかもしれない。

2021年12月 3日 (金)

令和3年11月29日の野菜セット・秋冬の葉物野菜について

11月29日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃが芋、人参、大根、カブ、鶴首カボチャ、キャベツ、ブロッコリー、サンチュ、ホウレン草、春菊、ショウガ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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写真の右側は9月下旬に種を播いて育てた小松菜。左側は10月に入ってから種を播いて育てた小松菜。

P1040955

9月に種を播いて育てた小松菜は、葉を虫に食われて穴だらけにされました。このように穴だらけになってしまうと、商品として出荷しにくいです。

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10月に種を播いて育てた小松菜は虫にほとんど食われずに穴がなく、きれいです。11月下旬には収穫時期を迎えていましたので、そろそろ小松菜も出荷し始めたいと思います。

9月はまだ害虫の活動が活発のようで、小松菜などの葉物野菜は虫に食われやすいです。10月に入れば害虫の活動が落ち着くようで、10月以降に小松菜の種を播けば、無農薬栽培でも虫食われ穴のないきれいな小松菜を出荷できます。

冬はホウレン草や小松菜や水菜などの葉物野菜を出荷できると思います。冬に入るまでは、春菊や大根の葉やフダンソウなど、比較的に虫に食われにくい葉物野菜を出荷できるようにするとよさそうです(春菊は寒さに弱いので、間もなく出荷が終了します)。

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