令和3年11月15日の野菜セット・秋冬のカボチャについて
11月15日の野菜セット(2000円セット)の内容です。
じゃが芋、人参、大根、カブ、鶴首カボチャ、キャベツ、サンチュ、水菜、春菊、ショウガ、ブロッコリーまたはカリフラワー
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。
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小林農場が出荷しているカボチャの品種は「鶴首カボチャ」。鶴の首のように細長い形をしたカボチャです。
左上の写真は、まだ未熟な状態の実。肌は緑色です。
これが熟すと右上の写真のように肌色に変わります。
たいていのカボチャの品種の実はいっせいに熟して、いっせいに収穫されます。
ところが鶴首カボチャの実は熟す時期がバラバラなので、何回もカボチャ畑に入って熟した実を探し出しながら収穫しました。
11月に入ってからカボチャ畑では、それまで青々と茂っていた鶴首カボチャの葉が枯れました。
葉も枯れて、これ以上に実が大きく生育することはないと思い、霜に当たって実が傷んでしまう前に全ての実を畑より収穫しました。
完熟していない緑色の未熟な実も全部、収穫しました。鶴首カボチャの実は未熟でもおいしく食べられます。熟した実と比べれば甘味は控え目ですが、栗のような素朴な甘味を楽しめます。
完熟してから収穫したほうが味は濃くて甘いので、できれば完熟させてから実を収穫したかったです。もっと早く鶴首カボチャの種を播けば、もっと早く実が熟して、もっとたくさん熟した実を収穫できるようになるのかな?
今年の10月から11月上旬まで、出荷できるカボチャが少なくて、一部のご家庭にしかカボチャをお届けできませんでした。昨日、鶴首カボチャをたくさん確保しましたので、今後は全てのご家庭に鶴首カボチャをお届けしてゆくことになるでしょう(来年は10月にも全てのご家庭にお届けできるように、カボチャの苗をもっとたくさん植えてみようと思います)。
また、10月には白い皮の「白爵カボチャ」もたくさん収穫されています。このカボチャはクリスマス以降に熟して食べ頃を迎えて、来年の2月まで貯蔵しながらおいしく食べられます。今後、来年の春まで、カボチャが野菜セットで活躍してくれることでしょう。
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