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2021年11月21日 (日)

真に健康な生活を俯瞰して探る   令和3年6月3日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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真に健康な生活を俯瞰して探る   令和3年6月3日

入梅の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  先週の日曜日に小林農場の地元で青空市が開催されて、小林農場も出店して野菜を店頭販売させていただきました。毎年開催されている青空市なのですが、去年はコロナ禍のために開催が断念されて、2年ぶりの開催となりました。久しぶりなので来場者も少ないかもしれないと思っていたら、いつもよりもたくさんの来場者が会場まで来てくださいました。

  地元の料理人の皆さんがそれぞれ独創的な料理を作って販売していたので、私も昼食時に皆さんの店舗を回って食べ歩くつもりでいましたが、午前中に全ての料理が売り切れていました。会場に設置されている舞台にも多くの来場者が集まり、地元の音楽家による演奏や歌に拍手や歓声を送っていました。久しぶりのお祭りの熱気に浸って、楽しみました。

  「今回、来場者が多かったのは、他の催しが自粛しているからかもしれないね」と出店者同士で話しました。コロナ禍が発生してから1年以上経っても自粛する催しは多いです。

  コロナ禍の中、日本の医療は逼迫してしまい、日本政府は国民に外出を自粛することを要請しています。日本と比べて欧米諸国では新型コロナウイルス感染症の患者数が桁違いに多いのですが、医療は維持されています。患者数が桁違いに少ない日本で、なぜ医療が逼迫するのか。様々な人達が「日本での医療逼迫は新型コロナウイルスのせいではなく、日本の医療体制が間違って引き起こされた人災だ」と指摘して、その改善策も提言しています。

しかし日本政府や医師会は医療体制を改善することに力を注がず、代わりに国民に外出を自粛させることばかりに力を注いできました。医療逼迫は医療体制を改善することによって解消してゆく問題であり、私達が外出を自粛すれば解消できるような問題ではありません。医療が崩壊してしまうことを防ぐために私達がやるべきことは政府からの自粛要請に従うことではなく、早く医療体制を見直すように政府や医師会に訴え続けることです。

  東京の私の実家で暮らしている父と母は間もなく80歳になりますが、ときどき小林農場まで遊びに来て、里山の美しい自然を堪能しています。今も父と母は、緊急事態宣言が続く東京で基礎疾患を抱えながら暮らしていますが、今後も小林農場を訪れて豊かな自然に癒されながらくつろいでもらえるように、農場をきれいに管理しておきたいと思います。

  高齢の親がいる人の中には「親に会って新型コロナウイルスをうつしてしまうのが怖いので、しばらく会うのを控えたほうがよい」と考える人もいますが、人間には寿命があり、親もいつまでも生きているわけではないので、会える時に会っておいたほうがよいと私は考えます。高齢者も自分の子供や孫との会話を楽しむことによって自己免疫力が高まり、ウイルスに感染しても発症させずに元気なまま暮らし、寿命も延びたりするかもしれません。

  コロナ禍において「自粛を強めるほうがよい」という意見と、「過度な自粛はやめるべきだ」という意見がありますが、私は直感的に後者のほうが正しいと感じます。前者はウイルス感染を防止することのみを考えて導かれた意見のように感じますが、後者は「人間にとって真に健康で幸せな暮らしとは何か」と俯瞰して考えて導かれた意見のように感じます。

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